クラウドファンディングを通じて応援してくださった皆さまへいつも温かいご支援を、本当にありがとうございます。7月30日から熊本へ入り、避難所や在宅避難をされている方々へ、支援物資を直接お届けして支援を続けさせていただいています。プライバシーの配慮からイラストにしています。皆さまから託していただいたご支援が、どのように現地へ届いているのか、現在の活動と今後の予定をご報告いたします。今回伺った場所【宇城市】うきし最大震度7を観測し、建物被害や道路の陥没・隆起、停電、断水が発生在宅避難や車中泊を続け、生活物資やトイレに困る方も多くおられます。・宇城市防災拠点センター・在宅避難をされている4世帯【八代市】やつしろし震度6強の激しい揺れに襲われ、道路被害や広範囲の断水が続き避難所だけでなく、断水した自宅で暮らす方にも非常用トイレなどの支援が必要なところです・八代コミュニティセンター・八代小学校・キャッスル麦島(老人ホーム)・松高コミュニティセンター【益城町】ましきまち震度6強の激しい揺れを観測し、建物や道路などに被害が生じた。・益城町総合体育館【熊本市にある子育て世帯への支援】震度6強を観測し、地域によって停電や断水、建物・道路への被害が発生。市内では物資を購入できる場所もありましたが、被害の大きい地域への支援拠点として重要な役割を担っています。・熊本県こども食堂ネットワーク被災地で、在宅避難をされているお宅を回割る予定でした。しかし現地はあまりにも暑く、道路事情も悪かったため、一軒ずつ直接伺えたのは4世帯でした車中泊をされている方々にも物資をお渡ししたいと探しましたが、日中は仕事などで車を離れている方も多く、直接お会いすることができませんでした。移動にも時間がかかりました被災地では、道路が陥没していたり、隆起していたりして、通れる道が限られていました。熊本市内から被害の大きい地域へ向かうにも、通常の約3倍の時間がかかることがありました。今回は、地元の防災関係者の方々に同行していただいたことで、道路状況を確認しながら、避難所だけでなく、在宅避難をされている地域にも入ることができました。発災直後の支援では、朝6時過ぎに宿舎を出発し、戻るのは23時近くになる日もありました。お届けしたもの今回、現地へお届けしたのは、 水を使わずに口腔ケアができるペーパー歯みがき 冷却タオルなどの熱中症対策用品️ 排泄物や生ごみなどの臭いを封じ込める防臭袋BOSなどです。避難所では、ペーパー歯みがきを受け取った保健師の方から、「これが欲しかったんです。待っていました」と言っていただきました。断水時には、飲み水の確保が優先され、歯みがきや入れ歯のお手入れに使う水は後回しになりがちです。しかし、口腔ケアは、特に高齢者の誤嚥性肺炎を防ぐためにも大切です。皆さまから託していただいた物資が、現地で本当に必要とされていたことを、私自身が確認することができました。「防災食や菓子パンばかりでは、もうつらい」被災から数日が経つと、「防災食はもう飽きた」「菓子パンばかりで嫌になってしまった」「温かい普通の食事が食べたい」という声が聞かれるようになります。7月31日には、熊本県こども食堂ネットワークの皆さまが行った炊き出しのお手伝いをさせていただきました。温かい食事は、空腹を満たすだけではありません。発災直後 炊き立ての白ご飯と混ぜご飯、つくだ煮、梅干し、そして美味しい味噌汁食事を口にした方の表情が少し和らぎ、会話や笑顔が生まれる様子を見て、食の支援の大切さを改めて感じました。そして今動いているプロジェクトが、現在は、夏休み中で子どもたちが家庭にいるため、食費の負担が増えている子育て世帯へ、水とお米をお届けする調整を進めています。 水は、10リットルのバッグインボックスタイプを100~200ケース お米は、提供いただける数量が決まり次第、できるだけ早くお届けしますさらに、クリロン化成株式会社から、湯せん調理に使用できる袋「モフ」とふりかけもご提供いただけることになりました。現地では防災食や菓子パンが続き、食事に飽きてしまっている方も多くおられます。そこで、湯せん調理を理解している防災関係者の方々と連携し、モフを使った温かい料理の炊き出しも検討しています。実施した際には、活用の様子もご報告いたします。7月初め能登町で開催したポリ袋調理の様子来週、お届けするもの来週は、熊本市内へ届けていただく手配をした非常用トイレセットと防臭袋BOSを、軽トラックに積み、現在も断水で困っている八代市へ届けます。仮設トイレやマンホールトイレがあれば、非常用トイレセット(簡易トイレ)はいらないと思われる方もおられると思いますが、仮設トイレにしてもマンホールトイレも、屋外にあります。しかも避難所から遠いのが一般的です。雨の日や夜など、高齢者は特に足元が暗く行くのが大変なのです。屋内の断水して使えないトイレに、水を使わないでいい非常用トイレセット(簡易トイレ)をセットして使うそれも災害時のトイレ問題の解決法となります。非常用トイレセットを支援しますが、物資を一方的に持ち込むのではなく、八代市の行政にも事前に連絡し、承諾をいただいたうえでお届けします。八代市では非常用トイレセットが不足し、他県の自治体などから数万回分規模の支援を受けています。しかし、非常用トイレは一般的な目安でも、男性は1日最低5回程度女性は1日最低7回程度必要になります。避難所にいる方だけでなく、断水した自宅で生活を続ける在宅避難者にも必要です。断水が長引けば、数万回分が届いても、十分とは言えません。トイレは我慢させてはなりません。排泄を我慢するために水分を控えれば、脱水や熱中症、体調悪化につながります。 「届けたら終わり」ではありません今回の支援活動中、避難所運営に関わる職員の方々の中にも、非常用トイレセットの具体的な使い方や、使用後の排泄物の処理方法まで十分に共有されていない方がおられることが分かりました。「防災課ではなく一般の課なので、詳しく分からない」と話された方もいました。しかし実際の災害時には、防災担当ではない職員も避難所へ配置され、住民への説明や運営に当たります。非常用トイレは、備蓄しているだけでは機能しません。・保管場所をすぐに確認できるか・誰が避難所や在宅避難者へ配るのか・現場で誰が使い方を説明するのか・使用後の排泄物をどこへ集めるのか・どのように保管し、回収するのかここまで平時から決めておく必要があると感じます。現在、クリロン化成株式会社にお願いし、写真を見れば使い方が一目で分かるポスターを作っていただいています。行政の許可をいただいたうえで、避難所へ掲示したいと考えています。非常用トイレセットを届けるだけではなく、衛生的に使い、排泄後の袋を正しく処理できるところまで支える。そこまでして、初めて本当に役立つ支援になると思っています。行政を責めるのではなく、今できることを!「行政職員であれば、非常用トイレの使い方を知っていて当然だ」という厳しい意見も、防災関係者から私のもとへ届いています。しかし、発災後の混乱の中で、今、職員の方々を責めても状況は前へ進みません。できていないところや、手が回らないところを、外部の支援者が行政や現場と確認しながら補う。現場の負担や混乱を増やさず、実際に役立つ形で支援を届ける。それが、民間の外部支援者にできる役割の一つではないかと考えています。物資を集めるだけではなく、何が必要なのかを現場で確認し、必要な場所へ運び、使える状態にし、使用後まで困らないようにする。これが、私だからこそできる支援だと思っています。活動に必要な費用について今回、現地で同行してくださった方々のお車をお借りすることはしませんでしたしこれからもしません。被災地の道路は、陥没や隆起があり、パンクや故障の可能性もあります。万が一、大切なお車を使えなくしてしまうことは避けなければなりません。また、現地で貴重なガソリンを使わせるわけにもいきません。そのため、支援活動用にレンタカーを借りました。道路状況によって車が動かせなくなった場合も考え、車両の休業補償などが付いたプランを選んでいます。また、活動中の夜の食事は、ファミリーレストランなどで定食をいただき、1食1,500円程度でした。皆さまからいただいたご寄付を、私個人のための支出に使うことは一切ありません。一方で、・支援活動に必要なレンタカー代・ガソリン代・現地までの交通費・宿泊費・活動中の最低限の食事代飲み物代・必要な支援物資の購入費など、支援活動を続けるために必要な費用については、ご寄付から使わせていただきたいと考えております。ご寄付の使途について皆さまからお預かりしたご寄付は、一件ずつ記録し、領収書や利用記録を保管したうえで、責任を持って管理いたします。現地での支援活動が落ち着きましたら、・どの地域で活動したのか・何をどこへ届けたのか・どのような支援に活用したのか・移動費や宿泊費など、どのような活動経費が必要だったのかをご報告いたします。現地支援が続いているため、ご報告まで数か月ほどお時間をいただく可能性がありますが、必ずお伝えいたします。なお、寄付金の総額および、お一人おひとりからいただいた金額は公表いたしません。一方で、皆さまから託していただいたご支援を、何に使い、どこへ届け、どのように役立てたのかについては、責任を持ってご報告いたします。金額の大小にかかわらず、一口一口のご支援を大切にお預かりし、被災された方々のために大切に活用させていただきます。これからご支援をお考えくださる方へ私の活動にご賛同いただける方【PayPay】一口1,000円からお願いいたします。https://qr.paypay.ne.jp/p2p01_Wexoq1ZltCvdvhga振り込みを希望される方は、ゆうちょ記号10500番号61819391岡部梨恵子(オカベリエコ)までお願いいたします。※ご支援は、個人の支援活動への寄付となるため、寄付金控除の対象にはなりませんことご了承ください。被災された方へのメッセージもお預かりします。特にお振込みいただいた方々 よかったらokabebousai@gmail.comまでメッセージもお送りください。皆さまのお気持ちも、支援物資と一緒に被災地へ届けさせていただきます。引き続き、現地の状況と支援内容をご報告してまいります。本当にありがとうございます。最後に暑さ厳しい折、皆さまもどうかご無理をなさらず、お身体を大切にお過ごしください。長文となりましたが、最後までお読みくださり、本当にありがとうございました。日頃から活動を支えてくださっているクリロン化成株式会社をはじめ、支援物資をご提供くださった企業の皆さま、現地で同行・協力してくださった皆さま、そしてご寄付を託してくださった皆さまのお力があって、熊本で活動を続けることができています。心より感謝申し上げます。避難所視察の様子防災アドバイザー岡部 梨恵子





