学びたいけど学べない『介護研修難民』問題を解決したい

介護福祉士の国家資格取得のために必須の『実務者研修』を受けたくても受けるのに遠方まで通わなければならない地域の『介護研修難民』問題を解決するために、移動型カレッジの開講場所を増やします。

現在の支援総額

2,326,000

116%

目標金額は2,000,000円

支援者数

49

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2026/05/03に募集を開始し、 49人の支援により 2,326,000円の資金を集め、 2026/06/28に募集を終了しました

学びたいけど学べない『介護研修難民』問題を解決したい

現在の支援総額

2,326,000

116%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数49

このプロジェクトは、2026/05/03に募集を開始し、 49人の支援により 2,326,000円の資金を集め、 2026/06/28に募集を終了しました

介護福祉士の国家資格取得のために必須の『実務者研修』を受けたくても受けるのに遠方まで通わなければならない地域の『介護研修難民』問題を解決するために、移動型カレッジの開講場所を増やします。

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【ついに、その時がやってきた】  そんなもやもやを抱えながらも、相変わらず名古屋と東京を行ったり来たりする日々。 私は特別養護老人ホームに籍を置きながら、研修事業部として初任者研修や実務者研修の計画を立て、自らも講師として教壇に立っていました。 認知症紙芝居の伝え手として活動する中で、私は【本当に伝わる伝え方】を少しずつ肌で実感するようになっていました。だからこそ、余計に胸の奥の迷いが膨らんでいきます。  「自分が今やっている研修は、ただ単にテキストをなぞるだけのもの…このままでいいのだろうか……」  「暮らしを支えるプロ」を育てるための、本当の教育とは何なのか。 一人で答えの出ない問いを抱えていた、まさにそんな時でした。 訪れたのは、大阪府岸和田市で開催された「認知症紙芝居の全国大会」 実は、SNSを通じてその人の存在だけは一方的に知っていました。  全国大会の会場に向かうため、エレベーターに乗っていた時のことです。 扉が閉まる直前、慌てて滑り込んできた大柄な男性がいました。  そう、その人が稲岡でした。  同じ認知症紙芝居のメンバーだという親近感(ただそれだけだったのですが)、私はごく自然に、「こんにちは!」と声をかけたのです。  けれど、その時の稲岡の表情と、返ってきた言葉だけは今でも忘れられません。  「えっ?!……あ、どうも」 ……まさかの、そのひと言だけ(笑)。 全くの愛想なし。 おまけに見上げるほどの高身長でしたから、私の第一印象は「は?なんか怖い人……かかわらないでおこう!」でした。  代表の稲岡は「人とのつながりを大切にする人」なんて言われていますが、私と代表のリアルな出会いは、お世辞にもドラマチックとは言えない、なんとも不器用で冷ややかなものだったのです。 少し長くなってしまいましたね。 次回は「は?」が「ん!?」になったお話です。


 講師としての違和感を抱えながらも、運営の仕事は加速していきました。 次なるミッションは、なんと「東京」でのスクール開講。 外部コンサルも私も、拠点は名古屋。東京なんて縁もゆかりもない土地でしたが、立ち止まっている暇はありませんでした。  東京でスクールを運営している方々に何度もアプローチし、自ら泥臭く人脈を作っていく日々。夜行バスで名古屋と東京を往復し、早朝に帰ってきては特養の相談員として働く……。 今思えば、体力的にはかなり無茶をしていました。 それでも、はじめて「名古屋」という井の中を飛び出した蛙(私)は、外の世界の広さに圧倒されながら、日々を楽しく飛び回っていました。  そんな中で出会ったのが、「認知症の紙芝居」でした。それは、私の運命を大きく、大きく変える出会い。 「これを、私が一生をかけて伝え続けるんだ」 そう直感しました。 私はこれまで、愛嬌と誠実さとまじめさだけで、なんとかここまで来ました。 でも、介護福祉士として、プロの仕事はそんなに甘いものじゃない。学ぶことの大切さを、心の底から痛感したのがこの時でした。  けれど、世界が広がれば広がるほど、あの「小さな違和感」もまた、無視できないほど大きくなっていったのです。  「形を作るだけじゃなく、暮らしを支えるプロとして、本当に価値のある教育を届けたい」 今の組織のあり方と、自分の理想。 その想いが臨界点に達しようとしていた時。私はついに、その後の運命を変える「あの人」と遭遇することになります。  次回:ついに登場。福祉の人らしくない福祉のひと、代表理事。


【「くりゆら」ができる前、私は○○でした】 代表が自身のルーツを遡っている間、私も少しだけ時計の針を戻します。 「くりゆら」が影も形もなかった頃、私は特別養護老人ホームのケアマネジャー兼、生活相談員として働いていました。 ユニット型の小さな特養。日々の仕事にはそれなりにやりがいを感じていましたが、心のどこかで「なんとなく満たされない想い」を抱えて過ごしていました。 そんな時、当時の理事長から飛び出したのが、「人材育成が大事だ!別会社でスクールを立ち上げよう」というお話。 実は、小さい頃から「先生」という職業に密かな憧れがあった私。後先なんてこれっぽっちも考えず(笑)、「私に講師をやらせてください!」と一番に手を挙げました。 すぐに「介護職員初任者研修」のスクールが立ち上がり、私は講師としての第一歩を歩みだすことになったのです。 今の「事務局」としての私に繋がる、大きな転換点。 さて、もうすこしVol.2が続きます…。


【なぜ今、私は筆を執ったのか】 「文章苦手な代表が、がんばってる……」 現在、クラウドファンディングの活動報告で連載されている代表理事のストーリー。それを一番近くで、そして一番ハラハラしながら(?)読んでいるのは、間違いなく事務局である私でしょう。 代表が語る「くりゆら」の歩みは、いわばこの組織の正史。でも、その光の裏側には、事務局という立場からしか見えなかった景色、数々のドタバタ劇、そして代表に巻き込まれていった「私自身の人生の物語」があります。 今回、あえて「アナザーストーリー」としてこの文章を綴ろうと決めたのには、2つの理由があります。・「くりゆらが実現したいこと」を伝えたいからバラバラだった個人の「点」が、どこで交わり、今の形になったのか。そのプロセスを描くことで、私たち「くりゆら」が目指す未来の手触りを伝えたい。・未来の自分たちが立ち返る場所を作りたいからクラウドファンディングという挑戦の真っ只中にいる今。数年後、私たちがさらに遠くへ行った時、この原点の記憶をいつでも取り出せるように。記憶の整理をしながら、ここを「心の拠り所」として残しておきたい。 代表がまだ「法人設立前」の昔話を語っている今だからこそ、私も「くりゆら」に出会う前の、自分の話を少しだけ始めてみようと思います。これは、代表のストーリーとどこかで重なり、時にぶつかり、そして今に繋がる、もう一つの物語です。


 前回は、情報の「丁寧な分析」が必要だと提案したものの、大手カレッジのルールの前になかなか聞き入れられなかった……というお話しをしました。 今回は、もう一つの「納得がいかなかったこと」——介護技術の教え方について、本音でお話しします。 介護の教科書には、必ず「自立支援」という言葉が出てきます。「ご本人の持っている力を活かしましょう」と、どこの教室でも教えています。 でも、実際に移乗介助などの技術を教える段階になると、途端におかしなことが起こります。 教科書通りのボディメカニクスを意識するあまり、力任せにガシッと抱え上げる。そんな「古いやり方」が、未だに当たり前のように教えられているのです。 本来、人間には自然な動きの流れがあります。 前にかがんで体重が足に乗ったらお尻が軽くなり、膝を伸ばしていくことで立つ姿勢になる。介護技術を知らなくても、人はだれでもそうやって立っているはずです。 なのに、学校で教えるボディメカニクスの原則 ・足を広げる(支える面積を広げる) ・重心を下げる ・重心を近づける これをそのまま当てはめてしまうと、介助者自身が邪魔になって、ご本人の「前にかがむ」という動作ができなくなってしまうのです。 前にかがんで頭を下げることをせず、頭を上げていく動きは、筋力に自信がある人でも難しい動作です。 これでは、介助者がご本人の力を奪っておきながら、不自然な力を加えて補っていることになるのではないでしょうか? ご本人が何もできないのを前提に、「物」を動かす方法を駆使している。 その結果、ご本人ができることがどんどん奪われ、介助者はどんどん負担が増える。 結果として、「動けなくなる人」と「腰を痛める人」を量産してしまう現場になってしまいます。 ご本人は「モノ」はモノでも「物」ではなく、コチラの「者(人)」です。 私はかつて、現場で教えてもらった力任せの介助をしていました。 しかし、腰痛をキッカケにご本人の力を活かす方法を必死に学びました。現場で実践したところ、ご本人はできることが増え、自分は負担が減っていったという経験があります。 その経験を踏まえて、何度も改善案を伝えました。「何でもかんでもしてあげるのが仕事ではなく、少しでも自分の力を発揮できるように支えるのが介護職としての仕事だ」と。 でも、返ってきたのは、「うちのテキスト通りではない」という言葉でした。 ご本人が少しでも自立できるように関わるようにと口では言いながら、中身は思考停止したマニュアルを押し付ける。 そんなことを教えて、本当に現場で役立つことが伝えられるのか?  受講生にとっても、ご利用者にとっても、デメリットでしかないのではないか……。 この悶々とした日々が、いよいよ私を「次のステップ」へと突き動かすことになります。 次回は、そんな葛藤に終止符を打ち、いよいよカレッジの設立へ …といいたいところですが、私だけの話ではなく、当カレッジの事務局が、設立までにどのように動いていったのかの話をしてもらうためにバトンタッチしたいと思います。


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