みなさんこんにちは。今回は、12Vバッテリーレス充電システム 低価格版 の、他の装置との接続について書きます。接続は、上の図の通りです。①端子台の右側を太陽電池の+(プラス)に接続し、左側を太陽電池の-(マイナス)に接続します。 太陽電池が1枚の場合、逆電流防止ダイオードは必要ありません。 太陽電池を複数並列で使用される場合、それぞれに逆電流防止ダイオードを接続してください。②端子台の2つの端子を短絡します。 太陽電池→最終充電対象装置に流れる電流をモニタしたい場合は、ここにアナログ電流計を挿入します。④端子台の2つの端子を短絡します。 モバイルバッテリー→最終充電対象装置に流れる電流をモニタしたい場合は、ここにアナログ電流計を挿入します。⑥type-A to type-cケーブルで、モバイルバッテリーと接続します。 type-Aの方をモバイルバッテリーに接続します。 モバイルバッテリー→太陽電池に電力を供給します。⑦ACアダプタジャックにACアダプタを接続します。 5V2Aのものを接続します。 電流は2Aでなくてもかまいませんが、電圧は必ず5Vにしてください。 推奨モバイルソーラーパネル「BigBlue 36W ソーラーチャージャー」は、DCジャックで充電する方式ですが、20V出力されるので、ここには接続せず、プラスマイナスに分岐して①に接続してください、 ⑦に接続すると壊れます。⑧typa-Aジャック経由で、最終充電対象装置(スマホ等)に接続し、最終充電対象装置を充電してください。⑨typa-Aジャック経由で、最終充電対象装置(スマホ等)に接続し、最終充電対象装置を充電してください。⑩typa-cジャック経由で、最終充電対象装置(スマホ等)に接続し、最終充電対象装置を充電してください。いかがでしたか?なんとなくでも使い方を理解していただけましたか?
今回は、12Vバッテリーレス充電システム 低価格版 について書きます。 12Vバッテリーレス充電システム 低価格版にも、Chariot SAMBAと同様に、以下のメリットがあります。1.鉛蓄電池がないのでランニングコストが安い。 鉛蓄電池は数年で寿命を迎えるので、使える状態を維持するのはお金がかかります。2.鉛蓄電池がないのでシステムが軽い。 33Ahの鉛蓄電池は13kg程の重さがあります。3.12Vの鉛蓄電池の電圧ではなく、太陽電池の電圧から直接5Vに変換するので、太陽電池からの電力を直接利用する場合は電力効率が良い。4.太陽電池とモバイルバッテリーからの協調充電が可能。 太陽電池からの電力が弱い場合でもモバイルバッテリーからの出力供給で補い、高速にUSB充電す。5.スタンドアロンモードを搭載しているので、モバイルバッテリーが無くても、太陽電池のみでUSB出力します。6.太陽電池が1枚の場合、逆電流防止ダイオードが不要。 そのため、ダイオードによる電圧降下がなく、電力ロスが小さい。 太陽電池が発電していない場合、2つのソースを逆にして直列接続された電界効果トランジスタが逆電流をカットします。7.100%に近い時間協調充電システムに電源を供給する工夫。 いざというときに使える。そしてUSB充電対象が1台の場合にバッテリーの電源が切れていてもバッテリーを充電させられることがあるバッテリーたたき起こし機能 (日本で特許取得。)8.スイッチの切り替えにより、ACアダプタと太陽電池による協調充電をします。 なので、屋内での使用も可能です。 つまりキャパシタを多く使用するハイキャパシタ設計以外は、そのまま12Vバッテリーレス充電システム 低価格版にもあてはまるのです。 違いは、キャパシタのみとなります。 キャパシタの違いをもう少し詳しく見てみましょう。 1.電気二重層キャパシタの種類を最高級品から中級品に変えています。 そのため、若干リーク電流が増え、バッテリーたたき起こしの待ち受け時間がKickstarterオリジナル版に比べ半分程度になります。 12Vバッテリーレス充電システム 低価格版 のバッテリーたたき起こしの待ち受け時間は24時間程度です。 Chariot SAMBAも24時間ですが、Chariot SAMBAは電気二重層キャパシタに最高級品を採用しているものの、Chariot SAMBAの場合、電気二重層キャパシタに蓄えられた電力で動かさなくてはいけない素子数が多いので、Kickstarterオリジナル版に比べ半分の24時間になっています。 最高級品は1,000円するのに対し、中級品は400円です。2.電解コンデンサが3つになっています。 Kickstarterオリジナル版では5つでした。 Chariot SAMBAでは7つです。 Kickstarterオリジナル版に比べて減った電解コンデンサが2つは、太陽電池からの入力部分、DCDCコンバータの入力部分に取り付けられていました。 Chariot SAMBAに比べて減った電解コンデンサは、それに加えてDCDCコンバータの出力部分1つ、モバイルバッテリーからの入力部分に取り付けられていたものです。 太陽電池からの入力部分、DCDCコンバータの入力部分に取り付けられた電解コンデンサは、Kickstarterオリジナル版の応用編、Chariot SAMBAにおいて、独立電源システムを構築する際に、入力電圧が16.5Vになる際に、動作を安定させるのに使っていました。 12Vバッテリーレス充電システム 低価格版では、独立電源システムの構築は非推奨で、独立電源システムの構築すると、不安定になったり、モバイルバッテリーへの充電が遅くなったりします。 他の電解コンデンサの違いは、安定性に若干の影響を与えます。3.セラミックコンデンサがなくなっています。 出力ノイズを2021年Kickstarterオリジナル版(赤)、12Vバッテリーレス充電システム低価格版(黄色)で比べてみましたが、特に目立った違いはありませんでした。縦軸1目盛り200mVです。縦軸1目盛り20mVに拡大しました。これは、残った最低限の電解コンデンサが働いているためです。 12Vバッテリーレス充電システム 低価格版 は、削れるものは限界まで削って、低価格化しています。 そして、たまたまあった基板工場のキャンペーンを使って安く作っています。 売り切れたら次は作らないので、ご支援はお早めにお願いします。
※昨日昼の活動報告で、タイトルが不適切だったため、修正しております。 今回は、10万円と50万円のエンジェル支援コースを紹介します。 リターンの内容は、以下の通りとなっております。・12Vバッテリーレス充電システム低価格版 エンジェル支援(10万円)12Vバッテリーレス充電システム低価格版のパターン設計図をお送りします。・Chariot SAMBA エンジェル支援(50万円)Chariot SAMBA (2023年7月8日訂正)のパターン設計図をお送りします。Chariot SAMBAの実装済みプリント基板を1つお送りします。※パターン設計図の画像は、意図的に小さくしております。<共通事項> パターン設計図の形式は、Designspark PCB形式のみとさせていただきます。 まず、パターン設計図ですが、実際にプリント基板工場に送っている設計図と同じものをお送りします。 そのため、リターンとなっている未実装のプリント基板を製造することが可能です。 そのまま製造する場合、特許のライセンス料が必要なので、ご注意ください。 改変して製造することも可能です。 特許を回避する形に改変した場合、ライセンス料は不要です。 尚、回路図は、技術資料に記載いたします。 シミュレーションデータ等は付属しませんのでご了承ください。 また、今後改変されるバージョンの設計素に関しては送付対象外です。 特許ライセンス料半額に関してです。 既に権利化に成功している特許第6896357号 (日本国のみ)に関しては、ライセンス料は出荷金額の1%の半額とさせていただきます。 2023年5月9日時点で登録に至っていないと特許に関しては、権利範囲が決まってからライセンス料率を決めます。 2030年までの間、Chariot Lab.またはその代表個人が特許を出願し、特許査定を得た場合、公開前であっても特許査定が出た日から60日以内に登録予定の内容をお送りします。 この期間内に特許査定をもらわなかった場合、このリターンはありません。 現在、特許第6896357号の米国版がもう少しで権利化できる可能性があります。 米国版特許のApplication Numberは、17/300,818です。 登録が決まり次第ご案内いたします。 CAMPFIREでは、将来支援額に利息を付けたお金を受け取る権利や、配当金を受け取る権利をリターンにすることは禁止されております。 エンジェル支援していただいた方に、いかに喜んでいただけるか頭をひねって考えた結果が、これらリターンになります。 エンジェル支援を検討してくださる方がもしいらっしゃったらうれしいです。 それではまた。
※タイトルが不適切だったため、修正しております。 今回は、800円の「お礼のメッセージと技術の詳細を解説した資料」のリターンの紹介をします。 今回のプロジェクトでは、技術の詳細を解説した資料は、すべてのリターンに付きます。 なので、技術資料が目的の方は、どのコースを支援しても良いのです。 技術の詳細を解説した資料はPDFでお送りする予定です。 スマホでも読みやすいように16ポイント程度の大き目の字で記載し、ページ数は60ページ程度を予定しています。 この資料には、詳細回路図、技術解説、接続方法の説明、開発の経緯や背景、関連サービスのご案内等が書かれます。 2年半前のプロジェクトのときにリターンになった技術資料、1年半前のプロジェクトのときの情報をまとめた技術料は、Kindle本となっていて、Kindle Storeからご購入いただけます。www.amazon.co.jp/dp/B09GBLQ7BDwww.amazon.co.jp/dp/B0B191DDWR 第2巻は、第1巻を読んでいることを前提にしましたが、本プロジェクトのリターンとなる第3巻は、第1巻、第2巻を前提としないように書くつもりです。 そのため、必ずしも第1巻、第2巻は事前に読んでいる必要はありません。 以前のプロジェクトでも、プロジェクト終了後一定期間販売しませんでしたが、今回も2024年3月までの期間は一般販売しません。 しかも、一般販売開始時の販売価格は1,800円を予定しております。 なので、プロジェクトを支援した方がはるかにお得です。 この機会に、800円コースをご検討ください。 また支援者が伸び悩んでまいりましたので、しばらく支援が入らなかったら活動報告は中止しようと思います。
今回は、Chariot SAMBAのプリント基板がなぜ青いかについて説明します。 プリント基板はさまざまな色で製造することができます。 Chariot Lab.でお世話になっている中国の基板工場では、緑、赤、黄色、黒、白、紫、マットブラックから選べます。 最も多い色は緑色です。 12Vバッテリーレス充電システム 低価格版 も基板の色は緑です。 しかし、Chariot SAMBAは青にしました。 Chariot SAMBAは、キャンプなどでも長い期間使っていただけるよう、寿命・品質の高い、Hard Goldという金を使った表面処理を行っています。 12Vバッテリーレス充電システム 低価格版などは、HASL Lead Freeという、一般的な表面処理です。 Chariot Lab.では、Hard Goldの表面処理をした基板であることがすぐにわかるよう、Hard Goldの表面処理を行った基板に関しては、青色にすることにしております。 Hard Goldの表面処理を行った基板は青色というのは、世間一般に適用できる事実ではないのでご注意ください。 あくまで12Vバッテリーレス充電システムシリーズのみこのルールに従っています。 Hard Goldの表面処理のプリント基板は、送料や実装費を含まない基板製造のみの費用では、HASL Lead Freeに比べ、3倍かかります。 Chariot SAMBAはそれでも品質を重視しました。 尚、HASL Lead Freeの場合を含め、いずれの場合も鉛を含まない環境に優しい製品となっております。 いかがでしたか? ただいま本プロジェクトは支援を募集しております。 800円からご支援いただけます。