犬飼です!相変わらず、絵本持って歩いてます。6月21日、京都新聞に掲載された日、実は!なんと!「野洲のおっさん」にも出会いました滋賀県民ならみんな知ってる、あの、7月1日びわ湖の日のために、毎年びわ湖を一周している、あのおっさんです!私毎年、このアーバン銀行前で遭遇してますが、今年初めて写真とってくださいと言えました。ジュエルっ子のおかげです。野洲のおっさん(←愛称だからね)が、「オネーさんが描いたの?」って。「そうなんです。絵を描いたのが私で、文を書いたのがカウンセラーさんです。」バーコード、いっぱい触らせてくれましたよ〜〜〜ハグもいっぱいしましたよ。おっさん、、思ったより、やわらかくて気持ちイイ最後に、「夢かなうとええなー。」 と言って手を振ってくれました。FAAVOの事しゃべったのに、この放送は9月だそうです。(映るかな?) 「びわ湖の日」30周年から歩き出して、今年で6周目ですって。地道に伝えてゆくこと大切ですね。 http://www.aminchu.tv/biwako/ 私たちジュエルっ子プロジェクトも、野洲のおっさん魂に習って、このクラウドファンディング期間だけでなく、活動を続けていきたいと思っています。応援とご支援よろしくお願いします〜。
濱田アキよりお送りします。 『ジュエルっ子プロジェクト』が、6月21日付の京都新聞に掲載されました。 完全に『LGBT』の取り扱いです!(笑) 様々な方面からの捉え方をされる『ジュエルっ子プロジェクト』(それでいいのです。それがねらいでもありますから)。 だから、記事に違和感を感じる方、分かりやすいと感じる方、様々だったようです。 とにかく世の中は『LGBT』なのですね。 求められているものを痛感しました。 LGBTを入口にした『ジュエルっ子プロジェクト』が、全ての方々が心の奥底に秘めているマイノリティ性に届きますように。
みなさんこんにちは。犬飼です。パフォーマンスアートのライブがあったので、上京してきました。ちゃんとジュエルっ子を連れて行きましたよそして、アーティスト仲間達に、じっくりと絵本を見ていただきました。ライブ後、通常じゃないテンションになっているので、ちゃんとした写真が撮れませんでしたが(笑)、上記の写真は、打ち上げの様子です。(笑)こちらは、アートスペースkiten.のオーナー月読彦さん。内容にとても興味を持ってくれましたよ。白黒のアキがタクに出会うシーンをキレイだね、と言ってくれました。アートスペース kiten. https://www.facebook.com/arts.kiten/こちらは、キッドアイラック、アートホールの早川さんとアーティストk.a.n.a.さんk.a.n.aさんは、絵本になるといいなぁ、と言いながら読んでくれて、自分が画集を出した時のデザイン会社を教えてくれました!こちら、早川さんチョイスのページ。キッドアイラック アートホールhttp://blog.livedoor.jp/kidailack/ 私は、この「絵本ジュエルっ子物語」を福祉の現場と、アートの現場でお披露目していますが、リアクションの違いに、本当に同じ主題の絵本を見せているのか、と驚きます。例えば、福祉の現場だと、やっぱり「何か力になってあげたい」「理解してあげたい」「こういう活動を応援します!」という感じですが、アートの現場だと、「LGBTだろうが、LDだろうが、ACだろうが、アディクションだろうが、それが何か?」「人なんてみんな、それぞれの視点、それぞれの身体、それぞれのバランス持ってるから、オリジナリティがあるんじゃない?」「バランスを正すことが正解だと思ってるから疲れるし、支障が出てくるんだよね。それぞれ自分のバランスがあるし、そのバランスで社会と関わる方法もあるからね」「どん底に沈むくらい落ち込んだ時こそ、それを作品にするとすごく傑作になるよね。」 などなど、LGBTの特別感皆無。(笑)アーティスト達というのは、アンバランスな心や身体のまま、社会とアクセスしながら、自分という存在を媒体にして、人間らしさや個人の尊厳みたいなものを、強く美しく、人に見せちゃうし、また、そういうものを見ることが別に特別なことではない人たちなんだと思います。私は、このプロジェクトをアートの現場でやりたいな、と前から思っています。初めは、自分がアーティストだから、アートの現場でやりたいのかな、と漠然と思っていましたが、もしかしたらそうじゃなくて、ジュエルっ子に集まってくるマイノリティの苦しみを持った人に、私の周りのアートの現場を見せてあげたいのかもしれない。最後に私のパフォーマンスの痕跡を載せておきますね。安心してね。赤いのは血じゃないよ。ワインです。
濱田アキよりお送りします。 『ジュエルっ子プロジェクト』は、海外からもご支援をいただいています。 今日は、濱田家の結婚生活に多大なるサポートをくださっている方をご紹介したいと思います。 つまり、この方との出会いがなければ、『絵本・ジュエルっ子物語』も生まれていなかったかも知れません。 『Happy Day Weddings』様 カナダ(バンクーバー)で同性婚をされたいカップル様をお手伝い クゥィアーによるクゥィアーのためのウェディングプランナー こちらのプランナーあきさん&こんさんも同性婚をされたカップル様です。 特にあきさんとは、同じ名前を持つご縁もあり、深い結びつきを感じずにはいられません。 私と夫(当時は女性同士)は、2008年6月22日(日本時間では23日)に、Happy Day Weddings様のサポートの元、バンクーバーで同性婚をしました。 私たちが結婚したカナダ・ブリティッシュコロンビア州では、カナダ国籍・カナダ在住でなくても、所定の手続きを踏めば性別に関係なく法律で伴侶と認められます。(日本では何の効力もありません) だからと言って、私たちは、どこの国でもいいから同性婚をしたかったわけではありません。 私は夫と出会うずっと前から、必ずHappy Day Weddings様の元で結婚したい希望を持っていました。それは、サイトの文章に惹かれたからでした。 (「ABOUT US」より引用) 付き合い始め、ともに暮らすようになって、育んでいった強い想いと愛情は、生きる事の美しさと幸せ、そしてセクシュアリティーについて多くを教えてくれました。 (中略) 結婚式当日には、初夏の晴天のもと、大きな感動とセレモニーという儀式の持つ不思議な力を二人して実感する事となりました。それは、カムアウトで疲れた家族との関係も、優しく包んでしまう程ポジティブなエネルギーで、私達の想像も及ばなかった「いい事」が沢山起こったのです。 (引用ここまで) 私は、このような体験がしたかったのです。 結婚の歓び、それ以上に疲れ切った心の癒しを求めていたのだと思います。 私は、自分が異性も同性も恋愛対象となることに葛藤や疑問はありませんでした。 むしろ私にとっては、異性だけを選んで恋愛することの方が複雑で難しいのです。 しかし社会の中で天真爛漫にこのことを表現してしまうと弊害が多いため、私は次第に人間関係で細心の注意を払うようになりました。 驚かせないように。 怖がらせないように。 気持ち悪がられないように。 気を遣わせないように。 また、自分が攻撃されないように。 歓びの表現、夢の表現、抑えて抑えて。 あまり自分を出し過ぎないように。 私は人と接することが大好きです。 しかし、その大好きであるはずの人間関係が、私を不自由にします。 「ただ社会で生きて行く」ということが、私に大きな疲労をもたらしました。 だから、疲労感をまるごとひっくり返すことができるような体験を求めていたのだと思います。 Happy Day Weddings様に出会った時に、この複雑な心境を分かち合える気がして、とても嬉しかったのです。 念願のHappy Day Weddings様での結婚。 バンクーバーに着き、歓びの中で最初に交わした言葉は「ここは同性婚が認められています。しかし、同性愛嫌悪も当たり前のごとくあります」ということでした。 私と夫は、全てを承知してしっかりとうなずきました。 大きな痛みと大きな歓びの同居。 ここに来ても、心が引き裂かれる思い。 でも、今回は独りでもないし私と夫2人だけでもない。痛みと歓びを分かち合える人が4人集っている。(実際は、日本からも親しいカップル様が駆けつけてくださって6人でした) この世界のどこかに、痛みから目を背けず一緒に歩いて行ける友人がいることの心強さ。 私は結婚式の中で、「ひとりぼっちにならない。ふたりぼっちにもならない。友人に助けてもらうことによって、どんな局面であろうと新しい人生の扉を開いて行く」ことを誓いました。 「Welcom!」愛し合う者同士に当たり前に与えられる結婚のセレモニー 私には、既存の道より新しく開く道に強い興味があるのです。私は、「幸せ」に厳しくありたい思います。私たちは、自分の新しい道を切り開く必要があります。 それは私たちセクシャルマイノリティだけに当てはまるわけではないと感じます。 何らかの生き辛さを感じたのだとすれば、自分でオリジナルの道を開く必要があるのかも知れません。でも私たちは、その過程があまりにも真っ暗なので、時には自分の手で人生を断ち切る道を選んでしまうこともあります。 私は、ここの部分に取り組みたいと長年思っていました。『ジュエルっ子プロジェクト』には、大きな力はありません。 でも、今日の心の重みを1グラムだけ軽くすることはできるかも知れません。 がんじがらめで動けない状態から1グラムの重荷を取り除くと、人は何とか生き延びることができます。 一日一日命をつなぐと、考え、出会い、答えを導き出すチャンスが増えて行きます。 今日の命をただただ明日につなげるためだけの活動。 それは、決してセクシャルマイノリティの分野だけではないでしょう。 だから『ジュエルっ子プロジェクト』は、様々な分野の方からご支援をいただいています。 後日談ですが・・・ バンクーバーで結婚をした私たちは、夫の性別変更を経て2013年6月23日に日本で婚姻しました。 夫の性別変更は、私自身のセクシャリティを大きく揺るがし、私自身の存在が危うくなった時期もありました。 その時ももちろんHappy Day Weddings様には援助をもらっていました。 痛みと歓びを分かち合える友人は、表面上の状況がどのように変化したとしてもずっとつながっていられます。 私は、セクシャルマイノリティ分野にどっぷりと浸かりながらも(歓びの源ですから)、表面上の状況にこだわらない人間関係を創ることに力を入れています。
犬飼です。 今日は、私の属するアーティストグループm-fat(モファ)が月に1回「芸術あそび」という講座を開いている、障害のある方の余暇活動支援センター「出会いのひろば」にて、講座の後にジュエルっ子物語の朗読をさせていただきました。 机の上には、みんなが今日、製作した作品が!(^^) 前にここで、原画展もやっているので、だいたいの方たちが、すでにこのお話を知っていますが、初めての方もいます。 みんな、すごく静かに聞いてくれて、読み終わった後、どの絵が好きか、聞きました。 お母さんを含め、6名全員が、なんと、違う絵を選びました!!こういうことって珍しい。 彼らの作品もそうだけど、みんな違ってみんないいを、まっとうしている人達。 朗読をさせてもらうコミュニティによって、反応や、話題に出る内容が様々で、今日は絵画教室で先生の描いた絵本ということもあって、色がきれい、とか、この絵がミロみたいとか、絵についてのイメージのお話でいっぱいでした。 え?男の子?女の子? のシーンでは、みんな絵を見て、男の子に見える〜ですって。 でも、そんなのどっちでもいい。 男の子でも、女の子でも、 その子が素敵なことに、変わりないよね。 感想を述べあった後は、みんなでアイスとさくらんぼ食べました ※7月2日の朗読とパフォーマンスのいべんとは、この会場で行います。