クラウドファンディングのご支援をはじめ、活動報告をご覧いただき、ありがとうございます。今回は、昨年2024年に掲載した活動報告の中から、「入間川七夕通り商店街」と「矢来飾り」に関するエピソードをご紹介し、今年のまつりへとつながる想いを振り返ります。■ 昨年の報告より ~飾りを作り続ける吉田さんの想い~2024年4月30日に公開した記事(前プロジェクトの活動報告)では、入間川七夕通り商店街振興組合 会長・吉田早苗さんへのインタビューを通じて、飾り作りの魅力と地域への愛情が綴られました。昭和26年、わずか3歳で狭山市に移り住んだ吉田さん。商店街に暮らす中で、お父様が作る七夕飾りを間近で見て育ち、やがてご自身もコンテストに出品。以来、矢来飾りを作り続けてこられました。「来てもらった人に楽しんでもらいたい」「作品を見比べるのも面白い」と語る吉田さんの言葉には、まつりへの想いがあふれていました。■ 子どもたちや高齢者とつなぐ、飾り作りの文化昨年の記事では、吉田さんが市内の小学校へ紙芝居を寄贈したことや、デイサービスでの飾り作りのワークショップにも触れました。かつての商店主だったデイサービスの高齢者が、職員や利用者に作り方を教える——そんなエピソードには、まさに「まちが支え合ってきた記憶」が宿っています。今年のまつりにも、こうしたつながりが自然と受け継がれていることを感じます。■ そして2025年——この通りに、再び願いの風が吹くように昨年は、狭山市が市制施行70周年、七夕通り商店街が60周年を迎えました。矢来飾りや竹飾りが並ぶこの通りに、まちの記憶と未来への希望が重なります。昨年の活動記録をあらためて振り返ることで、私たちはこのお祭りが“想いを継ぐ場所”でもあることを再確認しています。今年の七夕まつりも、地域の手でつくる、あたたかな景色が広がるよう願って。クラウドファンディングも、そうした願いを“かたち”にしていく取り組みのひとつです。引き続き、応援よろしくお願いいたします。






