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ミャンマーの女性の裁縫教室を応援して下さい #ブリッジエーシアジャパン

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

わたしたちの団体では、避難民や少数民族の多いミャンマー・ラカイン州にてインフラ整備や生活収入向上のための活動を行っています。昨年2月のクーデター以降、現地での活動には多くの制約がありますが、そうした中でも、できる限りの支援策を再開し始めており、「女性たちのための裁縫教室」もそのひとつです。

現在の支援総額

915,000

45%

目標金額は2,000,000円

支援者数

82

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/10/14に募集を開始し、 82人の支援により 915,000円の資金を集め、 2022/11/30に募集を終了しました

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キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

ミャンマーの女性の裁縫教室を応援して下さい #ブリッジエーシアジャパン

現在の支援総額

915,000

45%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数82

このプロジェクトは、2022/10/14に募集を開始し、 82人の支援により 915,000円の資金を集め、 2022/11/30に募集を終了しました

わたしたちの団体では、避難民や少数民族の多いミャンマー・ラカイン州にてインフラ整備や生活収入向上のための活動を行っています。昨年2月のクーデター以降、現地での活動には多くの制約がありますが、そうした中でも、できる限りの支援策を再開し始めており、「女性たちのための裁縫教室」もそのひとつです。

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マウンド―事業担当の相葉です。私たちがこの裁縫教室を実施するのは、ミャンマーのラカイン州、マウンドー郡です。今日はこのマウンドーという場所についてご紹介させて頂きます。まず、私たちが活動をおこなうミャンマーですが、正式な国名はミャンマー連邦共和国。東南アジア西部に位置し(ざっくり言うと、タイの左、インドの右)、国の面積は676,570㎢で(日本のおよそ1.8倍)、人口は約5,753万人と推計されています。当事業の活動地であるラカイン州は、ミャンマーの西端に位置し、北部はバングラデシュと国境を接しています。面積は36,778㎢で(九州とほぼ同じ)、人口は2014年の調査では300万人以上というデータがありますが、難民の流出等により正確な数の把握は困難な状況にあります。ミャンマーは7つの州と7つの管区・1連邦領で構成されており、全体の面積が日本の1.8倍あります。ラカイン州は連邦領を除く14の州・管区の中では8番目の大きさですが、そのラカイン州でも九州と同じほどの大きさがあるのです。ラカイン州内は5つの県で構成されており、マウンドー県はその最北部に位置し、マウンドー郡とブティダウン郡で構成されています。ラカイン州は、州全体では60%が仏教徒で、イスラム教徒が35%ほどといわれています。しかしラカイン州北部には潜在的に多くのムスリムが住んでおり、住民の90%がイスラム教徒だといわれています。もちろんマウンドー県内にも都市部と農村部があり、そういった地域によっても民族構成は変わってきます。しかし、こうした民族や宗教の入り組んだ状況が、この地域で起きる様々な問題の一因となってきたという背景があります。私たちのおこなう裁縫教室は、裁縫技術を提供する場だけでなく、普段異なるコミュニティで暮らす異なる民族の人々を分け隔てなく生徒に迎えることで、裁縫教室の場を通じた相互理解を深め、将来的な平和共存の一助となることを目指すものです。今回の教室でも10名のラカイン族、8名のムスリム、2名のヒンドゥの生徒たちが参加しています。生徒たちのインタビューは前回の活動報告ページからご覧いただけますので、是非ご覧いただき、現地の教室の雰囲気を見て頂ければと思います。皆様のお気持ちがこの事業を継続していくための大きな力になります。ぜひ引き続き応援をよろしくお願いします!!初日の開校式の写真。みんなの服装がとてもカラフルです。それまでは職員の出入りだけしかなかったマウンドー事務所ですが、裁縫教室が始まったことにより、事務所全体に活気がでるようになりました。ちなみにみんな腕を組んで怒っているのではありません。ミャンマーでは腕を組むことは相手に敬意を示す意味があります。


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こんにちは。事務局長の新石正治です。裁縫教室の参加者インタビュー第三弾をお送りします。今回はラカインの方です。撮影時期は前回と同じ、基礎コースが終わる8月に行ないました。日本語字幕入りです。さっそくご覧ください。あいかわらずインタビュアーの現地スタッフが話を引き出そうと長めにしゃべっていますが、参加者の方は余計なことはしゃべらず、普通に答えてくださっています。これが大正解です。ありのままにしゃべっている様子から、どれだけのことを感じられるかがNGO職員にとっての勝負だからです。動画をご覧いただく皆さまにも、ポツポツと語られる言葉から、教室のざわめきから、いろいろなことを想像し、現地の状況や活動の「普通」な雰囲気を感じ取っていただけたらうれしいです。さいごに。ラカイン州北部での戦闘は収まる気配がありません。先日も爆発や銃声の響きが事務所まで聞こえてきたと報告を受けました。マウンドーの町中は基本的には安全とのことですが、心配しています。この裁縫教室の空間が、地域の人々にとって、そして彼女たちにとって、もちろん私たちにとっても、どれだけ貴重であったか、あらためて噛み締めています。皆さま、どうか私たちの活動を見守っていただき応援してください。どうぞよろしくお願いします。事務局長 新石正治 拝教室のある中心部から少し離れると、美しい田園風景が広がっている場所です。


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こんにちは。事務局長の新石正治です。裁縫教室の参加者インタビュー第二弾です。今回はムスリムの方です。基礎コースが残すところ7日ほどのタイミングの8月頃に撮影しました。インタビュアーはBAJ現地スタッフです。前回もそうでしたが、今回も緊張気味です(笑)なんとか話を引き出そうと、いろいろしゃべっていますが、はたしてうまく行っているのでしょうか。反対に、インタビュイーの彼女の方はとても自然体です。飾らない雰囲気が伝わってきます。そんな両者のギャップも見どころの一つかもしれません。今回は日本語字幕入りです。さっそくご覧ください。裁縫教室の講師スタッフやアシスタントが話題になったとき、すこし表情がやわらいだ感じがあり、先生たちが信頼されている証だなぁと感じました。裁縫教室、ぜひ継続したいと思います。皆さま、引き続き応援してください! どうぞよろしくお願いします。BAJ事務局長 新石正治 拝(ミシンを囲んで教え合う風景。切磋琢磨しながら一緒に学んでいきましょう!)


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ブリッジ エーシア ジャパン(BAJ)、女性のための裁縫教室のクラウドファンディングページをご覧いただいている皆さん、こんにちは! BAJマウンドー事務所事業担当の相葉です。クラウドファンディング開始から約2週間、ここまで多くのご支援と応援メッセージを誠にありがとうございます。今日は新石に代わり、わたくし相葉から寄稿させていただきます。私は現在、日本の東京事務所から遠隔でマウンドーの事業を担当しています。2020年に入職してからこれまでコロナやクーデター後の混乱などの影響でなかなか駐在がかなわず、現地スタッフと連携をとりながらマネジメントを続けてきました。これまで、BAJはミャンマー事業を何度か遠隔で事業を運営してきたことがありますが、ここまで長期になることは初めてのことで、現地スタッフとお互いに探り探りでいろいろな方法を試しながらやってきました。マウンドーは僻地と言われ、かつては電話もインターネットも通じない時代もありましたが、現在はどちらも通じます。決して快適な通信環境とはいえませんが、インターネット、電話、メール、写真、動画の共有等々、あらゆるツールを駆使して情報をキャッチアップしています。ですので私からの情報も現地の生の情報ではありませんが、これまで現地スタッフとともに事業実施に向けて進めてきた経緯や、マウンドー地域の現在の状況などについてお伝えし、少しでもこの裁縫教室事業に対する理解を深めていただければと思っています。なかなか明るいニュースがないミャンマーですが、こんな時こそ外から盛り上げていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします!!BAJ入職前はヤンゴンで青年海外協力隊としてサッカー指導をしていました。その頃に撮った写真です。お祭りで現地の伝統衣装を着ました。私が腰に巻いているのはカヤー族のロンジーで現地の知人からもらいました。両脇にいるのはパオ族の女性です。


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こんにちは。事務局長の新石正治です。お待たせしました。本日は裁縫教室に参加している女性のインタビューをお届けします。5年ぶりに再開した裁縫トレーニング。今回は活動の許可が下りた範囲が限定されているため、教室のある事務所に近い市街地から20名の女性たちが参加しています。民族構成は、ラカイン、ムスリム、ヒンドゥです。今回はラカインの女性のインタビューです。インタビュー映像は現地事務所のスタッフたちが8月に撮影、編集しました。英語字幕は現地スタッフが入れてくれたものです。全部で3分ほどです。インタビュー場所は、まさにトレーニング中の教室内です。みなさん真面目に取り組んでいる雰囲気が伝わってきます。さっそく映像をご覧ください。下記が英語字幕の日本語訳です。********************BAJ職員:そもそもBAJの裁縫教室のことはどうやって知りましたか?参加者:BAJの講師の方が村にきて、村長を通じて裁縫教室の情報を共有してくれました。そのとき参加の申し込みをしました。BAJ職員:どうして申し込みたいと思ったのですか? このコースに期待することはなんですか?参加者:わたしの趣味とあっていたからです。裁縫や服の仕立てにとても興味があり、勉強をつづけていました。将来は最高に腕のいい仕立屋になりたいです。BAJ職員:トレーニングのなかでは、なにが一番おもしろかったですか?参加者:デザインしたものを型紙に落として布を切っていくのが一番おもしろいです。BAJ職員:裁縫教室で学んだことをどう活かしたいですか?参加者:自分や家族の服を作りたいです。近所のひとの服も作って収入につながったら嬉しいです。BAJ職員:9時から5時までつづくコースのなかで、どの時間が好きですか?参加者:お昼ごはんの時間が好きですね(笑) 布を裁断してシャツを仕立てていく実習の時間も好きです。BAJ職員:さいごの質問です。3つの民族がこのトレーニングに参加していますが、教室の雰囲気はどんな感じですか? なにか難しさはありますか?参加者:難しさはないです。みんないっしょに仲よく学んでいます。ちがう言葉も分かるようになりました。あたらしい友だちも増えました。BAJ職員:積極的に参加してくれて、ありがとうございます。********************熱心に参加してくれているのが伝わります。もともと裁縫が好きな人だったようです。また「あたらしい友たちが増えた」といってくれて嬉しかったです。裁縫教室をつづけていきたいという気持ちがあらためて強くなりました。インタビュー動画はまだあります。順次、お届けします。引き続きのご支援、ご贔屓のほど、どうぞよろしくお願いします。BAJ事務局長 新石正治 拝(8月 基礎コース修了式の集合写真。「みんなマスクを取りましょう」と声をかけて焦って撮影したもの。外している最中のひともいて笑顔がこぼれています。)