【仏教とお寺をもっと身近に】宝昌寺だより『無憂樹』通算100号記念冊子を出版!

当寺で年4回、25年かけて発行してきた寺報『無憂樹』通算100号にちなみ、そのダイジェスト本を発刊したいと思います!これまでの当寺や地域の出来事、仏教・仏事Q&A、経典や仏教用語の解説、住職が折々で綴ったコラムを織り込んだ内容とし、地域内外の方にも手に取っていただける一冊をと考えています。

現在の支援総額

127,000

25%

目標金額は500,000円

支援者数

19

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/08/01に募集を開始し、 19人の支援により 127,000円の資金を集め、 2025/09/30に募集を終了しました

【仏教とお寺をもっと身近に】宝昌寺だより『無憂樹』通算100号記念冊子を出版!

現在の支援総額

127,000

25%達成

終了

目標金額500,000

支援者数19

このプロジェクトは、2025/08/01に募集を開始し、 19人の支援により 127,000円の資金を集め、 2025/09/30に募集を終了しました

当寺で年4回、25年かけて発行してきた寺報『無憂樹』通算100号にちなみ、そのダイジェスト本を発刊したいと思います!これまでの当寺や地域の出来事、仏教・仏事Q&A、経典や仏教用語の解説、住職が折々で綴ったコラムを織り込んだ内容とし、地域内外の方にも手に取っていただける一冊をと考えています。

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メッセージが遅くなりましてたいへん失礼いたしましたが、9月30日を以て当プロジェクトの実施期間が終了いたしました。残念ながら目標額には達しませんでしたが、皆様からのご支援、またシェア拡散のご協力にあらためて厚く御礼申し上げます。ありがとうございました!トップページでもご紹介の通り、もともと当寺檀信徒向けの企画であった今回の『無憂樹』100号記念冊子発刊でしたが、「仏教とお寺をもっと身近に」との思いから、宝昌寺や藤里町とも縁遠い方々ともご縁をつなぎたいと考え、クラウドファンディング(以下、CF)に挑戦いたしました。折しもスタートがお盆前、準備不足や実施期間中のフォローも十分ではなく、このプロジェクトを知っていただく、あるいはご理解を得る努力が足りなかったことは否めませんが、皆様からお寄せいただいたご支援、またあたたかいメッセージには深く感謝しております。初期にご支援いただいた方々や、季節的にリターン品にTシャツをお求めになった方々には、例外的にCF実施期間中でもリターン品の発送させていただきましたが、未発送の方々には随時お届けしてまいります。もう少々お待ちください。CF実施期間としては終了しましたが、この『宝昌寺だより -白神山地の麓 藤琴川のほとりから-』はおかげさまで秋田県内の主な書店でも、またAmazon、楽天ブックス、Yahoo!ショッピングなどインターネットでも販売していただくこととなりました。ご友人などで関心お持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひお求めいただければありがたく存じます。もちろん、当寺でも直接お渡し可能ですのでお気軽にお申し付けください。また読後のご感想やご意見もお待ちしております。この本で綴ったように、これからも仏教やお寺に親しんでもらえるように、また地域の課題に少しでもお応えできるように、精進してまいります。これまでもお世話になった方、また今回のCFで初めてご縁ができた方、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。  合掌※画像は一昨年の11月、境内のイチョウとモミジ、松の様子です。 秋が深まると、もうすぐこんな景色が見られます。その頃にでもどうぞお足をお運びください。                    宝昌寺住職 新川泰道 拝


宝昌寺報『無憂樹(むゆうじゅ)』第103号が完成しました。現在は発送・配布の準備をしています。この『無憂樹』はプロジェクトページの冒頭でもご紹介の通り、年4回の発行です。春のお彼岸前の3月初旬、お盆前の7月下旬、秋のお彼岸時期の9月、お正月前の12月に檀信徒や有縁の方々にお届けしています。今回はお盆行事や「夏休み子ども坐禅会」「藤里町戦没者慰霊祭」といった夏の恒例行事のご報告、また住職が地域内外でのできごとについて綴った「今来夢(こらむ) ~最近のニュースから~」では、当プロジェクトページの「活動報告」でも述べましたが、今年8月の豪雨災害で甚大な被害を受けた仙北市上桧木内(かみひのきない)地区での様子について、「農業ボランティアの可能性」と題して触れています。毎年2月の「紙風船上げ」でも知られる上桧木内地区一部抜粋すると…泥出しや清掃など住居への対応と並行して、同地区では「農業ボランティア」が中長期的に組織立って活動している点は特筆すべきだ。収穫直前の田に土砂や流木などが混入し、コンバインなど機械を入れられず、春から手間暇かけてきた田んぼの惨状に農家の苦悩は察するに余りある。地元の農家は多くが高齢者、一人二人では気が遠くなる地道な手作業が必要だ。一部の稲は手刈りなら収穫可能、それだけでも来年の米づくりに道が開ける。(中略)平日と休日では参加者の波もあるが、多い時には20名近い参加者、東北大学からの学生グループも。田んぼで足が抜けないなど悪戦苦闘しながら流木やゴミが撤去され、農家の皆さんも見る見るうちにきれいになる田んぼに感激の様子。参加した若者達との交流も、農家の方々に元気と希望を与えている。黄金色の田んぼに土砂が流入ただでさえ農家は高齢化し、ギリギリの条件下で続けてきた米づくりを、水害を機に「もう潮時だ」と諦めてしまう例も多かったと思われる。米不足と価格高騰の折、農家の方々が少しでも米づくりへの希望を保ち続けていくためにも、「農業県」といわれる秋田県こそ、このような取り組みはもっと定着すべきと思われる。…なんてことを書き連ねました(^_^;同地区の活動については、こちらもご参照ください。他にも「仏教・仏事Q&A」では、ちょっと気になるお坊さんと税の関係について…、等々の内容となっています。今回発刊した『宝昌寺だより -白神山地の麓 藤琴川のほとりから-』に加えて、この『無憂樹』本編一年分というリターンも設定したところ、少ないながらもお申し込みをいただきました。当寺檀信徒向けのものではありますが、遠方にお住まいで当寺と直接ご縁のない方にも手に取っていただけますとありがたく存じます。※クラウドファンディング期間も残り24時間を切りました(°°;)いま一度皆様のご支援、またシェア拡散のご協力をよろしくお願いいたします!


藤里町とのご縁を深めていただきたいということで、今回のリターン品にご用意した当町の特産品のご紹介第2弾!・白神まいたけキッシュ白神山地の麓できれいな水と自然に育まれた藤里町の名産である舞茸(まいたけ)は、きりたんぽ鍋の具材や天ぷら、煮物にとたいへん重宝されています。そのまいたけを活用して商品化された「白神まいたけキッシュ」は、藤里町社会福祉協議会で製造・販売されています。「なぜ社協が食べ物の製造や販売を?」と思われる方もおられるかも知れませんが、藤里町社協は知る人ぞ知る「ひきこもり対策」で全国的に知られた、とある活動を行っています。ニートやひきこもりが社会問題とされつつあった約20年ほど前、当町でも仕事に就かず自宅にこもりがちな若者たちの存在が、住民の間でちらほら話題となることがありました。藤里町社協があらためて調査すると、人口3,000人(当時)あまりの町に100人以上がひきこもり状態にあることが判明、しかし高齢者でもなく障害でもない彼らに、福祉制度としての支援の方策はありません。しかも「ひきこもりは怠け者」というような誤解や偏見は根強く、ますます地域でも孤立し、家族もそのことを誰かに相談する手立てがありませんでした。支援の網から漏れた彼らの声をよくよく聞いてみると、元々は普通に仕事に就いて生活を送っていたものの体調面や家庭の事情で離職し、再就職を試みるも当時は“就職氷河期”、面接を受けても不採用となる場合が多く、やがて不就労のまま社会と距離を置かざるを得ないようになった人々が大半だというのです。有名大学を卒業し首都圏で就職、家庭の事情でUターンして就職先を探すも不採用が続き、当時ひきこもり状態だったある男性は、「最初は社会との間に小さなヒビ割れ程度だと感じたが、気がつくと飛び越えられないくらいの大きな亀裂になっていった」と話しています。藤里町社協が運営する福祉の拠点「こみっと」そこから藤里町社協の試行錯誤が続き、やがて彼らに就労支援の場づくりとしての拠点「こみっと」を立ち上げ、そば打ちなど飲食を通じて社会に復帰するチャンスを設けました。その一環として商品開発されたのが、「白神まいたけキッシュ」です。ハンデがある人にお世話してあげるといった「福祉による支援」の概念から一歩進んで、地域社会の一員として活躍の場を提供するという、この一連の取り組みは福祉関係者やメディアでも注目を浴び、今年2月にはNHKの人気番組『新プロジェクトX』でも紹介され、大きな反響を呼びました。そのような背景もさることながら、この「白神まいたけキッシュ」は新鮮でヘルシーなまいたけを比内地鶏の卵、生クリームやベーコンと一緒に入れて焼き上げた、ひとつひとつの素材にこだわったキッシュです。ぜひ一度ご賞味ください!


今回のリターン品には、藤里町とのご縁を深めていただきたいということで、当町の特産品もご用意しております!・白神山地ワイン藤里町では以前からヤマブドウの栽培が行われており、ワイン用のヤマソービニオンを醸造したワインがありました。しかしブドウ農家さんが高齢化のため、栽培が困難に…そんな時、当町に研究所を置く高級化粧品ブランド・アルビオンがブドウ栽培を継承、更にワイナリーを建設しワイン醸造の技術者を招聘して、「白神山地ワイン2021」が復活!今回ご用意したのは、一昨年栽培したブドウを醸造した「白神山地ワイン2023」(今年7月に発売開始)です!この年は夏の猛暑とクマの食害のため、ブドウの収穫量が少なく醸造できた本数も限られる貴重なワインは「滑らかな口当たりで果実味のバランスが良く上品な仕上がり」と好評です。ぜひ一度ご賞味ください!・白神山地ワインパイ菓子工房エスポワールは藤里町にあり、2009年に生まれた小さな菓子工房です。白神山地の麓で育った藤里町産、あるいは秋田県産の天然素材にこだわり、ロールケーキをメインに各種洋菓子をていねいに製造しています。今回ご紹介するのは、昨年新登場の「白神山地ワインパイ」!上記の「白神山地ワイン」醸造の際に生じるプレミアムパミスをパイ生地に挟んだ逸品です。サクサクのパイと甘酸っぱいブドウの風味がベストマッチ!こちらもぜひご賞味ください!


この度のリターン品について、少々ご説明します。・「宝昌稲荷」のご祈祷札や御守り、「涅槃図」をモチーフにしたカード型御守り境内に祀られる「宝昌稲荷」宝昌寺の境内には赤い鳥居のお稲荷さんが祀られていますが、そのルーツは近年、修学旅行生や外国人観光客にも人気が高い京都・伏見稲荷です。なぜ秋田の片田舎の寺と、京都の伏見稲荷の間に関係ができたのか…江戸時代後期の天保三年(1832)、当寺では涅槃図(ねはんず)が奉納されています。涅槃図は、その昔お釈迦さまが亡くなられた時の様子を描いたもので、多くのお弟子さんや天女・鬼、動植物までもがその死を悼み、嘆き悲しんでいる情景を表しています。宝昌寺の涅槃図当寺の涅槃図は京の仏画師・奥村重右ヱ門と藤原周平によって絹本(けんぽん)に描かれた幅6尺、丈7.8尺の大作です。裏面には作者や年代、時の御住職や寄進者のご芳名が数多く記されております。仏具屋さんから既製品を求めることもできる現代と違って、当時はおそらく仏画や仏像などは受注生産だったでしょう。何らかのご縁ができて京都の仏画師さんに依頼し、完成品を受け取りに秋田の片田舎の寺から時の住職や檀家の代表が京都まで足を運んだと思われます。おそらくその際に、五穀豊穣や家内安全、商売繁昌などの御利益に与らんと京の都で人々の信仰を集めていた伏見稲荷の隆盛を目の当たりにされたのでしょう。その翌年の天保四年(1833)に伏見稲荷に願い出て、この藤琴の地にも勧請(かんじょう)、いわばのれん分けされて当寺の境内に「宝昌稲荷」が祀られることとなりました。天保四年に伏見稲荷から当時へ勧請した際の書き物当時は「天保の大飢饉」が発生、度々凶作で多くの人々が飢えに苦しんだ時期です。豊作祈願は当時の人々の切実な最重要課題、それに応えんと「宝昌寺鎮守」として伏見稲荷をお迎えしたと考えられます。以来、当地でも五穀豊穣や商売繁昌、家内安全、身心堅固、開運厄除など身近な祈願の拠り所として地域に皆さんに尊崇され、毎年7月に「宝昌稲荷例大祭」として祈祷会を行っております。その際にお配りしている祈祷札と御守りをこの度のリターン品として設定しました。また上記の涅槃図はシワやススが目立つようになり平成24年に修復、同年4月に行われた「涅槃会(ねはんえ)」の際に参拝者向けに作成したのが、涅槃図をモチーフとしたカード型御守りです。以降もご希望の方に頒布しており、お財布や免許証入れなど身近なところでお持ちいただいて愛用されています。「涅槃図」カード型御守り(表面)「涅槃図」カード型御守り(ウラ面)ご祈祷札はご家庭やお店、事務所などの神棚にお祀りし、御守りは身近なところでお持ちいただいて、その御利益に与られますよう願っています!


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