ドイツ型動物保護施設を支え、ペット問題を生み出す社会の仕組みを変えたい!

病気等の理由から、他では引き取りが難しい犬猫でも積極的に迎える一般社団法人アルマ東京ティアハイム。その活動資金を集めて、死を待つ収容所から、一匹でも多くの犬猫を「動物の孤児院」へ保護し、新しい飼い主につなげたい!

現在の支援総額

1,115,000

223%

目標金額は500,000円

支援者数

102

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2016/04/08に募集を開始し、 102人の支援により 1,115,000円の資金を集め、 2016/05/30に募集を終了しました

ドイツ型動物保護施設を支え、ペット問題を生み出す社会の仕組みを変えたい!

現在の支援総額

1,115,000

223%達成

終了

目標金額500,000

支援者数102

このプロジェクトは、2016/04/08に募集を開始し、 102人の支援により 1,115,000円の資金を集め、 2016/05/30に募集を終了しました

病気等の理由から、他では引き取りが難しい犬猫でも積極的に迎える一般社団法人アルマ東京ティアハイム。その活動資金を集めて、死を待つ収容所から、一匹でも多くの犬猫を「動物の孤児院」へ保護し、新しい飼い主につなげたい!

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5/22(日)、アニマルウォーク東京が主催するチャリティーイベント”Sanpo in the Park2016”に参加しました。そのご報告の前に…   本日5/25、ついに、ストレッチゴールの100万円を達成することができました!皆さまからのご支援、心より御礼申し上げます。本当にありがとうございます!感謝の気持ちと嬉しさでいっぱいです。   さて、イベントに参加した目的は2つありました。1つは、殺処分撲滅に向けてより多くの動物愛護団体との関係を深めること。もう一つは、動物愛護活動に関心の高い方、ペットを飼っている方、ペットを検討している方の様々な声を伺い、今後の活動の参考にすることです。(イベントの開催目的等は、先のレポートをご参照下さい:https://faavo.jp/tokyo23/report/1163/7547#pj-single-nav)   その結果、その両方の目的を果たすことができました!さらに、ソーシャライトジャパンでボランティアとして販売したグルテンフリーマクロビクッキー(売上の全額をこのイベントの寄付先であるDog Shelteに寄付)に、アルマ東京ティアハイムへのクラウドファンディング・プロジェクトの紹介も載せることで、本プロジェクトの紹介も広く行うことができました。     10時30分。代々木公園の噴水周りに約100人の参加者と30匹あまりの犬たちが集まりました。Dog Shelter代表は開会の挨拶で「最近の猫ブームによって、犬のブリーダーが経営破綻に陥り、犬の引き取りが増えています。今日は、破綻したブリーダーから引き取った保護犬も連れてきています。」と最近の傾向を紹介しました。     東京を中心に保健所からの引取りや譲渡・仲介を進めるDog Shelterは、組織としての施設を持たず、全頭を個人家庭における預かりボランティアの協力の下に引き取ります。しつけをしたうえで里親の方へ譲渡するため、里親となった飼い主から犬を戻されることはほとんどないそうです。組織の固定費を最小限にしつつ、満足度の高い譲渡を維持している点が特徴です。     ソーシャライトジャパンも、破綻したブリーダーからの保護犬・ホイップと散歩させてもらいました。見るからに痩せ細っているという第一印象…。ホイップの一時預かりボランティアをしているスタッフさんによると、約2週間前に引き取った際はもっと痩せていたそうです。ホイップはおやつタイムにクッキーをしっかり食べて、2kmの散歩コースを一緒に楽しんでくれました!       散歩の後には、Dog Shelterのボランティアトレーナーさんによる、犬とのアイコンタクト実践レッスンが行われました。アイコンタクトは犬との信頼の証となるそうです。 例えば、愛犬の「遊ぼうよ!」という欲求に答えたり、飼い主の指示を伝えることができるようになります。保健所にペットを放棄する理由の上位には、噛む、吠える、言うことを聞かない、などが挙がります。でも、これらは犬の問題ではなく、飼い主の問題であることを痛感しました。     その他、シンガーソングライター・Kaz Kawamuraさんとギタリスト・瀬川千鶴さんによる音楽を通じて、イベント参加者以外の方々にも人々にもDog Shelterの活動紹介や応援を呼びかけが行われました。さらに、フラダンスショー、クイックマッサージ、クラフトワークなど、盛り沢山のアクティビティーも開催されました。       このようなチャリティーイベントで集められる金額は、必ずしも大きな金額ではありません。でも、こうした寄付金によって確実に助けることができる命があります。そして各参加者は、何かしらのメッセージを持ち帰ることができます。殺処分にまつわる悲しいニュースにばかり目を向けがちだったソーシャライトジャパンですが、ペットを心から大切にする方々とお話して、希望を強く持つことができました。2012年から始まったSanpo in the Parkは、今年が5回目の開催だそうです。参加者の方々の表情を見て、イベントの影響力を実感しました。いつか私たちも「継続は力なり」と言えるよう、頑張って参ります。 イベント終了まであと5日、引き続き、応援をどうぞ宜しくお願い致します。


先日、一人でも多くの方にペット業界の問題を知って頂きたいとの想いのもと、知人にクラウドファンディング・プロジェクト拡散の協力をお願いしました。返ってきたのは、「動物を好きじゃないから協力できない」という答えでした。そこでふと考えさせられたことがあります。   犬猫の殺処分は、ペットの飼い主や動物好きだけに関係する問題なのだろうか―   皆さんはどう思いますか?私たちソーシャライト ジャパンは、2つの理由からNoだと考えています。   1つめの理由は、保健所での殺処分は行政上の業務として、税金で行われているからです。私たちが納めた税金が、無責任な飼主や利益重視ブリーダー等の犠牲となった犬猫の命を奪う業務に使われており、その額は数十億円(*1)と言われています。より適正かつ有効な税金の使い道は他にあるはずです。   動物好きではない方は、このような税金の使い方に、動物好きの人よりも納得できないのではないでしょうか。幸い、この問題の解決事例は既にあります。ドイツでは、生体販売と殺処分を規制し、民間動物保護施設のティアハイム(詳細はプロジェクト紹介文参照)を主に寄付金で運営しています。動物好きとそうでない方の双方にとって納得できる仕組みです。ドイツから見て日本の今の状況は、まさに税金の無駄遣いと言えるでしょう。   2つめの理由は、“日本人”の民度・モラルが問われるからです。日本の犬猫殺処分制度は、世界から大きく非難・軽蔑されていることをご存知ですか?他国の状況をご紹介します。   “動物愛護先進国と呼ばれるイギリス、ドイツ、オランダなどでは、ペットの生体展示販売はほとんど行われていません。 ドイツの場合、20年ほど前までは日本のように生体展示販売が行われていました(中略)。生体展示販売の激減という流れを生み出したのは、ほかでもない、人々の動物の命に対する高い意識とモラルでした。(中略)「何とかすべきだ」という声が高まり、それを受けた国はペットショップへの規制を強めました。(中略)こうしたルールを順守していくと(中略)効率の悪い商売になってしまう。その結果、生体展示販売というビジネスモデルから手を退く業者が続出したのです。”―杉本彩「それでも命を買いますか?」2016より   また、欧州では「ペット動物の保護に関する欧州条約」に基づき、ペット動物の殺処分は獣医師等が安楽死させることを基本としています(*2)。なお、ここで言う安楽死とは、重篤な病気や怪我の動物に対し、苦痛から解放する動物福祉の観点から最後の医療行為として行うもので、不必要な殺処分とは根本的に異なります。   さらに、ドイツ、イギリス、スウェーデン、オーストラリアなどには、生後8週(生後56日)未満の犬・猫を母親から引き離してはならないという類の規制が存在します(*3)。一方日本では、“生後45日まで”がペットショップの旬と言われ、生後4週前後でブリーダーの元からオークションに「出荷」されるケースも多いそうです(*4)。免疫力の低い子犬・子猫は、流通過程で亡くなってしまうこともあります。実際、2014年度のその死亡数は約23,000匹。2014年に国内流通した犬猫約75万匹の約3%にあたります。朝日新聞とAERAの調査によって初めて判明したこの値は、環境省の推計の33倍以上でした(*4)。2014年度の保健所における犬猫殺処分数が約10万匹(環境省統計)なので、数字のインパクトから見ても流通上の問題がいかに深刻かお分かりいただけると思います。   ペットオークションの様子(出典:sippo by Asahi Shinbun)   マハトマ・ガンジーは言いました。"The greatness of a nation and its moral progress can be judged by the way its animals are treated."(国の偉大さと道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る。)   動物を好きな人も、そうではない人にとっても、税金をより有効に使うため、そして日本の民度とモラルを回復するために、“犬猫殺処分問題は共通課題”と言うことはできないでしょうか。私たちは、他の動物愛護に関わる方々と同様、この問題に異を唱える大きな声を作り出し、一日でも早く解決につなげたいと考えています。   プロジェクト終了まで残り1週間となりました。ストレッチゴール達成まであと約12万円!皆さまの最後のご協力・ご支援を心よりお願い申し上げます。   *1: TOKYO ZERO <http://tokyozero.jp/about/>    ※現在、ソーシャライト ジャパンで数字の根拠を確認しています。 *2: 遠藤真弘「諸外国における犬猫殺処分をめぐる状況」国立国会図書館、2014.9.16 *3: sippo by Asahi Shinbun, from AREA 「犬オークションの現場 追求-ペット流通のブラックボックス③」<http://sippolife.jp/issue/2015080600003.html> *4: ONE LOVE, ONE LOVEメッセージ Vol.68 太田匡彦さん<http://onelove.cc/interview/784.html> *5: 朝日新聞「犬猫2万匹 流通過程で死ぬ 国内流通で初の実数判明」2015.9.29 <http://www.asahi.com/articles/ASH9K6FQKH9KULZL003.html>


5/22(日)、代々木公園で開催されるアニマルウォーク東京主催のチャリティーイベントSanpo in the Park 2016にソーシャライトジャパンも参加致します!昨年はアルマ東京ティアハイムも参加した、恒例のイベントです。   このチャリティーイベントSanpo in the Park の目的は大きく2つあります。一つは、動物愛護団体への資金調達。イベント参加費がすべて寄付されます。今年は 東京を中心に保健所からの引取りや譲渡・仲介を進める Dog Shelter(http://www.dogshelter.jp/)に支援されるそうです。そしてもう一つは、コミュニケーションの場となること。例えば、動物愛護活動に興味があるけど活動方法が分からない方々のために、同じ意志を持つ方々と知り合う機会となったり、ペットを飼っていない人に動物と触れ合う機会を提供します。   今回のイベントを主催するアニマルウォーク東京は、動物愛護への意識を高めることを目的に2011年に発足しました。国際色豊かなメンバーで構成され、チャリティーイベントを通じて、現在までに220万円を動物愛護団体へ寄付しています。   このイベントにソーシャライトが参加する理由は、より多くの動物愛護団体と知り合いになるためです。さらに、動物愛護活動に興味のある方や、ペットを飼っている方や検討している方の様々な声を知る機会にもしたいと考えています。そして、ここでの出会いを今後の活動に活かしていきたいです。たくさんの方々にお会いできることを楽しみにしています!   【イベント詳細】 日時:2016年5月22日(日) 10:30-12:30 集合場所:代々木公園の噴水(アニマルウォーク東京の方々が着ている青色T-Shirtが目印です) 参加費: ¥2,000/1名。¥4,000/2名以上(参加費はすべてDog Shelterへ寄付されます) その他イベント:お土産バックプレゼント(参加登録された方先着70名様)、高崎香さんのフラダンスショー、 Kaz Kuwamuraさんのライブ、Club360リサ・ベイティさんによるクィックマッサージ、アメリカンスクールジャパンの学生によるクラフトワークショップ、 Dog Shelterのボランティアトレーナーさんによるプチドッグトレーニング、焼き菓子販売   大切な連絡事項:参加に際しては、以下リンクにある参加同意書にサインのうえご持参ください。 http://www.animalwalktokyo.org/wp-content/uploads/2015/06/Animal-Walk-Tokyo-Volunteer-Participant-Agreement.pdf) HPでのイベント案内:http://www.animalwalktokyo.org/events/sanpo-park-2016/ (英語のみ) なお、悪天候などのやむを得ない理由でイベントがキャンセルとなる場合がございます。その場合は、同団体Facebookページ(www.facebook.com/animalwalktokyo)にてアナウンスされます。


4/27、新たな犬猫の引き取りをするアルマ東京ティアハイム代表竹本氏に同行し、茨城動物指導センターに行きました。ここは、JR笠間駅から4キロ。人里離れた山の奥に位置しています。東京の保健所ではなくここを選んだのは、茨城県の殺処分数が全国でワースト2位だからです。       外には、野犬を捕獲するための檻、慰霊碑、そして地域を啓蒙するために慎重に選ばれた犬猫たちのスペースがありました。       ここにいる子犬たちはまだ無邪気に甘えたい盛りで、近寄ると檻に顔をうずめ、手をなめてくれました。      施設では、毎日の散歩などもちろんない環境で、複数に区切られたスペースに犬たちが収容されていました。収容場所が施設奥にある殺処分機に近づくにつれ、処分される確率が高まります。ここでは、平日4日間以内に飼い主のお迎え、もしくは民間保護施設などからの引き合いがない限り、殺処分の対象となります。迷子でも、首輪やチップから飼い主を特定できず、平日4日以内に飼い主から問い合わせがなければ、殺処分される仕組みです。   病気の子犬は隔離して収容されていました。ひっきりなしに鳴いていても、精神面のサポートまではセンターの手が届きません。     殺処分機がある塔の一番目の部屋(殺処分機から最も遠い部屋)には、民間保護施設からの引き合いがある犬やセンターに収容されたばかりの犬の部屋です。     竹本氏は、引き合いがあるこの部屋の犬の確認を早々に済ませ、次の部屋へと移ります。成犬は、オスとメスで分けられえいたり、病気の程度によっては個室に入れられます。     これらの部屋で、まだ引き取り先が決まっていない犬について、センターの方に質問したり、触れ合って性格を見て、アルマ東京ティアハイムへ引き取る犬を見極めます。     殺処分機の横の部屋には、もうすぐ殺処分される予定の犬たちがいました。今週は4/29(金)が祝日のため、4/28(木)に実施されるとのことでした。明日には命が無くなってしまう犬たちが目の前にいたのです。     この日、この部屋には5匹の犬が収容されていました。部屋の奥で横になっている子、隅に座っている子、入り口の隅に座っている子、自己主張が強く人懐っこい子。そして、私たち人間が来ても全く振り向くことのなかった子。          竹本氏は、この部屋で犬の性格を念入りに確認し、自己主張が強く人懐っこい子と、大人しく隅に座っている子など、計三匹を明日の処分からは除いて欲しいとスタッフの方にお願いしました。スタッフの方は「どんどん次の犬が入ってくるのでね...。」と心苦しい表情です。     茨城動物指導センターには、約30の民間動物保護施設が登録されているとのことですが、実際に足しげく通う団体は数えるほどだそうです。関東のどこかのセンターに毎週通う竹本氏は、「本当なら、みんな引き取りたい。でも、私たちの施設スペースにも限りがあるので選ばなければならない...。」と、一匹一匹の性格、体調、拾われた場所などを確認します。民間保護施設は、犬猫が共同生活する場。飼い主と一対一で生活できそうでも、他の犬を威嚇するような犬は引き取ることが躊躇われます。       この日、竹本氏の引き取り予定は当初犬二匹でしたが、犬三匹を保留にしてほしいというお願いに加え、現場で幼い猫6匹も引き取ることを決断しました。"最期の部屋"に収容されている犬たちの詳細をファイルで確認し、引き取りのための書類に記入を済ませました。そして、その子達を連れて帰ります。   茨城動物指導センターからアルマ東京ティアハイムまでの道のりは車で約2時間。竹本氏はいつも食事をコンビニのサンドイッチで済ませているそうです。そして、車酔いで嘔吐してしまう犬や鳴き続ける犬をなだめながら、帰路につきます。帰ると同時に、スタッフと共にケージを物置場所から選び出し、新しく迎える犬猫のための準備を始めます。 今回のセンター訪問で、私たち人間の"エゴの犠牲"を直視させられました。この日出逢った、部屋の奥で横になっている子、人間が来ても全く振り向くことのなかった子は、今もうこの世にいません。どんな事情でセンターに収容されたのかは分かりません。かわいい!と衝動買いの結果やっぱり無理と飼育放棄されたのか、引越しで飼えなくなったのかー。人間側にどんな事情があるにせよ、飼う覚悟と責任感のない飼主から犠牲の動物が生まれます。そしてその背景には、安易に命を買える生体販売という仕組みの問題もあります。 日本全国のどこかしらで毎日、このようなエゴの犠牲となったペットの殺処分が行われています。動物だからといって、命を粗末に扱っていいのでしょうか?不幸な犬猫を根本的に減らすために、私たちソーシャライトにできることは何かを、今、私たちは考えています。 詳細は改めてご報告する予定です。 引き続き、皆さまからのご支援や応援をよろしくお願い致します。


こんにちは! クラウドファンディングがスタートした翌日の4/9(土)、アルマ東京ティアハイムを再び訪問しました。遅ればせながら、その時に話し合った内容をご報告します。   まず、皆さまからご支援と温かいメッセージを予想以上の早さでいただいていることを報告し、ほっとした様子の竹本氏。少なくとも 3ヶ月間は、施設運営費を心配しなくても大丈夫そうであることをふまえ、改めて、アルマ東京ティアハイムが抱える中長期的な課題を伺いました。そして、その3ケ月をどのように有効に使えそうかを一緒に考えました。   最も深刻な課題。それは、人手不足でした。   アルマ東京ティアハイムには、竹本氏ともう1名、計2名のフルタイム職員がいます。しかし、その1名が、この4月で退職されるとのこと。犬猫約50匹のお世話には、マンパワーを要します。病気を持つ犬も共に生活している施設なので、一斉にデッキに放して勝手に遊ばせておく、という訳にもいきません。食事、排せつ、運動・散歩、トレーニング、ケア、寝床の掃除など、やるべきことに溢れています。   資金不足に加えて人手不足。これらを受けて、活動規模の縮小、つまり保護する犬猫を減らすという選択を余儀なくされていました。一方、春から秋にかけての季節は猫の繁殖期にあたり、保健所に収容される子猫たちがどっと増える時期でもあります。「一匹でも多くの命を助けたい」という強い想いと現実のギャップに、竹本氏は心配を募らせていました。   資金不足の解消には、中長期に渡って安定してご支援頂けるスポンサーを探すことが必要です。そして、人手不足を補うためには、(1)不要な仕事がないか棚卸をして、(2)本当に必要な仕事を従来より効率的に回すことが必要です。並行して、新たな職員も探さなければなりません。   また、アルマ東京ティアハイムは多くのボランティアの方々に支えられているそうですが、一方で、そのようなご厚意をいかに最大化するかという観点でも、改善できる余地がありそうです。さらに、NPOのみが使える広告を活用するなど、新しい施策を取り入れることも効果がありそうです。   私たちソーシャライトジャパンは、このクラウドファンディングだけではなく、中長期的にアルマティアハイムと連携する予定です。これは、私たちが保護施設の運営の実態や課題を学ばせて頂く機会でもあります。そして、同じような課題を持つ他の保護施設に対して、その学びを活かしていくことも検討しています。     打ち合わせの後は、デッキで春の日差しを受けながら、 丸々とした子犬たちとふれ合いました。この子犬たちは、殺処分の直前に引き取った母犬のお腹の中にいたそうです。驚くことに、産まれる直前まで、母犬が妊娠していることに誰も気づかなかったそうです。保健所に身ごもったまま収容される犬猫は、決して珍しくないということでした。     たとえ「ペット」という犬猫でも、一匹ごとの命は、尊く、重みがあります。その命を、まるでゴミのように一斉殺処分する社会に私たちは暮らしています。安楽死ではなく、ガス室に二酸化炭素を充填し苦しみながら窒息させる方法が取られています。日本人として、この民度とモラルに大きな問題意識を感じています。   同時に、皆さまからの共感とご支援は、この社会を確かに変えていくものと強く信じています。このレポートの内容をご家族や友人に話して頂くだけでも結構です。どんな小さなことでも「行動」に移していただけたら嬉しいです。引き続き、応援をどうぞよろしくお願い致します。   ソーシャライト ジャパン  


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