柴田香織さんは、フードナビゲーターとして、料理雑誌dancuyなどに寄稿したり、イタリアスローフード協会が設立した「食科学大学」に第一期生として入学し、大学院で1年間学ばれ、食への造詣が深い方です。私(康代)が農大時代に出会い、味噌屋を志して意気揚々としている頃に、初めて雑誌「料理通信」に団四郎味噌を取り上げてもらい、とてと嬉しかった事を覚えています。その後も、折に触れ、団四郎を励まし続けてくださり、今回のクラファンチャレンジにもとても温かい文章で応援メッセージをいただいたので、ご紹介させてください。
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新潟の糀屋団四郎味噌さんの和釜新調プロジェクトを応援しています!
何度かお邪魔している味噌蔵さん。いつもご家族皆さんで迎えてくれて、お酒を一緒に飲んだり、採れたての枝豆に新米、お味噌汁、味噌漬けでもてなしていただいたり、伺うたびに温かい気持ちでいっぱいになって帰ってきます。
家業を続けたいと代表になった康代さんのところに、数年前に心強い旦那さんが現れました。奇跡のような話。東日本大震災で実家の味噌蔵を無くされた寛さん(旦那さん)のことを、康代さんのお母様が引き合わせたのです。お母様のご病気の話も伺っていたのですが、亡くなられる前に二人を繋いでいかれたのです。康代さんから、家を引き継ぐために婿をとる。だから味噌作りを一緒にしてくれる人でないとダメとかねがね聞いていたので、待った甲斐がこんなふうに実現するなんてと。凄い話です。
今回のクラウドファンディングでは、寛さんのご実家(和泉屋)のレシピによる復刻味噌も返礼にあり、色々な物語がつまったクラウドファンディングにふさわしいプロジェクト。
蔵の真ん中に、神々しく鎮座していた和釜。大切にしていた和釜が新調され、団四郎さんのこれからのお味噌がまた楽しみです。心から応援してます!たくさんの方に応援してもらえますように!!
なぜ和釜で蒸さずに煮るのかなど、お味噌のことはプロジェクトの説明をご覧ください。9月30日までです。
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柴田香織さん、素敵な文章で応援くださりありがとうございました!
新和釜を見に、またぜひ団四郎へお越しくださいね。そしてまた美味しいお酒を一緒に飲みましょう!