先週、千葉へ行った際、上野の国立西洋美術館で「ピカソの人物画」を観てきました。ちょうど行った日が観覧料無料の日で、思いがけずラッキーな体験でした。展示では、さっと鉛筆で描いたような人物、ピカソ独特のタッチで描かれた人物、細部まで緻密に描かれた人物など、実に多彩な「人」の表現に出会いました。「人」というテーマひとつで、こんなに幅広い表現ができるのかと驚かされました。AKASHIも食い入るように作品を見つめ、本当に絵が好きなんだなあと改めて感じました。さらに今回は、東京藝術大学・大学院を卒業し、現在画家として活躍されている方ともお話しすることができました。インスタで拝見していた方で、なんとAKASHIの作品も知ってくださっていて感激でした!!私たち夫婦は絵の道について知識がなく、「芸大とはどんなところなのか?」「絵を学ぶにはどんな選択肢があるのか?」といった疑問をずっと持っていました。唐突な質問にもかかわらず、とても丁寧に教えていただきました。芸大は「絵を習う場」ではなく、課題に取り組み、作品を制作し、発表していく場であること。入学前は予備校で徹底的にデッサンなどを学び、その力で入試に挑むこと。――それすら知らなかった私には驚きの連続でした。そして衝撃的だったのは、「一緒に卒業した仲間のうち、今も絵を描いている人は3人いるかな?絵だけで食べていくのは厳しいから」というお話。厳しい現実を知ることができたのは大きな学びでした。また、予備校での「型にはめた描き方」が合わずに苦しむ人も多いそうです。AKASHIの絵の自由さを見て、「もしかすると日本の芸大より海外の方が合うかもしれませんね」とアドバイスをいただきました。海外のアート大学は入学は容易でも、卒業が難しい。そこでは「作品をどう描いたか」だけでなく、「どんな想いで描いたのか」を自分の言葉で語り、伝える力が問われるとのことでした。実際、この方のご友人も日本の芸大を退学後、ドイツの藝術大学に進学(しかも学費は無料!)。現在は日本・海外の両方で活躍されているそうです。「なるほど、そんな道もあるんだ」と視野が一気に広がりました。今はまだ恥ずかしがり屋なAKASHIですが、むしろ海外の方が彼には合っているのかもしれない――そう言っていただけたことが、とても心強く感じました。実際に経験された方のリアルなお話を伺えたことは、本当に貴重でありがたい時間でした。今回千葉に行けて、本当に良かったです。AKASHIも私にくっつきながら、一生懸命話を聞いていました。「芸大?それとも海外の大学?」――まだ彼にとっては分からないことも多いはずですが、きっと心のどこかに何かが残ったのではないかと思います。芸大、海外、さまざまな選択肢があることを知り、私たちの視野も大きく広がりました。まだ答えは出ませんが、こうした出会いや学びが少しずつAKASHIの未来につながっていくと感じています。これからも、その過程を皆さまと共有できたら嬉しいです。







