達成率414%、支援者数260名にて『ダンゲロスボードゲーム』クラウドファンディング成立しました! 皆さまのご支援、まことにありがとうございます!!! 今後のスケジュールとリターン品についてお知らせいたします。 ~2月末:テストプレイ、ゲームバランスの微調整、システムの最終調整、作家先生のイラスト受諾、ボードイラストやチップデザインなどの作成、企画会議イベントの実行 ~3月中旬:イラストの流し込み、説明書のフィックス、Tシャツの準備、印刷所に入稿、企画会議イベントの実行 ~5月中旬:短編小説の執筆、リターン品のPDF<特別版>用の追加コンテンツ執筆、ゲームマーケット出店に向けた準備、宣伝活動 ~5月14日:ゲームマーケットへの出店 ~5月20日(目処):ゲーム本体、及びリターン品の支援者さまへの発送 <リターン品のご案内> 戦闘破壊学園ダンゲロスボードゲーム(サイン入り):5月20日までを目処に発送いたします。個人的な気持ちとしてはゲームマーケット翌日には発送したいのですが、発送数も相当になるのでちょっと余裕を持たせて下さい。 CF限定特典魔人カード「口説院言葉」:ゲーム本体に同梱予定です。 説明書のSpecial Thanksに支援者様のお名前を記載:ゲーム本体に同梱されますので、本体到着時にご確認下さい。 企画会議イベント参加権:現在、1万円以上の支援者の方に日程調整ツールへのご入力をお願いしております。予定では2月中に一度目を、3月中に二度目を行う予定です。どちらにも参加できない方がおられたら、規模は落ちると思いますが、別途調整して何かを何とかしたいと思っています。 FBグループ会議参加権:1万円以上の支援者の方々には、FBへの参加手順をメッセージしております。メッセージをご確認下さい。現在は製作段階でのスプレッドシートなどを公開しております。 テストプレイ参加権:3万円以上の支援者の方々とは既に何度かテストプレイを実施しております。できるだけ全員参加できるように日程など調整いたします。(ムリに参加されなくても大丈夫です) 本作使用イラストから選べるキャラクターイラストTシャツ:作家先生のイラストが出揃った時点で、3万円以上ご支援者の皆さまに希望のイラストとサイズをお尋ねします。ゲーム本体に同梱して発送予定です。 短編小説『ダンジョン&ダンゲロス(仮)』登場権&主人公登場権:5万円・10万円コースの支援者の方には、キャラクター製作に関するご案内をメッセージで送っております。ご確認下さい。 短編小説『ダンジョン&ダンゲロス(仮)』共著権:キャラの出揃ってくる3月頭を目処に一度打ち合わせを行いましょう。 短編小説『ダンジョン&ダンゲロス(仮)』<特別版>:5月20日を目処にDLできるように取り計らいます。こちらは少し早くなるかも? ボードゲームパッケージイラストの壁紙(PC・スマホ版):5月20日を目処にDLできるように取り計らいます。こちらも少し早くなるかも? 架神恭介によるお礼のメッセージ:電子的なものになるか物理的なものになるかは検討中ですが、これも5月20日までを目処に行います。 皆さまのご支援まことにありがとうございました!!!
今回のクラウドファンディング企画にご参加頂く作家の先生方の紹介を順次させて頂きます。前回の大多和要先生に続き、今回は厳男子(きびだんご)先生です。 厳先生は講談社のちばてつや賞にて、陶芸漫画『TOUGEI 闘芸』にて優秀新人賞を受賞してデビューした漫画家です。 『TOUGEI』は戦場帰りの兵士ヴィクトル・ドラゴが陶芸の道を歩む異色の陶芸漫画ですが、兵士の荒んだ心が芸術活動を通じて癒やされていく様子をハートフルに描き…… ……といったような生っちょろい話ではまったくありませんので、安心して読んでみて下さい。こちらのページから全ページ無料で読むことができます。 厳先生とはヤングマガジンの読切企画にてお会いしまして、僕の原作『暴力退魔師ド外道菩薩丸』にて作画を担当して頂きました。 作品的に画力が求められる内容だったのですが、厳先生はその画力で見事にこなして下さいました。本当にありがとうございました。 そんな新人離れした画力を持つ厳男子先生に、今回お願いしたのは『ダンゲロス1969』のキャラクター、魔人公安課長、池松叢雲です。 ------------------------- 「……冗談には思えんな。何のための武者修行だ?」「…………ほ、惚れた、女の……ため」 この答えにミスターイングリッシュはフゥームと唸った。やや考えてから、仏頂面のまま言った。「よし。お前、俺と一緒に日本へ戻るぞ。英語の基礎から性根まで俺が叩き直してやる」 実際、これはベストな方法と言えた。警視庁預かりなら歩峰家も文句は言えまい。NY市警は渋るかもしれないが、利用された手前、このくらいの無理は通させてもらう。 だが、歩峰は顔を青ざめさせながらも叫んだ。「嫌だ! 生温い世界には戻らねえ、二度と!」「お前」 池松が不意に間合いを詰めた。反射的に歩峰の体が飛び退る。「俺の英会話レッスンが生温いと思ってるのか?」(『ダンゲロス1969』より) ------------------------- 『ダンゲロス1969』の世界では、空手や柔道と同じように英語が武術体系として存在しており、池松叢雲は警視庁最強の魔人にして、世界最強の英語使いとして名を馳せています。その英検段位は実に三十段。 ------------------------- 彼は動揺を見せた警官たちを穏やかな素振りで制すると、「ハアイ! ハワユウ! アイアーム、ムラクーモ=イケマーツ!」 尋常ならざる卓越したイントネーションを以って名乗りを行い礼を示した。その一語一語に丹田から溢れ出す英語が漲っていた。ネイティブスピーカーの警官たちは電撃に打たれたかのように一様に身を震わせるばかりで、「ファインセンキュー」の一言すらままならない。 そして、彼は続けて言った。「呼ばれてきた」 ――日本語である。「不射之射」という言葉がある。真の弓の名人は弓を射ることもなく飛鳥を落とすという。池松叢雲の英会話力ともなれば日本語で十分に通じた。(『ダンゲロス1969』より) ------------------------- ダンゲロスの世界には完全熟達者(オーバーアデプト)という概念があります。それぞれが特殊な能力を持つ魔人たちですが、それとは別に、技術を極めることで魔人能力以上の理不尽な力を得た者たちがいるのです。セックスを極めし鏡子、パントマイムを極めしパントマイムよしお、そして、英語を極めし池松叢雲。この三名が現在確認されている完全熟達者です。 完全熟達者はその技術だけで『転校生』をも屠りうる力を秘めており、劇中で池松は『転校生』両性院乙女と互角の戦いを繰り広げます。そんな池松のイラストが厳先生から届きました! 池松の凄まじい英語の漲りが強く表現されています! すごーい! <戦闘時> このカードは攻撃ダイスを4つ振る。また、このカードは振った攻撃ダイスを他プレイヤーから変化させられない。 今回のゲームでは池松は上のような能力となっております。『転校生』とも殴り合えるスペックを「ダイス4つ」(『転校生』と同じ)で表現し、己の心身を完全にコントロールする池松の能力『統一躯(とういっく)』を攻撃ダイス保護能力として再現しました。 池松叢雲のカード実装を楽しみにお待ち下さい!
今回のクラウドファンディング企画にご参加頂く作家の先生方の紹介を順次させて頂きます。前回のやまもとありさ先生に続き、今回は大多和要先生です。 大多和先生は横田先生の元アシスタントであり、現在は代々木アニメーション学院東京校クリエイター学部マンガ科で教鞭を取っておられます。 ご紹介…………と言っても、大多和先生に関しては僕よりも横田卓馬先生の方が詳しいと思い、横田先生からコメントを頂きました! ---------------------- 大多和要先生には、戦闘破壊学園ダンゲロス連載時に、スタッフとして力を貸していただきました。以前は、ヤンマガの某長期連載作品のチーフアシスタントも務めていらっしゃったそうで、ダンゲロスの職場でもその能力を遺憾無く発揮していただきました。技術面では申し分なく、また人柄も優れており、作業中は楽しいおしゃべりなどで職場を盛り上げていただきました。僕の大のお気に入りである、Sex and The Cityという海外ドラマを職場で流した時など、他のスタッフたちは、そのなかなかにえぐい内容に閉口してしまい、僕は大変いたたまれなくなってしまいましたが、唯一、大多和先生だけは、ドラマの内容について言及したり、僕に質問してくれたりと、フォローに徹してくださり、僕はだいぶ救われました。なんの話かわからなくなってしまいましたが、そういう素晴らしい人です。(横田) --------------------- 横田先生ありがとうございます! さて! そんな大多和要先生からバルのイラストが届きました! なんという貫禄。ちょっと男塾っぽさもある! ちなみに横田先生のバルはこちら↓ 見ての通り、大多和先生独自の解釈によるバルを描いてもらいました! それでいて明らかにバルの特徴が押さえられています。本当にありがとうございます!! バルはゲームでは、相手のパーティーの手札に成りすまして、悪質な自爆テロじみた行為を行うピーキーなカードとなっております。大多和先生のイラストがカード化されるのが楽しみです!!
・毎回、『転校生』を1枚くらいはゲーム除外送りにしてプレイヤーの阿鼻叫喚を引き起こしているxxの能力『インターネット殺人事件』(他プレイヤーの攻撃ダイスで1が2つ以上出ればゲームから除外できる)。今日のテストプレイでも未来探偵紅蠍を見事にゲーム除外していました。 ・xxの持ち主は他プレイヤーがダイスを振るごとに目を光らせて、1のゾロ目がないかギラギラした眼差しで注視するようになります。といってもxx自身、そこまで強いわけでもないんですが、決まった瞬間、被害者が愕然とするさまが楽しいので、xxを引いたプレイヤーはなかなかxxを捨てられなくなる……魔性のカード……。 ・どうかすると決戦にすら登場させてしまう……Lv1のカードのくせに……。 ・そんなxxとシナジーの組めるカードは以下の2枚です。 清水一物:相手のダイスを1つ振り直し 鏡子:相手のダイスを1つ選んで-1する 相手のダイス目が「6、4、1」とかなら、清水の能力で6を振り直しさせて、1が出たら即座に『インターネット殺人事件』、2が出たら鏡子で1に下げて『インターネット殺人事件』。恐ろしいシナジー……。 ・そんなxxコンセプトデッキに、新規追加予定カードである「月読零華」がガッチリとハマりすぎてた件。 女陰をガン見してたら、女陰に隠された含み針が飛び出して両目を貫く『イガクリ真拳』を以下のカード能力として再現しました。 「<戦闘時> このカードと対戦しているカードが攻撃ダイスを振った後、相手のダイスの一つを選んで出目を1に変えても良い。」 ・恐ろしいことに、「4、3、1」などのように、出目に1が一つ出た時点で『インターネット殺人事件』が確定してしまう……。こらアカン。下手したら除外祭りや! ・ということで、現状、月読を「出目を2に変える」能力に下方修正予定です。1にする方がインパクトあるんだけど、ゲーム除外はあんまりやりすぎるとゲームがぶっ壊れてしまう。ざんねん! <その他、今日のテストプレイによる細かな修正点> ・お互いが両性院(男女と乙女)を持っていて、災玉の関係で「どっちも能力を使いたいし、どっちも使いたくない(全員女にしたら、残りの一方がさらに使って全員男にされるし、その逆も起こる)」状況になった時の処理を、「手番のプレイヤーから使う」から「どっちが先に使うかダイスで決める」に変更。 ・この判定次第で一気に全滅したりするんだけど、ルール細則を見た結果、全滅した、よりも、ルール細則を見た結果、ダイス勝負に持ち込まれた、の方が良い気がするので。 ・流樹苗を位置入れ替えに対するメタカードにしたところ、「そもそも位置が重要なキャラが少数な上に、それに対するメタカードの位置入れ替えカードを使う頻度はさらに少なく、そのさらにメタカードの流となると全然使いたい気がしない」となったため、なんかもうちょっと強くしてあげるために基本的に振れる攻撃ダイスを3つにしました。Lv2のくせにダイスを3つも振れるぞ! <おまけ:新規追加しようか迷った挙句にやめたカード> Lv3 ド正義克也 『革命の構造』 <戦闘開始前> 決戦時のみ。対象プレイヤーを一人選択し、あなたのパーティーの一枚と相手パーティーの一枚とのトレードを提案する。あなたの差し出すカードの方が相手に求めるカードよりも高レベルでなければならない。相手はこの提案を断るなら、求められたカードを捨て札にしなければならない。 ・「おれのためにキーカードを寄越すか、寄越さないなら死ね」という大変いやらしいカード。代わりに小竹(死ぬ時に敵味方巻き込んで自爆)とかを差し出すのも良いですね。 ・どんなコンボでも潰せて汎用性高すぎる気がしたのと、テキストが長くなりそうなのとでボツ。
昨日お伝えした「5枚の追加カード」に関する詳細となります。5枚と言っておきながら、弾みで6枚になりました。 まず一枚目。ヴァーミリオン・海我。情報収集系の能力を持つ彼は、ゲームでは山札の順番を操作する能力として再現されました。夜にテストプレイした感じだと、低コストながら良い働きをするカードになっていました。 二枚目。エース先輩。最も常識人にして最大の苦労人である彼がようやく参戦です。”相手は絶対にエースのシュートを止められない”必殺蹴球能力『銛先』は、相手の攻撃ダイス補正値をキャンセルする能力として実装予定です。 3枚目。福本忠弘。最強剣「福本剣」を打った魔人刀工が参戦です。通常はボス戦撃破後のボーナスでしか入手機会のない高ランク武器を生み出す可能性を持ったカードです。ちょっと強すぎるかもしれないので、今後のテストプレイでバランス確認していきます。 4枚目。範馬慎太郎。遠距離攻撃により他プレイヤー全員の手札を一斉に攻撃できるカードとして実装予定です。ただし、誰かが白金翔一郎を出していると反射されて本人が死にます。 5枚目。阿頼耶識そら。最強のステルス能力を持った彼女は、決戦フェイズにおいてキーカードを守りつつ後出しできる「出し得」カードとして実装予定です。テストプレイを重ねる程にいろんな使い道が見えてくるカードと思われます。 そして六枚目。月読零華。股間に見入った相手の目を含み針で貫く『イガクリ真拳』は、相手の攻撃ダイスを強制的に1にする能力として実装予定でしたが、今日のテストプレイで『インターネット殺人事件』とのシナジーが強すぎることが発覚したので早速下方修正予定です。 * 月読を除く五枚は横田卓馬先生が線画を描き下ろしされるそうです(着色は外部委託)。マジかよ横田先生! 働きすぎだぜ!!





