ジセダイ歴史文化継承研究所の石井です。柏市指定文化財になっている十二座神楽は、毎年10月17日に神明社の神楽殿で奉納される神楽です。少なくとも江戸初期には既に行われていた神事で、初めて十二座神楽を見たとき、その時空を超えた美しい世界に酔いしれました。また、この伝統芸能が地域の方々の尽力により、現代の柏に継承され残されてきたことに感銘を受けました。2021年に再建された神楽殿は、神明社を訪れるたびに、キラキラ輝きを放ち、「10月17日には来てね」と誘っているかのようです。ぜひご覧になってみてください。
地域読み聞かせボランティアの森嶋です。縁あって8月中旬にこども図書館での行事としてかるた会をさせていただきました。 同じ音で始まる取り札が複数、それも沢山あるのは驚きましたが、それが却って内容をよく聞かないと取れないスリルを生んで、「かざはやなんぶって何?」という地域外のお子さんでも夢中でした。終わってから「どこで買えますか?」と何回も聞かれました。「買えないんですよ、図書館で借りられます」としか答えられなかったのが残念でしたので、ぜひ増刷が叶いますように。 ちなみに私の推し札は「た」で始まる学校二つ(最難関!)と「富士塚」です。※編集者注:札を取ろうとしているお子さんの手元には、難関「た」の「高柳小学校」の札があります。
風早南部かるたプロジェクトチーム代表の輿石です。クラウドファンディングの募集終了まであと20日ほどですが、37名の方から467,000円のご支援がありました。ありがたく厚くお礼申し上げます。目標金額550,000円まであと90,000円ほどなので、達成するよう頑張ります。引き続きご支援よろしくお願い申し上げます。さて、今週の2月11日(日)13:30~15:30、風早南部地域藤ケ谷地区の藤ケ谷区民館で風早南部かるた取り大会を開催します。地域と小学校にチラシでご案内しましたので、たくさんの親子の皆さんが参加してくれたらうれしく思います。お待ちしております!
柏市生涯学習課の岩渕です。高柳駅からほど近い小さな山に、少しの石段と小さな祠があります。ここは富士塚と呼ばれています。長い旅をすることが難しかった昔、遠くに見える雄大な富士山に憧れた人々は、地元のこの小さな山を「富士山」とし、ここに登ることで富士山に登ったことにしていたのだそうです。畏敬と信仰の想いを寄せていた皆さんのロマンと情熱を感じます。ぜひ足を運んでいただき,高柳の富士山に登ってきてみてください。
ジセダイ歴史文化継承研究所の石井です。神明社は、境内が厳かな清々しい空気に満ちていて、地域の方々はもちろん、訪れる方々を優しく包んでくれる懐の深い神社だと感じています。柏は、平安時代末期には伊勢神宮の神領とされた相馬御厨の一部でした。鎌倉時代末期の創建といわれる神明社は、伊勢神宮の神霊を分祀したとされ、参道は伊勢神宮に向かっています。参拝した帰りに、この絵に描かれた鳥居をくぐるとき、はるか先に伊勢神宮があることを想像してみてください。距離の長さだけでなく、時間の長さをも感じられるような気がして、いつも心が震えます。