こんばんは!コルポナ共同代表の綿貫竜史です。クラウドファンディング終了まで残り14日となりました。現在までに36人の方から合計331,300円の温かいご支援を頂いております。みなさま本当にありがとうございます。今日は、4月9日(金)におしえるがっこうで実施した『なぜと聞かないコミュニケーション』の授業について少し振り返っていこうと思います。今回実施させて頂いた『なぜと聞かないコミュニケーション』。実は今回が初めての実施でした。作成したスライドのレジュメに付箋を貼りながら、何十回も練習を重ねて挑みました!開始前、緊張して口から心臓が出そうだったことはここだけの内緒です。授業では、まず冒頭で「Mのコミュニケーションの罠」について触れながら、「私たちが問題と思っていることは、実は相手が問題と認識していないことがよくあること」をお伝えし、その具体例としてバングラデシュでの2つの体験を上げながらより深く説明を加えていきました。そのあと、なぜと聞かないコミュニケーションの7つの型をお伝えしたあと、ペアワークを通じて質問することが意外と難しいことを体験していただきました。最後には、思い込みをほどく練習として「ウミガメのスープ」をみんなでやってみました。【最後の計算問題】とある高校の数学サークルでは、卒業する3年生が最後に必ず解かされる問題がある。その問題の答えとは一体なに?この問題の真相を、「はい」か「いいえ」で答えられる質問のみで導き出すというゲームです。15人中正解できたのは2人。みんな最後は悔しそうな顔をしていました。悔しさからもっと質問力を高めたいと知的好奇心を見せる人や、正解と同時にあーーー!と驚きの表情を見せる人など。たくさんの感情に出会えてとても楽しかったです。やはり、授業をしている私本人が一番学んでいることに改めて気づかされました。最高に楽しい授業でした!最後に参加者の皆さんから頂いた感想の一部を共有させて頂きます。
皆様こんにちは!共同代表の綿貫です。本当はエイプリールフールの日にこの投稿をする予定だったのですが、ポンコツなので完全にスルーをしておりました<m(__)m>今日は、まるでウソのような、でも本当のバングラデシュでのエピソードを5個ご紹介したいと思います。1. 誕生日にはみんなにご飯を振る舞う日本では誕生日といえば、プレゼントをもらえたり、お祝いをしてもらったりというイメージが強いですが、バングラデシュでは全く逆です。誕生日の人がご飯をモリモリに用意し、周りの人々におもてなしします。2. クラクションが持つ意味日本では、クラクションは事故を回避するためのものであり、必要最低限は鳴らすべきではないと教習所で習うはずです。しかしバングラデシュでは、クラクションはむしろ鳴らすべきであるとさえ感じることがあります。交通量が非常に多いバングラデシュでは、自分が走行していること、追い抜きをするというメッセージなど、クラクションは自分の存在をアピールする手段として使われています。3. 信号がないこちらも驚きかもしれませんが、国内にほとんど信号がありません。道には警察官が立っていて、その人の判断で交差点の管理が行われています。また通行人は、普通の道路であれば車の間をすり抜けて横断が一般的です。4. タバコは一本からタバコを売る単位が箱ではなく、1本からであるのも興味深いところです。最も安い物では1タカ(1.3円)から買うことができます。職業や収入を問わずに多くの男性がタバコを吸っているのは、こうした理由もあるかもしれません。5. 「はい」は首を横に振る全く逆の仕草なのですが、「はい」と答えるときに、首を横に倒すように振るのがバングラデシュでの自然な仕草です。また、相手との意思疎通がはかれていないとき、食べるということを意味する仕草など、独特の仕草もたくさんあります。こんな驚きばかりのバングラデシュですが、コルポナメンバーは皆いつの間にかこうした生活の魅力に取り憑かれているようです、、、笑こうしたバングラデシュの素朴な日常もまたご紹介できればと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。
皆さんこんばんは。この度は多大なご支援をありがとうございます。共同代表の田中です。本日はコルポナバングラデシュ部門の紹介をさせていただきたいと思います。バングラデシュ部門では、教育支援や就職支援などを行う NGO 活動を行っています。バングラデシュのチッタゴン丘陵地帯と呼ばれる山岳地域には、バングラデシュにおいて少数派である民族が多く暮らしています。彼らは独立以降の政治的紛争により、抑圧的な環境に置かれていました。土地収奪や襲撃事件が起きることも多く、また軍が加害者である事件も多いことから、解決も容易ではありません。そこで NGO 活動においては、とりわけ土地収奪の事件が頻発するバンドリボン県で少数民族の教育支援を行っています。当団体の前身であるasteが建設した小学校の運営をコルポナで行なっています。また、将来的な自立を目標とするため、同時に就職支援活動も展開しています。こちらの活動は少数民族だけでなく、バングラデシュにおいて 恵まれない環境に置かれている人々も広く対象としています。バングラデシュに進出している日本企業様などとの連携を取りながら、彼ら彼女が人生の新しいステップに挑戦していくことを応援しています。新型コロナウイルスやそれに伴う社会変化など、難しい日々が続いています。 とりわけバングラデシュでは貧困層や社会的弱者などにより深刻な被害を及ぼしています。ぜひコルポナの活動を知っていただき、こうした人々への思いを馳せて頂けたら嬉しいです。改めて多大なご支援ありがとうございます。
こんにちは。現在までに、28名の方に合計198,000円の温かいご支援をいただいております。皆さまの温かいお気持ちに、毎日感謝の気持ちでいっぱいです。今日はコルポナが実施する授業の紹介をさせて頂きます。授業のタイトルは『制約、工夫、そして多様性』。この講座では「工夫力を磨く」ことを目的としています。人は制約に直面した時、自然と工夫をしています。その工夫は相手に寄り添う優しさそのものだと思っています。そしてその工夫は、多様な価値観を理解することにもつながると信じています。バングラデシュで活動をさせて頂いた時、制約に直面する方たちとたくさん出会わせて頂きました。そしてありがたいことに、現地の人たちと一緒に生活をさせて頂くことで、私自身もその制約を体験することができました。・お金がない・言葉が通じない・目が見えない・便利なものがない・外に遊ぶものがない・社会規範によって外に出歩くことができないこうした制約に直面した人たちと一緒に生活をしたことで、無意識に工夫をしている自分がいたことに気付きました。同じ制約を体験し、その制約を乗り越えるための工夫のアイデアを一緒に模索してみる。これによってバングラデシュの人たちがいかに大変な思いをしながら生活していることを感じることができた気がします。身体的な制約や心の制約。日本にも制約に直面しながら暮らしている人たちがたくさんいます。そうした制約をすべて理解するというのはおこがましいですが、少なくとも一緒にその制約を乗り越えるための工夫を見つけていくことはもしかしたら出来るかもしれません。この授業では、実際に3つの制約を体験していただきます。「見えない制約」、「聞こえない制約」、「話せない制約」。これらの制約を参加者の皆様に実際に体験していきながら、そこでどんな工夫のアイデアが生まれるのかを自分自身で気付いていただき、その気付きを日常生活に少しでも役立てて頂けたらと思います。この授業を受けた人たちが、そこで無意識に自分が行う工夫に気付き、それを生活の中で実践することで、少しでも優しい社会を生み出す一筋の光となって頂ければ何よりです。たくさんの優しさが社会にあふれていく、そんなお手伝いをさせて頂けますと幸いです。綿貫竜史コルポナ共同代表
皆様こんにちは。コルポナの稲川望です。昨日、革新的な教育プラットフォーム「おしえるがっこう」で授業をさせていただきました!講座は「工夫のアイデアと罠」、つまりコルポナが実施する最初のスタートとなるものです。おしえるがっこうにはこれまで何度も生徒として参加してきた経験はありますが、講師としての参加はドキドキでした。しかし、ご参加いただいているメンバーの方々や真崎校長先生のサポートもあり、想いを十分に伝えることができたと思っています。そして、授業後の感想をシェアする時間には、とても刺激的で、示唆に富んだ意見が飛び交いました。私自身、新たな視点をいただきましたし、こうして参加者同士で化学反応が生まれることがとても嬉しかったです。それらの感想の中でも、「現場での学びは、日本社会でも、人と生きる上で共通する大切な学び」や、「相手の真意をしっかりとはかって、行動することが大切」などととても本質的な意見を述べていただき、まさにこの講座でお伝えしたかったことが共鳴した瞬間は、何者にも変えがたい喜びを感じました!少しずつ、共感の輪が広がっていくことで新たな反応や活動に繋がっていく未来が見えてきています。このような機会を作ってくださった皆様に、この場を借りて感謝を申し上げます。そして来週4月9日(金)のおしがく授業には、共同代表綿貫さんの「なぜと聞かないコミュニケーション」も行われます!こちらも発展した形でとても興味深い内容なので、ご興味のある方はぜひこちらからお申し込みください!https://www.oshierugakko.com/theme/401/最後までお読みいただきありがとうございました!!