RINGO JAMな畑の永井です。今日、スケジュールが伸びに伸びていた苗木の剪定を行いました。教本を片手に、「どうしよう。これをこう切ればいいのかねぇ。」などと夫と話をしながら悩んでいると、お隣の畑の方が話しかけてくれました。そして大変ありがたいことに、そのまま剪定の方法をレクチャーしてくださいました。枝の誘引のために貸してくださったE型金具「そんなに切っていいものなんですか?枝の反発が結構ありそうな気がするんですが。」と聞いたら、「そこまで分かっているなら去年切っておかないと笑」と言われました。本当にそれです。まったく去年何をやっていたのか。反省。濃いめのピンクの花がかわいい20本弱の苗木の剪定を、結局最後まで見守ってくださいました。ここ2、3年、畑の管理が追いついていない状況で、怒られても仕方ないと思いながら作業する日々が続いていました。剪定が終わったあと、お隣の方は「お互い頑張りましょうね。」とだけ言って去っていきました。ありがたさと申し訳なさでいっぱいになりながら、感謝の意を伝えました。今日でクラファンを初めて25日目になりました。支援者の数は41名です。本当にありがとうございます。畑を初めて4年間、できなかったこともたくさんありますが、できるようになったこともあります。今シーズンは、できるようになったことをちゃんとアウトプットしつつ、まだできていないことにも少しずつ取り組みます。いつかお隣の方に、「剪定良くなったじゃん。」って言ってもらえる日が来たら、どんな気持ちになるんだろう。
RINGO JAMな畑の永井です。4月末までに終わらそうと思っていた「剪定」の作業。後ろ倒しになってしまっており、花が咲いてしまったのですが、まだもう少し剪定しなければなりません。急がないと…。枝、多い…前の園主さんは、枝をとにかくたくさんつける人で、葉っぱが出ている今の状態だと、りんご畑にちょうどよい木陰がたくさんできてしまいます。どんな風に剪定を進めていけばいいのか悩んでいた時、ご近所のりんご農家さんがアドバイスをくださいました。「こまこま切るよりも、こういう木は大きい枝を1、2本選んで切って、数年かけて形を整えていくべきだよ。」アドバイスのおかげで方向性がはっきりし、躊躇いなくチェーンソーで枝を切ることができています。切る大きな枝につく小さな枝をとった状態。これで少しスッキリしました大きな枝を落とし、風通しが良くなりました本当はもっともっと切りたいのですが、一気に切ると木にも負担がかかってしまいます。3年くらいかけてゆっくり整えていきたいと思います。剪定は、りんごの味の70%を決めると言われている大事な作業です。まだまだわからないこともたくさんありますが、できることを着実にやっていたいと思います。駆け出しの私が切っても、りんごは美味しい実をつけるので本当にありがたいです。いい状態にしていけるよう頑張ります。今日でクラファンを初めて24日目。支援者の数は41名です。バタバタしていて、2ヶ月髪を切っていません。剪定が終わったら、私自身の剪定に行ければなと思います。
RINGO JAMな畑の永井です。5月3日にコファーマーの外崎さんがRINGO JAMな畑に来てくださいました!感想をいただいたのでご紹介いたします。ーーーーーコファーマーの外崎です!弘前は天気がよく、畑日和でした。りんごぬい(ぬいぐるみ)を連れてお邪魔しました!素敵なロケーションでぬいも嬉しそうでした笑りんごの木と記念撮影この辺りはちょうどりんごの花の時期で、小高い山の中の畑に向かう道の両脇は、白い花の花道になっていました。自然の歓迎ムードに包まれながら畑に到着すると温子さん一家勢揃いで作業中。「畑を作ったことが(離れて暮らしている)家族の集合のきっかけになっているなら嬉しいな~」と話していた温子さんにほっこり癒されました。また、りんご畑のアイドル言われるマメコバチにも(巣にも)会えたのがすごく嬉しかったです。ちっこくて、丸っこくて、人を刺さなくて、ペットにしたいくらい可愛いハチです…♡マメコバチの巣こういう感じだろうな~って思っていても想像していないことが起きるのが自然や生き物との関わりの醍醐味だなぁと思いますが、野鳥に悪戯されたマメコバチの巣や色々を見て、そういうモノゴトに出会えるのがりんご畑の魅力だなぁと改めて思いました。また、りんごの花を摘みながら(摘花教えてもらいながら実践)温子さんと色々話した中で、りんご畑という自然のネットワークの中で、マメコバチと人間はだいたい同じ役割にあるという話が印象に残りました。人がりんごを育てる。という関係ではなく、りんごの周りにあるネットワーク(りんごが生きている環境)に参加することでどんな豊かさが生まれるのか?人間が、人間や色々なものと多様な楽しさや嬉しさを生み出していく取り組みは色々ありますが、りんご畑の周りにある自然は、気づいたり実際にやってみたりするのにちょうど良い環境を与えてくれると思います(私たち人間に嬉しい、美味しいりんごなどの恩恵付きで)。それがりんごJAMな畑が見ようとしている景色だと思います。今回行ってみて知った周囲の環境(小屋の雰囲気、川や植生、文化など)も含め、りんごJAMな畑の可能性は未知数というか、今クラファンで知ってもらっている以上にポテンシャルがあるなという感想を持ちました。一緒に可能性を広げてくれる人とJAMりたいです。また、広い畑で一生懸命に作業している温子さんたちをみて、りんご(木や花)に触れて、元気と「私も自分のフィールドで頑張るぞ!」とやる気に栄養をもらいました。ぜひ、まだ知らない人に届きますように!ーーーーー外崎さん、素敵な感想をありがとうございました。来ていただけ、とても嬉しかったです。次回は花が実になったころに摘果しましょうねー!今日でクラファンが始まって23日となりました。支援者の数は41名です。ありがとうございます!りんご畑は日中25度を超え、今年も暑くなるんだろうかと今から怯えています。明日は28度まで上がる予定です。最低気温は9度ということで、寒暖差がすごい…。体調を崩さないように気をつけたいと思います!
RINGO JAMな畑の永井です。今日は、コファーマーの佑実さんが、JAMな畑に来てくれました!嬉しいー!持ち歩きりんごと共に記念撮影をしました白く可愛らしいりんごの花が咲くJAMな畑の中を歩き、いろんなお話をしました。その中で改めて感じたことは、コファーマーの皆さんも、私たちも、りんごの木みたいだなということです。摘花にチャレンジする佑実さんりんごは、自身の品種とは別の品種の花粉がつくことで受粉する「他家受粉」という特性があります。例えば、ふじの花にふじの花粉をつけても、受粉はしません。ふじの花に、王林など別の花の花粉がつくことで受粉することができるのです。さらに言うと、その受粉した花が実になり、そこから取れた種を植えると、ふじでも王林でもない、全く新しい品種が誕生します。それぞれの得意分野を持つコファーマーが集まった時、思いもよらないアイディアが生まれ、新しい企画や商品などに繋がっていく可能性があると考えています。そう言う点で、コファーマーはりんごの木のようであると感じるのです。佑実さん作のりんご。大きいりんごにはチャックがついており、りんごの”中身”が出てくるという凝り具合今までは「りんご対りんご農家」という二分した見方をしていたのですが、最近は、りんご農家はりんご畑を構成する一要素に過ぎないのではないかという見方になってきました。あくまでもりんご農家もコファーマーも、マメコバチや農機具、軽トラや木箱などと同列で、上も下もなく、共に耕す仲間なのではないかと感じています。今日のワイルドフランスパントースト今日でクラファンを始めてから22日が立ちました。支援者の数は41名です。ありがとうございます!!佑実さんと、「広報頑張りましょう。」というお話もしたので、引き続きJAMな畑の様子をお届けできればと思います。よろしくお願いしますー!
RINGO JAMな畑の永井です。株式会社Ridunで運営している「RINGO BASE」は、「りんごと遊ぶ」を担う事業です。りんご畑を舞台に、りんごの農作業体験や「ナンニモシナイ体験」をすることができます。「ナンニモシナイ体験て、何するんですか?」とよく聞かれますが、何にもしません。りんご畑を運営していると、畑はりんごを作るだけの場所ではなく、人間とりんごのための場所、という訳でもないことが見えてきます。コーヒーを淹れて飲む時は、癒しの場となります。耳をすますと、いろんな動植物が生きる場であることを実感します。私たちやりんごと関係なく、雨が降り、風が吹き、電車の音も聞こえてきます。そんな、栽培する場所としてだけではない、私たちの知らないりんご畑を探すために、「ナンニモシナイ」を始めました。今回のリターンでは、RINGO BASEを一日貸し切ることができます。農作業体験をしてもいいですし、ただシートを広げてお弁当を食べるのも楽しそうです。映画を上映してもいいですし、焚き火をゆっくり眺めてもいいんじゃないでしょうか。りんご畑って、どんな場所なんでしょう。皆さんがどんなふうにりんご畑で過ごすのか、とても楽しみです。今日でクラファンを初めて21日目になりました。支援者の数は41名です。本当にありがとうございます!畑はいつでも違う顔を見せてくれます。明日のりんご畑は、どんな場所になるのかなぁ。