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知られざる話、「山霧─三成のしずく」小説を出版したい。

石田三成公を癒し匿った隠里、知る人ぞ知る(滋賀県)近江国古橋村。そこで何が起こったのか地元だけで口伝えられてきた史実を地元育ちの私が皆さんに伝えます。そのための本を出版しお届けしたい。本の中から当時の古橋の光景を垣間見て頂ければ幸いです。

現在の支援総額

110,000

22%

目標金額は500,000円

支援者数

21

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/11/28に募集を開始し、 21人の支援により 110,000円の資金を集め、 2018/01/16に募集を終了しました

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現在の支援総額

110,000

22%達成

終了

目標金額500,000

支援者数21

このプロジェクトは、2017/11/28に募集を開始し、 21人の支援により 110,000円の資金を集め、 2018/01/16に募集を終了しました

石田三成公を癒し匿った隠里、知る人ぞ知る(滋賀県)近江国古橋村。そこで何が起こったのか地元だけで口伝えられてきた史実を地元育ちの私が皆さんに伝えます。そのための本を出版しお届けしたい。本の中から当時の古橋の光景を垣間見て頂ければ幸いです。

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古橋ならではのリターン追加!「オトチの岩窟」へ行けるツアー!これはなかなかない機会ですよ!   古橋の山奥にあり、案内人なしでは行けない場所なんです。 今回のために案内人をお二人お願い致しました!快く引き受けて下さり、説明も丁寧にして下さる予定です!岩窟の中に入ることもでき、意外と広いので10人くらいずつ入れるそう。 私も行ったことがないので、とても楽しみにしています! 三成公が過ごされた場所で、一緒に三成公の気配を感じてみませんか? 時空を超えて、三成公に会いに参りましょう! 岩窟へ向かう道の入り口にあたる場所に、己高庵という宿泊施設があり、そちらもご協力頂けることになりました。 三成弁当を作って下さり、また、下山した後、三成公が口にされたニラ粥を振る舞って下さります。 雨天時は危険なので、オトチの岩窟までは行けないのですが、三成公が一番最初に訪れた法華寺三珠院跡へ行き、また、己高庵での案内人を交えたお話会、交流会を予定しました。 己高山由来の薬草風呂は、晴天、雨天、関係なく無料でご利用させていただけることになりました! 是非、ご参加下さいませ。 日時は、2018/6/24(日)JR木之本駅に10時集合 日帰り予定ですが、ご宿泊をお考えの方は、お早めに己高庵さん、もしくは最寄りの宿泊施設へお問い合わせ下さいませ。 皆様のご期待に添える旅になるよう、私なりに全力を尽くします。 宜しくお願い致します!


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「ニラのおじやは必ず食すること」 三成が身を潜めていた間、お腹の調子が悪かった三成のために与治郎太夫がニラを使ったおじや(お粥)を差し上げて静養させたという話から、古橋では体調を崩すと必ずニラ粥を食す。   いや、たしかにニラ粥を頂いた覚えはあります。でも、必ず……?そうだったかしら。古橋は自生ニラが生えています。水仙によく似ていて間違えて食中毒なんてニュースが流れたことがありましたので、ご心配される方もいらっしゃると思いますが、逆に古橋では自生の水仙を見たことがありません。水仙は、福井県の方に行くと、よく見られますね。 大昔の事ですから、春の七草よろしくニラも大事な食料だったんでしょう。独特の匂いがしますから、もしかしたらちょっと苦手な人もいらっしゃるかも知れませんが、栄養価が高く体にいいのは間違いないのでしょう。 三成公がニラ粥が好物だったという話は残っていて、私が書いた話の中にも何度となく出しました。   今は、主人がニラが大嫌いで、我が家では無言の使用禁止令が出ています。   ううう~


「味噌汁が澄まない」 お味噌汁って、しばらく置いておくと澱が下に溜まるんですが、古橋ではそれがないんです。そんなこと気にして頂いたことないので、そうだったかな?と思いつつ、語り部の方のところにお邪魔した時、実家の母も連れて行ったら、「ほう言えばほうやな。」と二人で頷き合ってらしたので、澱がたまらないのは本当みたい。これも気圧の関係か、とかおっしゃっていましたが、言い伝えでは、三成公が捕縛された悲しみで味噌汁までが濁ってしまう とか 三成公の姿を隠そうとする力が味噌汁にまで働く とか、いろいろ言われています。   伝承って、ロマンがありますね。よほど三成公のことが大切だったんでしょうね。これを400年間ずっと言い伝え続けてきているのですから。


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「苗代の種まきは午前中には行わぬこと」 石田三成公は午前中に捕らえられたために、三成公の徳を慕って午前中は遠慮すること。また、密告した他村からの入り婿が、午前中に種まきをしに出かけ、三成公の動向に気付いて密告したため、午前中に種まきをすると三成公の怒りで種が吹き上がってしまうとも言われている。昔の村人は、物事を科学的にではなく、信心で考え行動していたのでしょうね。もはや、三成公は命を無くされたことによって、古橋の人々にとっては神仏に近い存在になっていたのかも知れません。これは、400年前にあったことですが、このいくつか残る伝承は、戦後間もない頃まで本当に守られてきていたんです。その時代の空気や考え方を、変わらないまま持ち続けた、時間が止まったような空気感を持つ集落なんですよ。今でこそ、こういう伝承、七不思議などというものは解禁されたりしてきていますが、三成公をどれだけ深く慕っていたか、それを思わせるエピソードだと思うのです。


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「霧がたなびかない。」 霧って、風の向くままに流れていくものなんですが、古橋は霧がかかるとそのまま動かないんです。地形や気圧の関係か、と言われていますが、言い伝えでは、三成がうまく古橋から出られるようにその身を隠そうとするからだとか、三成が大好きだったニラ粥を思わせる様子から、三成の無念の残留思念がそうさせるからだとか、いろいろと言われています。たしかに、霧、流れないんですよ。その場でじっと動かない。気温が上がってくると、自然と消えるのですが、周囲を山に囲まれているためでしょうか。でも、言い伝えを信じてみると、昔に思いを馳せてロマンに浸れると思いませんか。