オウム真理教事件をモチーフにカルト洗脳を描く映画『わたしの魔境』いよいよ本作も、撮影はまだ少し先に2日分残っていますが、クラウドファンディングは残り5日で終了します。現在151万円を突破しました。残りの撮影を少しでも良いものにしたいので、少しでもご興味ある方は、周囲に宣伝して頂けますと幸いです。そして、このご時世にご支援頂いた皆様一人一人に、改めて感謝の意をお伝えいたします。なぜ、多くの若者がカルトなんかに入ったのか?なぜ抜け出せられなかったのか?そこには「不条理な環境から脱出したい」という一心で、藁にもすがる思いで自分の居場所を探した結果、カルトに洗脳され、結果的に元いた環境よりもさらなる不条理に飛び込んでしまった人々の姿があります。本作では、そんな人々の姿を中心に描きます。性暴力や、親子関係の不和、家族との絶縁、職場での不条理…様々な理不尽にさらされ、傷を受けた者たちへ居場所を提供する傍ら、若者の社会への違和感を利用し、社会を敵とみなし、自分たちを善とみなし、歪んだ正義が暴走していくカルト教団の姿を本作では描いています。地下鉄サリン事件という日本史上最悪の事件から27年経った今、その時代に合う形で、様々な分野の者が、様々な切り口で語り継いでいく事が大切だと思います。そして、カルト問題に限らず、会社や企業組織などにおいても、同じ構図にはまらないように、映画を通して俯瞰する事で、お客様のお役に立てればと思っています。
オウム真理教事件をモチーフに、カルト洗脳を描く映画『わたしの魔境』現在クラウドファンディング130万円を突破しました。このご時世に、ご支援頂いた皆様に深く感謝申し上げます。いよいよ今週土曜3/19より撮影が開始され、クラウドファンディング自体は3/30に終了致します。現在公開中の、取材映像含めた映像は全体の2~3割で、残り大部分のドラマパートを、3月下旬にまとめて撮影を行います。尚、完成作品は劇場公開に加え、Amazon Prime・U-NEXT・Netflix等各種配信サービスにて配信予定です。今日は、魅力あふれるキャスト陣の紹介と、モノ作りの裏側について、お話させて頂きます。☆キャスト陣紹介本作主演は、『かば』で映画初出演を果たし、本作が初めての主演作となる、元NMB48の近藤里奈が務めます。また、『ONODA』や園子温監督『恋の罪』など幅広い出演作を誇る実力派俳優 津田寛治や、園子温監督『地獄でなぜ悪い』『恋の罪』『ヒミズ』はじめ、『アウトレイジビヨンド』等話題作に多数出演する山中アラタ、そして『窮鼠はチーズの夢を見る』『ジムノペディに乱れる』等多数出演の小原徳子らが脇を固めます。撮影は、深田晃司監督『淵に立つ』でカンヌ国際映画祭受賞を果たした根岸憲一が務めます。国際的に通用する布陣で、後世に教訓として残る作品に仕上げたいと思っております。撮影・編集を素晴らしい形で仕上げたいので、少しでもご支援にご協力頂けますと、大変ありがたく思います。撮影中は、新たな撮影カットを積極的に公開していきますので、楽しみにお待ち頂けたらと思います。☆モノ作りの裏側 「リアル」とは何か?今日は、普段観客の皆様が意識しないモノづくりの裏側的なお話を少し出来ればと思います。よく、ドラマや再現映像などで職場シーン等を見ていて「何か嘘くさいなぁ…リアルじゃないなぁ…」そんな風に感じる瞬間があると思います。映像が嘘くさくなってしまう原因は大きく分けて2つあります。1つ目の原因は、「その場所で日常生活を送ってきた歴史が見えない=生活感がない」です。脱ぎ散らかした衣類や、置きっぱなしの書類、飲みかけの飲み物、床の汚れや壁のシミ、剥がした後のシール跡…人間が一つの場所を使い込むと、そうした生活感が出てきます。時間の都合で、そうしたディテールをスタジオ内に作り込まずに、ツルツルの綺麗な場所で、物語の進行に必要なセリフだけを俳優に言わせると、確かにストーリーを追う事は出来ますが、ディテールの部分で説得力が無くなり、嘘くさく見える原因になります。(ただし、再現映像などでストーリーの分かりやすさを最優先に訴求したい場合は、こういった手法を取るケースも存在します)今回の映画では、宗教施設内で複数の人物が共同生活を営んでいるシーンを撮影するにあたり、実際に使い込まれた場所を選定します。2つ目の原因は、「動きが止まっている」です。多くの人は、しゃべりながら別の何かを頭に浮かべたり、しゃべりながら手いじりしていたり、別の動作をしていたりします。例えば、「大変申し訳ありません。以後二度とないようにいたします…」と謝りつつ、実は「あぁ今日の晩飯はラーメン食いたいなぁ」なんて思っている人もいます。つまり、現実世界では、常に複数の感情と複数の動作が、一人の人物の中に共存しています。しかし、ストーリーの進行に必要なセリフ・必要な感情だけを出演者に言わせ、撮りやすいようにカメラ側の都合で俳優を棒立ちにさせると、動きが少なくなり、視聴者は無意識的に「ん?何かリアルじゃないな…」となります。こうした小さな違和感が積み重なる事で、私たちが映像作品を見たときに感じる大きな違和感につながります。映像作品の中には、その目的によっては、照明を置き、決められたカメラ位置のフレーム内からはみ出さないように、俳優の動きを縛って演出する現場もあります。しかし、それだと動きがガチガチに決まってしまい、「今、その場で考えて発した言葉」という新鮮さが無くなり、ライブ感のある動的な演技演出が出来なくなります。そのため、本作はカメラマンと相談の上、ほぼ全編に渡り手持ちカメラ撮影で、自然光の美しさを活かした人工照明なしという手法を取ります。映像演出は非常に奥の深い世界なので、これ以外にも様々な手法がありますが、今日はその裏側を一つご紹介させて頂きました。
クランクインまで残り10日!100万円突破中!おかげさまで、現在クラウドファンディング100万円を突破致しました。ご支援頂いた皆様、ご興味持って頂いた皆様、ありがとうございます。オウム真理教事件をモチーフにカルト洗脳を描く本作品ですが、現在予告編等で公開している映像は全体の2割程度で、残り8割の重要なシーンは、3月末に撮影が行われます。地下鉄サリン事件から30年近くが経過し、オウム真理教事件を知らない世代が増えてきている中、昨年2021年は、列車内での傷害事件が多発しました。そうした現状を踏まえ、若い世代が同じ過ちを繰り返さないように、本作を撮る決断を致しました。本作は、後世に残す映画としてふさわしいモノづくりをするために、浅野忠信主演作 第69回カンヌ国際映画祭受賞作『淵に立つ』や、筒井真理子主演作『よこがお』、二階堂ふみ主演作『ほとりの朔子』、また最近では『西成ゴローの四億円 死闘篇』で撮影を務めた根岸憲一カメラマンにご参加頂きます。また、園子温監督『恋の罪』、『ONODA』等多数の出演作を誇る実力派俳優 津田寛治さんらを迎え、主演は、大阪西成に暮らす学生たちの生き様を描いた映画『かば』に出演し、本作が映画初主演となる元NMB48 近藤里奈が務めます。後世に残る映画にするために、そして少しでも良い環境で撮影を行うため、引き続きご支援ご協力のほど、よろしくお願い致します。カンヌ国際映画祭受賞監督 深田晃司監督・作家 草下シンヤさん・元受刑者YouTuber 250番さんらからコメントも届いています。
クランクインまで11日!映画『わたしの魔境』カンヌ国際映画祭受賞 深田晃司監督や、作家の草下シンヤさん、元受刑者YouTuberの250番さんらからコメントが届きました。オウム真理教事件をモチーフに、事件当時とコロナ禍の現代に共通する心理を描く本作は、現在クラウドファンディング中です。オウム真理教をモチーフに若者の孤独を鬱積した思いを巧みに取り込んでいく教団を描くコメント一覧どこにでもいるイマドキのOLがなぜ犯罪に加担するのかを描く↓詳細・ご支援はコチラ↓https://camp-fire.jp/projects/view/548293現在予告編等で公開している映像は、全体の2割程度で、残り8割の重要なシーンは、全て3月末にまとめて撮影が行われます。世界に通用する映画・後世にしっかりとバトンを残す作品にしたいと思っているため、本作では、深田晃司監督のカンヌ国際映画祭受賞作『淵に立つ』で撮影を担当した根岸憲一カメラマンにご協力頂き、また、『ONODA 一万夜を超えて』の津田寛治さんら実力派俳優にもご協力頂いております。3月末の撮影を、少しでも良い環境で行うため、ご興味ある方は引き続きご支援・ご協力のほど、よろしくお願い致します。↓内容・キャスト・スタッフ詳細・ご支援はコチラ↓https://camp-fire.jp/projects/view/548293コメント一覧地下鉄サリン事件が起きたとき私は15歳でした。その日は中学の卒業式のリハーサルの日だったと思う。電車で通っていた東京都杉並区にある学校に着くと騒然としていた。連日のように起きていた人身事故ではない、地下鉄に毒ガスが撒かれたらしい。親しかった同級生が通学中にそこに巻き込まれ入院をした。リハーサルは当然中止になった。私にとっては人生初の身近で起きた大事件であったが、その日の記憶はもう霧の中のように薄れてきている。天野友二朗監督の最新作はもしかしたらそんな霧を晴れさせてくれる作品になるかも知れない。その日から30年以上生きてきて知ったのは、世界には小さなオウム真理教がいっぱいあるということだった。映画の世界にも芸術の世界にも小さなカルトと大きな暴力は存在する。どういう映画になるか、楽しみです。映画監督 深田晃司元受刑者である私は、裁判中に麻原が収容されていた時期に同じ東京拘置所にいた。刑務官は「麻原が〇棟の〇階にいるよ」とこっそり教えてくれたのである。オウム真理教は、洗脳や同調圧力、恐怖支配などにより、「普通の人たち」を狂気の沙汰に向かわせた。人には闇がある。この教団の行った悪行は、私たちと全く関係のない世界の話ではないのだ。執筆家・YouTuber 250番答えのない時代になりました。自分なりの答えを見つけられるようになりたいです。作家・編集者 草下シンヤいいね!コメントするシェア
ご支援者の皆様お世話になっております。『わたしの魔境』製作費クラウドファンディングですが、現在97万6000円で100万円突破目前まで来ました!また3/19(土)のクランクインまで、いよいよ残り17日となりました!撮影まで2週間少しの現在、まだ追加のご支援が必要です。特に今回の映画は、大人数のエキストラ用の衣装や、小道具費、大人数移動の車輌費、そしてリアリティを出すための撮影費などの予算がかかります。すでにご支援下さった皆様も、新たな追加リターンをご用意しておりますので、よろしければ追加でのご支援を頂けますと、大変ありがたく思います。※追加リターン例新たに追加したリターンとしては、本編を収録したブルーレイやDVD、未公開映像を含んだ特別版ブルーレイ、オリジナルTシャツ、撮影に使用した衣装などの小道具、そして主演女優とのZoomトーク券などがございます。(詳細はプロジェクトページ参照)https://camp-fire.jp/projects/view/548293また、20万円以上のご支援者様には、企業名を記載する事も可能で、アソシエイトプロデューサーとしてオープニングにお名前を記載させて頂きます。映画はYouTubeとは違い、撮影してから3日後にはすぐアップ…というように瞬間的に広範囲に拡散出来ないかわりに、長く時間をかけてじっくりと話題性を作り、人々の記憶に深く残す事が出来る分、何十年と残せるメディアになります。本作は、今年3月の撮影を終えたら、来年3月締め切りの映画祭まで出品を続けます。その中で多くの人の目に触れる機会を作り、じっくりと話題性を作ってから、配給会社を付け、試写などを経て、 DVD・配信メーカーなどに売り、各界からコメントを頂き、おそらくは来年秋~冬頃の上映になると思われます。つまり今、まさに始まったばかりという段階です。しかし、現場で一度良いものを撮ってさえしまえば、あとは時間をかけて編集で何通りもの映像の組み合わせが出来るため、現場で何を撮れるかが一番の勝負になります。今、私たちチームは、その勝負の目前の時期にいます。ご支援者の皆様のリターンの中には、クレジットへの氏名記載の特典もございます。その場合、皆様のお名前を、クレジットに記載して劇場公開、DVDとして全国流通し、配信でも記載されます。ぜひ、この企画にご賛同頂ける皆様と共に、作品を送り出せたらと思っております。何卒、よろしくお願い致します。※よくあるご質問Q.目標金額に行かなかった場合、撮影されないんですか?A. 集まった金額で出来る限りの撮影を行うため、金額の大小を問わず、撮影自体は確実に行われます。Q.目標金額に届かなかった場合、作品は完成せずお金は戻って来ないんですか?A.今回のプロジェクトはAll or Nothing形式ではないため、金額の大小問わず、ご支援頂いた金額は全て撮影のために大切に使用させて頂きます。※尚、集まった予算の使用用途は、全て映像製作・映画関係者のみに向けて使用されます。※追加リターン一覧はこちら