今日、いよいよクラウドファンディング最終日。たくさんのご支援ありがとうございます5月19日、日経新聞さんの取材で事前に質問を頂いていたのでその回答を嫁とまとめていた。そこで出てきた質問がこれからの新時代への一歩となるのかもしれません。『なぜ受注漁は広がらなかったのか?誰もしようとしてこなかったのか?』この質問に僕たちの中で衝撃が走った。色々と話し合いしてると話は脱線してそこで辿りついた事が受注漁の有効活用だ。——————————————ここからは夫婦の妄想話だ——————————————今までは個人規模の漁師さんの何かのキッカケになればと考えていたが、いや違う、受注漁はそんな次元では収まらない。人数が増えれば増えるほど、規模が大きくなればなるほど、漁師は働きやすくなり、フードロスも抑えられる。そして安定供給ができる。自然界に受注生産を取り入れただけのシステムだか、これが日本の水産業を変える一手になるはず。自然相手の仕事、特有の弱み『安定供給が出来ない』しかし、プロの漁師達が集まれば不安定から安定にかわり、むしろ強みに変わる。個人が変われば、まわりがかわるまわりが変われば、組合がかわる組合がかわれば、組織がかわる組織がかわれば市場もかわる市場が変われば流通がかわるそこまで変われば日本は変わっているはず日本が変われば国が変わる!(妄想おわり)と夫婦で脱線して夢物語で盛り上がってしまいました!この盛り上がった日からクラウドファンディングをスタートしました。あれから42日間、ご支援、ご声援ありがとうございます。もの凄くパワーを頂いてます。ご支援して頂いたかた方が少しでも鼻が高くなるように『えっへん』と言えるように頑張ります。さて質問でもあったようになぜ出来なかったのか?ここについて師匠達に話しを聞きに行きました。『興味はあるけど、(時間的に、体力的に)そこまで出来ない』興味はあるのだけど、今まで獲ることに命をかけてきたから、スマホも触れないくらい、他の事は何も出来ない状態です。そんなの勿体無いですよね⁉︎せっかくの技術があるのだから、受注漁を上手く活用出来れば僕たちより、もっと操業時間が短くなるだろうし。受注が出来ないのなら、そのままで良い。僕達がかわりに売ってあげて少しずつ受注漁に巻き込んでいけたら、、、もう組合ぐるみで変えれるじゃん!、、、、って、また夢物語をついつい語ってしまった笑生産者は獲るプロだけど、僕みたいに言葉にするのが苦手。僕はそんな人達の、声を代弁していこうと思う。代弁が出来たら、きっと救われる人も出てくるはず。僕は日々、こうやって言葉の練習と喋る練習をしている。彼らの築き上げた凄さにまずはスポットが当たって欲しい。受注漁の裏側に彼らの技術力がある!以前までは、そんな先輩方への感謝の気持ちも忘れて『そんな時代が終わった』『そんなのは、もう古い』など、今、思えば、先輩をリスペクトしてない言葉を吐いてきた。しかし僕はそんな事はもう言わない。先輩の漁師さんたちを巻き込んで一緒に新しい時代を築き上げていく。これが邦美丸の描いてるキレイゴトだクラウドファンディング締切6月30日23時59分まで
ご支援、ご声援ありがとうございます!"いただきます"の2つの意味①食事に携わってくれた方への感謝②食材への感謝"ごちそうさま"の意味手をつくして食事の用意をしてくれたことへのお礼の言葉普段何気なく言っている、この言葉。日本の素敵な風習。だれが作ってくれた言葉なのだろう。感謝が溢れて溢れて、どうしても気持ちを伝えたくて作ったのかな自分が生きていられる意味を考えたのかな「人は1人では生きられない。」とよく言われるけど、本当にそう。色々と解釈はあれど、身体は、食べたものでできている。食べなければ死ぬ。食べたから生きている。当たり前で、1番身近な事を深く考えると、感謝に繋がるなんて幸自然と人のつながり人と人とのつながりを感じる、綺麗な日本語だ子供達にも是非、意味を伝えてあげてくださいね邦美丸は、お魚や海苔を通して伝えていきたいと思います。クラウドファンディング残り1日!ご支援・ご声援が力となります。何卒よろしくお願いいたします。
こんにちは 邦彦です受注漁とはオーダーを受けてから漁にでるシステム。自然界に受注生産の仕組みを取り入れてみました。逆に言い換えるとオーダーがなければ漁に出ません。一般的な漁師の流通は漁師が必死のぱっちで自然界の中から魚を探しだして獲る。獲れたら獲れた分だけの魚が市場に行くそこでセリにかけられてスーパーや魚屋などに行き皆さまのもとへと届く。という流れです。市場やセリをする人は漁師と消費者の方を繋ぐ大事なお仕事をしてくれています。毎日、漁師がどれだけ水揚げをしてくるか、わからない状態で市場の方は全てお魚を受け入れないといけないという状況がオーバーフィッシュ(暴落)を生み出します。なので、市場の方にとってのストレスは相当なものだと思います。売り切らないといけないのだから。漁師がどれだけ獲ってくるのか、わからない状況で顧客からのオーダーに応えなければならない。その“どれだけ獲ってくるかわからない”から歪みが生じてオーバーフィッシュで暴落させて漁師はモチベーションが下がり、翌日漁を休む傾向があります。必死こいて獲れて、喜んで、そんな時に暴落した時の落ち込み方は結構、メンタルやられます。その少しの歪みを少しでも管理出来たら、オーバーフィッシュを防げると思いませんか?常に必要とされている魚だけを獲ると価格が安定します。なので、気候で左右される事はあってもメンタルで漁を休む事はありません。良い意味で安定して漁師は出勤できるはずです。よくある質問で『注文の魚が獲れなかったらどうするのか?』答えは、“素直にお客様にごめんなさいです”自然相手の事ですので、獲れない日もあります。『獲れない』という動詞ですがそもそも天候で漁に『出れない』と言うことがあります。雨天でイベントが中止になると同じだと思います。なので、“獲れなかったらどうするのか?”ではなく、獲れない日もあるから自然なのだと、食の大切さをもう一度、感じて欲しい。ただ、僕たちも『自然相手だからしょうがない』と開き直るつもりもありません。だって、そのお魚を楽しみにお客さんが待っているといことは事実です。そこで受注漁をみんなで活用すると僕、個人では出来ないが、仲間を増やせば出来る。先輩達の技術を借りたら出来る!先輩達に言われた事があります『受注漁はおめぇらだから出来る』『邦ちゃんだから出来る』『ワシらには、よぉ〜出来ん』と言われた事がある。ならば、僕たちがかわりに先輩達の魚を出来るだけ高値で売ってあげる事が出来れば、先輩も長時間、働かなくて済む!彼らは腕や技術がある。それらをお客様と繋げる事によって少しでも『自然相手だからしょうがない』を改善出来るのではないだろうか。先輩方が僕達に技術を継承してくれたのだから、今度は僕たちが先輩の技術を活かして少しでも長く現役でいられるように受注漁で恩返しをしていきたい。そしてそんな夢物語の世界を後輩達に見せつけてお金を生み出せる仕組みを作る事が後継者問題の解決ではないのだろうか。僕は受注漁でまず身のまわりにいる家族、先輩、友達を喜ばせて、それを証明したい!クラウドファンディング残り2日この指と〜まれ!こんな僕たちの夢物語に応援したいと思って頂けたなら、ご支援、ご声援のほどよろしくお願いします。強い産業、成長産業に変えてみせます!
美保です。※写真は、ばぁちゃんと父さん「"見て分からんもんは聞いても分からん"と、じぃさんは漁の仕方なんか教えてくれなんだ。」父さんが話してくれました。海には道がない。それどころか、海の中がどうなっているのか、どこに岩があるのかも見えない。全感覚を総動員して、山の位置と自分の位置を覚え、想像力を働かせながら体で記憶していく。生きるか死ぬか、常に命の危険と隣り合わせだから教えなかったのか。教えられなかったのか。自分で感じろと。(先先代のおじいと、もっと話しておけば良かった)しかけ一つにしても毎日が実験で、それをしなければ漁師としてメシが食えない。だからこそ、技術を磨く事だけを考えて生きてきたと父は言う。次第にたくさん魚が獲れるようになると、母さん、嫁、子供、他の漁師から褒められた。それが唯一の喜びだった。この人達の技術は、思考回路は、宝だ。現にそんな先輩漁師達のおかげで、私たちは今日も船を出せている。今当たり前に目の前にある"それ"だって、先先代が、先代が、必要は発明の母だと、試行錯誤した結果生まれたもの。便利さを与えてくれたから、次の世代から新しい発想が生まれ、進化した文化を作っていける。(これは漁業だけではない)今度は私たちが、今直面している問題について考える番。具体的には、"資源を守る"ということ。次世代に、魚を食い逃げした!と言われないために。先先代が悲しまないように。と同時に、先輩漁師が活躍できる場も考えていきたい。受注漁は、「おめーらじゃけんできる」「そんなん夢物語じゃ」と言われてきた。でも今は、「羨ましい」「わしの魚も売ってくれ」と言われるようになった。先輩が体力の限界で、漁師であることを諦める前に、私たちにはやるべき事がある。次世代には受注漁のノウハウを伝え、先代と協力し、資源を守りながら漁を続けていくこれは、全世界に共通して言えるのではないか。先代と協力し、手を取り合い、発展していくそんな世の中になれば、ちょっと素敵じゃないですか。夢物語だと笑われるかもしれないけど、邦美丸は目指します。クラウドファンディング残り3日!!
皆様のおかげで100%達成できました!本当に、ありがとうございます!クラウドファンディング、残り4日!最後まで走り切りますよ!今日の活動報告は、いきなりですが、憧れる先輩はいますか?学生時代の思い出でも構いません。どんな先輩がカッコよかったですか。もしよろしければ、カッコイイ先輩を思い出してみて下さい。僕は“優しい先輩”“適切にアドバイスできる”って感じで思いつきました。なぜ先輩の話をしたのかといいいますと—————————悪い前例になるな—————————先日、雨風太陽の代表高橋博之さんがおっしゃってた事があまりにも印象的でした。それは「キレイゴトを語ったのなら、最後までやり遂げる責任がある。もし途中で諦めて辞めてしまうと、それは悪い前例となり、挑戦する事の難しさを後輩に教える事になる」これを聞いてマジで心が揺さぶれました。僕たちの活動は、もう自分1人の問題ではなくなってきている。ココで諦めてしまうと、“邦美丸で出来なかったのだから、、、”と悪い前例を残してしまいこれからチャレンジしようとする人の熱い火を消してしまうことになる。仮に失敗したとしてもせめて、これからチャレンジしようとする人のデータにはなりたい。チャレンジする事を諦めさせる先輩にはなりたくない。むしろチャレンジさせてあげれられる先輩でありたい。僕たちの姿をみて、あとに続く人が出てきたら、世の中はもっと良い方向に行くと思う。だって、誰も悪い事をしようとしてるのでは無いのだから、良いに決まってる‼︎僕たちも先輩達のカッコいい背中を見て追いかけて来た。だから僕たちも後輩達に希望を見せられるようなカッコイイ先輩になりたい。先輩達は必死に努力をして“獲る技術”を生み出して漁業界に大きく貢献してくれました。僕たちはその技術をタダで受け継ぎました。今度は僕たちが漁業界に新しいカタチで漁業界に貢献して先輩達に恩返ししなければならない。そのためには“漁業の世界って、やっぱりおもしれぇ〜じゃん”って先輩、後輩達に思ってもらえるような世界に変えていくべぇ!キレイゴトすぎて自分でも恥ずかしいくらいですが、僕たちの夢を笑いながら聞いて下さい。思いっきり笑ってやって下さいこんな事で恥ずかしい。と逃げていたら、きっと先輩に恩返しが出来ない。だから僕は逃げずに超超超キレイゴトを言います。“このクラウドファンディングは日本の漁業界そのものを変える歴史の1ページです”一緒に歴史を変えるカッコいい先輩になりましょう。