こんにちは!エファの高橋です。クラウドファンディング終了の3/31まで、残り5日となりました。目標達成まで約40%!エファのスタッフ全員、達成を信じて走っています!応援いただけましたら幸いです。本日はエファの海外事業担当、鎌倉よりメッセージを投稿させていただきます。■海外事業担当、鎌倉幸子より(動画と文章は同じ内容です)エファジャパン海外事業担当の鎌倉幸子です。人間に衣食住が重要なことは、疑いようのない事実です。それに加えて生きるために必要な情報は、生活を潤す水のようなものではないでしょうか。しかし世界には情報を伝えるツールである本を読めない人たちがいます。とくに内戦や紛争を経験した開発途上国の中には、本自体があまり出版されてないところがあります。また本が出版されていたとしても、障害がある子どもたちにとって適した形になっていないので、読むことができない、情報を得ることができない現実があります。エファジャパンは、障害のある、なしに関わらず、子どもたちが生きるために必要な情報を得てもらいたいと願っています。適した本が存在しないのであれば、つくればいい。そう決意をして4月以降、教材の開発を進めることになりました。クラウドファンディング「本の飢餓から子どもたちを守りたい。ラオス障害児にバリアフリー図書を」にぜひご支援をお願いします。
クラウドファンディングへのご支援ありがとうございます。本日は、今回のプロジェクトで支援するサパントング・ヌー小学校の子どもたちへのインタビューを紹介します。新しい本を読むのを心待ちにしている子どもたち。皆さんからのご支援を、大切にお届けさせていただきます。Phetpanom Bouavongさん(16歳 5年生、自閉症)Q. 学校で勉強をするのに大変なことはありますか。A. 特に問題も大変なこともなく過ごしています。Q. 本を読むことはありますか。 A. 算数の本が好きなので読んでいます。Q. 将来の夢は何ですか。A. 先生になることです。Inthasone Sivorasaneさん(12歳 4年生、自閉症)Q. 本を読むことはありますか。 A. 物語の本が好きでよく読んでいます。Q. これからどんな本を読みたいですか。A. 1つの本の中にたくさんの物語が入っているような本を読みたいです。Q. 将来の夢は何ですか。A. ITで働くことです。
クラウドファンディングも残りあと7日となりました!エファの高橋です。ラオスのこと、エファのこと、そして支援者の皆さんにいつも以上に向き合う時間となっている気がします。終了まで一日一日を大切にしていきたいです。本日は、2月の小学校視察時に行った先生へのインタビューをご紹介します。■Sampou先生(Ang Yai小学校)Q. あなたの人生を変えた本は何ですか?A. 学生の頃読む本は非常に限られていましたが、教師になる勉強を終える頃「夢の先生の人生」という名前の本を見つけました。それは私の人生と一致しました。教師の人生の非常に良いところを説明しており、教師という仕事を誇りに思いました。Q. 小学校の先生になった理由を教えてくださいA. 父に先生になってほしいといわれたことが、最初のきっかけです。先生になってみると、自分は子どもが本当に大好きだなと思います。小学校の児童はまだ無邪気で、よい大人になるために私たちの言うことに一生懸命に耳を傾けています。この年齢だからこそ、彼らは良い教育を受ける必要があります。Q. 小学校の先生になってよかったと思うのはどのようなときですかA. 子どもたちが勉強し、学ぶことができているのを見たときです。村の一部の家族は非常に貧しく、子どもを学校に通わせていません。あるご家庭で私がお話をしたところ、子どもを学校に通わせることにしてくれました。Q. ラオスで、小学校の先生が抱えている問題や困っていることはありますか。また、日本の先生たちと話してみたいことはありますか。A,日本の先生から新しい教え方を学びたいですし、経験豊富な先生から効果的な教え方を学びたいです。子どもたちと一緒にどのような活動ができるのかも話してみたいです。■Vannaly Souvanthong先生(Phaxay小学校)Q. あなたの人生を変えた本は何ですか?A. 先生の生き方について書かれた本です。Q. 小学校の先生になった理由を教えてくださいA. 子どもが好きで、またラオス語が好きだったからです。Q. 小学校の先生になってよかったと思うときはどのようなときですかA. 私が教えることで、子どもたちが目標に向けて何らかの改善をしているのを見るときです。また、子どもたちの笑顔を見たときも、先生になってよかったと思います。Q. 小学校の先生が抱えている問題や困っていること、日本の先生たちと話してみたいことはありますか。A. 読み書きの方法を知らない新入生がいるときや、全くコミュニケーションが取れない自閉症児がいるときに困ってしまうことがあります。日本の先生たちとお話してみたいです。
クラウドファンディングも残り8日、皆様ご協力をありがとうございます。本日は、過去にエファが支援した、ビエンチャン都タトーン村小学校から届いたメッセージを紹介します。■チャプソーン・カンポンさん(小学校5年生、10歳)のメッセージ新型コロナウイルス感染症で去年の4月に学校が休校になってしまいました。長い間ずっと家にいたので、また学校に行くことができてとてもうれしいです。学校に行けなくて、友だちにも会えなくて、寂しかったです。学校が再開したのでまた図書館に通い、本をたくさん読みたいです。僕は、絵本や動物が出てくる物語が大好きです。本から色んなことを学びたいです。本が僕の力になってくれることを願っています。両親に図書館の本のことを話すと、とても興味深そうに聞いてくれます。僕の父親はお医者さんです。だから、僕は健康に関する本を借りてくるように頼まれました。両親と一緒に本を読みたいです。■タトーン村小学校での支援活動について自治労新潟県本部より、絵本を中心とした子ども用の本を購入し、寄贈しました。2021年4月より、ラオス国内における新型コロナウイルス感染症の感染者が激増したため学校が閉鎖され、児童は自宅待機、自宅学習を余儀なくされました。教員が家庭訪問などをして子どもの様子を見ていましたが、ひとりの児童にかけられる時間も長くは取れない状態でした。図書館では、児童が自分の好きな本を手にして読む「読書活動」の時間を設けています。図書館は毎日開館しており、開館時間中は、児童はいつでも図書館の中で本を読むことができます。また図書の貸出も行っているので、休み時間内に読み終えられなかった児童は、本を借りていくこともできます。毎週水曜日の午後には、図書館の外のスペースを利用して、教員による読み聞かせ、生徒による音読、ゲーム、歌唱などの読書推進活動を実施しています。<2020年度に実施したモニタリングの報告書より>
こんにちは、エファ事務局の高橋です。本日は、カンボジアとエファ海外事業担当 鎌倉幸子(かまくらさちこ)の話をさせていただきます。▶︎参考:ラオスとエファ事務局長 関尚士(せきひさし)の話はこちら鎌倉は、18歳よりアメリカの留学・勤務経験を経て、1999年、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会カンボジア事務所に入職しました。図書館事業課コーディネーターとして行った事業の一つが、ポル・ポト政権下で失われた物語をよみがえらせる仕事でした。本ページの写真は全て2022年7~8月、エファのカンボジア出張時のものですカンボジアは、1970年から1998年まで30年にも及ぶ内戦状態にありました。多くの学校や図書館は、処刑場や刑務所として使われました。図書館員は殺害され、図書館の蔵書の大部分が焼却されたといいます。ほとんどの本はゼロから作り直さなければならなくなりました。赴任当時のカンボジアは高齢者が人口に占める割合が3%程度。内戦で体力のない高齢者の多くが亡くなったからです。鎌倉は、「いま、物語を聞き取らないと、絶滅してしまう」と、村々を回り、民話を収集しました。カンボジア各地に、その地域にまつわる民話があります。「カンボジア人は龍の子孫だからさ」と楽しそうに物語を話す村人の顔を見ながら、鎌倉は「カンボジアは物語でできた国だ」と思いました。ポル・ポトの恐怖政治と闘ったカンボジアの人々。絵本や紙芝居を出版する過程で「私たちは祖先から伝わる物語の根を途切れさせない」と多くの人が口にしたそうです。「カンボジアで本や紙芝居をつくることは、ただ教材をつくることではなかった。失いつつあったこの国の『物語』を、カンボジアの人の『記憶』と『自身の手』でよみがえらせることだった」と鎌倉は感じました。鎌倉は、9年間、カンボジアで絵本や紙芝居の出版、図書館建設、学校の図書室の設置、図書館員育成に携わりました。こうした経験が、現在のエファの活動に活きています。さて「海外事業担当の鎌倉のことをもっと知りたい」「カンボジアの経験談を聞きたい」と思ってくださった方は、ぜひぜひエファのオンライン飲み会へご参加ください。皆様とお話しできるのを楽しみにしています。◆◇◆エファ「海外駐在話」をつまみに飲む会◆◇◆開催日:3-22(水) 21:00 - 22:30開催方法:Zoom 途中入退室歓迎!参加費:無料お問い合わせ: info@efa-japan.org趣旨:【エファスタッフと一緒にゆるりと飲みませんか?】東南アジアの国々で教育福祉支援を行うエファジャパン。支援の現場に根差し、現地の行政やNGOと密に連携して活動しています。エファのスタッフは、ラオス、カンボジアでの長い駐在経験もあり。そんな海外支援の現場では、涙の感動ドラマから笑ってしまうようなハプニングまで、話のネタは尽きません。エファスタッフが海外支援事業にこめる等身大の想いもお話します。しばらく海外に行けていないあなたも、アジアの風を感じながら、飲み物片手にゆる〜りとお話しませんか?※参加者様と双方向に会話させていただく交流イベントです。ぜひおしゃべりしましょう!※ビデオオフ・マイクオフでの「耳だけ参加」も大歓迎!▼お申込みはこちらGoogleフォーム もしくはFacebookイベントページにて受付中。飛び入り参加も大歓迎です!(参考資料)シャンティ国際ボランティア会 「【寄稿】カンボジアで絵本と紙芝居をつくる(鎌倉幸子)」(最終閲覧日 2023/03/18)