ロンドン自然史博物館で行われているワイルドライフフォトグラファーオブザイヤー展の様子が送られてきました。現地まで行くことができず少々残念ではあったのですが、画像はプリントなのかモニターなのか少々分からなかったのですが、随分と大掛かりではありますね。一般的な写真展示に比べると思っていた以上に、博物館や科学館といった展示風景で少々感動する光景でした(^^)六本木富士フイルムフォトスクエアでの展示では、今ままでの富士フイルムスクエアではやったことのない額装を提案させて頂いていたので、しばらくしたらテストで作っていただく事になっているので楽しみなところです。プリントしてさらに額装、フロアを展示空間として見せていくのはとても楽しみな事ですが、同時に多くの方々に見ていただくのは嬉しさや楽しみなところではありますが、多くの方々に見ていただくのでもちろん緊張と言いますか脅威でもあります。写真集も同じく、大きさは違いますが小さな本の中で、作品を見せていくわけですから同じですよね。どちらも、楽しみながら進めて行きたいと思っております(^^)今回の写真集は、一つの水没林を取り上げた日本初の写真集になるかと思います。(私の調べた範囲になりますので、間違いありましたらご指摘くださいm(__)m)時折見ていただいて、心安らぐ写真集になればと思っております。多くの皆様に先行予約販売の形でお手元に置いて頂けましたら嬉しいです。皆さまお一人お一人の支援が出版への力となります。暖かいご支援で出版の後押しをよろしくお願い申し上げます。小関一成
小関一成 写真展『霧幻の水森』-Lake Shirakawa-大阪富士フイルムフォトサロンでの巡回展が二週間での日程が決定いたしました!関東だけでなく、西日本関西方面の方々にも是非ご覧いただければと思っております。東京、大阪、富士フイルムフォトサロンでの併せて1ヶ月に渡る写真展になりますので多くの方々にご覧いただけましたら嬉しいです!併せて、写真集も是非お届けしたいと思っておりますので、先行予約販売の形で出版の後押しをお願いできましたら幸いです。「写真家たちの新しい物語」プロジェクト小関一成 写真展『霧幻の水森』-Lake Shirakawa- 大阪巡回展のお知らせ2022年7月1日(金)〜7月14(木)大阪富士フイルムフォトサロン東京での展示日程は以下になります。2022年2月18日(金)〜3月3日(木)東京六本木富士フイルムフォトサロン今日も暖かいご支援誠にありがとうございます。おかげさまで目標金額の24%(371,000円)となりました。本当に感謝するばかりで、今後も写真集をお届けできるよう頑張ってまいります。しかしながら、目標金額に届かなければ写真集を制作できませんので、まだまだ油断できない数字です。皆さまお一人お一人の支援が出版への力となります。暖かいご支援で出版の後押しをよろしくお願い申し上げます。
これまでの暖かいご支援のおかげで、目標金額の20%(351,000円)を超えました。本当に感謝するばかりで、今後も写真集をお届けできるよう頑張ってまいります。しかしながら、目標金額に届かなければ写真集を制作できませんので、まだまだ油断できない数字です。皆さまお一人お一人の支援が出版への力となります。暖かいご支援で出版の後押しをよろしくお願い申し上げます。《山形・東北を撮り続けること》自然風景の年間の撮影日数が一気に増えた2016年。その頃出会ったのが500pxという海外の写真投稿サイトでした。多くのギャラリーなどが身近にある都心部に住んでいたら少し違った活動を始めていたかも知れませんが、地方に住み活動をするのには便利で、かつ世界中の素晴らしい写真を見ながら撮影して投稿を連日繰り返しました。そして、ナショジオが運営するNationalgeographic Yourshotへの投稿を含め、海外コンペへの応募へと繋がりました。その過程の中で良かったと思うのは、多くの写真を見続け、感じ考え、修正を加えながら今まで進んで来れたことかなと思います。何より、今まで20年続けてきたフライフィッシングでの自然歩きを続けてきた経験が、今の自分の写真の中で最も大事な事の1つなのだと気づけたのは、こうした経験の中で気づけたことでした。自分の地元を撮っているというと、しばらく前から地元発信や地域おこしなど活動しておられる方が数多くいらっしゃるかと思います。私自身にも地域愛はあります。しかし、それが活動をつづける一番の理由といわれると少し違うかもしれません。この場所に世界に通用する、世界の方々に届ける価値や意味がある作品を創る事が出来るという確信といいますか、もちろん、どの場所でもというわけではありませんが、そんな素晴らしい場所や被写体と早い時期に出会ったからこそ、自分の深く深く見続ける事が出来るこの場所で作品作りをしようと思ったのです。地域の方々に写真を見てもらう機会をいずれ作っていこうと思いながらいたのですが、地域を普段から見ているからこそ、その身近な場所や被写体をより良い写真を見ていただきたいと思っていたので、出来るだけ広い枠で自分を高めていく必要性もありました。世界で賞をとったから、都心で写真展を開催したから、それが、私の写真の価値を決める訳ではありません。写真の価値は見る人がどう感じてどう価値を感じるか。そして、それが写真から作品と呼ばれる物へと変わってゆくのかも知れません。ただ、私の受賞歴や展示歴によって、それが写真を見てみようかな。という機会に繋がればとても光栄な事です。まだまだ先の未来になるかもしれませんし実現できるかも分からない事ですが、写真作家としてオリジナルプリントを販売し活動していきたいと夢があります。そういった方は世界でも数えられてしまう位の数だそうで、たとえ上手くいったとしても最低数十年はかかるかという途方もない夢なのだと思います。しかし、自分の作品をおのずとその位の作品に出来なければ届かない夢なわけですから、その撮影地を世界や日本へ多少なりとも発信くらい出来なければ到底届かないとも思うのです。今回の写真集や展示を通して、山形や東北へ将来訪れるご縁となれば、それはとてもとても光栄で嬉しい事です。今後も山形・東北を視続けながら継続して活動していきたいと思っております。今日も暖かいご支援を頂き誠にありがとうございます☺小関一成
今回のクラウドファンディングの目的は、写真集を製作して発行することですが、私のクラウドファンんディングをご覧になった方の中には「えっ?写真集は出版社が出すものなんじゃないですか? 個人が資金を集めなくてはならない写真集っていったいどういうことなのか?」という疑問を抱かれる方もいらっしゃるかと思います。その点について、現代の日本における出版事情というのを少し説明したいと思います。皆さんのお近くにある本屋さんを思い浮かべて下さい。その書店には写真集のコーナーはありますでしょうか?東京や大阪、名古屋、福岡などの都心部にお住まいの方でしたら、紀伊国屋やブックファースト、ジュンク堂などの大手の書店がありますから、アートのコーナーなどにきっと写真集は置かれていると思います。しかし地方の本屋さんや、駅前の小さな本屋さんではどうでしょうか。写真集のコーナー自体がほとんど無い本屋さんの方が多いかと思います。あっても、グラビアアイドルや女優さんの写真集ではないでしょうか。風景写真の写真家さんの写真集は既に人気のある売れ筋の方の写真集は少し置いてあるかもしれませんね。答えは簡単です。売れないのです。書店さんも、売れないので置かないのです。売れ筋の本を置いて、それが売れることで出版社から数パーセントが支払われる訳ですから、売れるとベストセラー本や雑誌を置いていた方が利益が出るのです。商売なのですから当然と言えば当然かもしれませんね。しばらく前から出版不況が続いており、今尚それは加速しています。電車の中で小説などを読んでいる方を以前は見かけたかもしれませんが、今は皆さんスマホを見ている方が圧倒的に多い時代です。写真集というのは、紙代や印刷費といった制作費が一般の本よりも多くかかります。それもあり出版社でも写真集は作りたがりません。内容や写真の良し悪し以前に、本屋さんが置いてくれないので作れないのです。作っても売れなければ在庫を抱えることとなり経営を圧迫するのでリスクを冒すことを避けるようになったのです。日本は海外と比べても、写真展よりも写真集という文化が強かった国だそうです。それは、たとえ一般読者に受けない内容だとしても「この重要な内容をウチが出さなければ、世に出ず埋もれたままになってしまう」そのような考えを持つ方々も多くいて、世に残る素晴らしい写真集も多く残ってきたのだそうです。売れる売れないという事とは別に、この先の未来に残すべき物という考えもつ方々に私たち写真家やジャーナリスト、言論人が支えられてきた歴史があります。しかしながら、本が売れなくなり倒産する出版社や取次店も相次いでいるそうですし、近年ではこれまで多くの写真家を支えてきた大手写真雑誌もいくつか休刊となっています。そうなってくると写真集などはますます世に出なくなります。作家や写真家たちは自費出版という手段で、自分で制作費をかけて本を作り、それを自分で売って回収する、という方法も増えていると思います。それが趣味のレベルであれば構わないと思うのですが、広く世間の人に知ってもらいたいと自腹を切って取材したり、長年こつこつと積み重ねてきた大切なことなどが、このままの状況が続けば多くの目に触れないまま埋もれてしますのです。それは果たしてみなさんにとってよいことなのか。 私がクラウドファンディングに可能性を感じ出版に関するプロジェクトを立ち上げたのは、そうしたすべてを自費出版という形でやらなければいけない状況を少しでも改善しながら、出版したいとの思いでした。今回の写真集で出版社から私が提示された金額は、今回の目標金額でも足りません。残りの足りない分は私の持ち出しになり、今回の達成金額が、私が出版できる最低限の金額となります。もちろん、これまでの取材費などが出版社やどこからか出ているということもありません。それでも、これからの未来に残る一冊の写真集を世に出したいと切に願っております。それは、私にとっても冬青社としても、ずっと歴史に残る写真集となりますので高橋氏と編集を重ね、満足のいく一冊を作り上げお届けしたいと思っています。皆さんお一人お一人のご支援が、出版への力となります。今しばらくの間ご支援・ご協力を、どうかよろしくお願い申し上げます。小関一成
クラウドファンディング2日目を終え、今日もご支援いただき目標金額の16%(241,000円)を超えました。ご支援頂いた皆さま、そして紹介いただいた皆さまお一人お一人の応援の気持ちに今日も感謝するばかりです。誠にありがとうございます!写真集をお届けできるよう、目標達成まで頑張ってまいります。ご支援者の皆さまにも、是非このプロジェクトを広めていただければ幸いです。2017年晩秋に上記の作品「Silence」が写真のワールドカップと言われるWPC(ワールドフォトグラフィックカップ)の日本代表作品として選ばれました。その事実は地元紙でとりあげられました。もちろん、プレスリリースを送り取材を受けたわけですが、私自身、危惧する事があり撮影地を伏せて撮影地を非公表として取材を受けることにしました。それはなぜか?当時はインスタ映えと言った言葉の全盛期の始まりごろで、絶景地に人が群がるように押し寄せる始まりの時期でした。それまで、一部の写真愛好家が撮影に訪れる程度の知る人ぞ知る撮影地だった白川湖には、突然大勢の人が訪れる想定などなく、静かなで豊かな自然があるのどかな場所。観光を受け入れる準備はあまり出来ていないというのが、私の印象でした。その場所を15年前から知る自分にとっては、多くの観光客の方々に来て賑やかな地域となって欲しい願いは強かったのですが、それは、地域の準備が整うまで先送りになればと願いながら取材を受けたのでした。何より、多くの人が訪れれば豊かな自然のあるこの地域の環境破壊、そして、全国でも頻繁におきている観光客増加による様々の問題が、受け入れる準備が出来ていなければ起きると思ったからです。私自身が得する、注目を浴びるといった事を考えれば、撮影地を公表していたとは思いますが、私が考えたはこの地域のより良い未來でした。地域は、自分たちの力で考え、そして地域おこしや活気が出る事が一番良いのだと思ったのでした。地方紙を見た、地方のマスコミさんを含め地元の方など画像を見た人たちはこう思ったはずです。日本代表!!「これは、行ける!」「飯豊町の白川ダム湖だ!」と。問い合わせも何件か頂きましたが撮影地は非公表にしていますとお答えし、本当にこれで良かったのか?ずっと疑問は消えないまま今に至りますが、多少の希望は発信できたのか?とずっと考えたりしております。そして、翌年の春、地方テレビや新聞紙が押し寄せたのです。予想通りと言いたい所ですが、予想以上の取材陣でしたが、一つ、当時ドローン撮影引っ張りだこの頃で、マスコミさん各社が雇ったドローンパイロットが日の出前から我が物顔でドローンを飛ばし始めたのです。白川湖は多くの野鳥や水鳥の憩いの場所で多く生息しているのです。どんな影響を及ぼすのかそれはすぐにはわかりません。けれど、深く観察して考え行うべきだったと、そう思います。翌年以降は、一般の方も多く飛ばし始め問題となったようで、今ではダム事務所への届け出と8時前の空撮は禁止となっております。それから地域の方々で観光に向けた活発な取り組みが始まり、大きな渦となってきたのはとても素晴らしい事です。今後ますます、人々が白川湖の水没林を訪れ楽しむとしても、様々な問題へ対応しながら賑やかな場所になることを願っております。当初から、Lake Shirakawaとして水没林を海外へ向けて発表を続け(こちらは後日また)いくつかの受賞もいただいて発信してきましたが、もし僕がこの地域に何かできる事があるのだとすれば、当時からすでに準備をしていた東京六本木富士フイルムフォトサロンでの写真展を行う事だと思っていたのです。富士フイルムフォトサロン「写真家たちの新しい物語」プロジェクトに日本代表へ選ばれたその頃から応募していたのですが、実は2回落選しまして(笑)少々遅くなってしまったのです。初回、最終審査で落選。2回目、2時審査で落選。3回目、45歳という年齢制限ギリギリのラストチャンスで無事写真展が決まったのです(汗)しかし、一枚一枚の写真の出来は良かったようなのですが、落ちるたびに落選理由というのを頂き、全くもって図星で修正を加えながら本当に満足のいく組み写真となりましたので自分で言うのも何ですが最高の写真展になるかと思います。六本木の富士フイルムフォトサロンへは、一週間でおよそ1万人の来場者が来るそうです。2週間だと2万人ほどで、新国立美術館も近くアートギャラリーなども多く、その関係者やアート鑑賞の方、駅前の好立地なので一般など様々な方々が訪れるそうです。近々、大阪富士フイルムフォトサロンでの巡回展の日程も発表できそうですので、西日本の方々にも楽しんでいただけるかと思います。東京、大阪、そして、山形での写真展3本立てを実現できればと思っています!多くの方々に、写真集としてぜひ楽しんで頂きたいと思っていますので、目標達成まで頑張りますので、応援いただけますと幸いです。