クラウドファンディングを開始して20日目です。皆様のご支援、ご声援、ご協力に感謝申し上げます。前回の続きでバータージャパンと深い関わりがあり、影響を受けた「エンデの遺言」について投稿いたします。エンデの遺言とバータージャパン 【 2 】シルビオ・ゲゼル(Silvio Gesell、1862~1930)は、『お金は老化しなければならない』とういうテーゼを立てました。シルビオ・ゲゼルさらに、『お金は経済活動の最後のところでは、再び消え去るようにしなければならない』とも言っています。つまり、例えていうならば、血液は骨髄で作られて循環し、役目を終えれば排泄される。循環することで肉体が機能し、健康が保たれている。お金も、経済という有機組織を循環する血液のようなものだと主張しました。銀行の「信用の創造」と「利子の存在」というお金の増殖とは正反対の考え方です。24歳でアルゼンチンに移住して実業家として成功したゲゼルは、そこで通貨政策の混乱により経済がインフレとデフレを繰り返し、国民生活が破綻に貧している様子を目の当たりにし、彼は貨幣制度と社会秩序に深い相関関係があると考えました。その理論を世界で最初に応用したのが、オーストリア・チロル地方のヴェルグル(Woergl)でした。当時500人しかいなかった町の400人が失業していました。通貨が貯め込まれ、循環が滞っていることが不景気の最大の問題だと考えた当時の町長は『労働証明書』という地域通貨を発行しました。「諸君、貯め込まれて循環しない貨幣は、世界を大きな危機、そして人類を貧困に陥れた。労働すれば、それに見合う価値が与えられなければならない。お金を、一部の者の独占物にしてはならない。この目的のために、ヴェルグルの『労働証明書』は作られた。貧困を救い、仕事とパンを与えよ」と裏面に書かれたこの紙幣は、非常に速い勢いで町の取引で使われるようになり、町の税収も増えだしました。「回転することで、お金は何倍もの経済活動を行えるのです」というものでした。なぜそんなにお金が回ったかといえば、このお金は月初めにその額面の1%のスタンプを貼らないと使えないからでした。言い換えれば月初めごとにその額面の価値の1%を失ってゆくこの紙幣は、手元にずっと持っていてもそれだけ損するため、誰もができるだけ早くこのお金を使おうとしたため、この「老化するお金」が消費を促進することになり、経済が活性化したのでした。現在の預金をすれば「利子が付き、増える」という考えと全く逆の発想でした。ところが「大抵の資本家たちはそんな考えが世間に広まるのを妨げる方向に強く動いたのです」とエンデは語っています。ミヒャエル・エンデ オーストリア政府の禁止通達によりこの通貨制度もわずか13ヶ月間で終わってしまったのです。非資本主義的なこの通貨制度を現代社会の頂点に立っている人=資本主義の甘い汁を吸っている人が直視しないことが、問題であるといえます。バータージャパンのバーターポイントも、いくら貯めても利子は付かないし、クレジット(与信)枠を目一杯使っても利息を払わなくても良いのです。会員間の販売・購入の頻度を上げ、取引を活発にするための手段として使われています。ヴェルグルの地域通貨と同じ様に、物やサービスを流動させる道具と考えているからです。バーターポイントが地域通貨と大きく違う点は、「紙幣」や「コイン」といった通貨を発行している訳ではありません。あくまでも、オンラインシステム上の会員同士の「取引口座」の貸借という概念でしかありません。何故なら「紙幣」や「コイン」を発行すれば、ヴェルグルの『労働証明書』の様に政府から禁止通達を受ける可能性があるからです。もちろん取引があれば帳簿上計上して税務申告をしなければなりません。そうしないと当然、脱税ということになるからです。※1. 実際のバータージャパンでの取引は、現金との併用ができます。※2. バーターポイントは、暗号資産(仮想通貨)ではありません。◆エンデの遺言◆「バータークラブ」の必要性を説いた衝撃なる一冊!! ☆NHK出版 1,500円+税【マネーが地域を踏みつぶす】【「格差」を衝いて自己増殖するマネー】【未来を食いつぶすお金の正体】【死と貧困を生みだす貨幣システム】【コミュニティを地域通貨で構築する】【問題はお金の循環の停滞】 [本文より]グローバリズムへの痛烈な批判にもなるエンデのラストメッセージ。NHK放映の「エンデの遺言」はすごい反響でした。放送後日本でも600以上の「地域通貨」が発行されました。◆経営者必見!!◆ ↓ ↓ ↓ ↓「エンデの遺言」 ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=Hh3vfMXAPJQ&t=170s「続エンデの遺言」⇒ https://www.youtube.com/watch?v=wPtV4KKhbeY&t=146s
クラウドファンディングを開始して19日目です。皆様のご支援、ご声援、ご協力に感謝申し上げます。今回はバータージャパンと深い関わりがあり、影響を受けた「エンデの遺言」について投稿いたします。エンデの遺言とバータージャパン 【1】ミヒャエル・エンデ(Michael Ende, 1929年11月12日~1995年8月28日)は、ドイツの児童文学作家。「パン屋でパンを買う購入代金としてのお金と、株式取引所で扱われる資本としてのお金は2つの全く異なった種類のお金である」と言っています。元々人間が必要なのは物とかサービスでありお金はその手段でした。そのお金が一人歩きし、通貨を印刷し、さらに利子がそれを増やしてゆく。銀行では「信用創造」によりお金を自己増殖させています。このままお金が膨れ上がっていったら、経済的な破滅か、地球環境の崩壊かのいずれかへ突き当たる、とエンデは確信的な予言もしています。実際に、世界はグローバル経済となり、「お金」のある企業は海外進出やM&Aでますます大きくなり、反面、地域経済や中小零細企業・商店街は競争に敗れ疲弊してきています。たった1%の、いや今や0.1%の強者に、残りの大多数の弱者の合計より多い「お金」が集まってきました。さらに続けてエンデは言っています。「そこで私が考えるのは、もう一度貨幣を実際になされた仕事や物の実態に対応する価値として位置づけるべきだということです。そのためには現在の貨幣システムの何が問題で何を変えなければならないかを皆が真剣に考えなければならないでしょう。人間がこの惑星上で今後も生存できるかどうかを決める決定的な問いだと私は思っています。お金とは本来モノや労働の交換のための道具である。利子は交換を妨害する。不況になりみんながお金を手元に残しておこうとして交換が行われなくなると、ますますモノや労働の交換がおこなわれなくなり、失業や貧困にあえぐことになる。1930年代の大恐慌期にそういうことがおこり、ドイツやオーストリアで『滅価するお金』を実践した町があった。手元においておいたら、価値がどんどん減るのだからそのお金はどんどん使われてゆくことになる。大恐慌ではだれもがお金を使おうとしないのだが、そのさなかにオーストリアのヴェルグルという町では大成功をおさめた。」この続きは次回の「エンデの遺言とバータージャパン【2】」に投稿いたします。◆エンデの遺言◆「バータークラブ」の必要性を説いた衝撃なる一冊!! ☆NHK出版 1,500円+税【マネーが地域を踏みつぶす】【「格差」を衝いて自己増殖するマネー】【未来を食いつぶすお金の正体】【死と貧困を生みだす貨幣システム】【コミュニティを地域通貨で構築する】【問題はお金の循環の停滞】 [本文より]グローバリズムへの痛烈な批判にもなるエンデのラストメッセージ。NHK放映の「エンデの遺言」はすごい反響でした。放送後日本でも600以上の「地域通貨」が発行されました。◆経営者必見!!◆ ↓ ↓ ↓ ↓「エンデの遺言」 ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=Hh3vfMXAPJQ&t=170s「続エンデの遺言」⇒ https://www.youtube.com/watch?v=wPtV4KKhbeY&t=146s
クラウドファンディングを開始して17日目です。皆様のご支援、ご声援、ご協力に感謝申し上げます。募集終了まで残り30日となりました。高度に発展した現代文明に、何を今さら好きこのんで「物々交換」を持ち込むのか?貨幣経済下では「現金」(キャッシュレスも含め)に勝る決済方法はありません。政治、経済の不安定な発展途上国ならいざ知らず、経済大国・日本ならば現金取引がいいのが当然です。「物々交換」を持ち込む理由はマッチィング率にあります。通常の新規顧客開拓は、営業スタッフによる飛び込みセールス、テレアポ営業、メディア広告等々涙ぐましい努力が必要です。前述した異業種交流会に参加しての人脈形成もその一環です。大企業と比べて人、物、金、情報の劣る中小零細企業が、同じリング上で戦うのは絶対的に不利です。そこで有利に働く仕組みが必要になります。「バータークラブ」は決済方法を通常の「現金」支払いを、自社の「商品・サービス」で支払えるところに最大の特徴があります。この事は、買手の購入動機が現金支払いに比べて非常に高まり、マッチィング率が極端に向上します。ほとんどの商品・サービスの取引が成立します。もちろん通常マーケットより桁外れに高いとか、粗悪品とか、特殊品で要望がない商品・サービスは当然成立しません。「物々交換」といっても1対1は難しいので、1対多数の物々交換となります。例えば「ホームページ制作ができるので、コピー機と交換したいA社」と、「コピー機を販売していて、ホームページを作りたいB社」とのマッチィングは日本狭し、といえども探すのが大変です。当然、直接の1対1の交換は、自分は欲しくても相手が欲しくないモノや、相手の提供金額に差が生じます。自由貨幣の概念を提唱した シルビオ・ゲゼルは「物々交換の困難とは、私が必要とする生産物を保有する人々が必ずしも私の生産物を必要としないか、あるいは私が提供する商品の量に応じた量を彼らが必要としないか」と言っています。シルビオ・ゲゼル そこで売上金は「バーターポイント」に一度置き換え、自分が欲しいモノを、欲しい時、欲しいだけ、このポイントで会員から購入するというシステムです。すなわち「バーター取引口座」をオンライン上に開設して現金と同じ利便性で取引しようという事です。何も太古の昔に戻って、不便極まりない物々交換をしようという訳ではありません。パソコン(インターネット)という近代機器を利用して、ビジネスを効率よく行おうということです。
クラウドファンディングを開始して17日目です。皆様のご支援、ご声援、ご協力に感謝申し上げます。落語に地方商店街の話があります。郊外に大型ショッピングモールが進出するというので、危機感を持った店主たちが、せめて自分たちの買い物は商店街でしようと示し合わせました。ところが、ショッピングモールをのぞいてみると、商店街よりも商品が豊富で安いからついつい買い物をしてしまうのです。そんな店主同士が、ショッピングモールでバッタリと出会い気まずい思いをするという落ちです。これでは系列化はできないのです。多少の事には目をつぶってもやはり可能なものはコミュニティ内で買い物をして上げないと発展しません。お互い様なのです。中小零細企業は仲間作りをしないと、大企業には対抗できなくなってきました。全国的に景気が低迷する中、日本経済にも先の見えない閉塞感が漂っています。そして、そこには、地元企業の低迷→雇用(所得)の場の減少→生活の質の低下→消費抑制→地元市場の縮小→地元企業の低迷、という悪循環がみられます。なぜこのような悪循環がつくられたのでしょうか。その切掛けとなったのは、グローバル経済化とそれがもたらすデフレ不況です。日本のGDP推移私達は、こうした悪循環を断ち切らなければなりません。それもできれば悪循環を逆回転させ、好循環を創りださねばなりません。ではどうするのか。新しい切っ掛けが必要です。新しい切っ掛けとは何か。ここではマーケティング、協業支援、そしてマネーの域内循環の三つを挙げたいと思います。そして、こうした切掛けを創り出す具体的な手法として、企業間バーター取引の活用を提案いたします。企業間バーター取引はもともとマネーの域内循環を創るための手法ですが、応用次第ではそれだけに留まりません。
僕の名前は「どん兵衛」今日は主人に代わり僕が活動報告するワンクラウドファンディングを開始して16日目だワン皆様のご支援、ご声援、ご協力に感謝申し上げます。本日、新しくめちゃくちゃにオトクなリターンを5点投入しました!!是非ともご覧ください。今回は「物々交換サイト」に登録されている「どん兵衛」オリジナル商品の紹介だワン最初に制作したのが【「どん兵衛」オリジナル ミニタオル 白】まず原画の写真をバーター会員の小林由香さんにイラストにしてもらったワンそれに文字を入れてロゴにしてもらったワンそれから右下に、ロゴというか、野崎ダイヤモンドのキャラクターだよ、という文字をいれてもらったワンそしてバーター会員の「てぃーだ」青山あやさんにミニタオルに印刷してもらって完成だワン そして包装このパターンで下記のオリジナル商品も作ったのだワン会員の有限会社シンシン商事の黒津正勝社長にマグカップも作ってもらったのだワンこれらのデザインや制作費はすべてバーターポイント100%で支払ったのだワン だからすべてバーターポイント100%で販売できるのでよろしくだワン会員以外からも現金で注文いただいたワンまた僕は販売だけでなくバーターポイントで下記の商品も買ったのでワンもっとペットフード店やトリマーさんがバータージャパンに参加しないかな〜。トリニティーフレンド(ペット用) サプリエックス 100g<犬猫用健康補助食品> そして僕は「バータージャパン商談交流会」「全国大会」にも参加しているのだワンバータージャパン第131回郡山商談交流会全国大会陶芸教室にて会員の経営者とも仲良くしているワン会員・アニマルデザインスタジオ馬場代表また営業マン(犬?)として会員さんを訪問をしていま〜す(・_・;会員・株式会社ティーアンドアイ李八潮店長会員・ファッションハウス シルク皆さんも僕に会いにバータージャパンに来て下さい。https://camp-fire.jp/projects/528144/preview?token=3ue4hspg&fbclid=IwAR2ls1GJirz9KlE86Mf-Bs4LyPyMxaiY16HfJqeTERu49ztnqpd0Lg71Wdw