砥石を購入される時に、まず最初に直面する問題が【砥石の種類多過ぎ】問題が挙げられます。
種類が多過ぎて初心者の方はどれを購入したらいいかわからない!
「高い砥石は良いのか?」「安い砥石は悪いのか?」
等々、色んな疑問が湧いてくると思います。
そこで、プロジェクトページには載せられなかった砥石の疑問に対しての回答をこの活動報告ページに載せていこうと思います。これで少しでも砥石の購入する際に、皆様の不安要素が取り除くことができれば幸いです。
ではまず最初の疑問に回答です。
砥石の種類の疑問
“プロジェクトページ内では、砥石の種類は大きく分けて【荒砥石】【中砥石】【仕上げ砥石】の3種類があると説明していたけど、今回のプロジェクトでは【荒砥石】と【中砥石】の2種類しか販売しないのはなぜか?”
この回答は簡潔にお答えすると、以下のようになります。
“ご家庭だと荒砥石と中砥石の2種類で十分鋭い切れ味が出せて、事足りるから”です。
つまり、一般の方々は【仕上げ砥石】は無理に買わなくていい砥石ということになります。
もちろん、研ぎ師の私は仕上げ砥石もたくさん持っていますし、使用しています。
ただそれは、仕事としてお客様からお金をいただいて研ぐので、それに見合う仕上りにしなければならないから使用しているだけです。
さらに、仕上げ砥石は高価なものが多いので、初心者の方に強くオススメすることはありません。
研ぎの技術が上がり、荒砥石と中砥石の2種類に満足できなくなったら、そこで初めて購入してみるのがいいと思います。
そもそも、【仕上げ砥石】はどんな時に必要なのか?
仕上げ砥石は、食材を切った時の断面をより綺麗にしたい時に使用します。
主に刺身等がその代表例になります。
滑らかな切れ味、食材の綺麗な切断面を目指したい人以外は、仕上げ砥石は特に必要ありません。
◆とにかくスパッと切れればOK!という人 ⇒ 中砥石までで十分!
◆滑らかな切れ味と綺麗な切断面を追求したい人 ⇒ 仕上げ砥石まで使用する!
という括りで判断してもらえれば大丈夫です。
プロジェクトページにもGIF動画として載せていますが、荒砥石と中砥石の2種類を使用するだけでトマトや鶏肉(鶏皮)が簡単に切れる切れ味が手に入ります。
皆様のご参考になれば幸いです!!
それでは、また次回別の疑問にお答えいたします!!