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<公害と出会い、向き合うための本>を出版したい

「公害」という言葉を聴くと、何を連想するでしょうか? 公害は、過去完了形の出来事ではなく現在進行形であり、これからの私たちのいのちと暮らしの在り方にも大きくかかわります。そこで私たちは、<公害と出会い、向き合うための本>として『公害スタディーズ;悶え、哀しみ、闘い、語りつぐ』を刊行したいと考えます。

現在の支援総額

3,338,000

133%

目標金額は2,500,000円

支援者数

275

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/08/06に募集を開始し、 275人の支援により 3,338,000円の資金を集め、 2021/09/12に募集を終了しました

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現在の支援総額

3,338,000

133%達成

終了

目標金額2,500,000

支援者数275

このプロジェクトは、2021/08/06に募集を開始し、 275人の支援により 3,338,000円の資金を集め、 2021/09/12に募集を終了しました

「公害」という言葉を聴くと、何を連想するでしょうか? 公害は、過去完了形の出来事ではなく現在進行形であり、これからの私たちのいのちと暮らしの在り方にも大きくかかわります。そこで私たちは、<公害と出会い、向き合うための本>として『公害スタディーズ;悶え、哀しみ、闘い、語りつぐ』を刊行したいと考えます。

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『公害スタディーズ』出版に向けてのクラウドファンディングに、多数の応援をいただき、本当にうれしく思います。「こういう本を待っていた」という声をいただき、本当にうれしく思っています。私が公害の世界に接したのは、今から22年前になります。一般常識の公害と、公害被害者の方々が見ている世界が随分と違うことに戸惑ったことを思い出します。また、同じ公害といっても、地域ごとに事情が異なります。印象的だったのは「公害健康被害補償法」です。大気汚染の患者にとってはこの法律が命綱といわれており、肯定的に受け止められていますが、水俣病の患者にとってはこの法律が、混乱を生む元凶であったりもします。同じ言葉でも全く違うのだとショックを受けました。様々な差異を明らかにして、公害の学びが特別でなく多くの人のものになるために本書が役立てるのであれば、これほどの幸せはありません。皆様の多大なるご協力に大変感謝しております。ありがとうございます。あと2日!!最後までご支援の程何卒よろしくお願い申し上げます。


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この度は、私たちのプロジェクト「<公害と出会い、向き合うための本>を出版したい」のご支援をいただき誠にありがとうございます。これまで多くのご支援をいただけたことに、編者の一人として御礼申し上げたいと思います。このプロジェクトも残り3日となりましたが、この本に込めた願いについて少しお話しさせていただきたいと思います。ーーーーー私は大学一年生だったときに大学の授業で水俣病を学び、現地を訪ねてフィールドワークを重ねる中で、公害とかかわり続けることになりました。公害は「過去のこと」であって「自分には関係ないこと」と思っていた私は、公害と出会うことをとおして、公害が過去という時間軸や私以外の誰かのこととしてあるのではないことを実感する経験をもつことができました。公害によって今もなお人びとの苦しみは続いているだけでなく、現実に公害は起き続けています。私たちが生きることそのものを危うくする問題であり続けているからこそ、公害がなぜ・どのようにして起きるのか、公害が生じた結果どのような問題が生じたのかをとおして、私たちは公害が生じるこの社会のあり方をどう考えていくのか、「私」と「私たち」がどのような社会を目指していくのかを考えていく必要があると考えています。しかし、たとえばいきなり「さぁ公害について考えてください」と言われても「え…」と言葉を失ってしまうような気がしてしまう方は少なくないのではないでしょうか。私も最初から公害に対して高い関心を持っていたわけではありませんでした。私にとって〈公害と出会い、向き合う〉ことが可能になったのは、きっかけとしての公害の学び(大学の授業と現地のフィールドワーク)があったからこそであり、さらに共に公害を学ぶ仲間と公害について伝えることを通して学びを支えてくださる多くの方(公害の被害者や公害資料館など)のおかげだと思っています。この本も誰かにとって〈公害と出会い、向き合う〉きっかけの一つになることを願って編まれた本です。コロナ禍の今、膝を突き合わせて学ぶことが難しい状況は続いていますが、一人一人の方にとっての〈公害と出会い、向き合う〉ためのきっかけでありながらも、関心を寄せる人同士のさまざまなつながりをとおして〈他者と共に公害と出会い、向き合う〉関係が多様に生み出されることを願ってやみません。あと3日!!最後までご支援の程何卒よろしくお願い申し上げます。


支援者のみなさまへ 『公害スタディーズ;悶え、哀しみ、闘い、語りつぐ』の編者のひとりを務めております安藤です。このたびは、ここに至るまで、まことに多くの方々にご支援・ご協力いただきました。あらためて心から御礼申しあげます。おかげさまで、昨日(9月8日)段階で254名のみなさまから3,127,000円という多額のご支援を頂戴し現在に至っております。ネクストゴールである320万円という目標達成までもう一息でございます。もしもまわりにまだお声かけいただいていないものの、ご協力していただけそうな方がいらっしゃいましたら、お声をおかけいただけますようよろしくお願い申し上げます。 ーーーーーー 今回の本づくりにあたって多額の経費を要した理由のひとつは、発売後間もなく電子書籍版(アマゾンのKindle仕様)を刊行することを視野に入れ、図版の作り込み等に多大の労力をかけたということがございます。 お聞き及びのように、昨年来のコロナ禍のなかで、学校教育の世界ではGIGAスクール構想なる政策が当初の予定を前倒しにされ、急ピッチにすすめられております。これは、小中学生全員の「一人一台端末」体制とそれを可能にする学校内Wi-Fi環境の整備をめざすものです。 この動向と並行するように、公共図書館はもとより、学校図書館における電子書籍の導入・普及なども加速化されているようです。 学びのデジタル化については様々な議論があるところですが、質の高い書籍を電子書籍の形でも読める準備をしておくことはこうした時代のなかで必要なことと私たちは判断し、今回のようにビジュアルを重視した編集を目指してまいりました。 本書刊行は10月半ばを予定しておりますが、それからそう時を置かずして、電子書籍版刊行についてのお知らせもできるかと思います。 。  以上、最後までご支援ご協力のほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます。


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『公害スタディーズ;悶え、哀しみ、闘い、語りつぐ』の編集委員8名のメッセージを順に掲載します。-------------------編集委員最後のメッセージとなりました。私は1990年代に環境系プランナーの藁谷豊さん(故人)と共に”企画”をテーマにしたワークショップを始めました。森の中での起業を考える「森の企画人」から死を教育の題材として捉え直す「死の準備教育」まで。何故、企画を取り上げたのかというと、私を含めて自然保護など環境系の人々の思いは深く“声も大きい”けれど、それを世の中にうまく伝えて成果を作ることが下手であるという反省からです。企画とは「オモイをカタチにすること」。今回の制作は、北川直実さんという優秀なプランナー(編集者)に、それぞれに思いが深くて声も大きい編集委員を相手にワークショップをしていただいた、その成果です。 編集委員からの想いに押されて筆を取っていただいた執筆者の方々。そして私たちのプロジェクトを支えていただいている市民団体、企業、行政の皆さん。そして何よりも個人で支援をしていただきました皆様に、まずは心よりお礼を申し上げます。皆さん一人一人が公害問題にそれぞれの立場で関わるその“オモイがカタチになる”まであと一歩のところまで来ております。     公益財団法人公害地域再生センター理事 高田 研(都留文科大学)


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ネクストゴールを設定してからも40人以上の方から50万円ものご支援をいただきありがとうございます。ネクストゴールでは<より広くこの書籍を届け、活用していただく手立て(電子書籍化の速やかな実現、本書を用いた学習会の支援、等)を検討・実行するために活用>することをお知らせしていましたが、その内容について、数回にわけてご報告してまいります。ーーーーーーーーーー★「『公害スタディーズ』を用いた学習会の支援」の実施にむけ準備しています。この間、クラウドファンディングにご支援くださった方から「大学で学習会をやろうと思います」といった連絡が届いています。 大変うれしく思っています。しかし、学生・院生の方だけだと、背景がよく分からなくてどうしていいか分からない、なんてことがあるかもしれません。また、授業で公害をあつかってみようと思っても、どうしたらいいかと悩まれる教員の方もいらっしゃるかもしれません。そんな時に、私たちや著者の方がお手伝いする学習会へのオンライン・チューター派遣のようなことを検討しています。今回、先行的に3組限定で募集したいと思います。2名以上で「公害スタディーズ」を用いて学習を行う場合に我々がオンラインで、参加して必要に応じて解説など行います。ご希望の方は、事務局(studies@kougai.sakura.ne.jp)まで、まずはご連絡ください。11月末日までにご連絡ください。日時や内容により調整させていただきます。「拡げる」活動として、取り組んでいきたいと思います。引き続き情報の拡散などご支援のほどよろしくお願いいたします。