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AI×ビッグデータで、子どもを虐待から救う!

子どもの安全を守るために何が必要でしょうか?それは高い専門性です。現在の日本では、子どもの安全を守るための専門的知識を持った人材が不足しています。その問題を解決するため、私達は人工知能(AI)を活用したアプリを開発して現場の職員をサポートすることで、子どもの命と生活を守るプロジェクトを立ち上げます!

現在の支援総額

1,651,000

110%

目標金額は1,500,000円

支援者数

166

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2016/10/03に募集を開始し、 166人の支援により 1,651,000円の資金を集め、 2016/12/20に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,651,000

110%達成

終了

目標金額1,500,000

支援者数166

このプロジェクトは、2016/10/03に募集を開始し、 166人の支援により 1,651,000円の資金を集め、 2016/12/20に募集を終了しました

子どもの安全を守るために何が必要でしょうか?それは高い専門性です。現在の日本では、子どもの安全を守るための専門的知識を持った人材が不足しています。その問題を解決するため、私達は人工知能(AI)を活用したアプリを開発して現場の職員をサポートすることで、子どもの命と生活を守るプロジェクトを立ち上げます!

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皆様、こんにちは。   これからバンクーバーを発ち、成田に向かいます。高岡の講演&プレゼン情報の追加更新です(急な情報更新で大変申し訳ございません)。   以前ご紹介した講演は、実際の支援や研究に関する話しをメインに本プロジェクトにも少し概要を触れる予定ですが、今回追加した2件のプレゼン&フリーディスカッションは、本プロジェクトのみについてお話させて頂きます!  追加情報!追加①プレゼン&フリーディスカッション 11月25日(大阪府・大阪市)子ども虐待防止学会おおさか大会会場にてフリーディスカッション場所:大阪国際会議場(グランキューブ大阪)学会会場 NPOブース(NPO法人MCサポートセンターみっくみえのブースを一部お借りします)時間:12:15-13:15 (前半プレゼン、後半ディスカッション)内容:本プロジェクトについての代表・高岡によるプレゼン/ディスカッションを行います   追加②プレゼン&フリーディスカッション 11月26日(大阪府・大阪市)子ども虐待防止学会おおさか大会会場にてフリーディスカッション場所:大阪国際会議場(グランキューブ大阪)学会会場 NPOブース(NPO法人MCサポートセンターみっくみえのブースを一部お借りします)時間:12:45-13:45 (前半プレゼン、後半ディスカッション)内容:本プロジェクトについての代表・高岡によるプレゼン/ディスカッションを行います   更新情報①11月24日(東京都・千代田区)千代田区支援者向け講演会場所:千代田区子ども家庭支援センター主催・神田さくら館7階申込みが必要です!!あと少しだけ席があるそうです。申込先:千代田区子ども家庭支援センター(03-5298-2424)時間:14:00-16:00内容:現場で子どもと家族を支援するためのコツ(本プロジェクトについても15時50分頃から10分ほど紹介します) ②11月25日(大阪府・大阪市)子ども虐待防止学会おおさか大会会場にて学会発表 場所:大阪国際会議場(グランキューブ大阪)学会会場 10F 1007時間:14:25-14:55内容:本プロジェクトでもご協力頂いている三重県での取組について科学的なデータ分析の視点からお話致します。(本プロジェクトのベースとなる情報です)   ③11月26日(大阪府・大阪市)日本子ども虐待防止学会おおさか大会会場にて分科会・シンポジウム 場所:大阪国際会議場(グランキューブ大阪) 12F 1203時間:16:00-17:30 内容:本プロジェクトでご協力頂いている三重県の取組について、現場の実状、マネジメント、データ分析の点からシンポジストとしてお話致します。(本プロジェクトについてもご紹介します。)   ④11月27日(奈良県・橿原市)支援者向け講演会場所:橿原文化会館 第2会議室 申込みが必要です。申込み先(NPO法人CAPNA TEL:052-232-2880 / Email: approach@capna.jp)時間:9:00-12:00内容:つながりにくい保護者の方への支援(アプリやAI活用にもポイントとなる、子どもや保護者の方にどのように現場で気をつけたら良いか、話の聞き方&調査の時に知っておくべき点をお話します。本プロジェクトについてもご紹介致します)   今からとてもワクワクしております。 もしお時間ございましたら、是非お立ち寄り下さい。皆様とお話できるのを楽しみにしております!


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少し前回の報告から日が空いて申し訳ありません。今回からは現場で使われるAI開発についてご紹介します。といっても、情報工学や数学といった難しい話しではなく、AIがどのように現場で活用できるのかのイメージをご紹介します。    虐待対応の現場ではその場その場で判断が求められます。その瞬間毎に、現場の方々は、今までの経験から、  1「このケースは○○という背景があるのだろう」と問題を分析します。 2「だから、きっとこのケースは□□になるだろう」と予測(見立てともいいます)を立てます。 3「今は、□□という判断が必要だ」と意思決定と必要な対応をします。   これは、私達の生活においても、ほとんど同じ思考&行動パターンです。    ただ、問題の分析と予測を立てることは、1と2のように「~だろう」という推測になります。ここには、その人がどのような教育や研修を受けてきたのか、どのような考え方をする人なのかという要因が反映します。またそもそも未来は誰にも正確に予測できません。不確定な要因がとても多いのです。   これはどんな優秀な人でも、自らが体験した事例の質と量から判断するため、バイアス(誤差)が入ります。一方、AIであれば、全データを元に判断するため、そのバイアスを小さくすることに役立ちます。   今回のプロジェクトで用いるAIでは、今まさに発券した子どものケースについて、過去の似たような事例(データ)と比較検討し、どのようなリスクがあるのかをリアルタイムに算出します。   以下が開発イメージの一コマです。   ユーザーインターフェイスやデザインはこれからですが、例えば ・現時点のリスク: 現時点での危機リスク(再発の傾向)を数字で表します。100%に近づくほど危険、0%に近づくほど子どもが安全という意味です。   ・過去の同一リスク事例からの今後の再発予測率 過去の同リスク事例と比較し、次にどのような対応を取ると危機リスク(再発)がどう変動するのか予測値を算出します   ・リスクランク 担当者または各組織内でのリアルタイムのリスクランクを色で表示します。   ・担当ケース優先順位 担当者が担当しているケースで対応の優先順位を表示します。    一画面に沢山の情報はいっぺんに載せきれませんので、今回は情報が少ない不確定時点で、今後の危機リスクを予測するAI機能について紹介しました。   基本的にAIはデータがないと何の意味もありません。データを積むことで、その判断がどんどん精度が高くなっていきます。まさに人間と同じですが、学習のスピードと量が早いのです。 また、対人支援の領域では、新しい技術やAIに不安を持たれる方もいらっしゃいますが、このAIが何かを命令するということではありません。   現場支援者の判断をサポートすることが目的です。実際に現場で大事なのは、正確なケースの理解(見立て、アセスメントやプロファイル)と、実際にどのように対応するか(危機対応や支援の工夫といった実際の行動)です。   このAIはまさに、その見立てと行動のアイデアをサポートします。   現場にいる方々は、隣にいる先輩や経験者の方にどう対応したらいいのか相談することがあります。このAIを用いれば、全国の支援者の経験をリアルタイムでデータから推定することができます。 例えば、緊急のケース会議で、データから分かっている範囲でその後どうなるかを知っておくことは、子どもを守る会議を効率的に進める上でも大切です。   忙しい現場では、研修会に出続けられなかったり、最新の論文を読む時間がありません。ですが、このAIは最新知見の情報も提供することができます。   このAIは、学校の先生、幼稚園や保育園の先生、病院のお医者さんや看護師さん、まちの保健師さんや子どものケースワーカーさん、児童相談所の職員さん、警察官や消防士さんなど、子どもを実際に守る人を支えます。   次回以降もAI利用のイメージをお伝えしていきます!  寒くなってきましたが、みなさまお身体お気をつけ下さい。


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こんにちは。このプロジェクトを進めるにあたり、11月末に代表・高岡がお話する機会をいただきました。   11月24日(東京都・千代田区) (11月18日追記)対象:千代田区内で子どもに関わる支援者の方千代田区子ども家庭支援センター主催・神田さくら館7階 14時ー16時 内容・・・現場で子どもと家族を支援するためのコツ(本プロジェクトについてもご紹介します)   11月25日(大阪府・大阪市)対象:日本子ども虐待防止学会大阪大会の参加者大阪国際会議場(グランキューブ大阪)14:25〜14:55 10F 1007 内容・・・本プロジェクトでもご協力頂いている三重県での取組について科学的なデータ分析の視点からお話致します。(本プロジェクトのベースとなる情報です) 11月25日は虐待防止学会の懇親会にも参加予定です。もし会場で高岡を見つけたら、どなたでもお声掛け頂けたら嬉しいです。   11月26日(大阪府・大阪市)対象:日本子ども虐待防止学会大阪大会の参加者大阪国際会議場(グランキューブ大阪)16:00〜17:30 12F 1203  内容・・・本プロジェクトでご協力頂いている三重県の取組について、現場の実状、マネジメント、データ分析の点からシンポジストとしてお話致します。(本プロジェクトについてもご紹介します。)   11月27日(奈良県・橿原市)対象:一般の方(11月18日追記:参加には申込みが必要です)橿原文化会館 第2会議室 9:00-12:00 内容・・・つながりにくい保護者の方への支援(アプリやAI活用にもポイントとなる、子どもや保護者の方にどのように現場で気をつけたら良いか、話しの聞き方&調査の時に知っておくべき点をお話します。本プロジェクトについてもご紹介致します)11月27日の申込み先:NPO法人CAPNA TEL:052-232-2880/approach@capna.jp   また、当NPOで作成・公開し現在YouTubeで視聴回数25万回を越えました「妊娠・・・どうしよう?」につきましても当NPO理事の先光毅士より「思いがけない妊娠時の対応に関する知識を広めるために- Web 動画とGoogle Analyticsを用いた検討-」11 月 25 日(金) 16:15 〜 17:45 会場:10F 1007を発表致します。   トイレでの産み落とし等、ティーンの臨まない妊娠による虐待死亡事例を無くすために、臨まない妊娠の予防情報と、もし妊娠した場合にどうしたら良いかをインフォグラフィックス化しました。この発表では、どのようなメディアやSNS、検索ワードを使うと、ターゲットとなるティーンに動画を見てもらえるのかについてご紹介致します。   皆様のご来場、心からお待ちしております。 宜しくお願い致します。  


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本日はアプリ開発#10として、データの送信/共有についてです。   子どもの安全が疑われる場合は、個人情報保護条例を越え、国民全ての通告義務が優先されます。情報共有については今現在様々な議論がされていますので、その議論に遵守しながら開発を進める予定です。   ここでは、現在検討しているアイデアをお伝えします。 百聞は一見に如かず こちらはトップ画面のイメージです。Reportボタンをクリックすると、それまでに得られた画像・動画・自由記述データなどが、調査・捜査機関のサーバーに暗号化され送信されます。   一般の方や、学校・保育園・幼稚園・医療機関などの方であれば、アプリで傷アザ写真や子どもから聞いた情報を暗号化し、その場ですぐに児童相談所や警察のサーバーに暗号化して送信できます。   他にももし、近隣で赤ちゃんが激しく泣く声だけでなく、大人の怒鳴り声や物が割れる音も聞こえた場合、それが録音され、即座に児童相談所や警察に送信できれば、児童相談所や警察も緊急度を査定するにあたり、そのデータは非常に重要な情報になります。     百聞は一見に如かずというように、もし子どもが話す動画データや(※1&2)や傷アザの画像データを児童相談所や警察の人が見ることができるのは、とても重要です。 動画や画像データと共に子どもの状態を早い段階で知ることができれば、非常に忙しい専門機関だからこそ、「これはひどい傷アザだ。緊急出動だ!!」というスムーズな意思決定につながります!!   一方、もし児童相談所や警察であれば、調査時に撮影した傷アザ写真をリアルタイムで本部に送信し、それを元に本部からの合議的な意思決定が随時フィードバックされれば、その場でより迅速かつ適切な判断・対応を行うことにつながります。    子どもをより早く救うためには、早く・適切な情報の共有が重要です。   少しでも早く、正確な情報が共有されるよう、このプロジェクトでは開発を進めていきます!   お読みいただき、ありがとうございました。   宜しければシェアして頂けますと幸いです!    ※1子どもの話しを録音・録画するかは、ユーザーさんが選択できます。録音・録画をしないという選択ももちろん可能です。   ※2ただし、最初から重篤な虐待(性虐待など)が疑われる場合は、その後に児童相談所と警察の協働調査として専門的な面接が行われるため、通告時には録音・録画はせず、また話しの聞き方も専門的な面接に影響を与えないよう、最小限の質問で子どもに話しを聞く手法をガイドする機能を盛り込む予定です。   ※3児童相談所や警察用には、科学的根拠に基づくリスクの査定や、初期に必要な調査項目リストなどをその場で選択・入力できる機能なども検討しています。 


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今日は世界に影響を与えるアメリカ大統領選挙でした。 トランプ氏とヒラリー氏の外交、経済&財源確保、内政、ヘルスケアなどの政策の違いも含め、様々な注目を集めていたと思います。 色々思うところもありますが、今回の活動報告です!!前回の「子どもの傷アザ写真を正しく保存する」に続き、今回は傷アザがどこにあるのかのデータ収集、そしてその解析方法の一例についてご紹介します。   どこに傷アザがあるのか?をマッピングする 撮った傷アザが、子どもの身体のどの部分にあったのかを記録することはとても大切です。 傷アザ一つにつき、①焦点、②正面全身、③横全身が必要なのですが、他にも傷アザがあるか、痛いところはないか撮影の時に確認することが重要です。 このアプリでは、以下のように適切なデータ収集と子どもとの実際のコミュニケーションツールとして、子どものボディマップをアプリに組み込みます。 子どものボディマップ(正面) 子どものボディマップ(背中側) 目に見えている傷以外に、他にもどこに傷があるか、子どもに直接尋ねながら場所をマッピングすることができます(もちろん使い方はユーザーさんの自由です)。 例えば、左手周辺に傷アザがあれば、その周辺をタップすれば以下のように表示されます。     その箇所に合わせて、このアプリはどのように写真を撮っていくかをガイドします。   以下は、実際に高岡が自分の右腕にピンク色の蛍光マーカーを塗って傷アザと見立てて撮影してみました。(ボディマップでは左腕なのですが、以下の画像は右腕で撮影しています) 以下のイメージは、傷アザに焦点を当てた画像ですが、無料でダウンロードできるABFO#2スケールの各末端が写るように写真を撮っていきます。 子ども自身がどのように撮られているか知る方が落ち着く子もいますので、上記のイメージは、フロントカメラモード(バックカメラとの選択可能)で撮影しています。   子どもとしては、左上のアイコンを見るところでどこを撮るのか、また左下のアイコンで焦点をあてた写真を撮ると知ることができます。   同じように、ユーザーさんも今度はどこの写真を撮るのか、撮り忘れなく適切に傷アザ写真を撮ることができます。 得られた傷アザのデータを瞬時に分析し、活用する。 もし撮影された画像データをサーバーに送り、瞬時にAIを用いて分析します。例えば、今現在の2つの例を紹介すると   1:画像データにあるABFO#2を元に、傷アザの大きさを測定する ABFO#2内にある二等辺三角形の頂点を利用して、ピタゴラスの定理を応用することで、角度を調整し、画像内の傷アザのサイズを測定します。   2:傷アザパターンを過去の傷アザデータ(場所、サイズ、傷アザのパターン)と照合する。   1で得られたパターンやサイズを利用して、過去の傷アザ写真と照合し、虐待による傷かどうかの確率を算出します。(AI分野だとパターン認識とかディープラーニングと呼ばれる手法を利用します。ガンの画像診断などでも用いられているAI手法の一つです)。   もし、傷アザのパターンが特異なものであれば、凶器も将来的には特定します。例えば、複数の傷アザが列になって、等間隔である場合などは、ブラシや剣山を用いた可能性があることなどを表示します。   こういったデータやエビデンスを用いることで、人間であれば見過ごされてしまうことも防ぐことに役立ちます。   もし医療従事者や学校の先生や養護の先生、保育園・幼稚園の先生がユーザーさんであれば、傷アザをデータとして残せるだけでなく、分析結果を元に「すぐに児童相談所に通告してください」など、次の適切な対応をアプリからガイドできます。   児童相談所や警察の方であれば、すぐにその後の対応について判断に活用できます。 ******************* 今回は傷アザ写真の保存と、その画像データ分析の一部をご紹介しました。   傷アザの写真データを各児童相談所や警察で保存していても、集積して解析しているところはまだまだほとんどありません。   一人の子どもが受けた傷アザのデータを、直ぐにその他の子ども達に活用し、より適切な判断を導くことが大切です。   そのためには、適切なデータの蓄積・AIを用いた即時のデータ分析・分析結果を支援者にフィードバックするアプリ、3つが重要になります。 このプロジェクトでは、この3つを同時に開発を進めていきます!   お読み頂き、ありがとうございました。引き続き、ご支援宜しくお願い致します。