先日行われたニューヨーク・ハーレムの映画祭『African Diaspora International Film Fes』で、『Cu-Bop』がベストフィルム「BEST OF ADIFF2015」に選出されました。 ご支援いただいた皆さま、本当にありがとうございました!http://nyadiff.org/cu-bop-new-york-documentary-best-of-adiff-ny-2015/ ベストフィルムに選出された記念に、ニューヨークでの再上映が決定しました。2016年1月8日コロンビア大学のTEACHERS COLLEGEで21時開演となります。ニューヨーク在住の皆さま、ぜひご来場ください。http://www.brownpapertickets.com/event/2480137 残念ながら、この上映に僕は行くことができないのですが…、2016年にはニューヨークで大きな映画上映イベントが予定されています。今回のベストフィルム選出は、その追い風となりました。ニューヨークでの詳細は、12月30日のアップリンクでの上映時挨拶で報告させていただきます。 よろしくお願いします。
ニューヨーク上映から無事帰国しました。↑の写真はハーレムの路上に飾り付けられたクリスマスデコレーションです。たくさんの人たちに優しさに支えられて成功に終わったNY初上映。ですが、余韻にひたっている暇はありません。 昨日、12月12日に「大阪第七藝術劇場」で『Cu-Bop』上映の舞台挨拶を行ってきました。http://www.nanagei.com/movie/data/1002.html 第七藝術劇場は大阪の繁華街・十三にある、個性派の上映ラインナップで知られる映画館。『Cu-Bop』の上映は12月18日まで行われます。 関西方面にお住まいのみなさま、ぜひご来場いただければと思います。また、他の地域にお住まいの方は、関西在住の音楽・映画ファンにぜひ告知お願いします!
12月4日に開催されたニューヨークでの『Cu-Bop』上映、たいへんな盛り上がりでした!会場となった『MIST Harlem』はハーレムのカルチャー発信基地のような場所。今回の上映は映画+ライブのイベント形式でしたので、入場料が25ドルと少々高めに設定されました。映画の入場料が安い米国で、これはかなり高額な設定。僕は内心集客が心配だったのですが、はじまってみれば満員の大盛況で、ホっと胸を撫で下ろしました。 まずは映画の主人公であるアクセル・トスカ率いる(U)nityのライブからイベントがスタート。映画の主要登場人物であるドラマー、アマウリ・アコスタと共に、エレクトリックでノリのいいステージを披露。このライブの模様はバッチリ映像収録したので、今後イベント等で上映したいと思います。 約1時間のライブの後、いよいよ映画上映。上映中はさすがにハーレムのお客さんだけあって、生のライブ以上にエキサイティングな反応が返ってきました。ピアノのロランド・ルナや、コンガのアデル・ゴンサレスの妙技がスクリーンに映し出される度に、割れんばかりの大拍手が巻き起こり、クライマックスのセサル・ロペスとアクセル・トスカのコンサート場面では、大歓声とともにスタンディングオベーションとなりました。今まで映画の上映時は比較的冷静にお客さんの反応を見ていた僕ですが、さすがに今回ばかりは目頭が熱くなりました。 上映後の観客とのQ&Aでは、NY在住フォトグラファーの常盤武彦さんに手伝ってもらい、しどろもどろになりながらも何とか英語で返答しました…常盤さん、ありがとうございました。 そして、大興奮のハーレムの観客と共に、多くの在米邦人の方に映画をご覧いただきました。皆さんの力に支えられて、どうにか盛況に出来たNY上映です。 12月5日の日曜日は映画祭の催しの一つである監督ミーティングがコロンビア大学で開催されました。そこで『Cu-Bop』の今後の米国上映の展開もディスカッションしたので、その様子も順次報告させていただきます。NY初上映のお客さんの反応で、『Cu-Bop』はアメリカでも受ける可能性があると確信しました。またこちらの状況を報告させていただきます。
『Cu-Bop』監督の高橋です。既報通り、『Cu-Bop』は映画の舞台となったニューヨーク・ハーレムの国際映画祭『『The African Diaspora International Film Fes』の「CENTERPIECE(注目作品)」としてイベント付きの特別上映が開催されることが正式決定しました。↑は、映画祭から送られてきたエンブレムです。 ニューヨークでの上映も決まり、まだまだ勢いの止まらない『Cu-Bop』ですが、いよいよ渋谷アップリンクでの最終上映を迎えます。題して「『Cu-Bop』ニューヨーク進出記念、アップリンク最終上映イベント」11月30日、夜7時30分からの上映開始で、終演後に監督である僕と、アップリンク浅井社長とのトークイベントが行われます。 7月のイベント上映の開始以来、延長につぐ延長でついに4ケ月にもおよぶロングラン上映となった『Cu-Bop』。ご来場いただいた皆さん、アップリンクのスタッフの方々、多くの人に助けられて幸福な上映を続けることが出来ました。本当に感謝してもしきれません。ニューヨークに行く前に、観客である皆さんに最後のご挨拶が出来ればと思い、このようなファイナル上映イベントを組んでいただきました。 当日の上映は、まず通常版の『Cu-Bop』を上映し、その後の僕と浅井代表とのトーク時に、「ニューヨーク上映用特別編集版・『Cu-Bop』世界公開バージョン」から、キューバでのジャムセッションの場面を付け加えたラストシーンを英語字幕で観ていただきます。その場面の上映時間は、だいたい10分弱になるかと思います。 また当日のトークでは、予想外のヒットの手助けをしてくれたアップリンクの倉持さんら、スタッフの方にも現場の熱気を語っていただきたいと考えております。皆さん、師走の忙しい時期にいきなり決まった上映ですが、お時間が許すようでしたら、ぜひご来場いただければと思います。ニューヨーク上映の壮行会として、世界公開バージョンの再編集場面をご覧いただければと思います。よろしくお願いします! UPLINK最終上映!◆ 11月30日(月)19:20開場/19:30上映〜トークトーク出演:高橋慎一(『Cu-Bop』監督)、浅井隆(UPLINK社長) 今年の夏より限定上映として公開されるも連日ソールドアウト、その後も追加上映が何度も組まれ、音楽ドキュメンタリーとしては異例のロングランヒット作となった『Cu-Bop(キューバップ)』。来たる12月5日には、映画の舞台となったニューヨーク・ハーレムの映画祭「African Diaspola International Film Fes」にて公式作品として上映されることとなった本作が、ついにUPLINKでの最終上映の日を迎えます。上映会後にはニューヨーク上映を直前に控えた高橋慎一監督とUPLINK社長の浅井隆によるトークあり。そして、ニューヨークでの上映のために再編集された世界公開用『Cu-Bap』に新たに加えられた、キューバ在住のキューバ人音楽家セサル・ロペスとニューヨーク在住のキューバ人音楽家アクセル・トスカの“幻のセッション”映像のお披露目も!
今年で25回目の開催を迎える映画祭「TAMA CINEMA FORUM」。以前にお伝えした通り、『Cu-Bop』は「今年を代表する音楽映画の一本」として選出していただきました。映画祭ならではの豪華ゲスト、菊地成孔さんを迎えた公開トーク&映画上映の日程が11月23日に開催されます。http://www.tamaeiga.org/2015/program/C-6.php#2 菊地さんがゲストとして登壇する上映が開催されるとアナウンスされた途端、多くの方から反響をいただきました。会場となるベルブホールは200席はある立派な劇場、チケット前売りは菊地さんパワーで、映画祭でも屈指の販売数だそうです。まだ若干の前売りがあるようなので、ご来場希望の方は上記サイトからご予約お願いします↑。 この公開トークですが、なんと80分も時間が取ってあります。80分間に渡り、僕が菊地さんからツッこまれ、イジられる姿が想像されますが…。公開前の段階でいち早く『Cu-Bop』を「傑作」と断言してくれた菊地さんですから、きっと愛のあるツっこみになるかと思います。 菊地さんはアルバム「大停電の夜に」で、『Cu-Bop』の主人公であるアクセル・トスカのお母さん、シオマラ・ラウガーをシンガーとして起用したこともあります。アクセルの盟友、ドラムのアマウリ・アコスタの師匠であるオラシオ・エルナンデスとも共演されています。『Cu-Bop』と菊地さんの不思議な縁を感じます。 なにより、この公開トークを一番楽しみにしているのは僕自身です。このワクワク感を、一人でも多くの人と分かち合うことが出来ればと思います。皆さん、ぜひご来場ください!