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トゥクトゥクでカンボジアの子どもたちにCBBスクールの教育を届けたい!

現在の支援総額

150,000

50%

目標金額は300,000円

支援者数

25

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2016/06/13に募集を開始し、 25人の支援により 150,000円の資金を集め、 2016/07/28に募集を終了しました

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トゥクトゥクでカンボジアの子どもたちにCBBスクールの教育を届けたい!

現在の支援総額

150,000

50%達成

終了

目標金額300,000

支援者数25

このプロジェクトは、2016/06/13に募集を開始し、 25人の支援により 150,000円の資金を集め、 2016/07/28に募集を終了しました

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皆様、いつもCBBを応援頂きありがとうございます。 CBB第6期現地駐在員、法政大学3年の石出恵です。   本日はCBBスクールで、日本語・英語教師兼マネージャーの現地スタッフ:ソムナンの夢をご紹介いたします。 ソムナンとは。。 (授業を休んだ生徒の家庭訪問にいくソムナン。) ソムナンは、CBBスクールから歩いて10分程度の家に住む現在23歳の青年です。 21歳のときに高校を退学し、77歳の元気なおばあちゃんと市場で小さな屋台を営むお母さんと暮らしています。 家計を助けるため、工場で働いていた過去を持ち、結局はお金がないことが原因で高校を退学してしまいました。 (現在は改革が行われましたが、以前のカンボジアの高校卒業試験は賄賂の嵐。 お金がある子どもはエクストラクラスに通い、卒業試験の答えを教えてもらう。また、卒業資格もお金で解決してしまうものでした。 そのため、経済的に余裕のない子は卒業をあきらめざるを得ない現実がありました。) (日本語を教えるソムナン。) GDIという地方の英語学校で英語を取得したソムナンは、支援の視察にくる韓国人たちと出会い、韓国語もマスター。 CBB全体代表のマサさんと出会ったのも、CBBプロジェクトの英語の通訳の手伝いに来ていたのがきっかけです。 そこで、日本語にも興味を持ち、日本語を勉強。 初代日本語教師の山田先生に日本語を教わりながら、日本語の勉強を続け、CBBの現地スタッフとしてスクールの日本語教師、CBBスクールで働くことになりました。 CBBで働く。 CBBで働くことについて、以前ソムナンはこう私に話してくれました。 「僕に、日本語を勉強する機会をくれたのはマサ(現地代表)。マサに会って、日本語を知るようになった。 そしてマサを通して、たくさんのCBBの日本人の友達ができて、山田先生に会ったんだ。 山田先生はクメール語はもちろん、英語もほとんど喋れなかったから、授業を全て日本語でやっていた。 生徒がわからないことばがあるとき、山田先生の日本語をある程度理解できる僕がクメール語で翻訳しようとすると先生はそれを止め、ジェスチャーで表現していて、こういった先生の触れ合いの感じられる授業を生徒たちはとても大好きだった。 山田先生とは3か月以上ずっと一緒に生活していて、時間や約束を守ることに厳しくて、ケンカもしたけど、私は山田先生が大好きだし、とても感謝している。 (初代日本語教師の山田先生。大きな身振り手振りで子どもたちをとりこに。) CBBにはたくさんの経験と機会をもらった。 だから、僕は日本語を教えることでCBBに恩返しがしたい。 例え、他の給料が良い仕事があっても、CBBが僕を必要としてくれるなら、CBBで働きたい。」 そして、ソムナンは今では約1年と5か月スクールで日本語を教え続けています。 ソムナンの夢とは。 ソムナンの現在の夢は「自分の学校をたてること」。 以前は通訳者になりたいと言っていましたが、今は日本語を教える語学学校を作り、自分の生まれた村の子どもたちに良い教育を届け、若者みんなでこの村を変えていきたいと話しています。 お金がなくても努力をすれば勉強はできる、そしてそんな子たちにチャンスをあげたい。 そう語るソムナンと作り上げるCBBスクール。 目標を共有できるソムナンとの出会いが、CBBスクールを支えてくれています。


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皆様、いつもCBBを応援頂きありがとうございます。 第6期現地駐在員、法政大学3年の石出恵です。   4月に赴任し、3ヶ月が経過しようとしています。 私がずっと力を入れているCBBスクール運営。 ですが、到着してから驚かされたのは、CBBで働いてから1年以上が経過する現地スタッフ:ソムナンの作り上げた工夫でした。 (イラストを使ってあれ、これ、それを教えるソムナン。生徒の理解度MAXです!) 本日はソムナン、そして7人のスタッフと暮らしながら作られたスクールの工夫をご紹介します。 ①ミーティングを毎日実施! 現在、CBBスクールでは日本人駐在員3名+カンボジア人スタッフ6名で夕食後ミーティングを行っています。 今日やったこと、明日のやらなきゃいけないこと、スクールの問題点、みんなに伝えたいことなど、昼間はなかなか話し合う時間がないため、このミーティングの時間は9人の意志共有にとても大切な時間です。 以前は、日本人だけでミーティングを行っていましたが、ソムナンやリダの日本語能力向上のおかげで、日本語、英語、そしてクメール語を使って話し合いができるようになりました。 「カンボジア人がつくるスクール」にまた一歩近づいたと思えた出来事でした。 カンボジア人ならではの視点、全く気付かなかった問題点なども知ることができ、またみんなの前でスタッフの頑張りを誉める時間でもあります。 日本の朝礼や終礼にもあるように、全員で集まる時間はとても大切ですね! ②CBBスクールは勉強する場所 現在6人のカンボジア人スタッフがいるCBBスクール。 ソムナン以外は、学校中退して復学を果たしたリダや、復学を希望しているのキアン、様々な事情でCBBスクールにやってきたピセット、ウェンハー、ネアットが生活しています。 ただ一緒に住むだけではCBBスクールに来た意味はないと、ソムナンが言います。 そこで、彼らの日本語力・英語力が少しでも上がるようこんな決まりを作りました。 ○英語、日本語の昼間の授業に1コマずつ出席する ○夜はミーティング後、1時間自習をする(携帯没収) ○昼間の授業で1コマ、先生のアシスタントとして出席する ○スクール内の会話は日本語か英語を使う ○朝起きたら、1時間教室やスクール内を掃除する ○ご飯は分担してつくる などです。 (朝、スクールの教室前を掃き掃除するキアン。) 日本人に囲まれながら生活し、独学で日本語を取得したソムナン。 同じように彼らにも自習をたくさんして、勉強をしてほしいようです。 私に課せられた課題は【クメール語の修得】なので、私も頑張らなくてはいけません!(笑) (夜の勉強時間。日本語勉強中。私も出席し、単語のクメール語訳を聞きとり、クメール語の語彙力を伸ばしています。)   少しずつですが、意見を出し合いルールや目標を決めています。 日本人だけが考える、カンボジア人だけが考えるのではなく、意見を出し合って考えているからこそ、根付くルールや決まりができていく。 ソムナンが考えたルールや習慣も、前任のインターン生たちが残して行ってくれたものばかり。   そんな伝統を守りつつ、より進化し続けられるように、これからも頑張っていきます。  


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こんにちは。いつもCBBを応援頂きありがとうございます。 CBBメンバー、法政大学3年の新井綾乃です。 実は私、今年の春休みは初の一人旅、カンボジアへ10日間行ってきました。 何をしてきたかというと、できたばかりのCBBスクールチュンプレイ校での日本語・英語教師。 開校から1ヶ月も満たない中でのスクール勤務は大変でしたが、忘れられない10日間になりました。 (近所のわんぱく生徒たち。この笑顔に何度救われたか。) 本日は私の10日間についてご紹介します。 さぁ!授業開始!あなただったらどうやって日本語を教える・・!? 農村での生活はかなり時間がゆっくり流れます。ただ朝はとても早いです。笑 子供たちの授業は朝7時から始まります。 私はカンボジアについた次の日から早速子供たちに教えることになり、最初は何がなんだかわかりませんでした。 農村では英語がほとんど通じないので、コミュニケーションはクメール語とジェスチャー。 一番困ったことはシラバスがないことです。 毎晩、明日は何を教えようか、どうやったら楽しんでもらえるかというのを、その日の反省と共に考えていました。 できるだけ子供たちのレベルに合わせた授業をしようと試行錯誤の日々。 開校当初のため、教科書はもちろん、カリキュラム、先生、備品などもなく、全てを自分で考えなければなりません。 クメール語が分からない!でも・・・! しかし、日を重ねるにつれて子供たちとの距離も徐々に近づいて行きました。 最初はお互いに緊張している部分があったのですが、休み時間に一緒に遊んだり、一緒に勉強をすることによって、それはとけていきました。 (子どもたちと。私のお気に入りの写真です。) 最初は授業をすることで手一杯でしたが、だんだんと楽しむこともできるようになりました。 自分が楽しいと思ってからは、授業も進めやすかったなと思います。 というのも、その時にみんながどんな形で勉強をしたいのかが何となくわかるようになったので、かっちりと授業内容や時間の使い方を決めすぎなくても臨機応変に対応し、授業を変えて、お互いに楽しめていたからだと思います。 さようならを迎えて。 (最後の日。現地スタッフとおじいちゃんおばあちゃん、お坊さんと。) 10日間は長いように思えて、実際はとてもあっという間でした。 最後は子供たちともっと関わりたいな、成長をみたいなという思いが強くなり、帰路につくのはとても寂しかったです。 言語の壁に悩まされることも多々ありましたが、こんなに笑顔な子どもたちに囲まれて、私が元気をもらっていました。 子どもたちは普段の私の日本の生活のありがたさに改めて気付かせてくれます。 私たちが日々どれだけ恵まれているかを改めて実感します。 だからこそ、私たちができることが少し、でも子供たちのためになっていたらいい、そうなりたいと思えます。 最終日に私は「あいうえおカード」を子どもたちにあげました。 少しでも早く日本語を話せるようになってほしい、そしていつか日本で再会できたらと思います。


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こんにちは。いつもCBBを応援頂きありがとうございます。 CBBメンバーの法政大学2年高木健太です。 今日は今年の春渡航で行ったスクール建設での出来事についてご報告します。   「農村に語学学校を建て、より持続的な支援をしたい。」 「教育格差のあるこのカンボジアで、一人でも多くの子どもたちに教育の機会を提供したい。」   CBBスクールプロジェクトが始まったときからの僕たちの願い、それは「農村でのCBBスクール建設」でした。 2回開校に失敗し、パーブ校も閉鎖。挑戦と失敗を繰り返してきたスクールプロジェクト。   しかし、今年の春、その願いが3年越しに実現し、コンポンチャム州バティエイ群チュンプレイ地区の現地スタッフの家を利用し、固定費(家賃)のかからない土地に、CBBスクール建設を行いました。 全部が0からだったスクール建設。 始めたときは、骨組みしかできてなくホントに完成するのか目を疑っていた僕。 最初に見たのは、大きな土地に生え茂る草々、そしてそこにポツンと建っていたワラの小屋。 「こんなところにCBBスクールを・・・?」 僕の不安をよそに、カンボジア人の作業員、現地スタッフ、CBBメンバー、そして近所の大人や子どもたちまでをも巻き込んで、スクールはみるみる内に現在のスクールへと出来上がっていきました。 (スクールの土台。コンクリートでできています。) 僕の思い出 僕の一番の思い出は「現地スタッフであるソムナンと森に竹を切りに行ったこと」。 森についたら早速ソムナンから斧を渡され、まさかとは思いましたがソムナンは斧で竹を切り始めました。カンボジアでの作業は基本手作業なのだとここで実感。 僕も斧で竹を切り始めましたが僕がやっと竹を1本切ったころにはソムナンは4~5本切っていました。カンボジア人は器用で筋力がすごいなと思いました。 負けず嫌いな僕はカンボジア人よりも竹を早く切りたいという謎のライバル心が生まれ竹を切ることに熱中し、帰るころにはカンボジア人よりも早く切れるようになれたのは、少し誇らしい僕の自慢です。(笑) その切った竹はスクールの屋根や柵に使われ、遊具にも変身しました。 (こちらはタイヤの遊具。色は子どもたちと塗りました。) ソムナンと竹を切ったり、子どもたちとペンキを塗ったり。。 こうして、全員の力が合わさってCBBスクールチュンプレイ校は完成しました。 残念ながらスクールの開講式には出席できませんでしたが、子どもたちが一生懸命学べる環境、そして遊具で思いっきり遊ぶ憩いの場になってほしいと思います。