大舘実佐子 1996年東京生まれ。2018年4月現在、東京藝術大学大学院美術研究科先端藝術表現専攻に在籍。舞台演出を主とし、企画・運営等も行う。東京学生演劇祭で演出作品『今夜、あなたが眠れるように』が大賞を受賞。演劇の制作・上演をする団体「Freiheit Project(フライハイトプロジェクト)」の演出と、オリジナルミュージカルの制作・上演をする団体「one TO kyo」の代表を務める。 カワグチマミ 1995年東京都生まれ。幼少期から舞台に立つ。バイトAKB(時給1000円のアルバイト契約でAKB48の一員として活動するメンバー)として活動後、慶應ビジネスコンテスト(KBC)で優勝。シリコンバレーでの研修の機会を得る。2015年より、AEDの認知向上に取り組む『使おう♡AEDプロジェクト』の活動をスタート。AEDの活動がきっかけでプロデューサーを志す。クリエイター集団one TO kyo所属。 ——本日はone TO kyoの演出 大舘実佐子さんとプロデューサー カワグチマミさんの対談です!よろしくお願いします—— 大舘実佐子(以下:大舘)、カワグチマミ(以下:カワグチ): よろしくお願いします〜 ——では早速ですが、お二人の関係について聞かせてください。出会ってどれくらいになりますか?—— 大舘:短くはないよね。 カワグチ:そうだね〜10代のころからの付き合いだから、かれこれ7年くらいになるかな?笑 大舘:思ってたより長い!もうそんな経つか〜 カワグチ:出会った頃は高校生だったって考えると、本当にあっという間だね。 ——大舘さんが演出、カワグチさんがプロデュースという形で舞台を作るのは2回目になりますね?—— 大舘:はい。one TO kyoを立ち上げたきっかけも、実はマミさんとの出会いがあったからで、高校時代からずっと、一緒に企画して何かやりたいって話をしてて。マミさんが大学を卒業する前に、絶対有言実行したかったんだよね。それが前回公演の『歩け歩け夜の街、道』だった。 (旗揚げ公演オーディション後の写真) カワグチ:そうだったね。去年の12月に音楽劇を上演して、800人ものお客さんが観に来てくださいました。それで舞台の打ち上げのとき、ちょっとずつ、一回一回観に来てくれるお客さんが増えていくような舞台を作ったら、私たちの夢が叶うねって話したんです。だから今回は1000人のお客様に観に来ていただけるように、一同頑張っています。 ——1000人、すごいです。前回よりも規模が一回り大きくなった感じがします!さて、今回の舞台のテーマは「王道ミュージカル」ですよね。—— 大舘:はい。one TO kyoメンバーでの企画会議のときに、前回とは打って変わったようなコンセプトで作品が作りたいね!と。笑 カワグチ:色んなアイデアが出る中で、最終的に、私たちの「王道」をつくろう!ってなりました。 大舘:今稽古してる真っ只中だけど、「王道!?!?」ってなりますよ。笑 いい意味で、想像超えてきます。笑わない日はない。脚本のラギちゃん(島川柊)も言ってたけど、「軌道外れちゃった系ギリギリ王道ミュージカル」です。笑 カワグチ:新しい王道が生まれる瞬間を是非みにきていただきたいですね! ——なるほど。少し話はそれるのですが、お二人が最近インスピレーションを受けたミュージカルについて聞かせていただきたいです!—— 大舘:『Finding Neverland』かな。シアターオーブでやっていたブロードウェイミュージカル作品。(インタビュアーの話を聞いて)え、徳丸も同じの挙げてました?笑 うーん、あとは『パレード』も良かった!笑 それぞれ全然テイストは違うんだけど、『Finding Neverland』は曲と演出がとにかく好きだった。伝わるかわからないけど、やろうと思えばどんな絵も舞台上に起こせるんだな、って。演出家の想像力とそれを実現させる技術力に感服した。『パレード』は、シンプルに、芝居が良かった。もちろん曲も、それから、物語の絶望感も良かったです。 カワグチ:なるほどね。私はおーちゃん(大舘の愛称)と行ったNYブロードウェイで観た『Charlie and the Chocolate Factory』かな。世界観の作り込みが印象的だった。 大舘:よかったよね〜! カワグチ:私たち、ミュージカルがすごく好きで。去年の夏にミュージカル研修を自分たちでコーディネートして、NYに行ってきたんです。 大舘:ミュージカルを作るにあたって、やはり一度は本場のミュージカルを見ておくべきだと思って。5日くらいしか滞在しなかったのに、詰めに詰め込んで10本くらい見ました。笑 カワグチ:でも本当にいい経験だったね。私はプロデュース面で学んだことも多くて、作品と客層のこととか、グッズのこととか、色々考えるきっかけにもなりました。 大舘:また行きたいね! カワグチ:是非行きましょう! ——なるほど。そんなお二人が作る、王道ミュージカル。どんなお気持ちで取り組んでいるのか教えてください—— 大舘:今回の企画では「王道ミュージカル」って銘打っているけど、結局はどんな形になっても、自分自身が「これが私の王道」って言い切れればいいと思うんです。私は、見に来てくれた人たちがこの作品から溢れるエネルギーみたいなものをガンガン感じて、反応がいただけたらそれが一番だな、と。芝居面に関しては、「面白い」「楽しい」「笑える」とか、とにかくポジティブなパワーを全開に出していきたいです。まあ、それだけじゃないんだけど! カワグチ:なるほどね。私は、今回の舞台は役者も、スタッフも何もかも本当に最高だから、早くお客さんに観てもらいたいって思ってるの。王道ミュージカルでダンスナンバーも歌も多いから、観ていてキラキラした気持ちになってもらえたらいいな。 大舘:そうだね。役者さんたちも、本当に面白くて魅力的な人たちが揃っているので、見にきていただいたら絶対に良質なエネルギーがもらえると思います!笑 ——ありがとうございます。それでは最後に、公演タイトルにちなんで思わず「なんのこれしき」と言ってしまった出来事はありますか—— 大舘:言いはしないけどいつも思うかな〜。 悔しい思いした時とか、くじけそうになった時とか、思い通りにいかない時とか。例えば自分への批判や陰口を聞いてしまった時、「まだ話題にしてもらえるだけマシだ!なんのこれしき!」と思うようにしてる。笑 実は、これは以前私を励ます時にマミさんが言ってくれたことなんだけど。その考え方を本当に尊敬していて、すごいなと思う。本人は覚えてる?笑 カワグチ:あ〜ら、やだ。恥ずかしい。…覚えてる。笑 私は幼少期から芸能界にいたので、色々言われることが多くて。でも、誰かの話題になるだけましかなって。何も反応されないことが、一番辛いなって思うんですよね。苦笑 だからこそ、話題を作っていけるように頑張ります。 「なんのこれしき」は私も言ったことはないかも。泣き止んだ後に夕日に向かって言いたいですね、今後そう言う機会があれば。笑 ——わかりました。笑 それでは最後にお二人の夢を教えてください。—— 大舘:簡潔に。演出家になること。演劇の世界で食べていくこと。 カワグチ:私は、エンタメコンテンツのプロデュースをしたい。将来は社長になって、自分の感性で仕事を生み出し続けたいな。 ——お二人ともお忙しいなか、ありがとうございました!本番、楽しみにしています——
『なんのこれしき』本番まで約一ヶ月となりました。 そこで現場の気になる様子を、制作兼演出助手の徳丸がお届けします! 今回レポートするのは、稽古場。7月3日の顔合わせから、本番に向け着々と準備が進んでおります! オーディションで選ばれた役者が、日々切磋琢磨している稽古場。 演出を担当する大舘は、 「脚本の島川は、『観た人に好きなキャラクターを1人でも見つけて帰ってほしい』というメッセージをこめて台本を書いている。みんなも自分の演じるキャラの愛すべきポイントをちゃんと見つけて演じてほしい!」。 役者も大舘の話を受け、自分の役をとことん好きになろうと、台本を読み深めていきます。 「全部のキャラが個性的で魅力に溢れててほしい。自分の限界までエネルギーを出してみて!」 と、熱い声が飛びます。 役者同士も、空いている時間には積極的に会話のシーンの読み合わせを行なったり、 他の人への声かけやアドバイスなども飛び交ったりと、有意義な稽古場になっています。 あるシーンのイメージを共有するため、お互いにキャラクターを意識した衣装を持参している光景も。(笑) 爆笑必至のコメディをお届けするため、面白さを常に追求。稽古場も毎日笑いが絶えません。 9月の本番まで、この夏に負けない熱い熱い稽古の日々が続きます…!稽古の様子は、公式SNSで随時更新していきますので、そちらも要チェック! one TO kyo Twitter one TO kyo Instagram 以上、稽古場レポートでした!
浜野 直美早稲田大学創造理工学部2年。Seiren Musical Project所属。高校1年のときにミュージカルに魅了される。―本日はSeiren Musical Project所属のリケジョ女優で、今回アンサンブルキャストを務めていただく浜野直美さんにお話を伺います。よろしくお願いします―よろしくお願いします。―これは偏見かもしれませんが、理系の俳優さんって少し珍しいように思います―確かに言われることもあります笑。だからこそ、「理系が大学から始めてもここまでいけるんだぞ」という反骨精神で今回の舞台にも臨むつもりです。―気合十分、頼もしいですね。ちなみに舞台の世界に飛び込もうと思ったのはいつですか?高校1年の時にミュージカルに魅了されて。出会った瞬間、今までやってきたことを全部捨てても、これをやりたいと思ったんです。だから舞台をやろうと思った理由を聞かれると困りますね笑。好奇心という本能に従ったのみなので!―ちなみにそのミュージカルとは?―endlessSHOCKです。お小遣いを貯めて高1から9回観劇しました。私にとって、自己啓発です。ある役者の悲劇・生き様とそれによる周りの成長を描いた作品で、共感できる部分が多く、辛い時に見て元気を出す作品ですね。「俺たちは、一つ苦しめば一つ表現が見つかる。ボロボロになる、その分だけ輝けるんだぞ。」「疲れたときは休めばいい、迷ったときは立ち止まって振り返ってみればいい。次の一歩を踏み出せば、また走っていけるのだから。」素敵なセリフはまだまだ沢山あります!そして場面展開が目まぐるしく、様々なジャンルのナンバーを楽しめるのも最高です。見たことのない面白いダンス、フライング、生オーケストラ、殺陣、イリュージョン、太鼓、かっこいい演出と見どころが盛りだくさんで!―愛がすごい!そんな風に人生に残るような作品に出合えるのって本当に幸せなことですよね。浜野さんは将来もミュージカルに関わるお仕事を?―とりあえず、学生のうちにミュージカルの演出をやりたいなとは思っています。―なるほど。それでは最後に、記事を読んでくださっている方々へ本公演への意気込みや自己PRなどメッセージをお願いします―ここまで読んでいただいてありがとうございます。浜野直美です。特技は甲子園でも演奏したトロンボーンや広報美術、プログラミングなどです。今回の舞台に立たせていただくにあたり、親身になって教えてくれる方々・応援してくれる方々への感謝の想いとミュージカルが好きだという気持ち、それと先述した反骨精神を持って真摯に臨みたいと思います。私にはまだちっぽけなことしか言えませんが、初心を忘れることなく、頑張ります!―本当に多才なキャストに集まっていただいて、one TO kyoも身の引き締まる思いです……!小柄でかわいらしい浜野さんの内に秘められたまっすぐなエネルギーを感じられて、本公演への期待もますます高まりました!本日は本当にありがとうございました―
関 万由子 H8年8月10日(鳩の日、ハートの日)という何ともPeacefulなdayにbornし、平和のために日々笑いの絶えない生活を送る。東京藝術大学美術学部先端芸術表現科4年在学中。20,000と3個のキャラクターを持ち合わせるが、記憶力が悪く、基本的に3つのキャラクターしか発動しない。 ―今回は一癖も二癖もありすぎるアンサンブルキャスト、関万由子さんにお話を伺います。関さん、よろしくお願いします― あいよろしくお願いします。 ―とりあえずは読者のみなさまに関さんという方の人となりを知っていただきたいと思いますので、そうですね、特技は何でしょうか― シンクロナイズドスイミング(ダイニングキッチン種目)ですね、少し遅咲きなんですが、1年前から始めました。ダイニングキッチン種目って、なかなか聞かないですよね……ダイニングキッチンって、カウンターテーブルを挟んでキッチンとダイニングに分かれますよね?そのダイニング側にaudience、キッチン側にperformer、というわけです。廊下から扉を開けて入場し、カウンター前でポーズを取ります。家庭でどなたでもできる間口の広い競技ですが、まだまだ競技人口がまだ少ないので、興味のある方は、ぜひ、!目指しましょう、2020! ―なんと、現役のダイニングキッチン選手だったんですね!それがなぜ舞台の世界に飛び込もうと思われたのですか?― ん?ダイニングキッチン種目でカウンターに飛び込む理由ですか?それは、目の前にカウンターがあったからでしょうね、、え?あ、違う?あー、あー、失礼しました。そうですね、思い切って役者をやってみようと思ったのは、こんなちゃらんぽらんな人間も受け入れてくれて新しいことにも果敢に挑戦する度胸ある人たちが作るので、きっと面白い舞台になるだろうと、そういう具合なんじゃなかろうかーと、そんなら、飛び込んだろかーと、まさに清水の舞台なんかーと、one TO kyoがお送りする『清水の舞台』、ぜひ見に来てください。 ―ご自分で軌道修正してくださって助かりました。もう稽古も始まっていますが、この舞台「なんのこれしき」にかける思いなどありますか― えー、かける、ということで、えー、それでは、今回の「王道ミュージカルにまだ足りないもの」と掛けまして、「丁寧で終わりのないじゃんけん」と解きます。その心は、どちらも「ご愛顧(あいこ)」。えー、みなさまに愛されるキャラクターの1人になれるよう、精進してまいります。 ―斬新すぎる笑。関さん、普段からミュージカルはご覧になるんですか?― 好きです。もともと『Les Misérables』に感銘をうけました。不条理な世の中を音楽に合わせて歌い上げて、時にコミカルにも描くことである種の希望が見える。そんな辛い状況でも笑い飛ばすようなミュージカルの逞しい一面が格好良いと思い、ヴィクトールユゴーを読み漁って、海外ドラマの『glee』を見てるうちに気がつくと『The Rocky Horror Show』に落ち着きましたよね。 「R・O・C・K・Y ROCKY!!!!!!!!!」あ、「な・ん・の・これ・しき!」いけるんじゃないですか?参加型、取り入れましょうこれ!(演出の大舘、首を横に振る)あ〜インドのYESですね、あれは! ―先端芸術表現科の先輩後輩同士、まさにツーカーのコミュニケーションを見せています。それでは最後に、思わず「なんのこれしき」と言ってしまった出来事を一席お願いします― 「ハクナ・マタタ!ハクナ・マタタ!ハクナ・マタタ!ハクナ、、、なんくるないさ〜♪」ということでは、ない、と。そもそも、なんのこれしきとは?なんくるないさーでは、おばあになっちゃってるゾ、と。 そういうことじゃないかもしれないんですが、まつ毛も鼻毛も抜ければ同じって気づいた時は「なんのこれしき」と心の中でつぶやいた気がします。 あと、中学の時からずっと変顔をしてきて、ワンパターンじゃ飽きられちゃうし、自分も飽きるので、色んな顔を出してました。それも、ただの照れ隠しぶりっ子変顔とは一緒にしてもらいたくないくらい本気の変顔を友達と写真を撮る時は必ずしてました。やりすぎて一度、表情筋をつった時は「なんのこれしき!」と痛くても踏ん張ったことでまた笑いが起きました。おそらくあれが人生のピークでしたね。その後は友達から変顔しかしないから関と写真は撮りたくないと言われたり、それでも!、変顔をやり続けたことは今の20,000と3個のキャラクターや、今回の役作りに非常に役立っていますね。ただ、寝ている時も面白い顔でいたいと白目で寝始めたのは誤算でした。今も目を閉じて眠ることはありません、、なんのこれしき! (幼少より白目) ―勢いもネタも尽きることがない関さんの芸達者ぶりはみなさまぜひ劇場に足を運んで確かめてくださいね。最高です。本日は抱腹絶倒のお話を本当にありがとうございました!―
佐藤 奏子 1997年4月25日生まれ山形県新庄市出身。幼少期からクラシックバレエ、ピアノ、歌を始め、童謡や声楽のコンクールでは多数の受賞歴を持つ。 今年、初めてとなるミュージカルの舞台ではヒロイン役に抜擢。現在、東京藝術大学音楽学部声楽科3年次に在籍し、幅広く音楽を勉強中。 好きな食べ物は山形のラーメン。 ―本日はアンサンブルキャストの佐藤奏子さんにお話を伺います。よろしくお願いします。― よろしくお願いします。 ―佐藤さんは現在藝大で幅広く音楽を学んでおられるということですが、ミュージカルの世界に飛び込もうと思ったのは何故ですか?― ミュージカルはもともと好きでよく観劇していたのですが、自分が実際にやってみたらどんどん面白さに引き込まれていったんです。大きな空間で歌って表現するのって本当に気持ち良いし、仲間とアンサンブルしている瞬間も最高に楽しくて。この幸福感が、たまらないんです! ―昨年度末初めてミュージカルの舞台を踏んだと伺いましたが、何と初舞台にしてヒロインの大役を務められたとか― そうなんです。芸大ミュージカルエクスプレスの定期公演「ガイズ&ドールズ」にてサラ・ブラウンを務めさせていただきました。色々な思いが詰まりすぎて語り出したらキリがないので、あまり喋りませんが笑、私を大きく変えてくれたこのミュージカルに、サラ・ブラウンという役との出会いに心から感謝しています。 ―笑顔が本当に素敵ですね!今回の舞台に出演しようと思った理由は何ですか?― 一番の理由は、学校・年齢・経験に関わらず様々なクリエイターが集まるという所です。 今までとは違う新たな環境に踏み込んで新たな発見をし演者として成長していきたい、そしてこの作品を初演できるという喜びと感謝を持って私たちにしか作れないエネルギッシュで色濃い舞台を作り上げていきたいという思いで参加を決めました。 ―なるほど。実際出演者だけでも様々な経歴の面々が一堂に会したわけですが、顔合わせをしてどう思われましたか― 初めて顔合わせをした日、なんて個性の強いメンバーだろうと思いました。あ、もちろん良い意味ですよ笑。これから何が生まれるのだろうと非常にわくわくしました。 ―既に稽古が始まっています。役者として「なんのこれしき」という作品にどのような印象や考え、意気込みなどをお持ちですか― 「なんのこれしき」は、現代的で、とても人間らしい作品だと感じています。だからこそ私は、お客様に「共感」して頂きたい。「感動」って「共感」と凄く似ていると思うんです。 熱いメンバーで、みなさんの期待以上のもの、必ずお届けします! ―熱いコメント、ありがとうございます!それでは最後に本公演のタイトルにちなんで『思わず「なんのこれしき」と言ってしまった出来事』を教えて下さい― 稽古中に辛い言葉をかけられ、自分を追い込みすぎて、初めて大好きなミュージカルを辞めてしまいたいと思ったことがありました。そんなとき、「でもやっぱり諦めたくない、見返したい、強くなりたい、なんのこれしき!」の気持ちで乗り越えました。これからも「なんのこれしき」精神で逞しく立ち向かっていきたいです! ―逞しい……!丁寧に言葉を選んで話される知的な雰囲気とこの内面の熱さとのギャップが、間違いなく佐藤さんの魅力のひとつですね。本日はお忙しい中貴重なお話をありがとうございました!―