「ガダルカナル島慰霊巡拝プロジェクト」~先の大戦の記憶を大学生の手で未来へ繋ぐ~

戦後81年。戦争を知る世代が少なくなる中、6月23日から7月1日にかけて大学生がガダルカナル島を訪れ、慰霊巡拝と日本の慰霊碑の視察を実施する。現地で歴史と向き合い、その学びを未来へ伝え、平和への願いをつないでいく挑戦。

現在の支援総額

466,000

93%

目標金額は500,000円

支援者数

49

募集終了まで残り

49

「ガダルカナル島慰霊巡拝プロジェクト」~先の大戦の記憶を大学生の手で未来へ繋ぐ~

現在の支援総額

466,000

93%達成

あと 49

目標金額500,000

支援者数49

戦後81年。戦争を知る世代が少なくなる中、6月23日から7月1日にかけて大学生がガダルカナル島を訪れ、慰霊巡拝と日本の慰霊碑の視察を実施する。現地で歴史と向き合い、その学びを未来へ伝え、平和への願いをつないでいく挑戦。

6月26日、ホニアラ市街「川口支隊歩兵第百二十四聯隊鎮魂碑」にて慰霊法要を行いました。当派遣団にとって初めての慰霊法要でした。このような機会を設けてくださった全国ソロモン会の皆様には感謝の念に堪えません。当派遣に参加した学生には、歩兵第百二十四聯隊の編成地である福岡県出身の者もおり、故郷出身の戦没者に祈りを捧げることができ大変感慨深く感じております。短い派遣期間ではありますが、できる限り多くの祈りを捧げられるよう取り組んでまいります。


6月25日、ガダルカナル島西方のボネギを訪れ、擱座した鬼怒川丸を見学しました。鬼怒川丸は、昭和17年11月15日第二次高速輸送船団の一隻として第38師団の主力将兵と軍需品を積載し、浜辺に乗り上げて擱座し、揚陸を強行しました。遠く離れた日本からやって来た輸送船をこの目で見たことで、当時の光景をより詳細に想像することができました。かつての戦場を実際に訪れ、戦争を肌で感じたことで、慰霊への思いが益々高まりました。現在のこの地は、かつての戦場であったとは到底思えないほど美しい海が広がっています。その平和な風景と歴史とのギャップに驚くとともに、波打ち際で朽ちゆく鬼怒川丸が物語る歴史を決して忘れてはいけないと思いを新たにした次第です。


本派遣にて訪れた、タンベアに残る「ガ島戦没者慰霊碑」を建立された第二師団勇会の現代表である遠藤美幸先生よりメッセージを頂きました。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2005(平成17)年から約20年間、私は日本陸軍第二師団(勇兵団)の東京戦友会の勇(いさむ)会(のちに勇会有志会に改称)に参加し、事務係兼雑用係をしながら元将兵の傍らで戦場体験を聴いてきました。昨年最後のお一人が103歳で亡くなられ、もう戦友はどなたもいません。第二師団は日本陸軍の中でも屈指の歴史と実績をもつ師団で、先の戦争ではガダルカナル島(以下ガ島)の戦いやビルマ戦などの激戦地を歴戦し、ガ島だけでも8千人近い将兵が戦没しています(戦死率76%)。戦友会での元将兵と遺族の最大の関心事は慰霊追悼と遺骨収容で、旧戦地で眠っている「戦友」を祖国へ戻すことでした。JYMAの設立目的は元将兵の生涯を通じた切なる思いそのものです。遺族の高齢化が進んでいる中、大学生を中心とした若者が、戦没者の遺骨収容と慰霊活動および戦場体験の継承を担う活動に身を投じられていることに心からの敬意を称します。戦友の皆さんは、若い世代が遺骨収容と慰霊に関心をもってくれることが日本の「希望」になると語っていました。戦後80年を経てなお約112万柱の遺骨が現地に未収容のまま残されています。国は収容活動を続けていますが、現地の政治的な事情や環境の変化、さらに遺族の高齢化などで収容は難航しています。JYMAの活動が広く世に知られ、多くの方々の理解と支援を頂けることを願います。これは勇会の戦友の皆さんの切なる願いでもあります。遠藤美幸先生


6月25日、ガダルカナル島西方のエスペランス付近のヨシモリ・ポイントを訪れました。ヨシモリ・ポイントには、大木の根本にコンクリートの土台と小さな石碑が残っています。撤収作戦のために投入された船舶工兵の一人、「ヨシモリ氏」がこの地で亡くなり、戦友が小さな慰霊碑を建立したそうです。しかし、その慰霊碑はエスニック・テンションと呼ばれる暴動で破壊されてしまいました。その後、地元に住むマリアさんが慰霊碑を近くに移設し、当地を訪れることのできない戦友の代わりに管理してくださっています。 今回当地を訪れたところ、そのマリアさんにお会いすることができました。マリアさんには当時の経緯等を解説していただいたうえ、付近で拾った日本軍将兵の遺留品等も見せていただきました。慰霊碑が現地の方により引き継がれ、私たちが「ヨシモリさん」の生きた証を見ることができた素晴らしい巡拝経験となりました。


ビル村戦争博物館とは、日米両軍の兵器や慰霊碑等が展示されている野外博物館です。九六式十五糎榴弾砲といった迫力ある展示に加え、一式陸上攻撃機などの日本軍機、さらには米軍のグラマンF4Fワイルドキャット戦闘機などが並び、間近で触れて体験することができます。山砲や連隊砲といった、ガダルカナル島の戦記に登場する兵器を実際に目にしたことで、重い兵器を密林の中で輸送した当時の将兵の苦難をよりリアルに想像し、追体験することができました。


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