こんにちは。私たちの取り組み『未来ある子どもたちにSDGsに触れる機会を提供したい!~神奈川から世界へ~』に多くの方々にご支援いただきましてありがとうございます。
世の中はゴールデンウィークのなか、本日は、横浜市金沢区にある神奈川県立金沢総合高等学校 様にファシリテーター8名、サポートメンバー3名、合計11名のメンバーで訪問し、「SDGsをジブンゴト化するワークショップ~神奈川県版」を実施してきました。
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【学校実施事前オリエンテーション】神奈川県立金沢総合高等学校
https://camp-fire.jp/projects/412405/activities/343923#main
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今回のプロジェクトは、新型コロナの感染拡大により、2度の延期を乗り越えて、やっとの実施となりました。
そして、ワークショップの冒頭部分で、神奈川県版SDGsボードゲームが「SDGsを遠い世界の話ではなく、身近な地元のSDGsから触れてもらいたい!」という意図から製作され、そして多くのご支援者様の支援によって今回の出張授業が出来、公募で選ばれた学校であるということをお伝えしたところ、教室中が大歓声と拍手が起きました!そして、応募いただいた先生に対しても、生徒から感謝の拍手が送られました。
1クラス6グループに分かれて、同じ時間、同じゲーム、同じルールでどれだけ良い世界をつくることができるかといったことを競い合ったこともあり、ゲーム中は白熱し、とても盛り上がりました。そして、延長戦のリクエストもあり、最後まで自分たちの世界を良くするために仲間と協力したり、活発に意見を出し合ってました。
成果の共有では、先生が各チームの下記を黒板に共有してくれました。
・合計ポイント
・平均ポイント
・ランクアップ割合
・コラボ数
・10UPクリアゴール項目
平均ポイントが9点台のチームも出現し、そのチームのリーダーによる勝因分析では、「ゲームの特性をしっかりと把握して、ゲームに取り組むこと」という発表がありました。ただ、やみくもに手当たり次第、とりあえずやるのではなく、ルールをしっかり理解し、こうやったら上手く行くという仮説を立ててやってみることはゲーム以外でも同じかもしれないという感想も印象的でした。
その他、社会を良くする(ゴール17の全てを10にあげる)ことと、プレーヤー一人ひとりの力をつける(ランクアップ)ことを、どっちが先に行った方がいいか、または両方を最初から追い求めた方がいいかなどの意見も出てました。そして、これに対してもある生徒さんから「これはゲームだからランプアップは1回やればいいけれど、現実は際限がない!だからゲームではランクアップ優先型グループの方が成績がいいようだけど、現実ではそうはいかないと思う」という鋭い意見も出てました。
ワークショップ後には、「自由研究でSDGsを取り組みたいのでインタビューをさせてもらえませんか」と積極的にファシリテーターに声をかけていただいた学生さんもいらっしゃり、早速、ワークショップを受講してから最初の第一歩を踏み出す姿にとても感激しました。
ワークショップ後には、私たちファシリテーターで会議室をお借りし、本日の振り返りを行いました。
今日の感想や状況報告、そして次回以降にもっと良いものにしていくために何が改善できるのか、など。
私たちも一回一回の体験から学び、単なる体験で終えるのではなく、しっかりと経験に変えていきたいと改めて思ったワークショップでした。
そういった意味でも、このプロジェクトに公募いただいた学校様、そして様々な活動にご支援いただいた皆様に心から感謝申し上げます。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
一般社団法人未来技術推進協会
神奈川県版ふるさとSDGsボードゲーム制作プロジェクト 実行委員会 一同
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Facebookページ「未来ある子どもたちにSDGsに触れる機会を提供したい!~ふるさとSDGsボードゲームプロジェクト~」
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<活動報告>
・完成報告体験会を開催しました!
https://camp-fire.jp/projects/412405/activities/332079#main
・神奈川県版SDGsボードゲームを使ったファシリテーター認定講座を行いました
https://camp-fire.jp/projects/412405/activities/331708#main
・神奈川県版ふるさとSDGsボードゲームワークショップ実施「内定校」決定のお知らせ
https://camp-fire.jp/projects/412405/activities/335488#main