2022/02/26 16:00

TEAMパフォーマンスラボ/DEARの自主公演に向けた
クラウドファンディングをご覧いただいている皆様
温かい応援を本当にありがとうございます!!

ゲストからの新しいリターンが追加になりました!
詳しくはこちら

いよいよ残り2日間です!
ネクストゴールとして、

ひとり親世帯、児童養護施設で暮らす子供たち、

並びに今回はセリフを使わない
ノンバーバル演劇パフォーマンスのため

聴覚に障害をお持ちの方 など

観劇の機会が少ない方たちへ
5月21日の「DEAR」の公演へ
「招待チケットのプレゼント」
という形でご支援を募集中です。
(ネクストゴールへの取り組みについては
詳しくはこちらから↓)

「DEAR」クラウドファンディング次の目標へ
引き続き 皆様のご支援・応援を
よろしくお願いいたします!


*********

さて、今年の5月に初めての一般公開となる
ノンバーバル演劇パフォーマンス「DEAR」の作品を
皆様にもっと知っていただきたく
キャストやプロジェクトのサポートメンバーとの
インタビューを公開中です!!

第1弾 パサロ/粕尾将一
第2弾 コネキリ/Kei
第3弾 サポートスタッフ/近藤真実&大桑奈保子
第4弾 ガトー/ココロ
第5弾 キナーゼ/BiNGO
第6弾 ラナ/快斗
第7弾 サポートスタッフ/伊折もとき&近藤千貴
第8弾 セルピ/堀田聖奈
第9弾 コネホ/doNcHY..
第10弾 エンテ/中島梨乃


第11弾は
少女の友人役のASUKAと
初演からの数年間、同役で出演し、
現在はサポートスタッフとして
DEARを支えてくれているカンナです。



ASUKA
専門学校で演技とダンスを学ぶ
現在はパフォーマーとして
全国で活動中
「DEAR」では少女の友人を演じる
仮面を持たないのか、持てないのか。
強いのか、弱いのか。
正解はあなたの中に。


■学生時代どんな子どもでしたか?

 部活に明け暮れた高校時代でした。
 高校の学生時代は
 いじめが酷かったなぁという印象。
 いろんなことに葛藤して生きている時でした。



■ノンバーバルで少女の友人を
 演じているときに気を付けていることは?


 まず私が出てるのは学校のシーンなので
 学校の風景や、音、臭いなどを
 イメージしてからステージに出ていきます。
 
 主人公の友達なので目立ちすぎないように、
 でも彼女が大好きという気持ちを
 大切にして演じています。
 
 私はセリフのある芝居はやってきましたが、
 そのスピードで演じてしまうと
 ノンバーバルでは動きが早くなってしまうので、
 仕草で伝わるように
 セリフを喋るスピードよりも
 ゆっくり仕草に意味を持たせて
 動くように意識しています。

ノンバーバルはセリフの間の代わりに
動きと呼吸の間をキャスト達で合わせていく
どこで、誰が、何の動きをしているのか
見えない背後も感じ取る

■DEARの中で好きなシーンは? 

 最後のシーン。
 ここの部分は心情含め
 細かいことまで
 すごく書きたいけど…
 ネタバレしちゃうから言えない!

 とにかく見てほしい!!
 という感じです(笑)

学校で上演を重ねていく中で
 生徒さんに対して感じたことは何ですか?


 特に高校生は舞台を見るときでさえ、
 照れ臭くて素直な反応で
 見れないことも多いと思います。
 そんな場面も何度か出会いましたが、
 感想をいただくと自分と重なることも
 たくさんあったなどといっていただけるので、
 本音で生きるのが難しい時代だからこそ、
 少しでも作品でそんな子達に
 寄り添えたら嬉しいです。


■あなたが思う自分と仮面とは?

 若い時は仮面をつけて生きた方が
 強くなれる気がしたこともありました。
 
 ですが実際は強くなれているわけではないので
 仮面はない方が結果良いことが
 大人になって感じることが多々あります。
 
 仮面をつけることは自分に嘘をつくことなので
 結果つらい現実が引き寄せられるので
 自分はどうしたいのか
 自問自答してから行動するようにしています。

舞台以外にもショーの中にダンスを取り入れた
バルーンパフォーマーとしても
全国で活動している
素直で明るい笑顔が彼女の魅力



あなたが思うDEARの魅力とは?

 若い時の心ってとても繊細だと思うのですが、
 それがストーリーに描かれていて
 共感できる部分もたくさんあるのが
 DEARの魅力だと思います。
 
 DEARの作品を見て、
 前向きに生きようと
 思ってもらえたら嬉しい。


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カンナ
専門学校で演技を学ぶ
「DEAR」初演から数年間
少女友人役として出演。
現在はASUKAに役を引き継ぎ
サポートスタッフとして
DEARを支えている。



■DEARを上演していて大変だったところは?

  作品が始まった当初はまだ、

 ・客席で効果音作業のスタッフ

 ・友人役

 ・コロス

 の役割を兼ねていました。
 客席と舞台袖を行ったり来たり
 &着替えが大変でした。

 舞台袖が暗くて
 「学生カバン無くした!やばい!」
 なんてこともありました。
 (その後無事発見)

 
 ※コロス…劇中の風景において、
  固有の役ではない出演者

     学校での公演は会場によっては
スペースの都合もあり
暗いシーンで袖中作業のための
光を付けることができない場合も

■DEARの中で好きな部分は?

 どこか退廃的なサーカスの
 ビジュアルが好きです。

 あとは主人公が、
 特殊能力を持つわけでも、
 出生の秘密があるわけでもない
 普通の人なところ。

 弱さも汚さも持ち合わせる
 人間らしい人が好きなので。

■学生時代どんな子どもでしたか?

 私は中高生の頃は、
 1人でも割と平気であまり人の顔色を
 うかがうことはありませんでした。

 謎の自信に満ち溢れていて、
 クラスのヒエラルキーは低かろうが
 自分が最強だと思っていました。

 (これがいわゆる厨二病の1種だったのかも)

 中学生の頃、自分が作ったポスターが
 破られたことがあります。

 その翌日、同じものを書いて、
 壁の高い位置に再度貼りました。
 また破られました。

 その翌日、同じものを天井に貼り付けました。
 またゴミ箱に捨てられました。

 その一連の流れが滑稽で面白くて、
 声を上げて笑っていた記憶があります。


 私が演じた『友人』は
 人間関係に傷つき塞ぎ込む役柄でしたが
 自分は、やられたらやり返す子どもでした。
 そこは『友人』とは正反対です。

 『友人』のような優しい子は
 傷つきやすいのかなと思います。



■あなたが思う自分と仮面とは?

 DEARという作品では仮面が
 「本当の自分を隠すもの」という表現ですが

 仮面って最強のアイテム
 なんじゃないかと思います。

 大人になった今、自分を隠して
 別人になるための仮面があったら
 お金貢いでも欲しいです。

 仮面をつけることは、
 悪いことや可哀想なことだとは
 思いませんが

 用法容量を守って
 使えるのがいいんでしょうね。


サンプラザアーケードより。
コネキリ役のKeiとASUKA,カンナは
光を使った道具を用いたチームでも
精力的に活動を行っている
写真は2人ver.でのアクト


学校で上演を重ねていく中で
 生徒さんに対して感じたことは何ですか?

 多くを語らなくても、
 メッセージって伝わるんだなぁ
 と感じました。

 言語じゃなく伝わるものは、
 自分の心で一度受け止めて
 絞りでた感情なので
 生徒の感想を聞く時間って結構好きです。

 今はわからないことを
 簡単に検索できる時代ですが、
 (私もすぐスマホでググる)

 人の言っていた正解の言葉だけでなく、
 自分の心が動いた経験を
 大切にして欲しいと思っています。


 作中、少女と友人が見せる
 2人の距離感にも
 是非注目してみてくださいね♪

 少女友人/ASUKA&カンナ編をお届けしました!

 毎日お届けしてきましたインタビューですが
 明日が最終日です!
 少女役で脚本・演出のMIYUが登場します。


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