再犯を生まない社会をあなたが贈る1冊から

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

少年院の中には、教育の機会に恵まれなかった若者が多くいます。院のなかで初めて本を読み、本の面白さを知る少年も。本は自分の人生に無かった価値観や世界を拡げ、想像以上の「選択肢」があることを教えてくれます。私たちは少年たちが未来を諦めることなく生きていけるよう、本を届けます。

現在の支援総額

1,418,500

177%

目標金額は800,000円

支援者数

187

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/09/01に募集を開始し、 187人の支援により 1,418,500円の資金を集め、 2025/09/30に募集を終了しました

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再犯を生まない社会をあなたが贈る1冊から

現在の支援総額

1,418,500

177%達成

終了

目標金額800,000

支援者数187

このプロジェクトは、2025/09/01に募集を開始し、 187人の支援により 1,418,500円の資金を集め、 2025/09/30に募集を終了しました

少年院の中には、教育の機会に恵まれなかった若者が多くいます。院のなかで初めて本を読み、本の面白さを知る少年も。本は自分の人生に無かった価値観や世界を拡げ、想像以上の「選択肢」があることを教えてくれます。私たちは少年たちが未来を諦めることなく生きていけるよう、本を届けます。

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

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私は子どもの頃から本が好きだった。でも両親や家族が本を読む家なんかでは全然なくて、むしろ親は商売でずっと忙しく、しかも物心ついた頃から父がギャンブル依存症で、ずっと両親の仲が悪かった。だからこそ本は私の一番の逃げ場所だった。古本屋で文庫本を買ってきては親の夫婦喧嘩が始まったら布団の中にもぐってボロボロの本を貪り読んだ。本の中で私は世界を旅したり、大富豪になったり、何百年も前の人に出会ったり…。私は本の中で別の人生を、何度も生き直すことができる。それは大人になった今でも変わらないこと。そして本に登場する人たちが話す言葉にどれほど助けられているか。言葉は人を傷つける刃にもなるけれど、人を温める毛布にもなる。ヤバいことを踏みとどまらせるお守りにもなる。私が今話していることの8割はかつてどこかで読んだ本で誰かが話していた言葉たちだ。動画やインターネットもいいけれど、本は軽くて電源がなくても触れられる一番持ち運びやすい“別世界”。時空を超えて、人に、コトに出会える場所。そんな「逃げ場所」や「楽しみ」を知る人が一人でも増えたらいい。うちのお店にもお客さんがこの本いいよって勝手に置きにくる。本は天下の周りもの、会ったことない人からの言葉の贈り物だ。誰の素敵な言葉がまた誰かを通して次の人に届くといいな。そんなことを思いながら今回のプロジェクトを応援しています。スナックひきだし 紫乃ママ 木下紫乃


定期的に少年院で学習支援を行っています。いろんな少年と接してきましたが、彼らからよく言われるのは「勉強って楽しいということを知りました」です。中・高校生とは仕事柄日々接していますが、そんな言葉は聞いたことがない(笑)ので、初めの頃はたまたまとても意欲的な子たちに出会えたのかと思っていましたが、新たな少年と接する度に「楽しい」と言われることには驚きます。彼らは四則計算すらも危ういといったレベル感で、おそらく勉強は嫌いだっただろうにも関わらず、貪欲に学び、そして物凄いスピードで吸収していきます。「学ぶ」ことの意義を彼らを通して改めて考えます。 また、その意欲がどこからきているのかと考えると、おそらく「自分のことを気にかけてくれる”人”の存在」のような気がしています。ある少年は、「この前言ってたお薦め本、あれ読んだよ」と伝えると、飛び上がらんばかりに驚き、喜んでいました。その反応の大きさにはこちらが驚くほどですが、この少年に限らず「自分のために○○してくれた」など、誰かが気にかけてくれることが彼らの驚きや喜びにつながっているという話はよく聞きます。直接的、間接的に関わらず”気にかけてくれる人“の存在が、彼らの喜びと生きる意欲につながります。一人でも多くの方がそのような存在になっていただけることを願います。竹内 聡子育て上げネット 子ども・学習支援事業 プロジェクトマネージャー


2017年に「誰もボクを見ていない なぜ17歳の少年は、祖父母を殺害したのか」という本を書きました。事件を起こした少年の足跡をたどる取材の中で、事件の背景には過酷な虐待や貧困があったことを知りました。それをきっかけに少年事件の取材をする中で、少年院には同じように困難な境遇で育ったこどもたちが少なくないことを知りました。信頼できる大人に出会ったことがなく、少年院で信頼できる教官に出会えたとしても、出院後は、頼れる家族や大人がおらずまた孤立し、再犯に向かってしまう人も少なくない。そんな流れを変えるには、一体どうしたらいいんだろう・・・。そう思っていた時に、育て上げネットさんの少年院での学習支援や就労支援、そして地域に出てからも応援し続けるプロジェクトを知り、心から共感しました。いつもその子のことを気にかけ、繋がり続けてくれる地域の大人の存在はとても大切です。しかし同時に、とても難しいことでもあると思います。私たちはすぐに直接何かができなくても、今回の本を届けるプロジェクトを通し、こどもたちのことを気にかけ応援している大人がいるということを、こどもたちに伝えることはできるはずです。育て上げネットさんのクラウドファンディングを、応援しています!フリーライター 山寺 香2003年に毎日新聞社入社、仙台支局、東京本社・夕刊編集部、同・生活報道部、さいたま支局、東京本社・くらし医療部にて子どもの貧困問題、児童虐待問題、自殺問題などを取材。2021年3月に退職。少年事件の背景にあった貧困・虐待問題に迫った著書のノンフィクション「誰もボクを見ていない~なぜ17歳の少年は、祖父母を殺害したのか~」(ポプラ文庫)は、映画「MOTHER マザー」の原案ともなった。


私自身が若い頃のイメージでは少年院に入るのは相当やんちゃな奴でした。しかし実際に少年院に関わるようになってイメージがガラッと変わりました。どちらかというと優しい気の弱い少年が多いように感じました。その時に「もしかするとこの子たちもある意味被害者ではないか」と感じるようになりました。性格や特性、生育環境にもなんらかの課題があるように感じました。ファンドレイザーになって思うのは、触法少年に対する理解や寄付を得るのは難しいということです。「なぜ犯罪者に寄付をしなければいけないの?」「被害者がいるのに!」このような言葉を頂くことが多いです。もちろんその通りではあるのですが、それでも実際に関わって頂ければ印象は変わるのではないかと思います。そのためにも是非少年院へのスタディツアーにご参加頂ければと思います。古今堂 靖育て上げネット プロジェクトサポートオフィス 寄付担当 ファンドレイザー 少年院スタディツアー担当


悩んだり、困難な状態にあるときは、誰かに相談できるとよいですが、相談するにも勇気が必要だったりします。 誰かに相談するちょっと手前の選択肢として、本はとても有益です。 「私と同じことに悩んでいる人がいた」「こんな考え方ができるのか」…… そういうことを知るだけでも心に余裕が生まれますし、本の世界に没頭するだけでも気分が変わるものです。私もそうやって本にたくさん助けられてきました。 誰かにおすすめされた本を読むのも大切ですが、「自分で見つけた」という感覚がとても重要だと思います。 その感覚を掴むために何が必要でしょうか。それは、「様々な本に出会う」経験です。 そのような経験を積み重ねることで、自分にとって大切な本に気づく感度が高まります。 このような機会は平等にあるべきですが、残念ながら現実はそうではありません。 今回のプロジェクトはその現実を少しでも変えようとするものです。 皆さんの寄付が若者たちの未来につながります。応援をよろしくお願いします!


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