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本の飢餓から子どもたちを守りたい。ラオス障害児にバリアフリー図書を

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

「本の飢餓」障害者が利用可能な書籍が限られていることをそう呼びます。発展途上国では毎年出版される本の中でわずか1%以下。本がなければ価値観や想像力を養えず、生きるのに必要な情報も届きません。エファは、ラオスの障害がある子どもたちに、命と心の栄養である本を届け、思考とスキルの向上を目指します。

現在の支援総額

1,063,500

106%

目標金額は1,000,000円

支援者数

113

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/03/01に募集を開始し、 113人の支援により 1,063,500円の資金を集め、 2023/03/31に募集を終了しました

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キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

本の飢餓から子どもたちを守りたい。ラオス障害児にバリアフリー図書を

現在の支援総額

1,063,500

106%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数113

このプロジェクトは、2023/03/01に募集を開始し、 113人の支援により 1,063,500円の資金を集め、 2023/03/31に募集を終了しました

「本の飢餓」障害者が利用可能な書籍が限られていることをそう呼びます。発展途上国では毎年出版される本の中でわずか1%以下。本がなければ価値観や想像力を養えず、生きるのに必要な情報も届きません。エファは、ラオスの障害がある子どもたちに、命と心の栄養である本を届け、思考とスキルの向上を目指します。

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クラウドファンディングへのご支援ありがとうございます。本日は、今回のプロジェクトで支援するパサイ小学校の子どもたちへのインタビューを紹介します。新しい本を読むのを心待ちにしている子どもたち。皆さんからのご支援を、大切にお届けさせていただきます。Keonakone Mangkalaさん(11歳、自閉症)Q. 学校で勉強をするのに大変なことはありますか。A. 僕は自閉症があります。長い間覚えることができません。Q.本を読むことはありますか。 A. 絵がたくさん載っている本は読みやすくて好きです。マンガや、勉強をするための本をもっと読みたいです。Q. 将来の夢は何ですか。A. 警察官になること!Ar-thi-than Kommamuang さん(11歳、足が不自由です)Q. 学校で勉強をするのに大変なことはありますか。A. 学校には、一人で通学しなければならないので、交通量が多いときなど大変なこともあります。でも、友達がカートを押してくれるときもあります。Q.本を読むことはありますか。 A. 学校には今は読む本がなくて、移動図書館が来たらとにかく読むだけです。物語の本をもっと読みたいです。Q. 将来の夢は何ですか。A. スパイになりたいんだ!


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長きに渡ってエファに関わってくださっているご支援者さまより、応援メッセージをいただきました。エファが本を届ける活動をしていることに因み、子どもたちに読んでほしい本もお伺いしました。------------------------------------------------------------大島康治さま(全日本自治団体労働組合 岡山県関係職員労働組合連合 執行委員長)私はこれまでEfaJapanを通じ、労働組合という立場から支援に携わらせていただきました。その中で感じたことを少し書かせていただきます。日本では「当たり前」のことが、国が変われば「特別な何か」になる。 後進国(発展途上国)では、子供向けの絵本が本屋にもほとんど並んでいません。日本のようにお金を出せば手に入るとか、学校や地域の図書館に行けば、本を手にすることが出来る環境が整っていません。 しかし、国や地域は変わっても子ども達が絵本を手にした時の笑顔や読んで感じる喜びは万国共通です。以前、翻訳して届けた絵本を届けた時、同じ本を何度も何度も繰り返し読み返し、先生の読み聞かせでも子供たちが目を見開いて、真剣に、時には笑ったり、時には悲しそうに、時にはハラハラ・ドキドキしながら絵本を楽しんでいる姿を見た時に、子ども達に絵本を届けることの意味を改めて考えさせられました。 私自身もそうですが、子どもの頃に読んだり、読んでもらった絵本の記憶は今でも鮮明に残っていて、絵本を通して社会や友達との関係性、家族についても子どもながらに考え、想像し、少しずつ成長していくことが出来たと思います。絵本は現実社会では有り得ないようなことを疑似体験させてくれたり、更に想像力を働かせ、考えること、想像することが出来ます。 一方で、後進国では、小さな時から家事の手伝いや農作業などに否応なく従事することも多く、子どもらしい時間を過ごせない子供たちも多くいます。ましてや、障がいを持った子供たちに至っては、言わずもがなです。 こうした状況を変えていくためには、そのことに気付いた人たちが行動を起こし、変えるための取り組みを進めていく必要がありますが、限られた時間と人間でそれを行っていくには、どうしても限界があります。「1人の100歩より、100人の1歩」を 1人では出来ないことも、100人が少しずつ力を合わせることで、様々な可能性が広がっていきます。人と人との繋がりが100人が1,000人、10,000人になることで、より大きな目標に向かって進んでいくことが出来ます。 しかし、どんな可能性も「誰か」が行動を起こし、違う「誰か」が共感し、繋がり、その「共感」を、更に繋げていく地道な作業が必要です。 このページを見られている「あなた」が、その「誰か」になってください。私たち自身の暮らしも大変な時代です。その大変な中で、同じ「目標」に向かって、繋がっていく仲間が増えることで、「あなた」自身も少し変われるかもしれません。 一人ひとりの力は「微力」かもしれませんが、「無力」ではありません。「微力」を積み重ね、大きな可能性に向かって前に進んでいくために、「あなた」の力を少しお貸しいただけると嬉しいです。 最後までお読みいただきありがとうございました。好きな本、こどもたちに読んでほしい本●「へいわとせんそう」作「たにかわしゅんたろう」ロシアのウクライナ侵攻を受けて、毎日のように報道されるニュースなどを見ると、ウクライナの人たちに寄り添った報道ではあるものの、ロシアでも多くの人たちが亡くなっています。戦争と平和について考えてもらうために、自分の子どもに買った絵本がです。作者もロシアのウクライナ侵攻を受けて作られた絵本だとNHKの報道で知りました。●「きみのことが だいすき」作「いぬいさえこ」●「りんごかもしれない」作「ヨシタケシンスケ」自分が子どもの頃には無かった新作の絵本ばかりですが、どれも素敵な絵本です。


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こんばんは、エファ事務局の高橋です。おかげさまで、クラウドファンディングは25%達成まで来ました!応援のお気持ちに心から感謝いたします。このご支援が形になるイメージを持っていただきたい。そのためにも、エファが過去に図書館設置を行なった村の小学校からの報告を本日もお送りします。本日は、ビエンチャン都サントン郡サンパンナ村小学校から届いたメッセージを紹介します。■パリヤさん(10歳、4年生)のメッセージ図書館には毎週、来ています。物語や漫画本を読むのが好きです。ときどき歴史の本を読むようにしています。なぜなら先生が歴史についての宿題を出すこともあるし、友達が私の歴史のクイズをしてくるからです。そんなとき、私は答えを見つけに、図書館に駆け込みます。試験で合格点を取るために図書館はなくてはならない存在です。■サンパンナ村小学校での支援活動について自治労三重県本部のご支援により、2015年に図書室の設置を行いました。図書館ができる前は、小学校2年生になっても読み書きができない児童が多くいました。図書館ができて本が身近にある環境の中、児童の語彙力・国語力が向上しました。今ではサントン郡にある他の小学校と比較しても、サンパンナ村小学校の児童の能力が高いと評価されています。児童が自分の好きな本を手にして読む「読書活動」の時間を設けたり、授業で出された宿題に関する資料を探しに来る児童には、図書館員が参考となる図書を紹介したりするなどの学習サポートが行われています。<2019年9月1日〜実施したモニタリングの報告書より>


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3月1日に、オンラインイベント「ラオスの障害児教育と本の飢餓〜思考とスキル向上のための読書推進プロジェクト〜」を開催しました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!イベントでは、ラオス駐在経験もある事務局長の関と、海外事業担当の鎌倉より、ラオスの課題や取り組みについてご報告しました。▼▼▼報告の内容を一部抜粋▼▼▼・「世界で最も空爆を受けた国」といわれるラオスは、7,500万発の不発弾が残り、換算すると国民一人当たり10発以上の不発弾を抱えている状況です。これは障害者を生む一つの理由になっています。・ラオスの障害がある子どもの親にインタビューしたところ、「学校に通わせるとほかの子どもに迷惑をかけるのではないか」「村人に自分の子どもが障害児だと知られたくない」という声があがりました。・エファは、マルチメディアデイジーというツール(文字や音声、画像の再生ができるデジタル録音図書)により、障害児向けの教材を開発しています。音声のスピード、文字の大きさ、背景色など、自分にとって聞きやすく見やすい環境を選ぶことができます。エファは「誰でもつくれて、誰もがつかえる」教材を目指しています。ラオスの学校のようすと課題をご説明しました▼▼▼参加者さまからの声▼▼▼「ラオスの中の格差や障がいのある子ども達が教育にアクセスしにくい背景について、国の歴史、それを取り巻く国際情勢に至るまで分かりやすく順を追って説明頂き、問題理解が深まりました。」「ラオスの現状がよく分かった。それと、「本の飢餓」に取り組むこのプロジェクトの意義も方向性もよく分かった。」「ラオスの子供達の様子、文章などで読むよりも言葉できく方が現実的で、頭に入ってきやすかったです。」「ベトナム戦争の被害はラオスが深く受けているのですね。ベトナムとばかり思っていました。とても勉強になりました!」障害児向け教材開発に使用しているツールを、実際に体験いただきましたご参加いただいた皆さま、改めてありがとうございました。ラオスの取り組みに対する理解、仲間の輪を、今後も少しずつ広げていきたいです。また今度は、エファのメンバーが話すだけではなく、皆さんと双方向に交流するイベントを行いたいと考えています。ぜひご参加いただけるとうれしいです!


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クラウドファンディングにご協力いただきありがとうございます。本日は、今回のプロジェクトによる支援先であるパサイ小学校で、現地パートナーが聞いた先生のお話をご報告します。1年生を教えているVannaly Souvanthong先生のインタビューです。ラオスの小学校の先生の生の声を、ぜひ知ってください。Q. 児童の障害について、学校の先生はどのような点で困難を感じていますか?A. 日々新しい問題が起こるので学校生活でも苦労しています。特に自閉症の子どもとのコミュニケーションについて、新しいトレーニングが必要なのではと考えています。教師が自閉症の子を教えるためのガイドラインを作成したいと思っています。教師を助けてくれる本が必要です。Q. 障害児教育の課題を解決するために、ボトルネックとなっていることは何ですか?A. 自閉症児の育て方について親と協力することが、子供と教師にとって大いに役立ちます。 多くの場合、彼らは理解や受け入れることができていないのです。Q. エファは「本」が障害児とその家族の生活をより良くすると考えていますが、いかがでしょうか?はい、本は自閉症の子供たちとその親たちの生活を向上させると思います。本は子どもたちに自信と勇気を与えるのに役立ちます。自閉症の子どもは本を読むと気分が良くなりますし、本は子どもたちのスキルを開発することもできます。本があれば、自閉症の子どもたちとその親たちの生活が向上すると思います。障害のある子も読みやすい、文字/単語の少ない新しい本が必要です。特に、子どもたちは、絵や色の多い本が好きなようです。今回のプロジェクトで、私たちの小学校に本を提供してくれることへ感謝します。