プロジェクトメンバーの柿本陽人(かきもとはると)です。桃山学院大学のビジネスデザイン学科に通っています。今回のクラウドファンディング、リーダーの清水和輝さんと一緒に取り組んでいます。小さい時から自然や生き物が好きで、よく学校に昆虫を持っていき育てていました。だから、小学校の時のあだ名は『昆虫博士』でした(笑) 今でも夏になると、山へ採集に行っています。そんな生き物好きが高じて、高校生のころに文部科学省の「トビタテ留学JAPAN」にで留学生に選ばれ、ワオキツネザルやバオバブなど、様々な固有種が生息するマダガス力ルへ2週間滞在させていただいたことがありました。しかし、実際に僕が現地で目にしたのは、生き物だけではなく、途上国での経済、不十分なインフラや衛生など、日本では決して目にすることがない貧困の実態でした。初めての海外、そのときに受けた大きなショックは今でも忘れられません。帰国してからは、日本にいる自分に何ができるのだろうと考えるようになり、環境問題などについて勉強し、様々な社会活動に取り組むようになりました。高校生向けの環境問題の出前講座などを担当あるとき、たまたま読んだ本で見つけた『昆虫食』いうワードを目にし、『昆虫食 関西』で調べたらGoogleで一番に出てきた清水和輝さんのイベントに突撃したのが今回の取り組みの始まりです。『シルクで世界を救う』という表現は大げさかもしれませんが、確かに地球の抱える問題を解決する可能性を秘めています。今回のシルクのパンに用いるセリシン水溶液は、天然由来の素材で、食品だけでなく美容、衣料はもちろんのこと、医療品や防腐剤など様々な用途に活用できる可能性の宝庫です。養蚕に必要な桑畑が増えることで二酸化炭素の吸収源にもなり、気候変動対策にもつながります。僕の原体験である、遠く離れたマダガスカルの愛すべき生き物や、温かく接してくださった現地の皆さんに、間接的に貢献できることがあると確信しています。今回の挑戦がより多くの方に届き、シルクという素材が新たな食品の可能性の扉を開くためのきっかけとなればと考えています。そして僕自身、プロジェクトを通じて、仲間たちと共に大きな目標を達成して、世界の抱える様々な課題を解決できるような社会人になるための第一歩を踏み出したいです。どうかみなさん僕たちに力を貸してください。よろしくお願いします!
シルクパンについての特集を生放送していただくことが決定しました!!2/4(土) 13:20~13:59のFM桐生の生放送に出演します!!ご縁があって、群馬県での養蚕にも携わらせていただきました!絹糸にも、黄色、緑など、いろいろな色があり、少しずつ成分も異なります。シルクの用途が広がり、日本の伝統産業である養蚕が世界でもっと注目され、シェアが増えていくことで、荒れ地が桑畑に代わり、二酸化炭素の吸収源も増える。温暖化対策にも貢献できるし、プラスチック製品などの石油由来の製品のシェアが相対的に下がることで、環境問題にもアプローチできると考えています。シルクのパンに込めたいろんな思いをしっかりとお話しさせていただきます。なお、群馬以外の方も、日本全国の放送を聞けるアプリ「myTunerRadio」でお聞きいただけると幸いです!
今回の開発で最も力を入れたものの一つがパン自体の「味」です。これまでは、開発することで精いっぱいだったのですが、美味しくないと続きませんし、食べることによるメリットをしっかりと打ち出していかないといけません。今回、お願いしたのが、クッキングエンターテイナーの大西哲也さんです。大西さんとの出会いは、JR東日本やオイシックスが運営する東京・新大久保の駅ビルにある施設「Kimuchi,Durian,Cardamon,,,(キムチ、ドリアン、カルダモン)」で開催された食のピッチコンテスト「K,D,C,,,FOOD CHALLANGE」でのことでした。このとき、既に開発が決まっていたため、監修してもらえる方を探しているところでした。とはいえ、ただ、有名なだけでなく、想いに共感いただき、一緒に伴走してもらえるような方に是非お願いしたいと思っていたため、選定が非常に難航しているところでした。ダメ元でお願いしたところ、そんな中、ぜひ力になりたいと快諾いただき、今回のプロジェクトとなったところです。そんな大西さんから応援のコメントが届きました。また、今回、大西さんをお招きして、シルクパンだけでなく、大西流のミニコースを提供する会を行うことにしました。セリシンだけでなく、昆虫由来の様々な食材を大西流にアレンジして、誰でも食べられるように味を追求していただきます。おそらく最初で最後の超レアな機会になると思います!会場は大西さんとの出会いの場でもある、「Kimuchi,Durian,,,Cardamon(キムチ、ドリアン、カルダモン)」です。
プロジェクトオーナーの清水和輝です。手にしているのは3年前に開発したコーヒーです。初めましての方も、いつも応援いただいている方も、ご覧いただきありがとうございます。今回、最後のクラファンと位置付けていますが、それは、これ以上の企画が現段階で思いつかないから、でもあります。そこで、今回、開発したパンについてどういったものなのかお伝えしたいと思います。結論から言うと、いわゆる「昆虫食」というカテゴリーのものとは違います。カイコというと、サナギを食べるイメージがありますが、今回はサナギを活用していません。サナギは独特のクセがあり、正直なところ、かなり上級者向けの食材です。新鮮な状態で食べると美味しいのですが、現状、そういった流通はほぼありませんし、何より、日本国内においては、心理的なハードルが高く、世の中の大多数の人に理解をいただいて食べていただけるような状況にはなっていません。なので、今回はサナギではなく、繭(まゆ)、すなわち、シルクの絹の糸から成分を取りだして使っています。いうなれば「水」みたいなものです。セリシン水溶液サナギの話に戻りますが、政府も食料安全保障の政策として、積極的に「代替タンパク源」を推奨しています。とはいっても、ここ数年で急に降って湧いたようなもので、消費者の皆さんにとってはなかなか受け入れがたい現状もあるのではないでしょうか。そんなことするくらいなら、フードロスを減らすように努力したり、もっと食料の効率的な生産のイノベーションを進めたり、他にすることあるじゃないか、とおっしゃるご意見については、ある意味、正論です。そういった背景もあり、昆虫を食べるのは国の陰謀だ、といったことを言う方もいるのだと思います。(実際、昆虫食で起業している方もたくさん知っていますし、政治家の方とお話しさせていただくこともありましたが、陰謀ではないのは明らかですが・・・。笑)昆虫が食材として世間に溶け込むのはもっと先だと思っていますし、当分、この普及・啓発は終わりそうにありません。以上は、いわゆる「昆虫食」を取り巻く状況ですが、僕がこの世界で活動しているのは、非常にシンプルで純粋な理由です。「美味しさをもっと発信したい」ただそれだけです。パウダーにして姿形が見えないようにするといいとか、味を変えてわからなくするとか、色々試してはみたのですが、どうも今ひとつうまくいかないことにもどかしさを感じていました。そこで、考え方を完全に切り替えることにしました。同じジャンルでも成功しているものがあります。それは「はちみつ」です。にあるのではないか、と思って目をつけることにしました。それが、セリシンというシルク(絹糸)に由来する成分です。「シルク」という響きから連想されるイメージは、「白い」「高級」「さわり心地がいい」といった、プラスのものを連想される方が多いのではないでしょうか?今回、開発するパンについても、この「はちみつ」と同様の位置づけを目指しており、色、形、食感ともに、皆さんの連想する「シルク」をそのまま再現した形になりました。第二のハチミツとして、「食べるシルク」の可能性をぜひ感じていただきたいと思います。また、今回、様々なリターンをご用意しました。食べ物からイベントまで、イベントも特別感のある仕立てにして、いろんな方に協力いただきました。僕自身、大変楽しみにしています!1か月、頑張りますので、どうぞ皆さま応援よろしくお願いします!!