1/29(月)11:00~15:00 大栗川0m起点と報恩橋の間 メンバー1人可燃2.5袋(45L)、ペットボトル9本、不燃アルミ缶6本、スプレー缶1本、針金1本 ㅤㅤ この日は、ほとんど入る方がいない場所をあえて選んで、清掃作業をやることにしました。この場所は、0m起点の場所からしか入ることはできません。河原を進むにしても、川の中を進むにしても、ウェイダー着用しているため、何事も時間がかかります。まずは、中間地点まで先に進むことを目指しましたが、その前に対岸の枝にたくさんのビニールがぶら下がっているのが見えたので、いつもはなかなか行かない対岸の奥地に渡って、ごみの回収をしました。ㅤすると突然、激しい滝の音が聞こえたのです!「えっ! 大栗川に滝?!」と、ひとりなのに思わず声に出てしまいました。こんな作業をしなければ、絶対に知ることはなかった滝です。位置的には、ゴルフ場の直下にあたるので、滝の中はゴルフボールでいっぱいになっていました。ここからゴルフボールが流れ出るのだとわかりました。滝があった場所から、今日の目標地点まで向かい、折り返してごみを拾う作業に取り掛かりました。この時既に、45L袋がかなりのごみで埋まるほどの、ごみ回収未開地帯でした。ㅤㅤ ●大きなトロ箱を3個拾いました。これがとても厄介なのです。なぜならこれ、無理に折ってしまうと、発泡スチロールのクズが大量に出てしまい、即マイクロプラスチックとなってしまうからです。折らずに持ち帰りましたが、大きくて運ぶのにも苦労しました。●飲食容器が多くありました。納豆のパックが複数、飲料の紙パック、カップ麺、ヨーグルトやアイスのカップ、酒のプラカップなど。●ペットボトルと缶は、清掃した広さから考えると、それほど多くはない印象でした。●特殊ごみは、ゴルフボールをはじめとするボール類、スプレー缶、針金、ゴムシート、靴の片方、そして釣りの疑似餌でした。この疑似餌、ビニールごみに引っ掛かって付いて来て、拾った時には気づかず、分類している時に針が指に当たって気づきました。どうしたものかと思います。帰り道で釣りをしている人に出くわしましたが、普通の格好で来て、高い段の上から数十m先に竿を振っているのだとわかりました。このやり方では、仮に疑似餌が何かに引っ掛かったり、外れた時に回収できない訳です。釣りのマナー向上推進は、どうなっているのか知る必要を感じました。ㅤㅤ 今回のごみ、45L2.5袋にもなったのですが、ほとんどがプラ袋や容器包装でした。しかも、大きな目立つものだけを拾ってその量で、細かい切れ端のようなものや、タバコなどは拾う余裕がないほどでした。 プラスチックごみとの格闘で、4時間が経過しており、学校のチャイムで気づいて終了としました。
1/28(日)13:00~16:30 永山橋付近 メンバー1人可燃0.5袋(45L)、ペットボトル3本、不燃アルミ缶21本、ライター5個、乾電池1個、携帯バッテリー1個、鉄パーツ1個、針金2本ㅤㅤㅤㅤ ㅤ乞田川で川岸まで降りられる階段がある永山橋付近で清掃を実施しました。この日は午後からの清掃となりました。ㅤㅤ ●この場所で特徴的なごみは、缶でした。川床のコンクリと石の置き方(段差)で、水の入った缶は一度沈むとその場に取り残されます。そのため、多数の缶を拾いました。●ペットボトルはそれに比べて、非常に少なかったです。●もうひとつ、意外に多くの数を拾ったのはライターでした。川岸の階段で休むことができるので、一服するのでしょうか。●特殊ごみは、乾電池、携帯バッテリー、鉄パーツ、針金、ベルトなどでした。●飲食ごみは、意外と少ない印象でした。ㅤ ㅤ 前回同じ場所を清掃した時とやはり同じで、人目があるこの場所は、やはりごみが少なかったです。乞田川も大栗川も、もっと川岸に降りられる階段があった方が良いのになあと感じます。ㅤ 清掃中、かなり遠くの場所から「ご苦労様でーす!!」と声をかけてくださった男性の方がいらっしゃいました。「ありがとうございまーす!」と返事をして、手を振りました。また、片付け作業をしている時に、自転車で通りかかった女性から「何の活動ですか?」と声をかけて頂いたので、チラシを渡して説明しました。「私はペットボトルできるだけ買わないんだけど、夫がね。。。」とおっしゃり、「チラシ読みますね」と言ってくださいました。地道だけれど、背中で訴えるような活動が重要だと思っています。ㅤ この日も、川の中からクレジットカードをみつけたので、翌日永山駅前交番に届けました。
1/27(土)9:30~12:00 大栗橋付近 メンバー1人可燃2袋(45L)、ペットボトル8本、不燃アルミ缶10本、ライター1個ㅤ朝、大栗橋へ向かう途中、新大栗橋を通って行くのですが、前々日に一番水深の深いところにあって取れなかった大きなトロ箱が、風の影響で逆の岸に上がっているのをみつけました。急速にマイクロプラになる発泡スチロール、この機会に拾うべきと思い、大栗橋側から拾いに行くことを決め、この日の作業範囲、作業のやり方を決定しました。ㅤㅤ●そう思いながら大栗橋の現場に着くと、巨大なプラスチック緩衝材が目の前に。。。いくら風があったとはいえ、どうしたらこんな大きなものが川に落ちるのでしょうか。。。※マジックハンドの大きさと比較してください。●この他の特殊ごみは、洗濯用品、大型苗ポット、ライター、クリーム、口紅。●食品のパッケージは相変わらず。ジュースと酒の紙パック。コーヒーのテイクアウト容器。カップ麺。アイスのプラ容器。ラムネのお菓子のプラ容器。 ●マスクは橋から見た時にたくさん引っ掛かっているのが見えたので、位置を確認して植物をかき分け、回収しました。●缶とペットボトルも、川の中で拾ったものはごく一部で、ほとんどが陸域にあり、半分枯葉に埋まったものを取り上げました。※ペットボトルは写真撮影後に、さらに1本を拾いました。この日は、枯葉の中から同じ人の学生証、マイナンバーカード、クレジットカードの3枚を拾うことになりました。どういう事情かはわかりませんが、いずれも個人情報保護が必要なので、警察に届けました。困っていないといいのですが。。。ごみには人々の生活の痕があります。
メンバーが過去に撮った写真で、大栗川の野鳥を紹介します。ㅤ ■ダイサギ■アオサギ■コガモ■オナガガモ■カワセミ■カワウ■マガモ■ハクセキレイ■キセキレイ■カルガモなどなどㅤ大栗川には豊かな野鳥がいます。この鳥たちの棲家を守りたい、キレイで餌の獲れる川を維持したいと、多くの人たちが川の清掃に関わってくださっています。ㅤ プラスチックごみを減らして、マイクロプラスチックが生まれる環境に歯止めをかけたいという思いで、「みず多摩」は活動しています。クラウドファンディングのご支援、よろしくお願いします!
1/25(木)10:30~13:00 向ノ岡大橋付近 メンバー1人可燃2袋(45L)、ペットボトル16本、不燃1袋(45L)、大型金属缶、アルミ缶1本、ハンガー、ハサミㅤ 今日は、向ノ岡大橋付近の清掃でしたが、通り道の新大栗橋から、ごみがまとめて捨てられている現場が見えたため、新大栗橋寄りの河原も一緒に清掃することにしました。近づいてみると、そこにはお酒の特大のペットボトルなど、数人で河原で飲み会をしたようなごみの痕がありました。そのごみを拾った後、気になっていた向ノ岡大橋と報恩橋の間の左岸、向ノ岡大橋に近い方に引っ掛かったビニールを拾い始めました。ㅤㅤ ●すごい量のビニール類を拾うと、藪の中にペットボトルの墓場をみつけました! 狭い場所に、たくさんのペットボトルが引っ掛かっていて、埋もれて先端しか見えず、手も届かずで諦めたものもありました。増水した際に、また同じ場所に溜まるのだろうと推測できたので、場所を覚えておくことにしました。●同じ場所に、たくさん引っ掛かっていたのがマスクです。棘のある植物にゴムが引っ掛かり、人の手でしか外せない状態でした。●この日拾った特殊なごみは、バスケットボール!、ハンガー、はさみ、手袋、プラ波板、発泡スチロールでした。●飲食ごみは、カップラーメン、カップ焼きそば、ゼリー、スイーツ容器、飲料の紙パック、酒のプラボトルがありました。●そして、数日前の缶の新記録が嘘のように、この日は缶が1本だけでした。●最後に、土手を上がる前に、コンクリートか塗料を入れるような金属の大きな容器を拾いました。これによって不燃ごみは45L袋にしか入らなくなりました。いびつになっていなければ、素敵な入れ物だったはず。。。残念なごみです。ㅤㅤ 今日の清掃により、付近がだいぶキレイなまま維持されたので、明日は清掃をお休みとし、大栗川にいる生きものたち、野鳥や魚の写真を撮って、皆さんにご紹介できればと思っています。