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<公害と出会い、向き合うための本>を出版したい

「公害」という言葉を聴くと、何を連想するでしょうか? 公害は、過去完了形の出来事ではなく現在進行形であり、これからの私たちのいのちと暮らしの在り方にも大きくかかわります。そこで私たちは、<公害と出会い、向き合うための本>として『公害スタディーズ;悶え、哀しみ、闘い、語りつぐ』を刊行したいと考えます。

現在の支援総額

3,338,000

133%

目標金額は2,500,000円

支援者数

275

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/08/06に募集を開始し、 275人の支援により 3,338,000円の資金を集め、 2021/09/12に募集を終了しました

<公害と出会い、向き合うための本>を出版したい

現在の支援総額

3,338,000

133%達成

終了

目標金額2,500,000

支援者数275

このプロジェクトは、2021/08/06に募集を開始し、 275人の支援により 3,338,000円の資金を集め、 2021/09/12に募集を終了しました

「公害」という言葉を聴くと、何を連想するでしょうか? 公害は、過去完了形の出来事ではなく現在進行形であり、これからの私たちのいのちと暮らしの在り方にも大きくかかわります。そこで私たちは、<公害と出会い、向き合うための本>として『公害スタディーズ;悶え、哀しみ、闘い、語りつぐ』を刊行したいと考えます。

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ご寄附いただいた皆さま、情報を拡散してくださった皆さま、本当に多くのご支援をありがとうございます。さて、お待たせしました。本文では事前にご案内していましたが、日程が確定しましたので「ウクライナ国立チェルノブイリ博物館のオンラインイベントへのご招待 」のリターンにお申込みができるようになりました。ーーーーーー【リターン限定!イベント】<限定30>(10,000円)③ウクライナ国立チェルノブイリ博物館のオンラインイベントへのご招待日時:2021年10月23日(土)14時~16時半(日本時間)予定講演:「チェルノブイリの経験を世界へ;私たちがやってきたこと、これからの課題」プロジェクト担当者(安藤・林)と親交があり、本書にご執筆いただいた副館長のアンナ・コロレヴスカさんにチェルノブイリ博物館の展示物等をご紹介いただきながら、これまでの同博物館の取り組みや今後の課題についてお話いただきます。またコロレヴスカさんの文章を翻訳してくださったベラルーシ在住の古澤晃さんに通訳をしていただきます。 チェルノブイリ博物館WEBサイト:http://chornobylmuseum.kiev.ua/ja/mainpage-2/*当日ご参加いただけない方には、後日映像の限定配信を予定しています。*通信機器やネット回線など視聴できる環境はご自身でご準備ください。当日はZoomを利用する予定です。ーーーーーー あわせて、下記のコースでご支援くださった方も、このイベントにご参加いただけます。(すでに、寄贈コースにご支援くださっている方も、ご参加いただけます。)・〔伝え広げていこう寄贈コース〕 (30,000円)・〔もっと伝え広げていこう寄贈コース〕(50,000円)ぜひシェアなど広報にご協力をお願いいたします。


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『公害スタディーズ;悶え、哀しみ、闘い、語りつぐ』の編集委員8名のメッセージを順に掲載します。 ------------------- 大学での担当科目「環境教育論」では公害を取り上げています。いまの若い世代は公害について「過去の出来事」としては知っていますが、今につながる問題、さらには自分の問題であるという認識はまずありません。ところがこの授業から、企業によって引き起こされた人為的な環境汚染、その後の地域内の差別と分断、訴訟、患者救済や解決、地域再生に向けた努力などについて知ると、時代背景、環境意識、企業の経営、人権、そして自分自身の社会人、家庭人としての将来と関連づけて考え始めます。 公害教育は私たちが産業、技術、地域、社会との関わりを考え、またSDGsが掲げる「誰一人取り残さない」、そして一人ひとりが存在の豊かさを実現できる社会を創出していくうえで、大切な学びと視点を与えてくれます。ぜひすべての生徒・学生・教員のみなさんに「公害から学ぶ」機会をもっていただきたいと願います。


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 このたびは当プロジェクトへのご協力を賜りまして、まことにありがとうございます。本来、おひとりおひとりに対してお名前を確認させていただいたうえで御礼申しあげるべきところでございますが、プロジェクト成立以前の現段階ではCFにご寄付いただいたみなさまのお名前を確認することができず、失礼してしまっております。この場を借りてあらためて御礼申しあげたいと存じます。 当プロジェクトは、8月6日(金)午後5時にスタートいたしました。その後、予想をはるかに上回るスピードでみなさまからご寄付を頂戴し、おかげさまですでに目標額250万円の半額にあたる125万円を超えることができました。このことをご報告し、ここまでのご寄付や広報へのご協力に対して感謝の言葉をお伝えしたいと存じます。 このように現時点ではよいスピードで進んでいる当プロジェクトでございますが、目標額に到達することはやはりそう容易ではないと認識いたしております。もしも、まわりでこうした取り組みにご関心を持っていただけそうな方がいらっしゃいましたら、ぜひお伝えいただければありがたく存じます。また、メッセージなどもお寄せいただければ、ぜひこちらでもご紹介させていただきたいと存じますので、ご検討いただけますとありがたく存じます。 すでに何人かの先生方が応援メッセージで指摘されていらっしゃいますように、コロナ禍のなかのオリンピックを経験したこの夏は、あらためていのちと社会との関係について私たちひとりひとりが深く考えるときとなりました。この経験の意味をあらためて問い直すためにも、私たちは『公害スタディース』を刊行し、多くの方々に読んでいただきたいと願っております。 ひきつづきご支援ご協力のほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます。2021/08/11安藤聡彦


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クラウドファンディングのスタート時には、・宮本憲一さん(大阪市立大学名誉教授)・福島達夫さん(元和光大学教授)・除本理史さん(大阪市立大学教授)・中村絵乃さん(認定NPO法人開発教育協会(DEAR)事務局長)・川中大輔さん(龍谷大学准教授・シチズンシップ共育企画代表)5名の方に応援メッセージをいただきました。ありがとうございます。(ホームの本文に掲載しています。ぜひご覧ください。)ーーーーーーー今回、新たに、船木成記さん((一社)つながりのデザイン代表理事 総務省地域力創造アドバイザー、尼崎市顧問、地球環境パートナーシッププラザ運営委員、高知大学客員教授 等)から、応援メッセージを頂戴しました。ホームの本文でご紹介していますが、こちらの活動報告でも紹介いたします。● 船木成記さん 応援メッセージ ●公害を経験した私たちが、100年、200年先の未来世代に語り継ぐべきことは? 思い返せば、私が「公害」に本当に出会ったのは、2013年のことでした。その設立の過程が様々である全国の公害資料館のネットワーク作り事業(その事務局を本書の編集をされている林さんが、当時、担っていました)を、環境省の「協働取組加速化事業」の委員として採択した時になるのでしょう。それまで私にとっての「公害」は、社会科の教科書で学んできた知識としての公害であり、過去のことでした。加えて、尼崎市の顧問職を2012年に拝命して、初めて阪神工業地帯における、尼崎の大気汚染公害訴訟が未だ継続していたことを知り「そうか、公害は過去のことではなく、今につながる履歴なのだ」と改めて認識を新たにしました。また、尼崎の隣には西淀川、西には水島が。東京生まれの私が、関西に身を置くということで、その距離感とともに公害に対するリアリティが体の中に立ち上がったのでした。その後、関係する皆さまの様々な苦労を経て、上記の「公害資料館ネットワーク」が立ち上がり、今に至ることになります。その過程を協働取組加速化事業の委員として伴走することで感じたことは、公害が起きてしまったプロセスは地域ごとに様々な事情があるけれど、100年後、200年後の未来世代に対して、私たち世代が果たすべき役割や責任は何なのか?経済成長や発展の過程で生み出してしまった公害という、ある意味人類の経験をどう伝えるべきなのか?そのような問いが私の中に生まれました。今回の皆さんで作り上げたこの本が、その答えになるかどうかはわかりませんが、丁寧に、そして多面的に記述されている、公害を経験してきた各地域の「これまで」を踏まえて、私たちが「これから」への眼差しをどう構築するかが、人間的知性として求められていると思います。私も、本書を手にして改めて学ばせていただくとともに、公害を経験している、同時代を生きている者として、未来世代に対する責任を果たしていきたいと思っています。


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 本書『公害スタディーズ;悶え、哀しみ、闘い、語りつぐ』の中で「チェルノブイリの経験を世界へ」をご執筆いただいているウクライナ国立チェルノブイリ博物館副館長のアンナ・コロレヴスカさんから、「広島・長崎の展示を実施していますので、日本のみなさまに写真をお届けします」という文章とともにお写真をお預かりしました。 ウクライナやベラルーシでは、学校においてチェルノブイリ原発事故についての学習を行う際に、福島原発事故についてはもとより、しばしば広島・長崎の経験についても同じ核被災という視点から取りあげられます。ぜひそういう取り組みからも私たちはたくさんのことを学んでいきたいものだと思います。