うちは今年は受験生はいないのですが、 この間、ひん太のところへ顔を出してくれた 中学生達が、今日から公立高校の入試です。 天気はまずまずでしたが、どうだっただろうと 何だか気になります。 たった2回、それも少し会っただけなのに、 まるで受け持っているクラスの生徒のように 気にかかります・・・ 終わってから、また顔を出してくれるでしょうか。
信州にある木曽馬に関わる施設の方から、ご支援を頂きました。 そこは、乗馬などで木曽馬たちがお客さんからお金を稼いでいますので 支援して頂いたお金の一部は、木曽馬達が働いて稼いで送ってくれたお金 ということになります。 木曽海道六拾九次に出てくる馬たちの木版画が好きで、特に木曽を描いた ものは秀逸です。 その憧れの地の同じ在来馬の仲間が支援してくれたことはことさら感慨深い ものがあります。 ありがとうございました。
・・・が一晩中、吹き荒れました。 まるで、高圧ポンプで水を浴びせかけるような 土砂降り、いやもっとです。表現する言葉が 見つかりません。 更に今回は、大きな雷鳴まで鳴り響きました。 もしひん太のいる鉄柵に落雷したら、と考えたら ゾっとします・・・・。 この夜は、音も凄かったので、 眠れなかったとまでは言いませんが、 夜中に何度も目を覚ましました。 翌朝、放牧地に向かうと、ひん太は いつもより長くいななきました。 大変な一夜だった!といわんばかりに。 草を食べる横顔もなんだか、やつれて見えました。
軽い食事などもできるデッキと 3,4人が並んで座れる縁台のあるデッキをつくりました。 特に子どもや若者にここに来て、 のんびりしてもらいたいです。
もう何年も前に、新聞で読んだのですが、 今の頭数では、対州馬は遅かれ早かれ 絶滅をまぬがれない、というのです。 その学者の試算では、種の保存に必要な 最低頭数は80頭前後で、その半分くらいしか 存在しない同馬は存続できないと言うことでした。 昭和の初め頃まで、対馬では4000頭くらいが 飼養されていたという対州馬。 人との暮らしの中にあって、ともに泣き笑いの 毎日の中にもその存在は小さくなかったと思いますが、 まるで、そんなものは最初から存在などしなかった、 とでもいわんばかりに、静かに消えていこうと していることに、どうしても違和感をぬぐえません。 日だまりの中、すやすやと眠るひん太。 一応、牡馬(ぼば)なのですが、その相手もおらず 今のところ見つかるあても何もありません・・・・