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本の飢餓から子どもたちを守りたい。ラオス障害児にバリアフリー図書を

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

「本の飢餓」障害者が利用可能な書籍が限られていることをそう呼びます。発展途上国では毎年出版される本の中でわずか1%以下。本がなければ価値観や想像力を養えず、生きるのに必要な情報も届きません。エファは、ラオスの障害がある子どもたちに、命と心の栄養である本を届け、思考とスキルの向上を目指します。

現在の支援総額

1,063,500

106%

目標金額は1,000,000円

支援者数

113

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/03/01に募集を開始し、 113人の支援により 1,063,500円の資金を集め、 2023/03/31に募集を終了しました

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本の飢餓から子どもたちを守りたい。ラオス障害児にバリアフリー図書を

現在の支援総額

1,063,500

106%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数113

このプロジェクトは、2023/03/01に募集を開始し、 113人の支援により 1,063,500円の資金を集め、 2023/03/31に募集を終了しました

「本の飢餓」障害者が利用可能な書籍が限られていることをそう呼びます。発展途上国では毎年出版される本の中でわずか1%以下。本がなければ価値観や想像力を養えず、生きるのに必要な情報も届きません。エファは、ラオスの障害がある子どもたちに、命と心の栄養である本を届け、思考とスキルの向上を目指します。

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こんにちは、エファ事務局の高橋です。本日は、ラオスとエファ事務局長 関尚士(せきひさし)の話をさせていただきます。ラオスは「世界で最も空爆された国」と呼ばれます。なんと7500万発もの不発弾が残り、国民一人当たり10発以上の不発弾を抱える状況です。これは、ラオスで障害者が生まれる一つの理由となっています。 実は今から25年前、関が国際協力の世界に飛び込み、初めて赴任したのがラオスでした。当時出会った一人の少年、ロー君。村で初めての図書室にだれよりも早く駆けつけて、声を出しながら一心不乱に絵本を読んでいたそうです。彼は、対人地雷によって右足首を失ってしまい、松葉杖をついている少年でした。あるとき関が生徒たちに将来の夢を尋ねると「警察官!」「看護師!」とみんなが目を輝かせて答えました。でも、ロー君だけは目を伏せ、口を閉ざしてしまったのです。そのとき関は「障害があることで学ぶこともままならない、自分の人生を切り開くことさえ許されずにいる、そんな子どもたちがいること」を痛感し、今でもそのことが記憶から消せずにいるそうです。関は、1998年から2003年までラオスに家族で赴任し、初等教育教育副教材の開発・普及や家庭、地域社会、学校、教育関係機関が参画した統合的地域教育環境改善事業の普及推進推進に取り組みました。当時の経験を活かし、いまもラオスのカウンターパートや支援先とラオ語でコミュニケーションをとっています。頼もしい事務局長です!さて「事務局長の関の話をもっと知りたい」「ラオスの経験談を聞きたい」と思ってくださった方は、ぜひぜひエファのオンライン飲み会でご参加ください。皆様とお話しできるのを楽しみにしています。◆◇◆エファ「海外駐在話」をつまみに飲む会◆◇◆開催日:3-22(水) 21:00 - 22:30開催方法:Zoom  途中入退室歓迎!参加費:無料お問い合わせ: info@efa-japan.org趣旨:【エファスタッフと一緒にゆるりと飲みませんか?】東南アジアの国々で教育福祉支援を行うエファジャパン。支援の現場に根差し、現地の行政やNGOと密に連携して活動しています。エファのスタッフは、ラオス、カンボジアでの長い駐在経験もあり。そんな海外支援の現場では、涙の感動ドラマから笑ってしまうようなハプニングまで、話のネタは尽きません。エファスタッフが海外支援事業にこめる等身大の想いもお話します。しばらく海外に行けていないあなたも、アジアの風を感じながら、飲み物片手にゆる〜りとお話しませんか?※参加者様と双方向に会話させていただく交流イベントです。ぜひおしゃべりしましょう!※ビデオオフ・マイクオフでの「耳だけ参加」も大歓迎!▼お申込みはこちらGoogleフォーム もしくはFacebookイベントページにて受付中。飛び入り参加も大歓迎です!


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日々の応援をありがとうございます!エファ事務局の高橋です。本日は、支援者である児童文学翻訳・エッセイストの木村瞳さんからのメッセージをご紹介します。木村さんおすすめの絵本は、ラーメンを食べると思い出してしまいそう。私も早速図書館で予約してみました(インターネットですぐに読みたい本を検索して予約できる。これも本当に恵まれた環境ですね)。ぜひチェックしてみてください!木村瞳様のメッセージ「Efa Japanへの応援メッセージ 2023 Mar.18」自分ごとで恐縮ですが、最近膝を骨折し図書資料へのアクセスができなくなって、「本の飢餓」状態の極々ごく一部を体験しました。車椅子から解放されはしたものの、歩行不自由な身では、当然外出もままなりません。必要な資料を調べたくても、図書館にも行けず、必要な資料が電子書籍にはなっていないので、パソコンを介しての資料や図書の貸し出しも受けられませんでした。片足が不自由というだけでも、出版図書へのアクセスができなかったのです。この怪我によって、自分以上の不自由さや障がいを持った方々、視覚障害のある方、視覚障害でなくともディスレクシアや読むことに困難のある方々、高齢者、入院患者、被災地の方々、自国語の図書や情報にアクセスできない方々、戦禍の中にある人々、貧困の中で出版物にアクセスできない子どもたちの困難を、一層想像できるようになりました。そして改めて、Efa Japanの「本の飢餓」をなくすための活動、読書や情報取得から「誰も取り残させないため」の活動の大切さに思い至りました。特に子どもたちを「本の飢餓」状態にさせてはならないとはっきりと思いました。Efa Japanには、「学ぶ権利」を守るための、さらなる活動を続けてもらいたいと強く思います。それによって、命が助かり、希望を見出し、未来への扉を開く人々が生まれるのですから。お勧めの図書書名『ぼくがラーメンたべてるとき』作・絵 長谷川 義史 教育画劇 2007年今の平和な暮らしに気づき、同時に、世界を改めて観なおす視点を提供してくれる絵本です。ストーリーはこうです。ぼくは今ラーメンを食べている。ぼくの隣ではネコがのんびりとお昼寝。ぼくがラーメンを食べている時、隣の家ではみっちゃんがテレビを観ていて、隣の隣のたいちゃんはトイレ。そして、その隣のゆうちゃんはバイオリンのレッスン。同じとき、隣町の男の子は野球をしている。さて、同じ時、隣の国の男の子は自転車をこいでいて、その隣の隣の国では、女の子が赤ちゃんの世話をしている。その隣の隣のその隣の国では、水汲みをしている子、その隣の国ではパン売りをして働く子、牛の世話をして働いている子というように、各国の児童労働が描かれ、さらには同じ時、遠い隣の国では、外で行き倒れの子がいる・・・という文が現れます。イラストは、ラーメンを食べているぼくと、いろいろな国の同年齢の子どもたちの姿を展いていき、そして、最後のページでは、行き倒れの子にもラーメンを食べているぼくにも、おなじように風が吹いていると描くのです。この本は、一日の中のあるひと時というフレームの中で捉えた、世界各地の子どもの姿を切り取って見せてくれます。レンズをある刹那に固定して、そこから世界の国々を見れば、平和にラーメンをたべている子、児童労働をしている子、飢えなのか、病気なのか、怪我なのか、地雷を踏んだのか、あるいは流れ弾にあたったのか、外に倒れたままの子がいることも見えるのです。この3年間、新型コロナウイルスが、地球上の人々の生命を危機に陥れました。そして、東欧で起きたウクライナ戦争が、世界の経済全体に大打撃を与え、その余波で日本に住む私たちも苦しんでいます。地球上の命は繋がり、命を支える食べ物もエネルギーも依存しあっていることを、この数年で実感させられました。平和と戦争は隣合わせであること、幸せと不幸は時を同じくして発生していること、私たちは単独で生きているわけではないことにも、目が開かされました。今この機会に『ぼくがラーメンたべてるとき』を、大人にも子どもにもぜひ開いていただきたいと思います。


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エファの高橋です。日々プロジェクトへのご支援をありがとうございます。初めてエファを支援いただく方も多くいらっしゃってうれしいです。その中から、支援者のSatoko様からいただいた応援メッセージをご紹介します。今回も、好きな本、子どもたちに読んでもらいたい本をご紹介いただきました。スウェーデンの小さな村のものがたり、私も読んでみたくなりました!---------------------------------------Satoko様より応援メッセージ---------------------------------------■応援メッセージこのプロジェクトの存在を友人の投稿から知りました。私自身、小さい頃は本を読むのが何よりも好きで歩きながら本を読んで叱られることもあるくらいでした。読書から得られたもの、得られるものは本当に大きいと感じています。そんな経験をより多くの子ども達にしてもらう一助となれば、と思い支援いたしました。■好きな本、子どもたちに読んでもらいたい本「やかまし村の子どもたち」シリーズスウェーデンの小さな村「やかまし村」の日常が描かれているのですが、子ども達の遊び方が本当にどれも楽しそうで楽しそうで…読んでいてとてもワクワクしたことを覚えています。遠く離れた北欧のお話なので、知らない食文化や年中行事に触れる楽しみがある一方で、子どもの遊びには共通点も多く「こういうことやるよね!」と共感できるのも魅力です。


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クラウドファンディングへのご協力をありがとうございます。本日は、ビエンチャン都サンパンナ村小学校から届いたメッセージを紹介します。2021年4月新型コロナウイルス感染症の影響で休校になってしまいましたが、2022年2月より最終学年である5年生の通学が再開されました。その際、新たな図書を配布したときの報告となります。■トンカ・チャンタヴォングさん(小学校5年生、11歳)のメッセージ新型コロナウイルス感染症で去年の4月に学校が休校になってしまいました。約1年ぶりに学校が再開してうれしいです。学校が休校のとき、家で親の仕事の手伝いをしていました。僕の家には本が一冊もないので、勉強をしたり、新しいことを知りたいと思ってもそれができませんでした。今週から、学校に行って本が読めます。友達と一緒に座って本が読みたいです。■サンパンナ村小学校での支援活動について自治労三重県本部のご支援により、2015年に図書館の設置を行いました。2015年と比較し、児童の教育の重要性を理解した保護者の増加したこと、児童が学校に通うことに興味を持ち始めました。学校にできた図書館は児童が学校へ通うモチベーションのひとつとなっています。借りてきた本を楽しそうに読んでいる姿を見て、学校の重要性を知った保護者もいるようです。図書館では、児童が自分の好きな本を手にして読む「読書活動」の時間を設けています。図書館の開館時間中は、いつでも図書館の中で本を読むことができます。また図書の貸出も行っているので、休み時間内に読み終えられなかった児童は、本を借りていくこともできます。 小学校1年生、2年生の低学年児童に対し、毎朝、2~3の物語を選び、読み聞かせも行われています。 図書館は児童だけではなく、村民の利用でき、学校を開場した会合のタイミングや児童を学校に送り迎えに来る保護者や中学生、高校生も本を借りに来ます。<2020年度に実施したモニタリングの報告書より>


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エファジャパン理事の高橋篤様より、応援メッセージが届きました。ラオスの子どもたち、現地の先生方やスタッフへの心こもったメッセージ、現地へしっかり届けたいと思います。そしてエファジャパンスタッフへのメッセージも。励みにして引き続き目標達成を目指します!------------------------------------------------------------高橋篤様(エファジャパン理事)今でこそSNSなどが幅を利かせていますが、私が幼いころは図書館で本を探して読むことが唯一の楽しみでした。本を読むことが、自分の知らない世界を知り、そして自分の周りだけが世の中ではないことを知り、そして自分自身を知ることにつながりました。今回のエファのプロジェクトは、そういう意味でラオスの子供たちやそれを支えておられる大人たちにとって非常に大切な取り組みとなると思います。私は子供たちにはこういうことを伝えたい。「世界にはあなたたちの知らないところにいっぱいお友達がいるよ。きっとあなたたちが大きくなる頃にはもっと素晴らしい世界が待っているよ。だから、今を大切に、そして、夢と希望を抱いてたくさんの本を読んでね。私たちはそういうあなたたちを希望に歩んでいきたいと思います。」そして、ラオスで障害児教育に携わっておられる先生方、現地のスタッフの皆さんへ。「日本でも障害児教育は困難を極めています。しかし、日本は恵まれています。ラオスで障害児の子供たちのために、一生懸命教えておられる先生方の日々のご奮闘が目に浮かぶようです。障害児教育はおそらく模範的な指導方法はないのだと思います。一人ひとりの子供たちに応じた対応が必要なのですよね。だからより難しい。そして、それに加えて「障害」に対する社会の意識も同時に変えていかなければ何も変わらないことがより教育を阻害する要因になります。先生方にはぜひ今まで以上に子供たちに寄り添って、本を通じて夢を語ってあげてください。子供たちが大人になる時に、障害を持つ人たちが自ら生きやすい社会になるように。」最後にこのプロジェクトを推進しておられるエファジャパンのスタッフの皆さんへ。「ラオスの子供たちやスタッフの皆さんがこのプロジェクトを通じて少しでも元気になってもらえるように、日本中でこのプロジェクトを広げて、大きな取り組みになることを願っていますし、私自身もできるだけの努力をしていきたいと思います。大変だとは思いますが、私たちは決してひとりではありません。みんなで一緒になって、頑張っていきましょう。」一冊の本がどれほど子供たちを元気づけるか、子供たちの笑顔を皆さんも思い出してください。