8月2日、三重JUDOキャンプ2日目、ポルトガル柔道チームは、高田学苑さまの道場にて、高田高校・中学校柔道部のみなさま、安濃柔道クラブのみなさまと稽古させていただきました。稽古の前にそれぞれが自己紹介して稽古がはじまりした。寝技の乱取りをして打ち込みをして男子と女子が分かれて稽古乱取りへ立っているだけで汗がだくだくの猛暑です。ポルトガルの少年の中には、早い段階でヘロヘロになって「稽古、、何時に終わるんでしょうか?」と聞きに来て、答えを聞いてプチ絶望した生徒もいれば、「自分は元立ちに立ちたいです!」という熱烈な生徒も。乱取りの元立ちに立つポルトガルの少年ら畳の上で一対一で対峙するそれは、国籍、文化、言語などすべての違いが消えて、一人の人間と一人の人間が対話し、その境界があいまいになって重なる、純粋で崇高なときだと思います。こんな濃密な時間を過ごすと、相手に親近感を感じるようになります。稽古後はお互いにマッサージ素晴らしい稽古をつけてくださった高田高校・中学校柔道部のみなさま、安濃柔道クラブのみなさまに心から感謝です。午後からは、国宝である高田本山専修寺へ。ボランティアのみなさまが英語で説明してくださりました。「御影堂」と「如来堂」という二つのお寺があり、「御影堂」は現存する江戸時代の寺院建築としては全国で5本の指に入る大きさとのこと。とても荘厳な雰囲気でした。その後、宿に戻って休憩して、夜は河芸柔道クラブの稽古へ。2部練習を終えて、待ったいたのはお寿司!ポルトガルで食べるお寿司と日本のお寿司はだいぶ違うとのことでした。イチゴがのってお寿司とかあるそうです。この日、最も印象的だったのは、写真はありませんが、高田学苑さまの食堂でお弁当をいただいていた時のワンシーン。食堂には柔道部の生徒ほか、中高生がたくさんいらっしゃって、突然のポルトガルの少年少女の入場に食堂が騒然と。そのとき、勇気がある生徒が話しかけてくれて、ポルトガルの少年らとのトークが始まりました。若者の交流は素晴らしい。と心から思いました。若者の交流の機会をつくるには大人の仕事。張り切っていきたいと思います。クラウドファンディングへの応援、何卒よろしくお願いいたします!
ポルトガルチームが愛知県から三重県に移動。駅前には河芸柔道クラブの先生方のお出迎えが!宿によって荷物を置いてお弁当を頂いてから、三重県武道館に。武道館にはサオリーナ!午後から交流会と合同練習会が始まりました!三重キャンプを主催する河芸柔道クラブの柴田先生が柔道交流の素晴らしさについてお話され、さらに津市長の前葉泰幸さまがお越しくださり、英語で挨拶!交流会はよさこいではじまりみんなで踊りなんと次は、小グループに分かれて英会話!普段使うことのない英語を使って海を渡ってきた柔道フレンドと話すどんな話をしたのでしょうか?人との出会いで世界が広がる。次は稽古。稽古した後は、日本とポルトガルの親善試合!双方が健闘し、試合が終わるごとに双方の健闘に拍手が。お互いを讃える拍手が素敵でした。その後、閉会のとき、judo3.0の酒井のほうから、クラウドファンディングに挑戦していることを説明して、応援を依頼させていただきました。最後は集合写真。宿に戻ったら、河芸柔道クラブの先生方によるちゃんこ鍋での歓迎会!嘉納治五郎先生の親類であった酒造メーカー「菊正宗」のお酒が贈られ、喜んでいただきました。それにしても、交流会の英会話タイムでの、みんなの楽しそうな様子が印象的でした。それぞれどんなやり取りをしていたのでしょうか?柔道だからこそ日本に来たポルトガルの少年少女。人との出会いが世界を広げることを実感させていただきました。グローバルな教育としての柔道、大きな可能性を感じます。こんな機会を日本各地に広げていきたい。クラウドファンディングへの応援、何卒よろしくお願いいたします!
おはようございます。酒井です。一昨日、仙台港から名古屋港までフェリーで移動。ホテルにいたら目的地についたみたいな感じで、船の旅は快適でした。昨日の午後から愛知キャンプに合流。ポルトガルの少年少女は、日本の文化体験プログラムとして、箸作り!さて、合間に、ポルトガルの柔道の先生と話したのですが、そのお話が面白かったです。昔、ポルトガルの代表選手として日本で強化合宿を何度もしたそうです。周りはライバルたち。滞在中、日本人から話しかけられることもあまりなく、冷たい、みたいな印象を持っていた。しかし、今回は、ホストの人々、関わる人々の暖かさ、親切さにびっくりしたそう。「オポジット!正反対だ!」とのことでした。あと、昔と比較して、英語を話す日本人が格段に増えたそうです。また、柔道には日本の文化が大事だ、靴を揃える、しっかりお辞儀をする、日本語で数を数える、こういったことが柔道教育で大事だ、というお話をいただきました。日本の先生からではなく、ポルトガルの先生から!!!柔道の先生と話していると、フィロソフィー、哲学、という単語がよく出てきます。スポーツの中ではかなり珍しいと思いますが、柔道には創設者がつくった哲学があります。何のために柔道が存在するのか?という社訓のようなもの。もちろんスポーツ団体がそれぞれ目的を定めていると思いますが、少なくないスポーツは創設者が不明ですし、明確な創設者がいた場合でもさらに目的を定めた、というのは稀。しかも柔道の創設者は哲学専攻で、専門学校で哲学講座を担当したぐらい。幼少のころは当時の武士の教育、東洋哲学を学んでいます。40年以上探求して見出した哲学なので、ゆるがない。国内にいると「標語」のような感じもするのですが、これが哲学であること、そして、海外に出ると、このフィロソフィーがすごいものであることを感じます。同じ哲学を共有している人々が世界中にいるということ、このすごさについては改めて話せたらと思います。さて、夜はお別れ会。ホストの高浜少年柔道教室の生徒が考えたゲームで大盛り上がり。最後はみんなでダンス。さすがラテンの国。素敵な三日間を過ごした日本とポルトガルの少年少女のダンスをみながら、こんな機会がたくさんつくることができたらと思いました。このクラウドファンディングはこんな少年少女たちの学びと冒険を各地でつくろうというプロジェクトです。応援、ぜひ何卒よろしくお願いいたします!
ポルトガルから愛知にきた少年少女の柔道修行二日目(7月30日)非公式の柔道大会の団体戦がはじまりました。なんと、団体戦のチームは、ポルトガルの生徒と日本の生徒での混合チーム!同じチームの日本の生徒とポルトガルの生徒はどんな会話をしたのでしょうか?それにしても楽しそう!お互いに表彰!メダルは、高浜市が瓦の町であることから、特製の鬼瓦!!なんというレアアイテム!将来、このメダルがほしくて海外から高浜に来る少年少女が現れるかもしれません。午後は日本の茶道を体験。海外のみなさまが茶道のような柔道以外の日本文化に触れると、ふだん何気なくやっている柔道が日本文化から生まれてきたことを感じやすいのかもしれません。以上、二日目でした。 これは「日本柔道キャンプスポット」の一つ、愛知県高浜市及び隣接する地域(コーディネーター森田先生)にて行われています。柔道の稽古のほか、地域のお茶の先生に協力を依頼した茶道体験など、まさに地域ぐるみの受け入れです。もし、このような機会が日本の地域どこでも開催されるようになったら?私たちはそのような未来を目指しています。クラウドファンディングへの応援、何卒よろしくお願いいたします!
私たちの挑戦は「2020年日本各地の柔道クラブに世界の少年少女を招きたい!」ですが、実際に招いた事例をご報告させていただきます!なんと昨日(7月29日)から愛知県で始まっていて、現在進行形のプロジェクトです!来日したのは、ペドロ先生が引率するポルトガルの生徒のみなさま!ポルトガルの少年柔道クラブ「Sport Algés e Dafundo」。ポルトガルの首都リスボンの隣町、 Algésにある、 ポルトガルのスポーツクラブの中でも最も歴史のあるクラブの一つで、創立なんと104年!水泳、バスケット、体操といった様々な競技が複合したスポーツクラブであり、柔道クラブは1967年からはじまったそう。その柔道クラブはなんとこれまて11名のオリンピック代表を輩出しており、総勢150名の柔道家が所属しているそう。コーディネートしているのは、日本柔道キャンプスポット(JAPAN JUDO CAMP SPOTS)の一つである愛知県高浜市のコーディネーター、高浜少年柔道教室の森田先生!日本の生徒から歓迎のあいさつ!稽古をして集合写真!そして、夜はウエルカムパーティ!みなさん、本当に素敵な笑顔!柔道をすると、本当にいろんな国の人々と仲良くなることができます!!世界の少年少女が日本に来て、そして、自分たちの地域に来てくれたならば。こんな素敵な体験を日本各地の子ども達につくってあげたい。それがこのプロジェクトの願いです。クラウドファンディングへの応援、何卒よろしくお願いいたします!judo3.0酒井