チャヤ (FeLVキャリア♂)は、動画で自己紹介をした子です。2日前に、耳鼻科の内視鏡が専門のある大学の先生の診察を受けてきました(近所の開業の先生の所に定期的にいらしているので)。たぶん悪性ではなくて、内視鏡で除去すれば、繰り返す中耳炎も改善しやすくなる確率が高いそうです。FeLVキャリアで10歳以上ですから、麻酔も時間を短くするためにCTは撮らず、内視鏡でできる範囲の治療をしていただくことになりました。QOLの改善が目的です。今は仲間と幸せですが、中耳炎を繰り返しているので、急に脳神経の障害がでて歩けなくなったり、くるくる回ったり、髄膜炎を起こしたりする可能性が高くなってきました。また、毎日の耳掃除を我慢してストレスもかかっています。腫瘍に気づいてからすでに1年半が経っています。耳の入り口から見ると、ツルットして大きくなっていないので、良性で取り切れる確率が高いのです。丁寧に説明をしていただいたうえで、スタッフで相談納得して、10月のはじめに内視鏡手術の予定になりました。あとは、猫白血病が麻酔や手術のストレスで発症しないようにと祈るばかりです。皆様のご支援のお陰で、チャヤちゃんの手術ができます。ありがとうございます。どうぞ一緒に、白血病の発症のない事をお祈りください。お願いいたします。まずは、ご報告します。食道裂孔ヘルニアと慢性肺疾患 のコロチャンは、横隔膜から胸郭に胃が飛び出し、胃に溜まったガスで肺が圧迫されていたのですが、消化管の動きの良くなる内服と、食後に20分ほど建てた状態で抱いてゲップを出させる治療で、胃のガスが抜けました!楽になって、高いところも乗り、ぐっすりと眠っています。きっと苦しくてゆっくり眠れなかったのだと思います。ご心配いただいありがとうございました。腸にはまだガスが溜まり、食道裂孔ヘルニアが治っているわけではないので、引き続き注意してお世話をいたします。
軽い慢性疾患の子をご紹介します。2020年10月18日、日の出前に山に捕獲機を設置しました。海で日の出を見てから保護できたので、日の出ちゃんです。浪江町の阿武隈高地の山中で保護された日の出ちゃんです。ちょっとシャイで、触らせてはくれるけど人を見るととりあえず逃げます。眠くて面倒な時以外は、、。保護されたときはハラペコサイズでしたが、、人馴れさせようと2段ゲージに1月間ほど入れておいたのですが、早食いで、、、いまは10Kg(少しやせても)です。ブルーグレーの子はすぐに貰い手がつくんですが、あっという間に太ってシェルター住まいです。女性がゲージに入れて運べるギリギリの重さです。毛も油っぽくて、採血検査や臨床所見から、脂質代謝異常による肥満と診断されています。食事療法と運動もさせていて、ダイエット中です。写真のように、どうやって生きているか不思議なくらいの無人の山の中ですが、天然記念物のモリアオガエルの生息地ですから、そういった小動物の命をいただいていたのかもしれません。爬虫類や両生類、ネズミや鳥などを食べ、野生動物と同じ道を歩くので、保護した時は寄生虫のパレードです。日の出ちゃんのように、空腹に耐えていた猫達ははじめは食べだめしてしまうことがよくあります。体も脂肪ため込み体質になっているのかもしれません。消化器も弱く、時々通院して検査をしています。少しずつ痩せさせてあげて、綺麗なブルーグレーの日の出ちゃんに戻してあげたいと思います。
猫白血病FeLV キャリア のお部屋ご紹介 No.1〇猫白血病の子のお部屋は、8畳くらいです(東京ですから狭くてすみません)。それでも、南東の角部屋で、1日中やわらかく日が入ります。窓には柵を付けて風も通り、外も眺められます。〇壁にキャットウォークを付けて、天井付近まで縦に動いたり飛んだりアスレティックができるようにして、材質は檜を使って抗菌作用と癒し効果を期待しています。猫ちゃんは汚すので、檜の上にはカバーは着けて、毎日念入りに拭き掃除をします。〇当シェルター関係の猫白血病FeLVキャリアの子達は8歳を超えています。シェルターには5頭、周囲の預かりさんに4頭おります。一般的に、後天性のFeLVキャリアは発症しにくいのですが、8歳までに発症して亡くなることが多いそうです。ですから今のシェルターの子達はとてもいい状態だと思いますし、発症してもおかしくない年齢にはなっています。動画でお伝えしたように、すでに耳の扁平上皮癌を切除した猫が1頭、これから両性の内耳のポリープを切除する猫が1頭ですが、そのほかの子はおかげさまで今は元気です。今の体制になってから、FeLV自体の発症はみられませんが、それまでは、申し訳ないくらいに天国に行かせてしまいました。なんとか、長生きしてもらえるように、頑張ります。写真の寝転がったキジトラのノンちゃんは、甘えん坊で、「お姉さんたち、しっかりお掃除してねー、遊んでねー」と声をかけてくれます。〇9月の初めに内耳ポリープのチャヤの検査に行ってきます。10月の初め頃に内視鏡切除の予約をしています。皆様のおかげで、内視鏡手術が受けられます。ありがとうございます!白血病キャリアーさん部屋の、ご紹介N01でした。
2011年からの福島県被災地でペット支援をしています。地元の方の助けで多くの動物の命を繋ぐ事ができました。被災してもなお、弱者を慈しんでくれた福島の方を一部ですが紹介します。〇まだ混乱していました。病人の避難も大変だったそうです。1,楢葉町のMUさんは残る動物たちに給食をして廻りシェルター建設(自費)も、奉仕者の世話もしていました(今でも)。2,浪江町のIKさんは、立ち入り禁止区域に残りペットを助けてくれ、6年後には猫のQooちゃんの為のお家を作り、保護猫100頭以上の検査を支援してくれました。3,飯舘村のTAさんは、被災しても1日も休まず働いて、猫達の保護のために現地まで何回も来てくれました。4,浪江町のGO夫婦は、沢山の奉仕者を休憩させ、台風の倒木も切り、雪を掻き、土石でふさがった道路を通して一緒に猫の給食をしてくれました。5,重機の上、納屋の中、庭、、給食場を作らせてくださった方は何十人も。6,奉仕者が困ると、地元の方たちが相談に乗ってくださり、活動が続けられました。7,大雪の時は、猫の給食のために、除雪車まで出してくれました。〇役場には、津波で流された家族と、ペットの張り紙も隣り合わせ、自衛隊は水の中からご遺体を探し、、。交錯している中で、小さい命を守ってくれた数知れない方たちです。振り返り、お伝えさせていただきました。社会的な弱者である動物の支援は、人同士の繋がりがないとできなかった事をお伝えできればと思いました。(猫ちゃんの治療のことでなくて恐縮ですが、被災地の猫支援の在り方を考える資料にしていただければと投稿させていただきました)。(たまに事実と違うことが独り歩きしてしまうので、どうぞ参考にしてください)。facebookには多くの写真をと一緒に投稿しました。よろしかったら見てください。
①コロ ちゃん、食道裂孔ヘルニア。②グウジちゃん回復❣♡ ③8月24日に福島の人に沢山の猫や家畜を助けてもらったお話を少し投稿の予告。①コロコロっと喉を鳴らすコロで、慢性の肺疾患です。飯舘村長泥という美しーい、寒ーい所から来ました。2012年にシェルターに来て11年です。酪農牧場で50頭の牛と26頭の猫仲間と暮らしていました。震災の時は10頭で、お父さんは立ち入り禁止で住めなくて、お世話に通っていました。偶然私たちと出会い一緒に10頭を保護して、皆で当シェルターに来ました。猫白血病や猫エイズの子が多くて、、今は感染症のなかったコロとタロウという子が残っています。コロはシェルターが好きです。マツという浪江町から来た仲良し男子もいます。最近は動画のように吸入だけしてもらいご機嫌だったんですが、、3日前に顔色が悪くて通院したら、食道が通る横隔膜の穴から、胃の一部が肺のある胸郭に出ていました。初めての所見です。胃や腸にもガスがたまりやすく肺が圧迫されます。手術はしません。途中で死んでしまうかもしれないし、後も苦しいし可哀そうですから。時間を決めて食べさせ、20分は抱っこして食べ物が胃の下に落ちやすくして、あとはゲップを何回もさせています。もともと肺が悪いので、予備力がありません。嚥下性肺炎が危険です。何とか苦しくないようにと気お付けます。とりあえずは落ち着いています。②グウジちゃんは、造血剤が効いてきています❣ ご心配かけました。輸血はしなくて済みそうです♡③それから、8月24日に、福島での活動で地元の人に助けていただき、人と人の関係が動物愛護にも、とても大事だと身に染みた話を少し投稿させていただきます。facebookにも投稿しますが、そちらは写真が多く載せられるのでよかったらそちらも見てください。