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『オーケストラを奏でる菩薩』阿弥陀二十五菩薩を未来に残したい:西国五番葛井寺

『阿弥陀二十五菩薩』は阿弥陀如来を中心になど全27体のほとけ様の楽団です。楽器を奏で、楽しく舞を踊り、そして優雅に空を飛ぶ様子など様々な姿で往生者を極楽浄土へ導く姿は圧巻です。来迎像の彫刻例は極めて少なく大変貴重ですが、長年の老化により傷みが激しく早急に修復し未来永劫に守りたいと思っています。

現在の支援総額

4,106,138

136%

目標金額は3,000,000円

支援者数

256

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/01/20に募集を開始し、 256人の支援により 4,106,138円の資金を集め、 2023/03/05に募集を終了しました

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現在の支援総額

4,106,138

136%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数256

このプロジェクトは、2023/01/20に募集を開始し、 256人の支援により 4,106,138円の資金を集め、 2023/03/05に募集を終了しました

『阿弥陀二十五菩薩』は阿弥陀如来を中心になど全27体のほとけ様の楽団です。楽器を奏で、楽しく舞を踊り、そして優雅に空を飛ぶ様子など様々な姿で往生者を極楽浄土へ導く姿は圧巻です。来迎像の彫刻例は極めて少なく大変貴重ですが、長年の老化により傷みが激しく早急に修復し未来永劫に守りたいと思っています。

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激しい戦火の痕跡
2023/02/03 19:00
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葛井寺は名応2(1493)年に畠山家の内紛に端を発した兵火にあい楼門、中門、三重塔、鎮守、奥院を焼失し、本堂と宝塔を残すのみとなりました。その時の戦火の痕跡がこの松です。今回の阿弥陀堂再建の発掘調査により土中より発見されました。当時の激しさを物語っています。


かんのんさん
2023/02/02 20:00
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阿弥陀三尊の一尊「観音さん」です。観世音菩薩、観自在菩薩と言いますが、「かんのんさん」が一番お馴染みです。そのかんのんの体内からは墨書が見つかりました。戒名が書かれており、当時の人々の信仰の高さが伝わります。観音信仰は日本では一番と言えるほど昔から盛んで、「聖観音」「千手観音」「馬頭観音」「十一面観音」「准胝観音」「如意輪観音」の6観音は死後の世界である六道(りくどう、ろくどう)輪廻から救う仏さまです。また、西国三十三所観音巡礼は日本では最古の巡礼で、1300年の歴史があります。この「かんのんさん」も非常に重度な傷を負っています。少しでも早く人々をお救いするという意味から「かんのんさん」は特に前屈みの状態で作成されています。足元の台座も腐敗している箇所も見られます。光背も、装飾品も他の仏像とは一味違い、特に美しい仏様の姿にお戻りいただけと事がと思います。


発掘調査
2023/02/02 12:30
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昨年、阿弥陀堂の解体際建築に伴い、創建時の塔や金堂を確認する為調査区を設置し発掘調査を行いました。埋土の下や砂層、土層からは飛鳥時時代から室町時代の瓦類が多く確認されました、飛鳥時代の平瓦の中には古代寺院に類似したものも発見されました。奈良時代の軒丸瓦(のきまるがわら)の中にはこれまでの葛井寺の調査では発見されなかったものまで確認する事ができました。


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昨年11月13日に二十五菩薩像についての講演会を開催致しました。定員を大きく越える方々にご参加いただき盛大に終える事ができました。第二回も今年開催予定です。大阪大学人文学研究科教授の藤岡穣先生には今回の阿弥陀二十五菩薩がいかに重要で珍しいかと資料と映像で解説していただきました。株式会社さわの道玄の余江氏には修理をする上での心構えや醍醐味、動画や実物の仏像を前にして修理の方法などをお伝えいただきました。


お地蔵さん
2023/01/30 20:30
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菩薩のお名前はファイバースコープで体内の墨書を見ないとわかりませんが、明らかにこれは!!という方がいらっしゃいます。みなさんお馴染みの「お地蔵さん」です。お一人だけ坊主頭で袈裟一枚だけを身に纏っています。お釈迦様が入滅後、56億7千年後に弥勒菩薩がこの世に降り立つまで、お地蔵さんは私たちをお守り続けていらっしゃいます。髪の毛がないのは、煩悩を焼き、執着を捨てまさに清浄なるお姿である為剃髪されているという説人々を一刻も早く救いに行く為には髪型などかまっていられない、髪をセットする時間さえもったいないという説さまざまな説がありますが、私たち日本人には一番身近で馴染みのあるお地蔵さん。御真言「オン カカカビサンマエイ ソワカ」カカカはお地蔵さんの慈悲心、笑い声だそうです。