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<公害と出会い、向き合うための本>を出版したい

「公害」という言葉を聴くと、何を連想するでしょうか? 公害は、過去完了形の出来事ではなく現在進行形であり、これからの私たちのいのちと暮らしの在り方にも大きくかかわります。そこで私たちは、<公害と出会い、向き合うための本>として『公害スタディーズ;悶え、哀しみ、闘い、語りつぐ』を刊行したいと考えます。

現在の支援総額

3,338,000

133%

目標金額は2,500,000円

支援者数

275

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/08/06に募集を開始し、 275人の支援により 3,338,000円の資金を集め、 2021/09/12に募集を終了しました

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<公害と出会い、向き合うための本>を出版したい

現在の支援総額

3,338,000

133%達成

終了

目標金額2,500,000

支援者数275

このプロジェクトは、2021/08/06に募集を開始し、 275人の支援により 3,338,000円の資金を集め、 2021/09/12に募集を終了しました

「公害」という言葉を聴くと、何を連想するでしょうか? 公害は、過去完了形の出来事ではなく現在進行形であり、これからの私たちのいのちと暮らしの在り方にも大きくかかわります。そこで私たちは、<公害と出会い、向き合うための本>として『公害スタディーズ;悶え、哀しみ、闘い、語りつぐ』を刊行したいと考えます。

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<公害と出会い、向き合うための本>を出版したい~プロジェクトオーナーのkogai_studies(安藤・林・丹野)です。12日弱という期間で194人ものみなさまにご支援いただき、当初の目標金額達成を迎えることができました。このように短期間で目標を達成することができるとは全く考えておらず、私たち自身たいへん驚いております。皆様の熱烈なご支援に心から御礼もうしあげます。 この間、「若い方をはじめ、公害とのかかわりの薄い皆さんに本書を手に取っていただくことはたいへん重要なことであると思います」というメッセージを多くの方から頂戴し、とても励まされる思いです。ネクストゴールでは、より広くこの書籍を届け、活用していただく手立て(電子書籍化の速やかな実現、本書を用いた学習会の支援、等)を検討・実行するために活用させていただきます。(活動報告のなかで随時ご報告してまいります。)また、実は今回、このクラウドファンディングをはじめるにあたり、皆様からここまでのご支援いただけるとは思っておらず、必要経費よりはるかに少ないかなり弱気な目標金額を設定しておりました(All or nothing ということもあり)。ここまで皆様からご支援いただけましたことは、私たちにとっては大変ありがたく、文字通り嬉しい誤算です!そこで、もう少しだけ皆様のお力添えをいただくことはできないかと思い、ネクストゴールを設定させていただきました。引き続きご支援いただけますと大変うれしく思います。また、公害入門講座やチェルノブイリ博物館オンラインイベントなど、学びの機会へもぜひご参加ください。ひきつづきご支援ご協力のほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます。


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『公害スタディーズ;悶え、哀しみ、闘い、語りつぐ』の編集委員8名のメッセージを順に掲載します。 ------------------- 公害に「出会う本」であり、「出会い直す本」であり、いままでにないまとめ方の入門書です。 「(授業で習った)四大公害病以外に公害はないと思っていた」と聞いたことがあります。「公害」について詳細に学ぶ機会や時間は、いまそう多くありません。また公害の激しかった時代を生きてきた先行世代にとっても、その後の知見やいまの様子などを知る機会はないでしょう。 一方で、「悲惨なことはもう聞きたくない」と耳を閉じてしまわれることもありえます。学ぶ方法にも工夫が必要です。被害者の思いを聴き、社会への働きかけを知り、被害、背景やその後のその地域を学ぶことは、自分はどう生きるのかを問うことにもつながります。本を読んで一緒に考えてくださいませんか。


「<公害と出会い、向き合うための本>を出版したい」プロジェクトを実施いたしております安藤、林、丹野です。  このたび、プロジェクトの目標金額としておりました250万円に到達することができました。8月6日(金)の午後5時にスタートし、ここまで11日17時間というきわめて短い時間に194人ものみなさまにご支援いただき、このときを迎えることができました。このように短期間で目標を達成することができるとは全く考えておらず、私たち自身たいへん驚いております。皆様の熱烈なご支援に心から御礼もうしあげます。ほんとうにありがとうございました。 私たちとしては、このあと「ネクスト・ゴール」を設定し、9/12までご支援を引き続きお受けしていきたいと考えております。その目標額等につきましては近日中に本サイトを通してお知らせさせていただく予定ですので、今後ともご支援ご協力のほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます。


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『公害スタディーズ;悶え、哀しみ、闘い、語りつぐ』の編集委員8名のメッセージを順に掲載します。-------------------「公害」、そう聞いて皆さんはどのようなイメージを抱くでしょうか。コンビナートの工場群がしきりに吐き出す煙でしょうか。川や海に注ぎこまれる汚染水でしょうか。あるいは、人間にも多大な被害が生じたことを知っている人もいるかもしれません。しかし、それらのイメージは、ともすれば「モノクロ」のものとして想起されるのではないかと思います。その背景にあるのは、日本社会に根強く存在する「公害は高度経済成長期に生じた」という集合的な記憶です。だから、今を生きる若者世代にとって公害は「過去」のことであり、自分自身を公害の「非当事者」と自己規定しがちなのではないかと思います。 誰よりもかつての私自身がそうでした。しかし、本書はそうしたイメージにあらがい、明確に公害を「現在」のものとして語り直す試みです。本書を読み進めながら、「本当に公害は過去のことなのか?本当に私は公害の非当事者なのか?」と自分自身に問いかけてみてください。そうすることで、私たちが生きる現代社会をその当事者としてより解像度を高めて眺めてみることができるでしょう。


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プロジェクトを開始し、たいへん多くの方にご支援とともに、励ましのことばや、応援メッセージを頂戴しており、一同、大変うれしく思っています。感謝申し上げます。今回、新たに、鬼頭秀一さんから応援メッセージを頂戴しましたのでご紹介します。ホームの本文にも掲載させていただいています。●鬼頭秀一さん 応援メッセージ ●ーーーーーーーーーーーーーーーー これからの未来の社会を構想する基盤とは、一般的に理解されている「環境」ではなく、今回の企画の中心のコンセプトである「公害」だと思います。  私が専門としている環境倫理の基本も「環境正義」にあり、それは「公害」の問題をも含めて統合的に理解することで初めて達成されるものと思います。現在、多くのところでその本質を踏み外して議論されているSDGsを、歴史的、思想的に、適切に捉えなければならない本質もそこにあります。SDGsで求められている統合的アプローチの本来の趣旨は、これから構想しなければならない持続可能な社会のコンセプトは、「公害」が問うている問題も含めて統合的に捉えなければならないことだからです。  そのため、このことをより一般的に共有し、伝えていくことを考えたとき、今回の企画は時宜を得たものであり、素晴らしいものと思います。この企画が、全国各地で大きなうねりとして展開されてきている公害資料館のネットワークの動きと連携していることは、社会的に大きな意味があると思います。執筆者の陣容を拝見しても、そのような趣旨が大きく反映されており、これまでの公害研究の枠組みを大きく超えて、未来に向けての拡がりを大きく感じ、大変意欲的なものと思います。  このクラウドファンディングが、今回の目標を達成してより安価に多くの人々に提供できることは大変意味深いことであり、この本の企画のみならず、クラウドファンディングで運動を展開していることの意義を深く感じます。多くの方がこの運動に参画されることを期待し、そのような深い意味で、応援しています。(左)鬼頭秀一さん (右)永野三智さん永野さんの御著書「みな、やっとの思いで坂をのぼる」(2018)と同じ出版社(ころから)で今回刊行予定です。