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<公害と出会い、向き合うための本>を出版したい

「公害」という言葉を聴くと、何を連想するでしょうか? 公害は、過去完了形の出来事ではなく現在進行形であり、これからの私たちのいのちと暮らしの在り方にも大きくかかわります。そこで私たちは、<公害と出会い、向き合うための本>として『公害スタディーズ;悶え、哀しみ、闘い、語りつぐ』を刊行したいと考えます。

現在の支援総額

3,338,000

133%

目標金額は2,500,000円

支援者数

275

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/08/06に募集を開始し、 275人の支援により 3,338,000円の資金を集め、 2021/09/12に募集を終了しました

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<公害と出会い、向き合うための本>を出版したい

現在の支援総額

3,338,000

133%達成

終了

目標金額2,500,000

支援者数275

このプロジェクトは、2021/08/06に募集を開始し、 275人の支援により 3,338,000円の資金を集め、 2021/09/12に募集を終了しました

「公害」という言葉を聴くと、何を連想するでしょうか? 公害は、過去完了形の出来事ではなく現在進行形であり、これからの私たちのいのちと暮らしの在り方にも大きくかかわります。そこで私たちは、<公害と出会い、向き合うための本>として『公害スタディーズ;悶え、哀しみ、闘い、語りつぐ』を刊行したいと考えます。

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リターンの1つ「公害入門講座」の講師を務めてくださる寺西俊一さんからメッセージを頂戴いたしました。(本文にも掲載しています)非常に貴重な機会ですので、多くの方にご参加いただけるとうれしいです。<公害入門オンライン講座>・2021年11月27日(土)2時間程度・講師:寺西俊一さん(日本環境会議理事長・一橋大学名誉教授)戦後日本における「公害経験」をどのように学ぶか? 日本では、とくに1950年代後半~1970年代前半にかけて、当時の経済発展のあり方がもたらした各種の深刻な公害・環境被害を多発させてしまいました。 これらは、私たち人間社会にとってきわめて重要な基盤 (容器)というべき「環境」(とりわけ、大気、水、土壌の3大要素)の汚染をもたらし、それらに伴う甚大な汚染被害を各地で引き起こしたものでした。 すでに21世紀に入っている今日、私たちは、こうした戦後日本における苦い「公害経験」をどのように振り返り、そして、そこから、どのような歴史的教訓を学んでいく必要があるでしょうか? この点について、私の「公害入門オンライン講座」では、アジア的ならびに世界的な視野のなかで、改めて考えてみることにしたいと思います。この「公害入門オンライン講座」に、多数の皆さんがご参加くださることを期待しております。


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『公害スタディーズ;悶え、哀しみ、闘い、語りつぐ』の編集委員8名のメッセージを順に掲載します。------------------- 現在、SDGsの関連書籍が数多く出版されており、企業のCMなどでも目にすることが多くなっています。ただ、私たちはどこかにある理想の社会(ゴール)に飛んでいく事はできません。私たち自身がいま立っている場所をたしかめ、地に足をつけて、進むべき方向を話し合うことからしか変化は始まらないと思います。 皆様にご支援を頂いている本書は、公害についての知識や経験が幅広く、そしてコンパクトにまとめられ、掲載されています(編集者も執筆者もたいへんに苦労しました!)。私たちの暮らす社会が、どのような公害経験と反省の上に成り立っているのか、本書を通して知り、感じてもらえると幸いです。 私自身も初めて知ることが多く、完成した本書を手にとって読むことを心待ちにしています。そして、多くの人と本書について語り合う機会を楽しみにしています。


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今回、このプロジェクトを実施するにあたり、右も左もわからない私たちを力づけ、支えてくださったのが福岡県でNPOのコンサルをおこなう認定NPO法人アカツキさんでした。そのNPO法人アカツキの永田賢介さんから応援メッセージを頂戴しましたのでご紹介します。ホームの本文にも掲載させていただいています。●永田賢介さん  応援メッセージ ●ーーーーーーーーーーーーーーーー公害の“公”という単語に、「みんな」というイメージを持たれる方は、少なくないのではないでしょうか、もしかしたら、「大多数の」という捉え方すら、あるのかもしれません。しかし、今回このプロジェクトをお手伝いさせて頂く中で、プロジェクト担当のお三方それぞれが、誰か特定の一人の人間、その生活・人生・想いと向き合ってこられたのだということを、感じることができました。上から降りてくるような“公”も確かにあります、しかしその一方、暮らしの足元から広がっていくような“公”だけが、次の世代に確かなバトンを繋げることができるのではないか。「私」から始まるからこそ、一括りの「みんな」ではない、顔と名前のある「私たち」を育むのではないか。そんな希望を、この度の本と出版企画に見出しています。認定NPO法人アカツキ 理事・職員 永田賢介


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『公害スタディーズ;悶え、哀しみ、闘い、語りつぐ』の編集委員8名のメッセージを順に掲載します。-------------------今、世界は、2030年を目標に、誰一人取り残さない社会の実現に向けてSDGs達成に取り組んでいます。この今こそ、足元の「公害」をあらゆる面から多角的にとらえ、考え、学ぶ絶好の機会です。 その時に、いろいろな立場や状況にあって、出会った「公害」を、自分を棚上げにせずに切実な課題として受け止め、向き合い、関わり続けた人たちの証言を読んだり聞いたりして、自分はどんなことを感じたり思ったりしたかを注意深く観察し、自分の言葉で綴ってみると、「公害」の表面をなぞるのとは全く違った、その深みに導かれていく学びが始まります。この本には、そのような「公害」の<深い学び>の旅に連れ出してくれる「語り」がいっぱい詰まっています。旅をしながら今の世界に目を向けるならば、SDGsとつながる何かをきっと発見することができるでしょう。どのページからでも構いません、ぜひその「語り」に触れてみてください。そして、「語り」に触れたあなたが、あなたの心の動きを書いて、この本と一緒に大切な仲間に語り伝えてください。こうして、「語り」が新たな「語り」を生み出し、この本から、出来合いの「公害」とSDGsの「物語」ではないもう一つの「語り」のネットワークが生まれ、誰一人取り残さない人と人との確かなつながりができていくことでしょう。本が出版されたら、皆さんと一緒に語り合う集いを持ちたいと願っています。


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『公害スタディーズ;悶え、哀しみ、闘い、語りつぐ』の編集委員8名のメッセージを順に掲載します。 -------------------「公害」は、多くの教科書に載っています。学校で教員をしていると、ふれる機会も多いです。ただ、教科書だけでは、遠い昔のことのようにも感じてしまいます。「四大公害病訴訟」の表のように。でも、今も「公害」は終わっていません。現在も苦しんでいる人びとがいます。知られていない「公害」もあります。世界中の環境汚染とも、どこかでつながっています。つまり、現在進行形のものだと思います。そして、意外な面もたくさんあります。「苦難の歴史」や「高度成長の影」だけでは片づけられない、「公害」を生きた人びとの力強さや、現在に投げかける問いかけも感じられます。そんな、新しい「公害」の姿を、この本は気づかせてくれるのではないか、と思います。「公害」と「今」とをつなぐこの本が出版されることは、地球環境問題の時代における、重要な歴史実践になると感じています。