皆様こんにちは、高知大学の松川です。 1月11日 (水) 付けの日本経済新聞に、研究活動を取り上げていただき、「柚子だっこ」のことも紹介していただいています。 スキャンすると写真が分かりにくいですが、この時期ウシの管理の時に着ているジャンバーは、8年前高知大学に赴任する前の研究所でよくご指導いただいた先輩から「高知でも必要になるから」と譲っていただいたものです。その方とは今でも共同研究をさせていただいていますが、いつも色々な方々に助けていただいている”縁”を感じています。 今回のクラウドファンディングの挑戦も、土佐あかうしを皆様に知っていただくことも大事ですが、”ご縁”を広げて生きたいという思いもあります。今後もどうぞよろしくお願いいたします。
こんにちは!あかうし研岩佐です。 昨日の雨とうってかわって、本日は穏やかな良い天気です。 放牧場の牛たちも、元気に草を食んでいました。 今日は松川先生の娘さんが畜舎管理にきて、牛のえさやりやブラッシングを手伝ってくれました。 私のデジカメではすばやい動きに対応できずブレブレになってしまいましたが・・・笑 娘さんのブラッシングに牛も大喜び! 「もっとやって~」と首をのばしていました。 娘さんは小学校低学年。 ブラッシングの感想を聞くと 「毛がふわふわで気持ちいい!」 「牛が気持ちよさそうにしていて、かわいい~!」 と、とても嬉しそうでした。 定期的に牛のブラッシングをすることで 牛と飼い主との信頼関係を築くことができます。 すると、牛もリラックスして過ごすことができ、餌の食いも良好になります。 また、牛が自分で舐めたりかいたりすることのできない腰や背中をブラッシングしてあげることで、牛のストレスを減らすことができます。 ブラッシングにより牛の血流が良くなり、脂肪交雑が入りやすくなるなど、肉質にも良い影響を与えるといわれています。 様々な効果がもたらされるブラッシング。 今後も継続して行っていきます・・・! 牛のブラッシングは人間にとっても癒し効果抜群(*^^*)!! 2月18日(予定)には、今回のクラウドファンディングで集めた資金の一部を使い、 ”まるごと柚子だっこ”イベントを開催予定です。 このイベントは、様々な角度から「柚子だっこ」について皆様に知っていただくことを目的としています。 柚子だっこについての研究報告会、柚子だっこを味わう食味会、そして牛の飼育体験やブラッシング体験をイベントに盛り込む予定です! 一生に一度の貴重な体験となること間違いありません! ぜひ、イベントにご参加ください(^O^) また、イベントの開催が実現できますよう、ご支援ご協力をよろしくお願いいたします。
2017年も始まり、皆様新たな気持ちでいらっしゃるのではないでしょうか?あかうし研の松川です。 (写真は高知県のブランド鶏、土佐ジローの卵から生まれたひよこです。模様がイノシシの子供のウリ坊みたいで可愛いです) 「柚子だっこ誕生秘話」と題し4回を数えたにもかかわらず、なかなか話が進んでおらず恐縮です。前回のレポートでようやく柚子研究のスタートラインに立ったことを書かせていただきました。 尊敬する研究者の一人、iPS細胞の開発者の山中伸弥教授は、「研究で成功するためにはVW (VisionとHard Work)が必要」とおっしゃっています。 私も日頃の研究活動では、まずビジョンを設定し、基礎的研究と実用的研究を両立させるようにと心がけていますが、なかなか上手くいかないですね。 とはいえ、今回の柚子を使った研究の戦略は、 遠いビジョン:持続可能な畜産の振興 近いビジョン:柚子と土佐あかうしによる地域の振興 を掲げ、柚子をきっかけとした今後の研究の発展につながるような「システム作り」を重視し、以下のフェーズを設定しました。 (フェーズ1) 柚子果皮に含まれる成分を詳細に調査する:家畜の餌としての成分だけでなく、特長のある機能性成分の量も把握する。 (フェーズ2) 柚子の効果を細胞レベルで検討する:いきなり牛を使った給餌試験をおこなうのではなく、安全性、効果をまず牛の細胞を用いて調べる。 (フェーズ3) 土佐あかうしへの給餌試験:ウシの体重の増加や肉質などの経済的な面だけでなく、ウシの健康(血液検査)や環境へ与える影響を検討する。 (フェーズ4) 柚子の効果のメカニズムを科学的に証明する。 (フェーズ5) ブランド化・普及を目指し、地域に貢献する。 突然ですが、様々なビタミンC飲料が販売されていますが、皆様、何色をイメージしますか? おそらく大部分の方は"黄色”を思い浮かばれたのではないでしょうか。ですが、実際、水にビタミンCを溶かしたものは「無色透明」です(長く放置すると徐々に色がつきます)。ビタミンCといえばレモン、レモンといえば黄色、ということであえて着色して売られているのが、ビタミンCをふくむスポーツドリンクや炭酸飲料などです(最近の研究ではビタミンCが風邪予防に効くというのも怪しいようですhttp://bylines.news.yahoo.co.jp/mamoruichikawa/20170107-00066205/)。 ビタミンC以外にも私たちを取り巻く食品の世界では、イメージが先行していることが多々あります。柚子=健康的、それを土佐あかうしという希少な牛に与えるだけで、物珍しさから一時的なブランド化は可能だと思われますが、それでは本当の意味での”地域への貢献”にはならないと考えました。 そこで、以上にお示ししたような回りくどく面倒だと思われる計画を立て研究に取り掛かかりましたが、これが結果的に新たなビジョンを生むことになり、その後のあかうし研での柱のひとつになっていくのでした。 (つづく)
こんにちは! あかうし研、岩本です。 本日、牛肉の食べ比べをしました。 食べ比べた牛肉は… 土佐あかうしの種雄牛 (肉質などに関して優れた遺伝子を持ち、人工授精に使われる牛) 繁殖雌牛 (子牛を産んでくれていた牛) の2種類です。 こちらは、牛肉を焼いている様子です。松川先生の奥様が調理してくださいました。 こちらは、焼きあがってお皿に盛りつけた牛肉です。 右側が“繁殖雌牛”の牛肉で、左側が“土佐あかうしの種雄牛”の牛肉です。 2つの牛肉の外見は、肥育牛 (おいしいお肉となるように、たくさん栄養を与え太らせた牛) と違って、牛肉中にサシ (脂肪交雑) がとても少なく、赤身の牛肉でした。 また、種雄牛の方は、赤身肉の色が少し濃いと感じました。 そして、焼きあがった2種類の牛肉を松川先生や大学の技術職員さん、あかうし研の学生達で試食してみました。 2つとも、脂肪の少ない赤身の牛肉だったので、“硬いお肉かな?”と思っていましたが、意外にも柔らかく、肉々しいジューシーなお肉でした。ですが、脂の融点が少し高いのか、牛肉を食べた後、口の周りに少し脂が残っていました。 今回、初めて種雄牛のお肉を食べました。肥育される雄牛はお肉が硬くならないように、去勢されるのですが、種雄牛は、その精液が人工授精に使われるので、去勢されません。 私は以前、“種雄牛のお肉はとても硬くて美味しくない”と聞いたことがあったので、どういうお肉なのか不安でしたが、先ほど書いたように、少し歯ごたえはありましたが、柔らかいお肉で驚きました。美味しかったです。ですが、牛肉中に筋が少し入っていると感じました。 たまに行う牛肉の食べ比べは、とても勉強になります。 後日、もう一度牛肉の試食をします。今度は、土佐あかうし牛肉と熊本あかうし牛肉の食べ比べです。 また、レポートしますね。
こんばんは!あかうし研岩佐です。 大学では今日から授業がはじまり、年末年始に帰省していた学生も研究室に戻ってきました(^-^) 人が増えて賑やかになった牛舎に、こんちゃんも嬉しそう(?)です。 本日のあかうし研は、実験とサンプリング、卒論で慌ただしい一日となりました。 今回のレポートは 1)実験の様子 2)サンプリングの様子 3)本日のベストショット の3本立てでお送りします! 1)実験の様子 岩本さんが、土佐あか牛の血液からDNAを取り出し、遺伝子型を調べる実験をしているところです。部屋を暗くして紫外線を照射すると、ある遺伝子型のバンドが見え、その牛がどういった肉質を持っているかがわかります。 ちなみに今回の実験、下準備中にちょっとしたアクシデントがあり残念ながら失敗してしまったそうで。。 いつも穏やかな岩本さん、珍しくご乱心でした(>_<)笑 2)サンプリングの様子 以前のレポート( https://faavo.jp/kochi/report/1568/10167#pj-single-nav )で、牛の競りについて紹介しました。 今日は競りの際にお肉屋さんから買い取り、と畜後20日の熟成期間を置いたあかうし牛肉(写真)から脂肪や筋肉を採取し、小分けにする作業を行いました。 このように小分けにしたサンプルを用いて、今後アミノ酸や脂肪酸、融点などの細かな肉質を調査していきます。 3)本日のベストショット / クラウドファンディング残り26日 \ 応援よろしくお願いします





