皆さんの温かいご支援ありがとうございます。また、直接の問合せやお気遣い痛み入ります。今日は前坊守(母)の御命日で三回忌でした。内々でのお勤めを仮本堂にて行いました。解体を終え倒壊する恐れが無くなった今、穏やかな気持ちでお勤めすることが出来ました。今年、祖父母の回忌も合わせて合同で大々的に行う予定でおりましたが、本堂を失い無念の延期となりました。母はこの悲惨な地震を経験しなくて本当に良かったなとしみじみと思いました。こうやってまたお勤めが出来る幸せを感じ母に報告させていただきました。合掌住職の隣には願正寺准坊守を勤めております猫の「じゅず」といいます。坊守と共に住職を支えてくれています。
倒壊した鐘楼堂が綺麗に片付けられ大鐘と基礎石だけが残りました。今日は在所ごとに各家々をお参りさせていただく春おときの1日目でした。被災後2ヶ月余り経ちましたがまだまだ地震の爪痕は残り、水道は未だ復旧していないお宅が殆どでした。皆さんお疲れが溜まっているかと思うのですが笑顔で迎え入れてくださり辛い話や楽しい話をさせていただき私自身が救われたようでした。ご自宅が半壊などで家でのお参りが叶わないお宅に関しては当寺の仮本堂を使っていただき合同でお参りをさせていただきました。そこでも互いの近況報告をしあい、復興に関しての情報交換の場として賑わいました。ご門徒さん方のたくましさを感じた一日でした。被災直後にお会いした時よりほんの少し笑顔が増えてきたような気がします。合掌
沢山のご支援ありがとうございます!本堂の解体も落ち着き、次は鐘楼堂の解体が始まりました。震災後、鐘楼堂の屋根に覆い隠される形だったため状態が分からなかった大鐘は傷こそ付きましたが無事でした。本当に嬉しかったです。当寺にとって今回の地震は失うものが多過ぎました。こうやって受け継がれてきた物の無事を確認する度に歓喜しております。1月1日、私の目の前で崩れ落ちた鐘楼堂。今でもあの光景は脳裏にこびり付いています。ここでまた大鐘と再会出来た喜びを胸に感謝の気持ちで明日からも法務に立ちたいと思います。合掌写真は午前の段階。安否が分からなかった大鐘が見えてきた状態です。地震発生時、天井の高さまで振られ地面に叩きつけられたため割れているのではないかと不安でした。
基礎が綺麗に無くなってしまいました。解体業者さんの手際の良さには驚かされています。怪我なく作業を終えることを念じております。先日、活動報告にてお伝えした棟札が中日新聞様に取り上げていただきました。こういう形で少しでも当寺の歴史を皆さんに知っていただき残していく事は我々の使命だと思っております。また、当クラウドファンディングに関しての理念にも賛同いただき記事にて紹介頂いたことも感謝しております。合掌[外部サイト]本堂解体で「文久元年」棟札発見 被災の七尾・願正寺、再建へ思い強く:中日新聞Web
ご支援ありがとうございます。皆様のご支援に勇気付けられ日々前を向いていられます。解体はどんどん進み基礎も手際よく撤去が進んでおります。その解体の振動で地震時の光景がフラッシュバックしてしまいます。心が折れそうな時も支援者様のメッセージを読み返し元気をいただいています。今日も小学校の避難所へ炊き出しのお手伝いに行ってまいりました。まだまだ避難所は必要とされ炊き出しも必要な状況です。今日は遥々、福岡のお仲間寺院有志の炊き出しでした。本当にありがたいことです。長旅でお疲れだったと思うのですが献身的に活動され頭の下がる思いでした。今後も願正寺では継続的にボランティア活動に参加させていただきます。合掌基礎が手際よく無くなっていきます。