子どもたちには様々なことを体験してほしい。そして自分の好きなこと、熱中できること、心の支えになることを見つけてほしい。読書もそのうちの一つ。1冊読んで面白くなくても「自分は読書嫌いなんだ」と決めつけず、いろんな本を開いて、1ページだけでも読んでみてほしい。私は小学生の頃、教科書にのっている小説にはそれほど惹かれなかったけれど、たまたま家にあった安部公房「カンガルー・ノート」に衝撃を受け、それで読書が好きになった。少年院を見学したときに出会った子どもたちのことを、よく覚えている。このプロジェクトは、彼らや、彼らと似た境遇にいる子どもたちの未来をきっと支える。応援します。水飼心作家。フリーライター。 2022年に小説「×没」で第38回太宰治賞最終候補。心の縁を揺らすアンソロジー『汀心』などを刊行する出版レーベル、汀心出版の代表。






