今日もご支援ありがとうございます。今日は雪混じりの風の強い一日でした。私事ですが坊守は現在妊娠中です。第一子で来月出産予定です。身重なからだでありながら地震に耐え、その後の断水にも耐えながらお腹の子を守ってくれて感謝しています。本堂解体も進みお腹の子はこの本堂を見ることが出来ないのだなと哀しく感じました。然しながら、震災後の暗い雰囲気を明るくしてくれる存在になってくれると思います。新たな本堂もきっといいものになり様々な方の拠り所にして頂けるものになるかと思います。生まれてくる新たな生命と新たな一歩を踏み出すべく願正寺は今日も頑張っています!合掌千場建設さんよりご提供いただいた大屋根の骨組みの様子です。大屋根は左下部分の骨組みが大きく左に傾いています。ここより下の部分がグラグラな状態で解体の職人さんも崩れないか怖かったと仰られていました。作業員の方々に怪我なく無事解体が進んでおり安堵しております。
本堂がついに基礎を残して無くなってしまいました。寂しくもありますが周りのお宅への被害が出なくて本当に良かったと安堵しております。当寺は五間本堂でこの規模の反り屋根式の本堂は恐らくもう建てることは出来ません。今の建築法で建てるとなると3億でも足らないと言われています。悔しいですが受け入れないといけない現実です。ですが下ばかりは向いていられません。応援してくださっている皆さんに応えるべく願正寺は今日も笑顔で突き進みます。今一度周りの方への告知、拡散のご協力よろしくお願い致します。合掌千場建設さんよりご提供いただいた瓦降ろしの作業風景です。近接している建物への被害を防ぐため一枚一枚職人さんが手作業で行いました。
ご支援ありがとうございます!メッセージにてたくさんの励まし、応援の言葉ありがとうございます。ひとつひとつ読ませていただいて日々の活力とさせていただいています。今日は避難所となっている小学校への炊き出しのお手伝いに行ってきました。名古屋からでらボラNAGOYAさんの現地スタッフとして参加させていただきました。まだまだ炊き出しを必要とされている避難所はたくさんあります。私も皆さんからご支援いただいている分、微力ながら地域に貢献出来ればと思い行動しています。避難所の方からも新聞で見たよ、クラウドファンディング頑張ってねと声をかけられここでもまた逆に元気を分けてもらっています。同じ被災地の人間として食事だけでなく会話も交わし一緒に頑張ろうと励まし合う。私にも出来ることがまだまだあるんだと勇気づけられた一日でした。合掌カフェコーナーも好評でした。でらボラNAGOYAさん達の細やかな気配りでお手伝いしている現地スタッフも笑顔にさせて頂きました。
皆さんのご支援、感謝感謝の毎日です。またひとり、またひとりと賛同していただける方が増え、その輪は宗門、神仏を越えて膨らんでいます。重ね重ね感謝致します。※八坂神社様からも応援メッセージいただきました。応援メッセージにてご一読ください。本堂の方は、日に日に小さくなっていきます。解体の一日の作業が終わるのを見計らってご近所の方やご門徒さんなど様々な方が訪れます。皆さん一様に寂しくなるねと言い、今は無くなった大屋根の方を仰ぎ見られております。地元の皆さんも被災しているのにお寺を気遣ってくださりありがたい限りです。合掌
ご支援ありがとうございます!棟札を無事降ろして頂けました。文久元年建立、当寺の本堂は163年の歴史と判明しました。第十三世住職の時代ということで私の十一代前のご住職と当時のご門徒さん達が思いを込めて建てられた本堂ということになります。文久元年ということは幕末の騒乱の中、当寺本堂は落慶を迎えたわけです。そこから今日に至るまでずっと御本尊を御守りくださりたくさんのご門徒さんの拠り所としてここに建っていたと思うと今は労い、感謝の気持ちで見送る事が大切だと身に染みて感じます。一日一日の終わりに手を合わせております。合掌