11月8日（金）にマルティン祭を開催しました。おひさまの丘では、巡る季節を喜びと共に迎えられるように、季節の祝祭を大切にしています。紅葉が深まる秋に行われるマルティン祭で、子ども達は自分のランタンに火を灯し、その明かりを頼りに歌いながらお山の夜道を歩いていきます。一人だと心細い夜道も、ランタンの明かりと歌声があれば、きっと大丈夫。教室ではお母さんたちが、あたたかいパンを焼いて待ってくれていて、子どもも大人も、みんなでそのパンを分け合っていただきます。これから寒さが深まるこの季節に、分け合うことで生まれるあたたかさ、人のぬくもりを感じる祝祭です。美しいランタンの明かり、暗闇に響くみんなの歌声、甘い匂いのするパン、子ども達の胸にこの光景がいつまでも残ることを願ってやみません。そんなマルティン祭と合わせてご紹介したいのが、「おひさまフレンズおやつセット」です。こちらは、おひさまのロゴの入った大きなスパイスクッキー1枚とチャイのティーバッグ（２P）のセットです。チャイのティーバッグは、子どもたちの絵をプリントしたオリジナルパッケージでお届けします。マルティンの祭で一つのパンを分け合うように、このクッキーとチャイも、ご家族やご友人、大切な方と分け合って召し上がっていただけたらと思っています。もちろんおひとりで、存分に味わっていただけるのもうれしいです！ぜひこのスパイシーなおやつセットで心身ともにぽかぽかに温まってくださいね。スパイスクッキーの製作は、「かいごはん」さん、チャイのティーバッグは「楽天ハンモック」さんにご協力いただきました！また、おひさまの丘のロゴを入れるための木型は、DIYSTUDIO仙台さんのレーザーカッターをお借りして作りました。たくさんのご協力をありがとうございます！〇ご協力の皆さんのご紹介〇かいごはんさんマクロビオティック、ヴィーガン、オーガニックをベースとした、日本の風土から生まれる旬の野菜のおかずと、ふっくら土鍋炊きの玄米ご飯にはファンがたくさん！かいさんのスパイスクッキーも食べ出したら止まらない！やみつきになる美味しさです！HP　instagram　facebook楽天ハンモックさんかつて名取市にあったカレーの名店・楽天ハンモックさん。2022年よりBASEにてオンラインショップをオープン！今回ご提供いただいたチャイのほか、スパイスセットやビリヤニキット、クラフトコーラキットなどを販売されています。スパイスをごりごりつぶしている瞬間が最高という店主さんの愛情がたっぷりつまっています！HP　instagram　DIYSTUDIO仙台さん荒井駅から徒歩5分。たくさんのかわいい雑貨が並ぶショップのほか、様々なDIYが体験できるシェア工房や、シェアキッチン、シェアオフィスがひとつになったものづくり好きにはたまらない施設です。今回のクラウドファンディングでは、レーザーカッターやシルクスクリーン、缶バッジ製作の指導や機械の使用についてご協力いただいています！HP　instagram　facebook

こんにちは。いつもご覧いただき、ありがとうございます。本日はシュタイナー教育で”運動遊び”と呼ばれる体育の時間について、先生の言葉で紹介させていただきます。引き続き、皆さまからの応援、あたたかいご支援をお待ちしております！ぜひお気に入り登録もよろしくお願いいたします！運動遊びの時間は、いつも何もないところから始まる。何もないから、こどもたちの想像力は湧きあがり、その見えないちからで何でも生み出していこうとする。手を伸ばしたらほら、鳥が空を飛んでいる。きみの体は何にでもなれるよ。歩き出したらほら、森のおくの底なし沼だ。この教室はどこにでもなれるよ。体が笑っている、こころが弾んでいる。まるでまわりの空間が生きていて、きみはフェアリーテールの世界を探検しているようだね。夢中になって、暗くなるまで走ったこと、きみの足は覚えているかな。友だちの手の温かさや、世界の空気の柔らかさを、きみの手は覚えているかな。きみはあのとき、どんなちからをもらって、その手で何をつかんだのだろう。足はいつも私たちを目的へと運んでくれて、手はいつもつかみたいと願うものをつかんでくれる。たくさんの遊びは知らないうちに、決意する足と、世界とつながる手を育んでいる。足でしっかり歩いていって、たくさんのことを手で為しとげていく。だから運動すること、それはきみの運命を温めているのだ。担任教師　K

こんにちは。本日は、応援メッセージ第３弾です！越中 奉さんのあたたかい応援メッセージをご紹介させていただきます。子どもたちが、たくさんの恵みをもたらすことを、私たち大人は誰でも知っています。殊に学齢期の子どもたちは、未知のありようで、大人たちにもプレゼントしてくれていることを、予感しながらも。シュタイナー教育は、「こども」たちの人生の繰り出しを通して、私たち「人」がさらに人生を広く深く、豊かになる道を、全ての人に稔るようにと実践しています。でも想像してみてください。今、はっしと育たんとする一本の幼木。呼吸しようと、天に差し伸べる小さな葉たちを。まだ細やかすぎる根から、体に樹液を送ろうとするの若木を。そして、この新芽のごと健気な「いのち」が、まさに止まろうとしていることを。「おひさまの丘 宮城シュタイナー学園」のかそけき息と血が流れつづき、止むことのありませぬように。お救いいただきたいのです。ファンド支援の形ではありますが…こころから祈ります。夢見てエポックノート作る者　越中 奉※メッセージは順不同で掲載しています。※その他のメッセージは、随時、ご紹介させていただきます。

学園がお休みの日のことでした。「早く学校に行きたいな」ポロリとこぼした言葉を聞いた時に、私たちは安堵しました。さかのぼること2年前。まだ幼稚園に通う息子の進路に迷っていました。受験でもない限り、近所の小学校に通うことが一般的だと思います。ですが、さまざまなプレッシャーを受けずに、いきいきとした日々の中で成長できる環境がどこなのか悩む中で出会ったのが、おひさまの丘でした。ここでは、ゆっくりとした時間の流れで、芸術を通じ、その年齢にあった学びに触れられます。また少人数だからこそ、先生の目が行き届き、子どもたちの個性を大事にしてくれます。幼稚園が嫌いだった息子から、「学校つまんない」という言葉を聞くことはありません。
学園で学んだ漢字や足し算をお家で自ら学んだり、手仕事で覚えた編み方で、夏休みにはカメを作ったり、自らの手で何かを作り、生み出す体験が、きっと彼の自信に繋がるだろうと信じています。2年生保護者 I.Y

　私たちの学園は、仙台市が緑地保存しているお山とともにあります。仙台市の街中にありながら、お山に守られた静かな環境の中に存在しています。神社のような空気感と話された方もいます。　子どもたちは、たくさんの樹々や鳥たちといっしょに生活しています。お山は子どもたちの遊び場でもあり、子どもたちの様々な感覚を養ってくれています。　このような中で、子どもたちは、日々、表面的な知的洪水にさらされることなく、本質的な学びを継続しています。様々な学びが、本質的に有機的につながっています。　時々、私たちの学園に編入してこられるご家庭がありますが、「このような場があってよかった！」「ここは話が聴いてもらえる。」「あったかいところだ。」という声をよくお聞きします。　ここは、子どもだけでなく、大人も学べる場です。親と教師で力を合わせて学園を創っています。お互いを生かし合って、子どもも大人も、その人本来の在り方で生きていける場をつくりたいと思っています。　私たちにお力を貸していただけるとありがたいです。～事務局長～