こんにちは!
ASmakeの山﨑将太です。
先日、お客様に、
『空腹って体にとって良いんですか?』
というご質問をいただきました。
痩せるために良いのか?健康に良いのか?体にとってそもそも良いことなのか?
そういう大きいテーマでのご質問でした。
結論から言うと、空腹は体にとって良いです。
なぜなら、
①体脂肪を減らすことができる
②病気を防ぐことができる
③寿命を延ばすことができる
という3つの理由があるからです。
今日は、空腹が体に良い3つの理由についてお話しますね!
【①体脂肪を減らすことができる】
空腹は、体脂肪を減らすことができる。つまり痩せるんです。
これは、僕らの体の仕組みによるもので、
何か食事を摂って食べた後、食後約2時間は、
その食べ物の栄養を体(筋肉や脳、内臓、血液、骨、神経、皮膚など)のエネルギーにしたり、材料にするために、蓄えるという作業を行います。
その中には、体脂肪も含まれているので、食後約2時間は、体脂肪も含めて蓄える=増やす時間になるんです。
そして、その2時間が終わってから、体脂肪の消費=減らすことが始まります。
1日3食(朝、昼、夜)の食事に加えて、15時や夕方に間食をしてしまうと、1日4食や5食になってしまいます。
そうすると、食後約2時間の体脂肪を増やす時間が、単純に多くなってしまい、
1日3食なら、3食×2時間=6時間の体脂肪増加で済むのが、
1日4食なら、4食×2時間=8時間、1日5食なら、5食×2時間=10時間というように、どんどん体脂肪を増やす時間が多くなってしまうんです。
1日は24時間と決まっているので、自然と体脂肪を減らす時間が少なくなり、体脂肪が減りにくくなってしまうんです。
つまり、1日3食で、空腹の時間をしっかり作ったほうが、体脂肪が減る=痩せるということになりますよね。
これは、科学的にもわかっており、時間を制限して食事をする(この研究だと8時~14時の間だけ食事をする)と、普通に食事をするよりも、体脂肪が消費したという結果になっています。(1)
ダイエットして痩せることが目的であれば、
空腹の時間は、『体脂肪が燃えてる!!』と前向きにとらえてみてくださいね!
【②病気を防ぐことができる】
空腹の時間を作ると、オートファジーというたんぱく質が活性化することがわかっています。
このオートファジーは、日本語で「自食」と言われており、
細胞内の異常なものや、不要なもの、老廃物などを食べてくれて、掃除してくれます。
「細胞をキレイにしてくれるもの」というイメージですかね。
そうすると、ガン細胞などを食べて掃除してくれたり、病気の原因になるものを食べて消してくれるという作業を行ってくれて、文字通り、
病気を防ぐことができるんです。
これも研究では、空腹時間が長いと、オートファジーが増えたという結果になっています。(2)
将来の病気のリスクを減らせば、「生涯で約2400万円かかると言われる医療費を削減できる(参考:厚労省サイト)」と考えると、メリットとして大きいと言えますね!
【③寿命を延ばすことができる】
これは、まだ研究ベースでだんだん証明されてきていることなんですが、
マウスなどの動物実験でも、人間に近いサルなどの実験でも、寿命が延びるということが言われています。そのため、人間でもその可能性は充分ありうるという結論です。(3)
まだ、はっきりと結論が出されているわけではないですが、その可能性は高いということが言われているので、空腹時間をしっかり作ることで、
病気を防いで長生きできるので、これもメリットは大きいですね!(長生きしたくない場合は別ですが、、、)
【まとめ】
空腹が体に良いのは、
①体脂肪を減らすことができる
②病気を防ぐことができる
③寿命を延ばすことができる
という3つのメリットがあるからです。
1日2食や3食での空腹は、全く体にとって悪いことはなく、むしろ良いことが大きいので、
『お腹が空きすぎて辛い』ということがなければ、少し前向きにとらえて過ごしてみると、今より痩せて病気も防げて、良いことが多くなりますよ!
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