こんにちは、紅龍堂書店の久利生杏奈です。8月盆目前ですね……!実家に疲弊している方、もはや実家とは縁を切って清々している方、はたまた初めて一人で過ごすお盆に、複雑な気持ちを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。敢えて母の日にスタートした本プロジェクトですが、最初の返礼品は敢えてお盆に合わせて送信させていただきました。そう、サードゴール達成御礼に、支援者様全員にお送りするとお約束していた『毒親絶縁の手引き』第三章の一部(支援機関などをまとめた全25ページ!)、先ほどメールにて皆様に送信いたしました。閲覧方法などの詳細もメールに記載しておりますので、ぜひご確認くださいませ。いつもあたたかい応援を本当にありがとうございます。以下は、プロジェクトの進捗です!①クリアファイルが完成しました!!!※画像は撮影のためにコピー用紙を挟んでいます。書籍よりも一足早く、クリアファイルが仕上がりました!完成品を前にして、スタッフ一同感無量です……ここまで長かったです……。手前味噌ですが、なかなかインパクトのある仕上がりとなっております。お気に召していただけるとよいのですが……!②紙の書籍、入稿&データチェック完了!本文はもちろん、カバー、オビ、表紙まで全てチェックが完了しました!大変だったのは色校正。これはおそらくどの本も同じかと思うのですが、データ上の発色と、実際に紙で出力される色にはかなりの差がありますから、より読みやすいように、また手に取って貰いやすいようになど、様々考えて微調整を重ねていきます。今回は、・とにかく当事者の方の視界に入る必要があること・お手に取った方はマニュアルのように何度もめくるであろうこと・頑健で且つなるべく軽く(持ち運びも楽なように)など考えて、紙や紙のコーティング方法を決め、色校正に臨みました。本番印刷はこれからなのでまだドキドキする日が続きます。③梱包準備!予算が限られていますし、何よりご支援いただいた大切なお金ですから、無駄遣いはできません。その上で、少しでも楽しんで頂けるようにスタッフみんなで知恵を出し合っています。写真の封緘シールは、紅龍堂書店のプリンターで制作しました。CAMPFIREではリターンに納品書を入れないのですが、気持ちだけでも感謝が伝わればと小さな工夫を重ねています。④流通の打ち合わせ!8月6日、瀬谷出版さんの事務所で流通の打ち合わせをして参りました!なんとトーハンというすっごく大きな流通会社さんが、『毒親絶縁の手引き』を全国の本屋さんに届けてくださる予定です……!瀬谷さんの多大なお力添えのおかげで、図書館などからの発注もスムーズに受けられるようになりました。もうただただ感謝しかないです。しかも郵送が必要なクラウドファンディング返礼品の中には、ずばり瀬谷出版さんの図書目録を入れてくださるかもしれません……!(社会福祉士や精神保健福祉士の方など支援に携わる皆様には、ぜひご覧いただきたい書籍を、瀬谷さんはたくさん制作されています)ところでそんな素敵すぎる瀬谷出版さんが、つい先日『自然科学ヒストリア―ギリシャ哲学から現代科学まで』というご本を刊行されました。実験化学者から観た科学・技術2500年間の歩みをまとめた本です。ご恵投いただき私も拝読している最中なのですが、いやもう、一向にファクト重視の社会にならない現代日本を生きている一人として、身につまされる内容なのでおすすめです……SNSを離れて俯瞰的・客観的に物事を見る大切さを痛烈に思い出します。⑤電子書籍の打ち合わせ!PDF版はほぼ完成しました!epub版は、アクセシビリティの観点からリフロー型での制作打ち合わせを進めています。注釈へ飛ぶための内部リンクや、参考文献などの外部リンク、ルビなども反映して、使いやすい1冊を目指しています。どうかもう少々お待ちくださいませ!……以上でございます!おかげさまでスタッフ全員、慌ただしくも元気に過ごしております。まだまだ暑い日が続きますので、皆様もどうかお身体に気を付けてお過ごしくださいませ……!紅龍堂書店久利生杏奈
こんにちは、紅龍堂書店の久利生杏奈です。なんと、『毒親絶縁の手引き』が朝日新聞のwithnewsで取り上げられました!同記事はYahoo!ニュースにも掲載されています。以下のリンクからご覧いただけます。■親に住所を知られたくない…「毒親絶縁の手引き」を出版する理由は親との関係、断ち切る方法1冊にhttps://withnews.jp/article/f0230728003qq000000000000000W0ii10101qq000025997A(Yahoo!ニュースはこちら)こうして今もなお話題が広がり続けているのは、ひとえにクラウドファンディングをご支援・拡散してくださった皆様のおかげです。私達だけでは、とてもではないですがここまで来ることはできませんでした。皆様お一人一人の後押しがあればこそです。本当にありがとうございます。本書を取り上げていただいた高室記者にもこの場をお借りして感謝申し上げたいです。とりわけ頭が下がったのは、記事中にトリガー・ワーニング(トラウマを呼び起こしそうな描写に対する注意喚起)を入れてくださったことです。映像作品などではよく見かけますが、書籍ではまだまだ少ないですから、こちらも文化として根付いていけばと願ってやみません。刊行まで引き続き、気を抜かず制作して参ります。そして刊行後も、一人でも多くの当事者のもとへ、一カ所でも多くの支援団体や図書館のもとへの精神を忘れず、本以上に、DV・虐待・ストーカー問題への認知を広げるべく邁進して参ります。どうかあたたかく見守っていただければ幸いです。紅龍堂書店久利生杏奈
こんにちは、紅龍堂書店の久利生杏奈です。TwitterとInstagramでは日々の出来事を少しずつUPしているため、内容の重複はご容赦ください……!さて、クラウドファンディング終了から2週間!印刷会社さんとやり取りしつつ、アスクルと法人契約、梱包資材の検討・発注、ヤマト運輸と法人契約、バーチャルオフィス契約(実店舗は所在地非公開のため返品や不着に対応できる事務所探し。無事に審査通過しました!)、団体様リターンページと奥付作成、各種データの修正、公式サイトに特設ページ作成、取材対応などを行っておりました!いずれも社外秘ばかりでお見せできる成果がないのがもどかしいのですが、ご注文案内のための特設ページはこちらです!■『毒親絶縁の手引き』ご注文案内ページhttps://skyroad.asia/%e6%af%92%e8%a6%aa%e7%b5%b6%e7%b8%81%e3%81%ae%e6%89%8b%e5%bc%95%e3%81%8d/大変ありがたいことに、クラウドファンディング終了後も書籍購入のお問合せを頂いており、急遽作成した次第です。もし本書を気にしているご友人様などいらっしゃいましたら、こちらのページを案内して頂けますと幸いです。……ところでTwitterが「X」になりましたね。あまりにも突然のことで呆気にとられています。『毒親絶縁の手引き』にも「Twitter」という呼称は何度も出てきているため、変更ないし注釈を付けるか悩んだのですが、今回はこのまま印刷することにしました。(皮肉にも、本文中に「イーロン・マスク氏によるTwitterの買収などを見ていれば分かるとおり、SNSはあくまでも民間企業であり、公的サービスではありません。それはつまり、ある日突然、企業の都合で名称や規約、仕様を変更されても不思議ではないということです。」という一文があったため、こちらで説明が足りると判断しました。)17年利用されてきたサービスの名称を、いきなり「X」と書いても分からない読者の方のほうが現状は多いでしょうし、今後「X」がさらに変わらない保証もありません。また、「Twitter」は7文字ですが、「X」は1文字のため、書籍の中で変更すると実は膨大な作業が発生します。行や段落、ページ、注釈ならば番号が全てずれてしまいますから、事実上、校正のやり直しになってしまうのです。以上を鑑みて、少なくとも初版はこのままにします。もし重版になれば(なりますように……!)、その時にはきっともう少し混乱も収まっているでしょうから、改めて考えたいと思います。……ところで異常な猛暑が続いていますが、皆様お元気でしょうか?もはや真夏日などという次元を超えているのでどうか命大事に、ご安全にお過ごしください……!紅龍堂書店久利生杏奈
こんにちは!紅龍堂書店の五十嵐です。プロジェクトがサードゴールを大きく飛び越え、最終的は359名の方から194万4850円ものご支援を頂き、達成率162%で募集終了することができました(涙)皆様の多大なお力添えのおかげで、ここまで来ることができました。心より感謝申し上げます。クラウドファンディング終了から一夜明け、デザイン担当のTS51が帯の文字を早速『162%達成!!』に変更してくれました! まだまだ印刷、PDFや書籍発送などリターンの準備、そして流通などやらなければいけないことは山積みです。359名もの方が支援してくださったこの輝かしい数字を掲げ、『毒親絶縁の手引き』を必要とする方の元へ届けるべく努めて参ります!紅龍堂書店五十嵐
こんばんは、紅龍堂書店の久利生杏奈です。先ほど支援者の皆様にはメールで御礼を送らせて頂いたのですが、「お気に入り」登録の方には届かないため、こちらでもアナウンスさせて頂きます。本日無事にサードゴールを達成いたしました……!本当に、本当に、本っっっ当にありがとうございます(サードゴールなので三回強調しました)今朝は私どもの不手際で確認に手間取ってしまったのですが、とても熱い思いを抱えて大口のご支援を入れてくださった方や、「自分と同じ思いは誰にもさせたくない」と追加ご支援をくださった方、当プロジェクトのためにと新規アカウントを作成してくださった方、また焚き火イベントへの飛び入り参加など、特に当事者の方々を中心に、最終日にして大賑わいを見せているプロジェクトの姿に、スタッフ一同、本書を制作してよかったと噛みしめています。それと同時に、一番大切なのはこの先で、「プロジェクトが終わっても被害は続いている」ことを忘れないことだとも思っています本書は被害を脱するためのほんの間口に過ぎません。まずはたった一つ、選択肢を増やすことから、少しずつでも社会を変えていければ……と願わずにいられません。そしてまだクラウドファンディングは7時間残っています!もしご迷惑でなければ、ぜひハッシュタグ #毒親絶縁の手引き で、皆様の体験談などをツイートしてください。今こうしている瞬間にも悩んでいる誰かへ、「私はこうしたよ」「僕はこう思うかな」と、たくさんの意見が届くように。母の日も父の日も七夕も過ぎましたが、なんということのない一日にも、親を愛するがゆえに悲しみ続けている誰かに、ちょうどいい距離の取り方が届くように。その距離は、必ずしも近くなくてもいいのだと届くように。それを伝えられるのは、皮肉にも他人なのだと思っています。今日までたくさん、本当にたくさん、支えて頂いてありがとうございました。日付が変わるまであともう少しだけ、お力をお借りできれば幸いです。紅龍堂書店久利生杏奈