Check our Terms and Privacy Policy.

日本で精子提供での出生者は2万人、でも彼らは遺伝的近親者を知ることができません

日本では70年以上も前から提供精子を使った人工授精(AID)が行われてきました。そしてこの技術で2万人もの人が生まれていると言われています。AIDはこれまで社会に隠されて実施されてきました。そのたAIDで生まれた人も精子ドナーも遺伝的つながりのある人を辿ることができません。もっと知ろう、この問題を!

現在の支援総額

2,103,123

105%

目標金額は2,000,000円

支援者数

158

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/02/01に募集を開始し、 158人の支援により 2,103,123円の資金を集め、 2024/02/29に募集を終了しました

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

日本で精子提供での出生者は2万人、でも彼らは遺伝的近親者を知ることができません

現在の支援総額

2,103,123

105%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数158

このプロジェクトは、2024/02/01に募集を開始し、 158人の支援により 2,103,123円の資金を集め、 2024/02/29に募集を終了しました

日本では70年以上も前から提供精子を使った人工授精(AID)が行われてきました。そしてこの技術で2万人もの人が生まれていると言われています。AIDはこれまで社会に隠されて実施されてきました。そのたAIDで生まれた人も精子ドナーも遺伝的つながりのある人を辿ることができません。もっと知ろう、この問題を!

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

thumbnail

ドナーリンク・ジャパンの仙波です。クラウドファンディングも11日目、これまで72名の方がご支援くださり、目標の45%を達成しております。本当に皆様の暖かいご支援に心から感謝申し上げます。2017年に研究調査でニュージーランドに行った時、オークランド工科大で、かつて精子提供したことがあると言う方にお会いしました。そして先日、その方に用事があって連絡をとる機会がありました。2017年当時、その方は、自分の提供で生まれた人はわからないとおっしゃっていましたが、今回、連絡をとると、自分の提供で生まれた人が現れ、その人ととてもいい関係を築けていると教えてくれました。そして提供で生まれた人に出会ったことや、家族のような付き合いができるようになったことにとても幸せを感じているそうです。今度、その提供経験のある方にドナーリンク・ジャパンで、体験談などをお話してもらおうかなと思っています。詳細が決まりましたら、皆さんにご連絡します。(この3連休、友人と河津桜を見に行きました。写真はその帰りに見えた富士山、すばらしくきれいだった)


thumbnail

ドナーリンク・ジャパンの石塚幸子です。ドナーリンク・ジャパンの目的の一つとして、当事者同士の交流の場をつくること、というものがあります。なぜならば、精子提供という技術はこれまでずっと隠すべきこと、表立って話題にするべきではないこと、という扱いをされてきていたからです。自分がその当事者だとわかったとき、どこにも相談できる場がなく、同じ立場の悩みを抱える人がいるのかどうかもわからず、多くの方が孤独に悩んできました。そんなとき、同じような当事者が他にもいること、同じ思いを抱えているということを知ることは大きな安心につながります。かくいう私も、自分が精子提供で生まれたということを知った直後は、同じような当事者団体を探したものの見つからず、自分の悩みは自分自身に問題があることによるものではないかと悩んでしまいました。その後初めて同じ立場の当事者に出会ったとき、同じように怒り、悲しみ。混乱していることを知り、初めて自分が悩むことを許されたように感じたことを覚えています。今回クラウドファンディングを通して実現しようと思っていることの一つに、海外の当事者を招いてのイベントがあります。日本ではまだまだ自分の経験や思いをオープンに語ることのできる生まれた人や当事者の方は多くありません。海外の当事者との交流を通して私が感じたことは、国が違っても抱える悩みは同じだということです。海外ですでに活動している当事者の方々の話を翻訳して日本にも広めたいと思っています。写真はアメリカのユタ州に住む建築家のビル・コードレーさんです。37歳のとき自分が精子提供で生まれたことを知った当事者の方です。精子提供で生まれたことを公表し、ルーツ探しに取り組み、この問題を早くから訴えてきた私の活動の先輩です。パートナーと一緒に日本にいらしたとき、一緒に浅草観光をしました。(2008年8月)


thumbnail

ドナーリンク・ジャパンの石塚幸子です。私は精子提供(AID)で生まれた当事者でもありますが、自身の体験や思いについて取材を受けることもあり、少しでもこの問題を知る人が増えればとの思いで、できるだけ対応するようにしています。取材を受けて記事が出るときにいつも思うのは、私が本当に伝えたかったことと、記者の方自身の伝えたいことにはズレがあるんだなということです。昔はそれがとても嫌で、一時期取材を受けることを控えていたこともあります。どうしても間に人が入ることで、自分たちが本当に伝えたいと思っていることが伝わっていない、という思いをずっと感じていました。そこでいつか自分たちの手で自分たちのことを記した書籍を出したいという夢を持つようになり、初めて出版した本が「AIDで生まれるということ」長沖暁子・非配偶者間人工授精で生まれた人の自助グループ編著(萬書房,2014)です。文章を書くことには素人の私たちでしたが、それでも自分自身の言葉でその思いを伝えたい、との強い思いで出来上がった本です。今読み返してみると、当時と変わらない思いもあり、変わってきた部分もあるなと感じます。今回のクラウドファンディングを通して、改めて日本の当事者や(生まれた人だけでなく提供者なども)、海外の当事者の声を伝えるために書籍化も検討したいと思っています。2014年に作った本はいろいろと足りない部分もありましたが、それでも当時がんばって作って良かったと心から思っています。本の形になることで、その想いを多くの人に伝えること、知ってもらうことができたと思います。形あるものとして残すことが、より多くの人に出自を知る権利の問題を伝えることにつながると思っています。


thumbnail

DNAマーカーリンク検査の解釈を担当している倉橋です。遺伝には大きな2つの特徴があります。 遺伝の「縦」の性質1つは、ヒトの外見や性格、才能などの「個性」は遺伝暗号の微妙な違いにより形成されます。その遺伝暗号の違いは親子で代々「継承」されるため、親子ではよく似た「個性」を共有します。これは遺伝の「縦」の性質です。 遺伝の「横」の性質もうひとつの特徴は、同じ親から生まれた同胞は親由来の「個性」を共有する一方で、「個性」を決める遺伝暗号はバラバラに分配されて伝わります。ですから、ひとりとして同じ遺伝暗号を持って生まれる同胞はなく、みんな異なる「個性」を持って生まれてきます。そのためそこに「多様性」が形成されます。これが遺伝の「横」の性質です。中島みゆきさんの「糸」という楽曲は心に残る名曲です。「縦の糸はあなた♪ 横の糸は私♪ 逢うべき糸に出逢えることを♪ 人は幸せと呼びます♪」。遺伝子が巡り合わせてくれる精子ドナーとAID出生者のリンク(縦のつながり)や、同じドナーから生まれた半同胞との出会い(横のつながり)は、幸せを呼ぶことと信じて、DLJの活動をサポートしています。            写真:UnsplashのMayur Galaが撮影


thumbnail

ドナーリンク・ジャパンの仙波です。クラウドファンディングを開始して、今日でまるまる1週間が経過しました。これまで、66名の方がこのプロジェクトにご支援くださっています。本当にありがとうございます。皆様のご支援に、がんばるぞ~!と元気を頂いております。先日2月3日に開催したオンラインイベント「精子ドナーとAIDで生まれた人の対談会」ですが、なんとアーカイブを含めて100名近い方が対談の様子を聞いてくださっています。そして感想もいくつか頂きました。提供医療で生まれた人やその親にとって貴重な対談だったというご意見もある一方で、対談にご参加いただいたMさんのような方が提供者の代表者ではないという少し厳しいご意見もありました。もちろんその通りです。今日、対談にご参加いただいた精子提供の経験のあるMさんとお電話で話す機会がありましたが、Mさんが「匿名であっても、もっとドナーだった人が、ドナーリンク・ジャパンに連絡してきてくれるといいですね」と言ってくださいました。本当にその通りだと思います。是非是非、もっとたくさんの提供医療で生まれたの方や提供を経験された方にドナーリンク・ジャパンに登録していただければと思います。そのためには、ドナーリンク・ジャパンの活動も継続していかないと。皆様のますますのご支援、どうぞ、どうぞ、よろしくお願いします!!!!(写真:猫の「だるまさんがころんだ」ー友達の家に現れた野良猫きょうだい)