チャレンジ57日目・19時です 吹上ワンダーマップ10レポート配信のお時間がやって参りました。 本日は皆様にお知らせがあります! 支援コース追加のお知らせ 本日より吹上ワンダーマップ10へのご支援のコースを1つ追加させていただきました。 2,000円のご支援で「お礼のメッセージ」と「吹上町の百科事典(吹上典)へのお名前記載」をお返しさせていただきます。冊子は吹上ワンダーマップの開催に合わせて毎年制作・発行しております。例年は「アーティストが創る吹上町のガイドブック」として、様々な企画を実施し掲載しているのですが、今回は「吹上てん」のテーマに合わせて『吹上典』としており、吹上町の百科事典として歴史・文化・名所・人物・伝説・俗物的なものまで幅広く五十音順に掲載しております!現在は巻末付録の編集を行っていますが、満足のいく仕上がりになったと思いますページ数も100ページを超え、オールカラーとなっております!10周年記念の冊子としてかなり力を入れた作品となっております。永久保存版となりますので、吹上典にお名前を掲載させていただければ幸いです。どうぞ宜しくお願い致しますm(_ _)m
チャレンジ56日目・19時です 吹上ワンダーマップ10レポート配信のお時間がやって参りました。 前回は明治維新150周年の作品として様々な髷を描くことを決めたところまでレポートさせていただきました。 本日はその続きをレポートさせていただきます。 髷・その4 明治維新150周年の作品として様々な髷を描く事に決め制作に入ったのですが、様々な種類の髷を描いてただ展示するだけでは少し弱い気がしました。 そこでもう一度「散髪脱刀令」につて考えてみたのですが、「髷を落とす」その理由が妙にひっかかりました。 「髷のままだと外国人にバカにされてしまい、近代化ができないと考えたから」 この理由。僕はなんか格好悪い気がしました。 自分たちの伝統や気に入っているものを他人にバカにされたからやめてしまうというのは情けない気がします。当時の情勢や現代との価値観の違いは重々承知していますが、それでも格好悪い。 その想いが強くなった時に、作品に関するあるアイディアが生まれました。 外国人にバカにされようとも髷を貫く架空の人物を生み出し、髷を貫く理由と様々な髷を楽しむストーリーをつくろうと。 こうして生まれたものが「博多 和宏之助 物語」です。 博多 和宏之助 嘉永5年4月1日生まれ(西暦だと1853年5月15日生まれ) 明治元年(1868年)にちょうど15歳の元服を迎え、多感な時期に明治維新を体験する。 派手好き、新し物好きな和宏之助は、渡来品や海外の文化が一気に広まった明治維新を大いに楽しんだ。 明治4年(1871年)に「散髪脱刀令」が出された際には真っ先にザンギリ頭にしたのだが、後に散髪脱刀令が出された理由が「外国人に髷(まげ)を馬鹿にされたから」だという事を知ると憤慨しすぐに髷に戻し、その後は頑なに髷にこだわった。しかし髷以外に関しては大いに海外の文化を取り入れ和魂洋才の人生を謳歌した。「髷」と言っても様々な髪型がある。現在は「丁髷(ちょんまげ)」と呼ばれる事が多いのだが、私たち現代人が時代劇等で見る丁髷は本来の丁髷ではなく「銀杏髷」と呼ばれるものである。本来の丁髷とは髪の少ない老人が結う小ぶりな髷であり、その形から「ゝ髷」(ちょんまげ)と呼ばれたものである。髷の結い方は60種類以上もあると言われており、博多 和宏之助は季節やその時の気分に合わせて様々な髷を楽しんだ。 近年、博多 和宏之助が結った髷の記録が博多家の蔵から発見された。明治維新を独自の感性で生きた和宏之助の記録を、明治維新150周年を迎えるこの機会に是非公表したいと考え今回の展示に至った。
チャレンジ55日目・19時です 吹上ワンダーマップ10レポート配信のお時間がやって参りました。 本日はお知らせです。 お知らせ 2つお知らせがあります 1、5,000円以上のご支援に対する返礼品に「ガイドブックにお名前記載」があるのですが、1月25日までにご支援いただいた方までの返礼品とさせていただきます。入稿締切の関係でどうしてもこの日までに印刷に出さないと完成が間に合わなくなってしまうためです。現在ご支援いただいている方のお名前はもちろん記載させていただきます。 2、明日(1/9)の19時57分からKTS鹿児島テレビさんで、先日ピーターさんがアトリエに来てくれた時の放送があります!お時間ありましたら是非ご覧くださいm(_ _)m 「髷・その4」は明日以降またレポートさせていただきます
チャレンジ54日目・19時です 吹上ワンダーマップ10レポート配信のお時間がやって参りました。 本日は昨日の続きで、なぜ明治維新150周年の作品で「髷(まげ)」をモチーフに選んだのかをレポートさせていただきます。 髷・その3 前回は明治維新150周年をテーマにした作品の制作のために明治維新について勉強し直していたら、明治四年に施行された「散髪脱刀令」に興味を持ったところまで書かせていただきました。 なぜ「散髪脱刀令」に興味を持ったのか? 日本の近代化を進めるために髪型を変えるという事が単純に面白かった。 「ちょんまげ離婚」(髷を切った夫が気持ち悪くて離婚する女性がいた)と呼ばれる現象が起こるほど、当時の日本では髷が普通でそれ以外の髪型は異様なものだったという史実。 散髪脱刀令は髷を禁止するのではなく、自由な髪型を推奨するものだったという大らかさ。 そこから「ちょんまげ」について色々調べたのですが、「ちょんまげ(丁髷)」というのは髷の一種で、主に髪が薄くなった老人が結う髷の事を指しており(ほんのちょっとしか髪を束ねる事が出来ない状態の髷)、僕(現代人)が今まで「丁髷」だと思っていたものは正確には「銀杏髷」というものでした。 さらに調べていくと時代や職業ごとに流行りがあり、男性の髷の種類だけでも60種類以上あることがわかりました。 今までチョンマゲだと思っていたものが正確にはチョンマゲではなく、一種類しかないと思い込んでいた髷も多様なバリエーションがあることを知り、他にはどのような髷があったのかを知りたくなりました。 それと同時に様々な髷を描くことを今回の作品にしようと考えたのですが、明治維新をテーマとした作品を制作するうえで、ただ様々な種類の丁髷を描くだけだとすこし弱い(鑑賞者に伝わり辛い)という思いもありました…。 つづく
チャレンジ53日目・19時です 吹上ワンダーマップ10レポート配信のお時間がやって参りました。 本日も昨日の続きで、なぜ明治維新150周年の作品で「髷」をモチーフに選んだのかをレポートする予定だったのですが、申し訳ありません明日のレポートにさせていただきます。 スカイプ 今夜は今からメイン会場の設営の打ち合わせです。最終日に「ボンダンス大会」を行うので、展示空間からの移行等を考えて会場作りをしなければなりません。 そこでメイン会場に大きく影響をするアーティスト3人で打ち合わせを行います。 鹿児島、大分、京都と離れているのですが、スカイプで打ち合わせができるので本当に便利な世の中になりました